自己紹介
アンダンテ企画と申します。主宰はソプラノ歌手・中川美和です。このプロジェクトは中川の音楽活動を起点としたものですが、音楽を愛する方々が出演者、スタッフとして参加し、「珍しい名作オペラを、もっと多くの人に届けたい」という想いのもと、チームで取り組んでいます。
私たちは、まだあまり知られていない名作オペラや、日本ではなかなか上演されないオペラを積極的に取り上げ、質の高い舞台を追求しています。
演奏のクオリティはもちろん、日本語訳詞による上演や、
チケット代を高額にしないためにシンプルで小規模な舞台での公演になっていますが、小劇場ならではの臨場感あるオペラの新しい魅力を発信しています。
このプロジェクトで実現したいこと
今年10月17日、調布市せんがわ劇場にて、マスネ作曲のオペラ『ドン・キホーテ(Don Quichotte)』と『大おばさん(La Grand’Tante)』を2本立てで上演します。(『ドン・キホーテ』はハイライト)
『ドン・キホーテ』そのものは比較的知られている作品ですが、上演自体は多くなく、特に日本での上演は稀です。
そして『大おばさん』は、おそらく日本初演となる幻の作品。マスネの処女オペラでもあります。
これらの貴重な作品を、初めてオペラに触れる方にも親しみやすく、クオリティ高い舞台として届けることを目指しています。
ご支援金の使い道予定
衣装 30,000円
小道具 25,000円
楽譜制作費(印刷代含む) 30,000円
広告宣伝費(チラシ、ホームページ等含む) 70,000円
背景・字幕・訳詞等の制作費 70,000円
稽古場代(全15回~20回想定) 60,000円
人件費(舞台監督、字幕操作、当日スタッフ、稽古ピアニスト他) 80,000円
その他諸経費(リターン(動画)制作、送料など含む) 50,000円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:85,000円
プロジェクト立ち上げの背景
昨年は、フランスの作曲家トマによるオペラ『ハムレット』ハイライトを上演しました。珍しいオペラを小劇場で実現するという挑戦でしたが、多くの観客に喜んでいただけた一方で、歌手はチケットノルマを持ち、制作費や楽譜とチラシの製作費すら確保が非常に難しく、少なくない赤字を出さざるを得ないという現実にも直面しました。
「継続は力なり」。我々はその言葉を信じて活動していくつもりですが、舞台づくりにはどうしても費用がかかります。
我々が作るような非常に小規模で簡素な舞台であっても衣装・スタッフ人件費・稽古場代・宣伝費などなど、オペラ公演にはやはり相応の金銭的な支えが必要です。
そして珍しいオペラは「カルメン」「フィガロの結婚」といった著名な作品にくらべ、出演者がチケットを売る事自体も難しいのが現状です。
今回の作品も非常にチャレンジングな内容ですが、「だからこそやる意義がある」と信じて、今回も立ち上げました。

現在の準備状況
公演の会場はすでに確保済みで、出演者・スタッフの手配も進んでいます。現在は稽古スケジュールの調整、日本語訳詞の制作、衣装や小道具の検討、広報の準備などを着々と進めており、クラウドファンディングもその一環です。
特に『大おばさん』は世界的に見ても資料が限られており、現存してる楽譜を演奏するだけでは、オペラとして成立しません。
入手困難な台詞部分の台本を再構築し、オペラとして上演できるように尽力しています。
こういった作品は、クオリティを高くするのはもちろんですが、「上演する事に意義がある」のです。
リターンについて
ご支援くださった皆様には、感謝の気持ちを込めて以下のようなリターンをご用意しております。
ご支援者様のお名前を公演パンフレットと特設ホームページに掲載
公演へのご招待(金額に応じて)
公演の記録映像(DVDまたはデジタル配信)
出演者からのお礼メッセージやサイン入りプログラム

スケジュール
2024年10月 ホールの確保
2025年8月 クラウドファンディング開始
特設サイト開設
稽古開始
2025年9月 クラウドファンディング終了
一部リターン開始(ホームページ掲載など)
2025年10月17日 本番
2025年11月 リターン発送

最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
上演機会の少ない沢山の名作を、眠らせたままにせず、もっと多くの人に届けたい。
どれほどの名作であっても、舞台作品は上演されなければ意味がないのです。
しかし、いまの金銭状況では続けていく事は困難です。
皆様のご支援が、名作オペラに息を吹きこみ、甦らせる力になります。どうか、この挑戦に力を貸してください。





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