こんにちは!
ようやく体調も戻り、仕事も再開することが出来ました!
昨日は朝学校に行き、昼過ぎまで授業を受け、その後一人で夕方まで勉強し、家に帰ってまた勉強し、終わったのが夜の11時過ぎでした。こんなに長い時間勉強をしたのは人生でも初めてだったと思います。どうしても問題の答えに納得がいかず、辞書を引き、グーグルで調べ、参考書を読み・・・と、様々な方法で理解しようとしましたが、納得いく答えが見つからず。なんとも効率の悪い事をしているなと思いつつも、引き下がってはいけないと感じ、納得のいく答え探しに没頭しました。納得できる答えを見つけたのが11時頃でした。恐らく、その前置詞の活用法は一生忘れないであろうと感じています。笑
そこで、”学ぶ”という事の面白さ、難しさを改めて感じました。頭を掻きむしってしまうくらい、難しいと感じ、ストレスを感じたのも事実であり、その過程を面白いと思っている自分が居たのもまた事実です。これはスポーツの世界で学ぶ事にもすごく似ているものだと感じました。ただやっただけ=問題を解いただけ(サッカーで言えば、言われた通りに練習をやっただけ)では、本当の学びにはならないと。やっただけの事は、だいたいやった後に忘れてしまいます。だからこそ、自ら考え、自らの意思で挑戦し、一つ一つ改善していく事が、勉強でもスポーツでも非常に大切だと感じました。
そんな事を勉強して感じながら、コーチという仕事は、サッカーの仕組みであったりを、いかに面白いと思わせながら学ばせられるか。特に育成年代ではそこが大切だなという事を再認識しました。楽しいだけなら、試合だけやっておけばいいのですが。コーチであるならば、その試合をより楽しむための材料を練習で用意し、その材料を使って、選手たちが実際にプレーする。そこに楽しさを見出してもらいながら学びを提供する。という事がやはり大切だなと。
例えば、材料もなしにいきなり調理しろと言われても、材料調達から始めていてはあまりに時間が掛かってしまいます。手に入らない材料もあるかもしれません。材料だけあっても調理の仕方がわからなければ目的の料理は完成しません。
そこでサッカーに置き換えて考えると、コーチは材料を用意します。プレーの原則であったり、サッカーのルールであったり、チームのコンセプトであったり。最初はレシピ(やり方や答え)も伝えるでしょう。その中で、選手たちは実際にそれらを扱い、調理していきます。料理の経験がある方は分かるかと思いますが、レシピ通りに作ってもうまくいかない事、ありますよね?選手のプレーもまさにそうで、実際にやってみるとスキルが足りなかったり、準備が足りなかったり、色々な理由で失敗します。
ここで、失敗したままで過ごしてしまうと、大抵はまた同じ所で失敗します。学びのポイントはそこで、その失敗からいかに学ぶか。原因を見つけられるか。どう次に生かしていくか。
そこに気付き、取り組んだ人は、経験上やはり”上達”していきます。料理も回数をこなし、コツを掴むとうまくなっていきますよね?効率が良くなりますよね?サッカーも同じです。振り返りの伴う練習をこなしていく事で(コーチが気付きのきっかけを与える等)、プレーの精度もスピードも上がっていきます。そして、そこから更に進むと、自分なりのアレンジが生まれていきます。オリジナルのレシピや隠し味ですね。サッカーでいうと、それが個性になっていきます。
これだけでも、自発的に学ぶ人と、ただ言われるがままこなしているだけの人では大きな差がありますよね?そこで学べるよう促していく事がコーチの手腕でもあると同時に、それを自発的なモノに出来るかどうかは、個人の責任でもあると。
そう考えると、俄然学ぶという事が楽しくなっていきますし、学ぼうとしないのは勿体無いし、そうした事に気付けば意欲的に学べるのかなと思います。コーチとしては、気付いたら学んでいた、そんな環境を作っていきたいなと。
語学に関しては、オリジナルの言葉を作る事は無いかもしれないですが、しっかりと言葉を扱える人が、流行語だったりを生み出しているのかも・・・
学校で学びながら、改めて学ぶということの面白さと、サッカーを学んでもらう場を提供する側として、どんな学びを提供できるのかを考える良い機会になりました。きっと、学校に行っていなければ、こうした事は考えなかったであろうと思います。それだけでも、学校に通った価値はあったなと。
ドイツに行けばこういった学びや刺激は更に増えるであろうと考えると、本当に挑戦が楽しみです!そして、その経験を少しでも皆さんに還元できればと思います!
引き続き、よろしくお願い致します!