「どうせ無理」じゃなくて、「いつか、きっと」。
長期入院の子どもたちに、“旅”を通じた未来への希望を届けたい。
長期入院する子どもたちは、学校行事や家族旅行、友達との日常など、他の子どもたちにとって「当たり前」の経験を諦めなければならない現実があります。
やがて「どうせ無理」「行きたいと思っても叶わない」
──そんな気持ちが心に根づいてしまうことも少なくありません。
私たち「旅する人形プロジェクト」は、そんな子どもたちに“旅の楽しさ”を届ける活動です。
子どもが自身が行き先を決め、自分の人形が希望の場所へ旅をする。
その様子をリアルタイムで見ながら、「行きたいと思っていいんだ」「いつか行けるかもしれない」と、未来への希望を持てるようになる。
それがこのプロジェクトの目的です。
これまで、全国の病院で出会った約100人の子どもたちに“旅”を届けてきました。
しかし、この活動を継続・発展させていくには、資金的な支えが必要です。

◆ぷくぷくばるーん 大竹由美子より
◆新聞掲載
読売新聞「医療ルネサンス」2025/4/7 掲載
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◆わたしたちの想い
「旅する人形プロジェクト」は、長期入院中の子どもたちに向けて、人形が代わりに旅をし、その様子をZoomでリアルタイム中継する取り組みです。
子どもたちは“自分の人形”が希望の場所を訪れる様子を、画面越しに見ながら、旅先の人とやり取りをしたり、質問をしたり――
まるで自分も一緒に旅しているような気持ちになります。
「わたしも、いつか行けるかもしれない」
そんな希望が、子どもたちの心にそっと生まれてくれたら――
それが、私たちの願いです。
「退院したら、行ってみたいな」「やってみたいな」
そんな前向きな気持ちが、子どもたちの力になる——
私たちは、そう信じています。
これまでに全国約100人の子どもたちに旅を届けてきました。
そしてこれからも、もっと多くの子どもたちに「未来を思い描くきっかけ」を届けていきたい。
そのためには、みなさんの応援が必要です。

◆プロジェクトの背景
このプロジェクトを生み出した「ぷくぷくばるーん」は、2008年から小児病棟の子どもたちに“上質な遊び時間”を届ける活動を続けてきました。
しかし2020年、コロナウイルスの感染拡大により、長年続けてきた直接的な訪問活動が難しくなってしまいました。
でも、そこで私たちは考えました。
「オンラインだからこそできることがあるのでは?」
たとえ病院にいても、リアルタイムで旅の様子を見たり、話したり、感じたりすることはできる。
オンラインを使えば、「入院しているからできない」ではなく、
「入院していてもできる」体験が生まれるのではないか――。
そして、オンラインなら、日本中・世界中の人たちとつながって、
そっと多くの子どもたちに旅を届けることができる。
よりたくさんの人が関わり、応援できる形になると信じて、新しい挑戦を始めました。
旅を通して──
「できない」から「できるかも」へ
「行けない」から「行けるかも」へ
「いつか自分も」と、未来を描けるように。
そんな心の変化が、子どもたちの中に少しずつ生まれていきます。
小児医療の現場でも、今、「心のケア」の重要性が高まっています。
このプロジェクトは、単なる娯楽ではありません。
・入院生活の中にワクワクする時間を届けること。
・「やりたいことを考えていいんだ」と感じてもらうこと。
・そして、未来を夢見る力が“生きる力”につながることを、実感してもらうこと。
それが、私たちの願いです。
◆過去の旅の様子✈
2024年3月
「動物園で動物を見て、お買い物して、ご飯を食べたい!」というCちゃんの冒険を実現!
2024年7月
「パラグライダーで空を飛びたい!」というYちゃんの夢をみんなで叶えました!
2025年4月
全国の水族館をオンラインでつなぎ、3つの病院の大勢の子どもに中継と録画で楽しんでもらいました!
◆今まで実施してきた「旅する人形プロジェクト」
●2022年3月 「大自然がみたい」
場所・ヘブンス園原雪山ハイキング
参加・自宅療養中の15歳男児
●2022年9月 「猫島で猫がみたい」
場所・福岡・相島
参加・自宅療養中の10歳女児
●2024年3月 「わくわく動物園&お買い物大冒険」
場所・愛知・名古屋市東山動植物園
参加・あいち小児保健医療総合センター 3歳女児
●2024年7月 「パラグライダーで大空へ!」
場所・長野・白馬パラトピア五竜
参加・あいち小児保健医療総合センター 12歳女児
●2024年12月 「カンガルーの国で英語遊び!オーストラリア大冒険」
場所・オーストラリア・アデレード動物園
参加・あいち小児保健医療総合センター 6歳女児
●2025年3月 「明洞コスメショップめぐり」
場所・韓国・明洞
参加・国立名古屋医療センター 約7名参加
●2025年4月 「青い海のワクワク冒険!全国水族館めぐり」
場所・鳥羽水族館、サンシャイン水族館、アクア・トトぎふ、のとじま水族館、
海遊館、竹島水族館、ホノルル水族館、アデレード動物園
参加・国立名古屋医療センター、あいち小児保健医療総合センター、名大病院から 約40名
毎回、旅の中で子ども達が実際に画面越しに「お土産」を選びます。
選んだお土産は、現地からすぐに病院へ郵送します。
旅の楽しい時間の余韻が残っている時に、自分が選んだお土産が届く。
これもとても喜ばれています。
※各プロジェクトのダイジェストムービーを、NPOぷくぷくばるーんYouTubeチャンネルにアップしています。
◆旅の2つのスタイル
病棟みんなで参加する旅もお届けしています🙂
① リクエスト型(オーダーメイドの旅) 子ども一人ひとりの希望に寄り添う旅
例:猫島で猫を見たい/パラグライダーに乗りたい/動物園に行きたい
・やりたいことを自分で「リクエスト」またはスタッフと相談して決定します。
・Zoomでリアルタイムに中継し、旅人と子どもが同じ人形を持って、会話しながら進行!
・事前に人形&旅のしおりをお届けし、まるで遠足のようにワクワク感を高めます。
● メリット:子どもの“本当に行きたいところ”を優先できる、個別体験の濃密さ。
②イベント型(みんなで一緒に楽しむ旅)複数の子どもたち・病棟全体で参加できるスタイル
例:全国水族館めぐり
・旅の前に、みんなでフエルトマスコットづくりイベントをします。水族館の場合は魚マスコット!
・当日は、旅人は子どもと同じマスコットを持っていきます。
・Zoomで中継し、その場で複数の子どもたちとやりとりをして楽しみます。
● メリット:みんなでワイワイ共有できる一体感、病棟全体で楽しむ。
<プロジェクトのながれ>
①病院スタッフ経由で申し込み
②ヒアリング実施(子どもの希望や体調など確認)
③旅人や運営チームで行先や日程を調整
④関係各所と打ち合わせ
⑤旅のしおり&オリジナル人形制作、又は、マスコットキット制作
⑥イベント型の場合は、マスコットづくりイベントを実施
⑦当日 Zoomでの中継を通して、リアルな旅を体験!
⑧旅のダイジェストムービー制作
⑨旅の報告会実施
◆クラウドファンディングの目的
2025年以降も「旅する人形プロジェクト」を継続し、
もっと多くの子どもたちに希望を届けていきたい——
その想いから、今回クラウドファンディングを立ち上げ、
活動資金として【100万円】を目標にご支援を募ることにしました。
今後は年間100人の子どもたちに「旅する人形」を届けることを目指しています。
いただいたご支援は、
人形の製作・郵送費・プロジェクトの運営費・人件費など、
プロジェクトの継続と発展のために大切に使わせていただきます。
<1回のプロジェクトにかかる費用の一例>
●全国水族館めぐり
・旅人旅費(13名) 30,806円
・入館料(7館) 28,259円
・子ども達へお土産 17,545円
・郵送代(お土産を病院へ)1,959円
・謝礼(13名) 28,000円
・マスコット制作消耗品 7,425円
(合計 113,994円)
●パラグライダー空の旅(下見と当日の2日間)
・旅人旅費(3名) 37,480円
・パラグライダー代 34,000円
・子どもへお土産 6,715円
・食費 8,000円
・通信費 2,000円
・人形制作 6,000円
・郵送代 1,200円
・謝礼 9,000円
(合計 104,395円)
◆このプロジェクトで子どもたちに“もたらしたい変化”
「旅する人形」との出会いを通じて、
子どもたちが、旅が「自分には関係ないこと」じゃなく、
「自分にもできること」だと気づけるようになること。
その気づきは、やがてこんな心の変化へとつながっていきます。
・夢や希望を描いてみようと思えるようになる
・「どうせ無理」が「もしかしたら、できるかも」に変わっていく
・回復に向けた前向きな気持ちや、治療に取り組む意欲が生まれる
・人とのつながり、社会とのつながりを感じられるようになる
「行けない」「できない」とあきらめてしまうのではなく、
「行けるかも」「やってみたい」と思えるきっかけを、
これからも、たくさんの子どもたちに届けていきたいと考えています。
雪山を見てみたい!を叶えました⛄️
「空を飛びたい!」みんなで行く冒険もあり!!
サポーターたちも大興奮の旅!
💝リターンについて


※一部内容は変更の可能性があります。
1,000円:感謝のメール+エンドロールに名前載ります(希望者のみ)
3,000円:感謝のメール+活動報告書(PDF)+エンドロールに名前載ります(希望者のみ)
+子どもたちからの感想集(PDF)
5,000円:上記特典すべて+旅するステッカー1枚(デザインはお楽しみに!)
or お家で簡単!手作り動物マスコットづくりセット
10,000円:上記特典すべて+旅するステッカー3枚セット(デザインはお楽しみに!)
30,000円:上記特典すべて+旅するステッカー3枚セット
+旅する人形PJ当日に参加できる権(お子様の同意があるものに限る)
or 自己理解が進んでどんどん動き出せる!コーチングセッション (40分)
or オリジナル動画制作・編集(1分以内)
50,000円:上記特典すべて+旅するステッカー3枚セット(デザインはお楽しみに!)
+旅する人形PJ当日に参加できる権(お子様の同意があるものに限る)
+代表大竹と飲みにいける権(食事も可・オンライン可・リアルは愛知県周辺限定)
or 特別支援者になる権
100,000円:上記特典すべて+旅するステッカー3枚セット(デザインはお楽しみに!)
+プロジェクト特別協賛枠としてWebサイトにお名前掲載
+代表大竹を講演会に講師として呼べる権
(オンライン可・リアルは愛知県周辺限定 *その他の地域は交通費別途必要)
◆子ども達からの感謝の手紙(感想)は、匿名でお伝えします。
◆当日のプロジェクトに参加できるのは、事前に許可をいただいた方のみとなります。
許可のないプロジェクトについては、個人情報に配慮した「報告動画(完全版)」をご視聴いただけます。
◆大竹と飲む権(!!)の飲食代は割り勘です。
◆大竹の講演内容は、要相談(約1~1.5時間程度)です。
◆コーチングセッションのコーチは、伊藤仁美です。
◆動画制作・編集者は、久呂芳弘です。
◆重要!支援額には、手数料が加算されます。あらかじめご了承ください。
📅活動&クラファン スケジュール
2025年8月上旬 クラウドファンディング開始
2025年8月中旬 クラウドファンディング終了
2025年8月 人形制作・事務体制整備・旅先調整
(クラウドファンディング中も企画運営は常に動いています)2025年9月〜 プロジェクト本格稼働開始
2026年1月 全リターンお届け完了予定 *講演会リターンは要相談
<現在調整中~決定している旅>
・「テレビ局・ラジオ局探検!」
・「空港・飛行機探検」
・わくわく工場見学
◆さいごに
「旅する人形プロジェクト」は、
子どもたちの心に、“未来を描く力”を届ける活動です。
病院で過ごしていても、子どもたちの夢と可能性は、限りなく広がっています。
『旅する人形プロジェクト』は、子どもたちの心に、未来を信じる力と、人とのあたたかなつながりを届けるプロジェクトです。
私たち大人が、その小さな一歩をそっと支えることで、子どもたちは未来を描きはじめます。






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