【こども・若者の自殺防止】専用電話新設・掲示板機能向上し、心の声を受けとめたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

過去最多となった小中高生の自殺。10代の死因第1位は「自殺」で、2位の「不慮の事故」の約4倍にのぼります。27年間自殺防止活動を続けてきた私たちが、子ども・若者たちに寄り添った新たな窓口づくりと掲示板の対応機能強化を目指します。あなたの支援が、こども・若者たちの明日を支えます。

現在の支援総額

2,020,000

101%

目標金額は2,000,000円

支援者数

86

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 86人の支援により 2,020,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

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【こども・若者の自殺防止】専用電話新設・掲示板機能向上し、心の声を受けとめたい

現在の支援総額

2,020,000

101%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数86

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 86人の支援により 2,020,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

過去最多となった小中高生の自殺。10代の死因第1位は「自殺」で、2位の「不慮の事故」の約4倍にのぼります。27年間自殺防止活動を続けてきた私たちが、子ども・若者たちに寄り添った新たな窓口づくりと掲示板の対応機能強化を目指します。あなたの支援が、こども・若者たちの明日を支えます。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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※このプロジェクトでは、「18歳までのこども」を「こども・若者」と表現し、対象としています。これはこども基本法やこども家庭庁の方針をもとに、「こども」と表現しています。19歳以上の方は、通常の夜間に電話対応をします。

 また、自ら亡くなるざるをえなかった死を「自殺」と表現しています。これは予防対策などの観点からこのような表現にしています。

 

「ビフレンダー」とは、
「be+friending=友達になる」という意味です。


 現在、私たちの夜間電話相談には高校生〜20代、30代から多く電話が寄せられています。しかし、小中学生からの電話は極めて少ないのが現状です。電話代が気になることや、親の目を気にしてかけづらいのかもしれません。電話で知らない人と話すということは、なかなか勇気のいるものです。

              電話相談の様子

当団体の大野理事長が、当プロジェクトに関心を持ったジャーナリストの佐藤光展さんがインタビューにいらっしゃってYouTubeにアップしていただきました。


 昨年、小中高生の自殺者数は統計開始以来、過去最多となりました。これだけ自殺が増加しているのに、こどもたちに当センターの存在が届いていないのか、敷居が高いのだろうか、誰にも気持ちを伝えることができずにいたのではないか、というこどもたちを思うと、心が痛くてたまりません。

また、こども家庭庁の調査(2025年2月)によると、こどもの自殺を社会課題と認識している割合は、大人(19~59歳)が【強く認識している】【どちらかといえば認識している】が約62%にとどまるのに対し、15~18歳のこどもは約83%と高いことがわかっています。こどもたちは、大人が思う以上に自殺を身近な問題として捉えていることがわかりました。 

さらに、【深刻な悩みを持つこどもに対し行動を取ったことがある】とした大人は8.5%だったのに対し、こどもは20.7%と多く、こどもたち自身が仲間を支えようとしている実態も明らかになりました。

ーこども家庭庁が全国の15歳から59歳の男女を対象とした「子供の自殺に関する意識調査」の調査結果 2025年2月28日


 コロナ禍以降、こども・若者たちの生きづらさはさらに深刻化しています。不登校児童生徒数は10年連続で過去最多を更新し続けています。深刻な悩みを抱えていても、誰にも言えない」「相談したくない」ことでさらに孤立して追い詰められているのではないかと感じます。こども•若者世代は、掲示板、チャットやテキストベースを想像しますが、あえて電話を選んだのは、「人間らしく」考えや気持ち・感情を言語化し、声に出して電話を通じて相手に伝えること、人に話を聴いてもらうことに意味があるとわたしたちは考えているからです。言葉にできない声を出せる、今誰かと繋がることができる、今だれかと一緒にいる、独りじゃないんだ、と思えることが重要であるためです。


私たち「(認定)特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター」は、世界40カ国以上で活動する国際ビフレンダーズの加盟団体として、日本では東京、大阪、愛知、宮崎で活動しています。無償ボランティアのビフレンダーが電話で話している間は”友達のように苦しむ人のそばにいること”を目指し、自殺を考えるほど孤独や絶望を感じている方々へ、夜間•365日、27年間寄り添う活動を続けてきました。東京以外でも全国から電話を受けています。

自殺防止センターのホームページ|電話窓口案内

わたしたちの特徴は、徹底した傾聴と寄り添いの姿勢にあります。相談者の感情に寄り添い、受け止めて、共に考え、話を聴いています。相談は匿名で行われ、プライバシーは厳守されます。電話番号の検索も行わず、相談内容が外部に漏れることはありません。



「宛名のない手紙」は、サイト内で悩みが投稿できる、掲示板のようなページです。ボトルシップを海に流すように、自身の思いをコメントする事ができます。

こちらからサイトの閲覧も可能です

人と繋がらなくても良い、自分の自由な時間でメールを送ることができます。リアルタイムでつながらなくても良いという利点もあります。自分の書きたい気持ちを文字に残したい方に向けた方法です。宛名の無い手紙では、「死にたい、消えてしまいたい思い」「自死で大切な人を亡くした思い」「死にたい、消えてしまいたいを支える人(ご家族・支援者)の思い」の3つのテーマで手紙を書くことができます。返事はなく、一方通行の手紙です。宣伝をしていないのにも関わらず反響を呼び、わずか1年余りで30,000件超もの声が寄せられています。



 上記の取り組みを進める中で、現在の体制では多様なニーズに対応しきれず、特にこどもたちの声を受け止める専門の窓口がないことが大きな課題となっています。研修体制の強化や人員の確保が急務です。そこでわたしたちは、得られた資金をもとに、こともたちの声を救うための3つの取り組みを実施します。                   

1.こども・若者の電話窓口の新設 こども・若者専用電話窓口の開設に向けて、環境整備を行い、まずは、期間限定で新設します。こちらの窓口では「18歳までのこども」を対象とします。こどもたちが相談しやすい時間帯に対応し、得られた資金を活用し、フリーダイヤルで通話料を気にせず相談できるための窓口を目指します。また今後も期間限定で年に数回から開始し、事業が継続できるように整備していきます。


2.質の高い相談体制を整える
 相談員の養成と研修プログラムを充実します。自殺防止センターでは、すべての差別や偏見を排除して相談活動を行なっています。こども・若者であっても、一人の人間として対等な立場で相談をしていきたいと考えています。こどもの相談に対応するには、こどもならではの配慮 が必要です。言葉で自分の気持ちを表現することが難しいこどもの声に耳を傾け、適切に受け止められるようにします。現代のこども達の心理社会的背景を理解し、専門家を招いた研修や、学会・外部研修等への参加を実施し、質の高い相談のための体制構築をします。


3.「宛名のない手紙」の対応機能向上と、こども・若者へ自殺防止の啓発コンテンツ・Youtube作成

 現在、「宛名のない手紙」の反響が多いため、スタッフが迅速に対応できるように、資金を活用し、手紙対応のシステム効率化を図るためのツール導入します。

 同時に、こども・若者向けに自殺防止啓発のためのコンテンツ、「ここに話しても良い」と思えるような、話せる場所があることを知らせるためのYoutubeを作成・配信していきます。その他、残りの資金は東京自殺防止センターの活動維持・運営のために活用させていただきます。


弊団体はありがたいことに企業様、個人様の寄付金に支えられて運営費を賄ってきましたが、昨今の経済情勢の影響もあり、2020年〜コロナ禍以降徐々に激減しており、4年前と比べ約6割減となっています。個人寄付もさらに減少しています。

 こども・若者向けの窓口の拡大はもちろんのことですが、社会全体に向けて、これまでどおり自殺防止窓口を開き続ける使命があります。今、死にたい・消えたいこどもたちも、こどもたちが大人になっていく時の中でも、すでに大人になったかつてのこどもたちも・・・。ひとりひとりが自分の本当の気持ち、いのちについて、死について、じっくり語れる場所がいつだって必要だとわたしたちは考えています。

当センターが、この活動を長期的に持続可能なものにすることや、自殺防止活動を続けるため、定期的な寄付者の獲得や、企業との連携強化を行なっていきます。自殺防止の活動が途切れることのないよう、安定した運営基盤の構築を目指すために、皆様方のお力添えが必要となります。

このプロジェクトは、以下のスケジュールで進めていく予定です。

 2025年9月  クラウドファンディング開始

◆ こども・若者専用電話相談関係 

 2025年9月 フリーダイヤル化の電話環境整備 調査研究 相談員研修開始 

 2026年1月上旬  期間限定として電話相談実施

 2026年2月頃 実施結果の評価・報告

◆こども・若者関係

 2026年2月頃〜 こども若者向けの自殺防止啓発動画作成開始

◆「宛名のない手紙」事業関係  

  2025年10月頃から システム環境調整、対応強化対策

◆ リターン関係

  2026年2月頃 リターン送付開始 


あなたのご支援が、こどもたちの命を救うことにつながります。     ご支援いただいた方へ、ささやかですがリターンをご用意しています。 しかし、最大のリターンは、あなたの支援がこどもたちの命を救うことにつながるという事実です。一人の子どもが「あのとき、死にたい気持ちを抱えながらも1日、1日を生きてこれたから今がある」と思えるようになることは、計り知れない価値があります。このプロジェクトをご覧になっている皆さまと一緒にこども・若者たちを支える輪を広げていきたいと考えています。


認定NPOへの寄付について「本プロジェクトへのご寄付は(団体名)への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、(団体名)が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。(領収書の発送時期に関するご説明)※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします




最後に 
こども・若者たちの未来を守るために、あなたの力を

「誰にも言えない」「話せる人・場所がない」そんな思いを抱えたこどもたちが、安心して声を上げられる場所を作るために、あなたの力を貸してください。社会全体で取り組めば、こどもや若者たちの自殺を減らすための第一歩に近づけると信じています。

このプロジェクトを通じて、一人でも多くのこども・若者たちに「あなたは一人じゃない」というメッセージを届け、自殺を考えるほど追い詰められたこども・若者たちに、「明日も生きてみよう」と思ってもらえるような社会を作っていきたいです。金銭的な支援だけでなく、このプロジェクトをSNSで拡散していただくことも大きな力になります。また、身近なこども・若者たちに「困ったときは電話をしていいんだよ」と伝えていただくことも、とても大切な支援です。

こどもの窓口とは別に、年齢を問わず、当センターは年中無休。夜間の電話相談を開設しています。

 (深夜2:30まで)

また、ビフレンダー(相談員)も随時募集しています。

https://www.befrienders-jpn.org/

皆様の温かいご支援が、社会への1番の返礼品になるよう、わたしたちも活動を継続していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 東京自殺防止センター プロジェクト管理者です。この度は「こども・若者自殺防止」プロジェクトにご支援をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、手渡し直接含め、支援者総計96人、2,160,000円の支援をいただきました。これもひとえに皆様のご理解とご協力のおかげです。また、皆様のご期待と、社会からの絶大な期待に身が引き締まる思いです。現在、フリーダイヤル用の電話番号を設置し、窓口開設のための準備中です。今後ともよろしくお願い致します。*11月末頃から順次、領収証・リターンの発送を行なっていきます。今しばらくお待ちください。「東京自殺防止センター」の封筒で郵送いたしますが、ご希望がありましたら無地の封筒で送信も可能です。ご希望の方がおられましたら、メッセージからお知らせいただきますようお願い致します もっと見る
  • 東京自殺防止センタープロジェクト管理者です。おかげさまで、94人の支援者様から手渡し•振り込み含めまして、30日現在、総額2,145,000円となり、目標107%を達成しました。ありがとうございます。みなさまのご支援により、資金の目処がつきましたので、フリーダイヤル用の回線を取得することができました。しかしながら昨今の物価高や、施設の老朽化に伴い、電話相談事業のシステム環境整備の経費についてまだまだ十分ではありません。明日23:59までご支援は可能です。最後までご協力くださりますよう、お願いいたします。 もっと見る
  • 東京自殺防止センタープロジェクト管理者です。おかげさまで、10月29日現在、CAMPFIRE上、目標金額達成までにあと一歩という状況になりました。資金の目処がつきましたので、フリーダイヤル設置の準備をしております。皆さまのお力添えをよろしくお願いします。〈期限のある支払い方法がございます〉支援をお考えの皆さまへ重要なご案内です。以下の支払い方法と期限にご注意の上、ご支援をお願い申し上げます:Pay-easyの場合選択期限:本日18時までお支払い期限:Pay-easyを選択し、支援した日の「23:59:59」までコンビニ払いの場合選択期限:本日18時までお支払い期限:下記いずれかの早いほうa. 支援日を含む最大5日目の「23:59:59」までb. 募集終了日前日の「23:59:59」までとなっております!この大切なラストスパートをどうか皆さまと一緒に走り抜けられるよう、SNSでのシェアや情報の拡散にもご協力をいただけると大変助かります。どうぞよろしくお願い致します。 もっと見る

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