プロジェクトの実行者について
私は、2021年3月に56年ぶりに家族共々牡鹿半島福貴浦にUターンしました。過疎地になった牡鹿半島に漁業以外の産業を起こせないか模索して来ました。その結果"牡鹿半島・楮の里化"を目指し和紙原料である楮(コウゾ)栽培・国産黒皮生産を通じて、広く国内和紙産業に貢献し、同時に地域に持続可能な川中・川下事業の起業を促すことを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、石巻市の牡鹿半島にある市有地を活用し、和紙の原料である楮を栽培します。これにより、地域の土地資源を有効活用しつつ、高品質な国産黒皮を生産して紙漉き事業者などに提供することを目指します。3年目初冬には初めての収穫を迎え、4年目以降毎年乾燥黒皮を生産販売して参ります。全国の和紙伝統工芸者や現代アーティストなどに新たな資源として活用して頂きます。
プロジェクト立ち上げの背景
東日本大震災の影響で、石巻市では多くの被災宅地が市有地として買い取られましたが、これらの活用が進んでいません。私たちは、この未活用の土地を有効に活用し、地域の復興と伝統工芸の振興を図りたいと考えています。楮の栽培は、地域に新たな産業(川中・川下)を生み出し、地元の活性化に寄与することができると信じています。
これまでの活動と準備状況
3年前に、楮苗一本を購入して庭で試験栽培しました。防獣対策のない庭だったので、ニホンジカの食害に遭いました。そこで竹垣を築き、食害に遭うことなく、楮は順調に成育しました。今年4月にはその楮枝から約150本の挿し木を仕込み、順調に成育しています。5月21日現在108本の楮苗を確保出来る見通しです。これまで多くの方々に和紙の魅力を伝えてきました。また、昨年9月から市有地(224坪)を賃借して、防獣竹柵を外周に築き今年3月に完成させました。3月と4月には市販楮苗を購入して植樹しました。6月以降、自前の楮挿し木苗を賃借市有地に仮植えして、来年春以降に新たに確保予定の市有地に植樹することを目指しています。当プロジェクトは既に着手済みであり、今後規模の拡大に向かって、皆様のご理解と支援を賜りたいところです。
リターンについて
リターン品は支援者様の希望により、当民泊福貴浦港宿泊券または楮乾燥黒皮現物です。当民泊はゲストルーム3人部屋が2室あり、定員6人です。ただし自炊型ペット同伴可です。支援金額1万円で1人1泊券3枚(有効期間1年6ヶ月)です。支援金額は1万円単位でお寄せください。また、楮乾燥黒皮を希望される方には、送料梱包代当方負担で送らせて頂きます。乾燥黒皮相場価格は1kg当たり5000円くらいです。支援金額に応じた量を送ります。ただし、支援金額は5000円以上とし、5000円刻みでお願い申し上げます。乾燥黒皮の本格的生産は最短2028年12月を予定しています。その前年に試験的に収穫と乾燥黒皮生産を予定しています。すべての支援者の方々には栽培状況をレポートして参ります。また栽培地視察を希望される場合には、当民泊宿泊者に限定してご案内致します。
スケジュール
2024年9月賃借地使用開始(市有地224坪)
2024年9月~2025年3月賃借地の防獣竹柵完成
2025年4月賃借地に市販楮苗植樹
2025年4月自前の楮挿し木仕込み約150本
2025年6月楮挿し木苗を賃借地に植樹育苗
2025年7月以降来年植樹用市有地確保
2025年8月当民泊宿泊券リターン発送
2028年12月 楮乾燥黒皮リターン発送
最後に
"牡鹿半島・楮の里化"プロジェクトは、単に和紙の原料を生産するだけでなく、地域の未来を見据えた挑戦でもあります。未活用の市有地を活用して、東日本大震災からの復興と新興に寄与し、楮の里を次の世代に継承するために、皆様のご支援が必要です。どうか、既に踏み出した一歩に続いて、二歩目に踏み出す力をお貸しください。よろしくお願い致します。




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