神奈川県大和市の葬儀業を営む、佐藤 愛です。
私は、介護認定外の高齢者が抱える「ちょっと困った」を支える生活支援サービスと、
終活を語り合える飲食スペース「終活バル」のリニューアルを目標に孤独死を防ぎ、
地域で見守る仕組みをつくりたいと考えております。

孤独な高齢者が増えるいま、「介護認定はないけれど、日常生活に困っている」方々が見過ごされています。

終活支援を続けてきた私は、そうした「小さな声」を見過ごせませんでした。
介護認定を受けるほどではないけれど、日常のちょっとしたことで困っている方。
孤独のなかで小さなトラブルに巻き込まれてしまうかもしれない方。認知症の初期段階で、まだ“自分らしさ”を保っている方。そういった方々に、少しでも早く、温かな手を差し伸べたい。
そうすればきっと、終活はもっと前向きで明るいものになると信じています。

🔸終活バルのリニューアル(再オープン)
最大40名が集える空間に拡張!飲食を楽しみながら、生と死に向き合える憩いの場へ。
認知症や介護の早期サポートにつながる「地域のハブ」に
🔸高齢者のための生活支援サービス(新事業)
・家事支援(掃除・洗濯・料理)
・買い物代行/外出サポート
・見守り・話し相手
・趣味サークルやイベント開催
・スタッフがご自宅に訪問して支援


私が葬儀業界で起業しようと決意したきっかけは、父の死でした。
けれど、それは「死を経験したから葬儀の仕事をしたい」と思ったのではありません。
むしろ、父の最期を見届ける中で、**「命の限りある尊さ」と「生きることの力強さ」**を、真正面から感じたことが大きな原動力となりました。
余命わずかと告げられた父が、ある日ほんの数歩、外へ散歩に出たときのこと。
そのとき見せた笑顔は、まるで生きる力そのもののようで、今も忘れることができません。
人は、亡くなるその瞬間まで、懸命に、そして力強く生きている。
そんな“生ききる姿”に深く感動し、「命をまっとうすること」は何よりも尊く、美しいことだと知りました。
この経験を通じて、私は次第に強く思うようになりました。
亡くなる瞬間だけでなく、そこに至るまでの“生き方”を大切にしたい。
そして、葬儀とは単に「見送る儀式」ではなく、「生きた証を讃える場」であるべきだと。
だから私は、「亡くなった人を待つ」のではなく、
「自分らしく生き、自分らしい最期を迎えていただくために、人生の後半に寄り添う」
そんな葬儀社を目指して起業しました。
今もすべてのご葬儀の場面で、まず最初にお声がけするのは、
「今まで、本当にありがとうございました。」という言葉です。
終活の段階からご一緒し、ご本人やご家族の想いに寄り添いながら、
その方が「自分らしい人生」をまっとうできるようお手伝いする。
そんな“生きることを大切にする葬儀社”があってもいいのではないか――。
この想いこそが、私がこの道を選んだ原点です。


終活バルは、もともと“死について語れる場所”として始めた飲食店。
「このままじゃ何もできなくなってしまう」
「頼れる人がいない」
——周りの高齢者から、そんな言葉を多く耳にするようになりました。
終活バルは、家族のように集える小さな空間で、悩みや思いを語り合える場所へと。
しかし今、もっと多くの方を支えるために、大きく生まれ変わろうとしています。
終活支援を本業とする私たちだからこそ、
普段は意識されない「生と死」に寄り添う空間、
誰でも気軽に立ち寄れる相談所のような場所を、地域に作る責任があると思っています。

支援が必要なのはわかっている。
でも、本当に「応援される価値」があるのか。
自問自答してきましたが求められている事実を体感し、
このクラウドファンディングを通して、地域や社会からの声を受け取りたい。
また、こんな活動と救われている高齢者が少なからずいることを知ってほしい。
また、人件費や車両費、WEBサイトやポスティングなど、初期費用も大きく、皆さまの力が必要です。




実際にいただいたお客様からの声を通して、
このサービスが多くの方に必要とされていることを実感いたしました。
「こんなサービスを待っていました」「自分ごとのように感じました」
——そうしたお言葉の一つひとつが、私たちの背中を押してくれました。
応援してくださる皆様の存在が、私たちにとって何よりの力です。
このプロジェクトを通じて、誰かの不安を少しでも軽くしたい。
そんな思いを込めて、必ずカタチにしていきます。
スタッフ人件費(訪問サポート体制の構築)
レンタカー等の移動手段費用
終活バルの店舗改装費(40人規模への拡張)
ホームページ制作・印刷物(チラシなど)広報費

私たちがこのプロジェクトを立ち上げたのは、
「人は、誰かとつながっていることで、生きていける」と強く信じているからです。
葬儀社として、たくさんの“最期”に立ち会ってきたからこそ、「その日」をどう迎えるかだけでなく、「その日までをどう生きるか」の大切さを痛感しています。
人生の終盤を、孤独ではなく、誰かと語り合い、笑い合いながら過ごしてほしい。そんな願いを込めて、この場所をつくります。
大きなテーブルを囲むのは、血縁を超えた“家族”のようなつながりです。
一人ひとりの声に耳を傾け、心に寄り添うことができます。
人と人とのつながりが、安心や笑顔、そして希望を生む。
私たちは、この小さな場所から、そのつながりを届け続けたいと思っています。

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2025/11/14 12:13こちらの活動報告は支援者限定の公開です。














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