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全国第2位の小麦生産量を誇る小麦王国である福岡県。その中でもうきは市は、島原・神埼と並ぶ「九州三大麺どころ」として歴史を刻んできました。旧浮羽郡時代には福岡県の乾麺の約8割もの生産量を支えていた、まさに小麦の聖地なのです。
しかし、こんな小麦の代表的な産地であるうきは市であっても、人々が使用しているのは外国産小麦が多く使用されている小麦粉です。その背景には「小麦粉の国内自給率の大幅低下」がありました。小麦粉を作る製粉業者は国内の小麦に外国産の小麦を混ぜて小麦粉を作り、販売していたのです。
近年では外国産の小麦粉との競争に苦戦し、一時4%まで低下した自給率も、現在は品質も上がり15%程度まで回復。しかし、国際的な穀物不足も問題となっており、益々食料自給率をあげることが必要になってきました。
そこで私たちは、4年前、志を同じくする仲間たちと『うきは「小麦」活性化プロジェクト』を立ち上げ、産地限定の小麦粉として初年度から生産を開始。3年目に「うきはん小麦」として商標登録しブランド化、多くの加工製品も作り、自治体や教育機関と協力しながら体験やワークショップなどを企画するなど、これまでうきはん小麦を広める活動を行ってきました。
しかし、うきはが小麦の中心産地だということはもちろん、地元のブランド小麦である「うきはん小麦」の知名度はまだほとんどありません。
「うきはの小麦の良さを知ってほしい」「安全安心な小麦だからこそみなさんに食べていただきたい」そして、これからさらに小麦を通した地域活性化を進め、うきはん小麦の魅力を全国レベルで発信していきたいと考えています。
今回は”うきはん小麦の拠点”を作るためのクラウドファンディングを実施。うきはん小麦活性化プロジェクトの大きな一歩となるこの挑戦を、ぜひ応援してください！
うきは 「小麦」 活性化プロジェクト 代表
うきは小麦新商品開発協議会 会長
松尾 潤一氏 福岡県大牟田市出身、福岡市在住。1969年1月14日生まれの56歳。
1992年、福岡銀行入行。企画部門経験 (総合企画部、 営業企画部等) 10年、営業店経験 (吉井支店、雑餉隈支店、東京支店等)。 現在は関連会社である福銀事務サービスの代表取締役を務める。
今回のクラウドファンディングを通して私たちが実現したいのは、小麦を通じて人々が集い交流できる地域の拠点づくりです。
建設地はうきは市浮羽町三春地区にある農民劇団創設者の生家跡地という農民文化に縁が深い場所を予定しています。まだ生家の面影が残る場所のため、今回ご支援いただいた支援金でまずは土地の整備を早急に行いプロジェクトを前進させます！
完成イメージ図
私たちが作るのは、うきはん小麦を使用した商品を販売するショップや体験施設が併設された複合施設。この場所を通して人が集まることでコミュニティーが生まれ地域が活性化しますし、同時に「うきは小麦」の魅力もより多くの人に伝えるきっかけとなるはずです。
完成イメージ図
また、敷地内には場所に縁のある農民劇団の「円形劇場」をイメージした広場を作り、広場でのイベント開催なども想定しています。
地元市民はもちろん、国内観光客やインバウンドなど多くの人がこの場所を訪れうきはん小麦と文化に触れられるきっかけを作ることを目指します！
メインショップでは、今回のリターン品にもなっているうきは小麦を使った様々な商品を販売予定です。また、うきはん小麦を使用した、パンや麺や洋菓子（バウムクーヘンを計画中）作りなどの体験ブースも複数設置し、小麦の美味しさを実際に感じていただける空間を作ります！
建設地となるのは、農民劇団「嫩葉会（わかばかい）」設立者である医師・安元知之氏の生家跡地。この場所は、うきはの文化や伝統と深いゆかりがあり、地域の歴史を伝える意味でも最適な立地です。
安元知之氏の生家跡地
今回、農民劇団の団結の場所であった円形劇場ができてから100周年という節目の年であり、また、安元知之氏の孫にあたる安元知臣氏逝去に伴い、故安元さんの希望であった、劇場のように人の集まる賑やかな場所にしたいとの意向を受け継ぎ、この場所に拠点を作ることを決めました。
農民劇団「嫩葉会」とは、大正時代、医師・安元知之氏の指導のもと結成された日本初の農民劇団の一つです。
農民自身が俳優として参加し、地域活性化と文化発信を担う画期的な活動でした。最盛期には約60人が所属し、武者小路実篤や小山内薫、チェーホフなどの名作を上演。久留米市や日田市でも公演を行い、九州の文化拠点として機能していました。
安元知之氏と当時の野外円形劇場
1925年には嫩葉会の提案で、古代ギリシャ劇場を模した石造りの野外円形劇場が完成。約330人の村民が総出で工事に参加した、まさに地域一体の文化プロジェクトでした。しかし、安元医師の夭折により本人がこの劇場で演じることなく、1928年に解散し、劇場も歴史に埋もれることに。
復元整備された円形劇場跡地
2015年の発掘調査で劇場跡がほぼ完全な状態で発見され、復元整備されました。現在は安元氏の記念碑がある生家跡地を整備し、100年前の文化的挑戦の精神を受け継いだ、小麦のみではなく文化の交流拠点として、新生させたいと考えています。
産地限定「うきはん小麦」の生産を始めて3年。商標登録を取得し、加工品も次々と誕生。有名店でも使用していただけるようになり、その魅力とうきはの名前が着実に広がっています！
うきは小麦の最大の特徴は、圧倒的なミネラル含有量です。その秘密は立地にあります。筑後川という一級河川が「暴れ川」と呼ばれるほど氾濫を繰り返し、その度に山の養分豊富な土を運んできます。うきは市はその筑後川の出口、つまり筑紫平野の玄関口に位置しているのです。約360年前、この筑後川より命を張って治水工事を行なった「五人の庄屋」の功績も歴史の一コマです。
さらに筑紫平野は太古の昔、海だった場所。海水由来のミネラルが土壌に豊富に含まれ、耳納山地からの清らかな水が複合扇状地という特殊な地形を通じて流れ込みます。
この恵まれた環境こそが「フルーツ王国うきは」を支え、米や麦も格別な美味しさを生み出しているのです。
うきは市では強力粉、中力粉、薄力粉の原料となる全ての品種が生産されており、様々な食品への加工が可能です。
特筆すべきは、製粉過程に「石臼」を使用していることです。これにより香りと風味を損なうことなく、キメ細かい粉質とアミノペプチドの豊富さを実現。独特のもちもち食感が生まれ、小麦本来の香りも際立ちます。大手製粉会社では実現できない、こだわりの品質です。
海外から輸入されてくる小麦は、運送中に品質を落とさないために通常防腐剤処理が行われています。こういった化学処理が近年増えている小麦アレルギーの一因とも言われているのです。うきはん小麦は100%うきはで作られた国産小麦なため、安心してお召し上がりいただけます。
これまで、うきはん小麦の魅力を一人でも多くの方に知っていただくための様々な活動を行ってきました。まだまだ道のりは長いですが、少しずつ、うきはん小麦の輪が広がっています。
長崎県佐世保市のご当地グルメとして全国的に有名な『佐世保バーガー』様をはじめ、全国の人気店の『GEORGES MARCEAU』様や、『リストランテKubotsu 福岡』様などで料理に合わせてうきはん小麦を使用していただいています。
有名レストランの料理人にもうきはん小麦の品質と魅力を認めていただきました。
まずはうきはで作っている小麦について知っていただくために、毎年農業体験を行っています。季節に応じて「GPS機能を用いたスマート農業による播種（種まき）体験」「伝統的な手法による麦踏み」「収穫体験」が体験可能。
実際の農作業の他にも、小麦づくりの歴史や文化・伝統について学ぶ機会を提供しています。
地元の高校生と一緒に、『GEORGES MARCEAU』小西晃治オーナーシェフ指導の下、うきはん小麦と地元食材を使用した調理実習を行っています。浮羽究真館高校では2024年4月から「小麦プロジェクト部」という部活動として私たちと一緒にうきはん小麦プロジェクトに取り組んでくれています。
チュロスやハンバーガー、手打ちうどん、かき揚げ&すいとんなどこれまで数々のレシピを考えてきましたが、その中の一つである『うきはん小麦の抹茶ブラウニー』は実際に商品化もしました！
「親子麺打ち体験」や「パンケーキトッピング体験」など、小さなお子様でも楽しんでいただけるワークショップも開催。これらのワークショップは親子連れに大人気で、麺打ち体験では53組もの方が体験してくださいました！
私たちはこのように、小さなお子様から学生、親世代まで全ての年齢層の方に体験を通してうきはん小麦に触れていただき魅力を知っていただく機会を作っています。
うきはん小麦を使用した製品をご家庭でお楽しみいただけるコースをご用意しています！このほかにも体験型リターンもありますので、ぜひこの機会に完全国産うきはん小麦の魅力を満喫してください！
その他のリターンは『プロジェクトを支援する』ボタンよりチェックしてください！
拠点を作るためには、土地の整備はもちろん、古民家の取り壊し、敷地内にある記念碑の周囲設備設置、敷地内の蔵の内部整理などまだまだたくさんの作業を行う必要があります。
今回のプロジェクトはご支援いただいた支援金はその第一ステップである「土地の整備」費用に充てさせていただきます。
8月11日：クラウドファンディングスタート
9月30日：クラウドファンディング終了
10月以降：順次リターン品発送
11月23日：嫩葉会円形劇場誕生100周年イベントを実施予定
株式会社みずほファーム 取締役
石井康太さんはじめまして。起案者の松尾と共にうきは「小麦」活性化プロジェクトのメンバーとして活動しています、小麦農家の石井です。
父が小麦農家を営んでいたこともあり15年前から小麦生産に携わってきた私にとって、これまでの小麦づくりは「JAに出荷したらそこで仕事が終わり」でした。それが当たり前のことだったので疑問に思ったこともありませんでしたが、松尾からプロジェクト参加の打診を受けた時、素直に「国産小麦とその後」に興味を持ったのです。
そしてこのプロジェクトを通じて、自分たちが育てた小麦がどのように加工され、地元の人々の食卓に届くのかを実際に目にできるようになりました。100%うきは産の小麦を、私たち生産者も初めて味わうことができたのです。
うきはの土地は安定して高品質な小麦を育てる力を持っています。この恵まれた環境を活かし、特定のお店だけでなく、地域全体で「うきはん小麦」を愛用していただけるよう取り組んでいきます。
そして将来は地域外から多くの人が訪れ、小麦を中心としてうきはの魅力を発見できる。そんな交流拠点を創り上げたいと考えています。
あなたのご支援が、うきはの新たな歴史の扉を開きます。ぜひ、私たちの挑戦にお力をお貸しください。
最新の活動報告
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あと1日 台浮縁日でも大好評！体験できる施設の新設に向けて
2025/09/30 08:34台浮縁日 親子麺打ち体験大好評でした9月28(土）・29日（日）に実施された台浮縁日、親子麺打ち体験は今回も大好評でした【台浮縁日報告】開催日時 ：9月28日（土）・29日（日）11:00〜16:00実施会場 ：JA耳納の里特設会場出し物 : 親子麺打ち体験参加者親子：約50組毎回大好評の体験イベント近い将来、常設の体験型施設の新設を計画していますあと1日、温かいご支援宜しくお願いいたします！ もっと見る
支援者のみなさまからの温かいコメントを一部ご紹介します
2025/09/28 01:04ご支援いただいた方からの応援メッセージの一部をご紹介しますたくさんの心温まるメッセージ有り難うございます＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_7db6fe83c5e4 様安元知之の顕彰にご尽力くださり、ありがとうございます。うきはの地域活性化にもご協力できること、うれしく思います。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_ea6b191bc474 様安元知之の孫です。祖父の業績を讃え、保存してくださりありがとうございます。小麦プロジェクトの成功を祈ります。小麦プロジェクトの成功を祈ります。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠食農みらい 代表 中小企業診断士 八尋建樹 様 福岡を拠点に中小企業診断士として活動しております。次世代に続く農林水産業をテーマに活動しており、地元の小麦の魅力を発信し地域の食文化の継承しようとチャレンジに賛同いたします！本プロジェクトのリターンは、うきはの小麦や特産のフルーツをたくさんの方に楽しんでもらいたいという想いが込められており、とても魅力的でお得なリターンが多く用意されています。ぜひ皆さまにもご支援いただき、うきはん小麦を一緒に盛り上げていきましょう！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠dragonsnake 様うきはのために頑張って頂いている姿！いつも感謝です！応援させて頂きます♬＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠63f750803cc4 様プロジェクトの成功をお祈り致します。国産小麦の自給率が上がりますように!＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_e4ac2962da24 様私は浮羽出身です。応援しています！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_46c65d2afa24 様うきは産小麦の魅力が全国に広がりますように！頑張ってください！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_c5f37af30ad4 様クラウドファウンディングの成功と、事業の成長と繁栄を祈っております‼＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠hiyatoma 様国産小麦支持！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_29582e467c64 様うきは市に行ったことが無いので、応援しつつ、リターンで体感しに行きたいと思います。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠guest101454e3afd4 様蔦屋書店でいただいたお菓子、美味しかったです。頑張ってください。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_e7e32f73d494 様うきはの小麦が広く知られる事で、うきはの小麦を使用する飲食店や新たな食文化が創造されるのを期待しています。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠7f6c111a8b54 様未来の子供たちの為にも、頑張って下さいね。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_7dea869a0634 様夢のある取り組みですね！応援してます！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_e98e9504b364 様インスタから情報を知りました！少しでもお力になれたらとプロジェクトの応援させていただきます！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠guestd92ee2a26354 様地域創生、地域保全、食糧安全保障などなど、いろんな意味でとても貴重な取組みを行っていらっしゃると思います。これからも大いに期待しとります！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_16eb1da5d074 様アンテナショップ完成を楽しみにしてます、応援しています！頑張ってください！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠user_2ae8b0d10674 様日本の大地から食料を支え、安元先生の地で地域の皆様のご活躍を陰ながら応援させて頂きます。＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠kdouble0716 様うきはの小麦が日本一、世界一になるように応援しています！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠yasmae 様円形劇場の活用で道の駅の魅力も更にアップ！渋滞悪化が心配ですが、うきは活性化のため頑張ってください！＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠他にも多数いただいておりますが、全部ご紹介できずすいません！あと3日です！ご支援宜しくお願いします‼ もっと見る
西日本新聞に掲載されました
2025/09/26 02:562025年9月24日 西日本新聞朝刊で掲載されました。日本で最初の農民劇団発祥の地を整備し、同様に歴史と伝統のある「うきはの小麦文化」を伝えていくものです。今は鬱蒼とした場所となっていますが、人の集まる場所に整備することを起点に、歴史・文化・伝統を後世に繋いでいきたいと思います(^○^) もっと見る
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