「あの子たちの、あの時の笑顔が忘れられません。」
Heart for Kids 代表の小見山です。
10年間、社会から一歩引いてしまった子どもたちと、一緒に生活してきました。
彼らが初めて心を開き、小さな一歩を踏み出す瞬間に立ち会うたび、
この活動の意義を強く感じてきました。
自分の人生に希望を持てず、他人と自分を比較して苦しむ子どもたち。
そんな彼らに私が伝えたいことがあります。
それは「一人で頑張らなくていい!」ということです。
全ての人には役割があり、その役割を実行することが社会活動に繋がります。 自分の得意で他者を助け、自分の苦手は他者に助けてもらう。「苦手は助け合い、 得意で約に立つ。」それで十分なのです。そこに自分の居場所が生まれるのです。
そして、「生きることは命を繋ぐこと」
全ての命は、過去から未来へと、多くの想いが繋がり続けてきた奇跡です。 何かを持っているから優れていて、持っていないから劣っている。 そんな比較の中で、自分に価値がないと言い切る子どもたちに、その事実を知って欲しい。
あなたの命は、過去にも未来にも、多くの命と想いが繋がっています。その繋がりの中で、あなたは確かに誰かの人生に影響を与え役にたっている。という事です。
私達Heart for Kidsは、限られたメンバーで運営する小さな会社ですが、
共に暮らす彼らが自分らしく笑い、未来を語り合える場所。
その場所を、ご家族と一緒に心から楽しめる、そんな場所を目指しています。

もし、あなたの隣にいる子が、明日を諦めていたら?
現在、日本には約147万人の引きこもり、そして高校生を含めると70万人以上の
不登校児がいると言われています。この数字は、決して他人事ではありません。
今、多くの子どもたちが「居場所」を失っています。
居場所といっても学校や家庭といった物理的なものだけでなく「心の居場所」も 同時に見失っている子ども達が多く存在することも知って欲しい現実です。
「家族だけでは、もう抱えきれない。」
ご家族の悩みや問題は、あまりにも多く、深刻です。
孤立した家庭の中で、子どもたちはますます未来への希望を見失ってしまいます。
だからこそ、私たち「第三者」の介入が必要です。 この「家」は、子どもたちが
「他人」を通して社会を知り、「自分は社会に必要とされている」と感じられる場所です。
どんな家庭環境に生まれた子でも、社会全体で温かく支え、
見守っていける環境を、私たちは創り上げたいのです。
「ごめんなさい。今は、受け入れられません。」
私たちは、現在一軒家を借り、数名の元引きこもりや不登校の子どもたちと、寝食を共にし、
小さなカフェを運営しながら活動を続けています。
しかし、年々増加する「居場所を求める声」に、今の規模では応えきれなくなっています。
ここに来る子供たちは、長らく触れていなかった社会との接点を見つけ、少しずつ自信を取り戻しています。
「この子たちと同じように、助けを求めている子が、まだ外にたくさんいる」
という現実を目の当たりにし、一歩踏み出せる子供たちをもっと増やしたいという想いが
私たちをこのクラファンへと突き動かしました。
「すべての子どもたちに、未来を創造できる家を。」
現状今の家ではこれ以上の子供たちを受け入れるのが難しいため、今回のクラファンでは
新しくより大きな古民家を購入し、まず子供たちが安心して暮らせる家を整えたいと思います。
そして「生き場所がない」と諦めている若者たちを受け入れ、次への一歩を踏み出せる。
「日常の生活を通して子供たちが笑顔を取り戻す。」
そんな場所を創造していきたいと思っています。
このプロジェクトは、居場所を求める子供たちの未来への礎となる家づくりプロジェクトです。

「ただの居場所」ではなく、「未来を創り役割がある拠点」へ。
私たちは、子どもたちがただ生活を送るだけでなく、社会と繋がり、
自分の未来を創造し、役割があり胸を張って過ごせる拠点として、具体的な活動を始めています。
【社会との連携】
すでに、複数の地元企業や農家の方々にご賛同いただき、
子ども達が「社会体験」できる場所の環境が整いつつあります。
子供たちはきっと働くことを通して社会とのつながりを肌で感じ自分たちの存在価値を見出すことができます。
【行政・政治への働きかけ】
子どもたちの「やってみたい!」を経済的な理由で諦めさせない環境を目指し、
高知県議会にて問題提起を行い、地方自治体だからこそ実現できる
行政との連携も具体的に準備を進めています。
この活動は、単なる民間プロジェクトではなく、既存の枠を超え立場の違う大人たちが
力を合わせ創り出す新しいムーブメントです。
【子どもたち自身も参画】
自分たちが笑顔で暮らす家をイメージしながら地域の方々と拠点探しを頑張っています。
【子どもたちの主体的な活動実績】
私たちが共に暮らす子どもたちは、すでに大きな成果を上げています。
昨年は、子どもたち自身が企画・運営し、数十社の地元企業にプレゼンテーションを行い、
たくさんの協賛を集め、1000発の花火が上がる花火大会を成功させ、地域に大きな感動を届けました。
これは、「生きづらさを抱える子どもたちにも、未来を創造する力がある」ことの
何よりの証明です。私たちは、このプロジェクトを、子供たちがさらに大きな夢を実現するための
「次のステージ」にしたいと考えています。

家の完成予想図↓




【一番大きなリターンは、「未来」の共有です】
私たちが皆様にお届けしたい一番の「リターン」は、モノやサービスではありません。
それは、子どもが「生きる力」を取り戻し、未来を創造していく、その「感動の瞬間」です。
「笑うことを忘れていた子が、心から笑えるようになった瞬間。」
他人との生活や社会活動を通して、子どもたちが少しずつ心を開き、
笑えるようになっていく姿を、私たちは何度も見てきました。
この、何物にも代えがたい「幸せの瞬間」を、ご協力いただいた皆様と、活動を通じて共有させていただきたいと思います。
【リアルな体験リターン】
ご希望の方には、活動拠点にお越しいただき、子どもたちと共に活動に参加し、
彼らの成長と変化を目の当たりに感じていただく機会をご用意します。
あなたの支援が、子どもの未来に繋がる瞬間を、肌で感じてください。
【子どもたちが創るリターン】
それは子供たちが心を込めて育てた野菜かもしれません。
又は子供たちが書いた絵かもしれません。
はたまた、子供たちのライブ演奏かもしれません。
子どもたちが考えるお楽しみボックスを感謝の気持ちを込めてお届けする予定です。
何が届くか乞うご期待!
12月末 クラウドファンディング公開
1月末 候補物件決定入居可能人数決定
2月 入居希望者に向けての説明会開始
2月 クラウドファンディング終了
3月上旬 増改築開始(一階部分に入居者で運営する飲食店を設置予定)
4月上旬 入居開始、飲食店の開店準備も併せて開始 5月以降随時 リターン発送



【私たちが信じる、笑顔の連鎖】
これまでの活動を通して、私たちは確信しています。
どんな子も、心から笑える瞬間があれば、きっと大丈夫。
子どもたちの笑顔は、家族の笑顔に繋がります。
そして、家族の笑顔は、また子どもたちを温かく包み込みます。
しかし、その「笑顔の連鎖」を、家族だけで繋ぎ続けることが難しい時があります。
私たちはそんな子供たちの居場所となり、親子がまた笑顔が取り戻せるような
お手伝いをする存在です。
ですが、現在の住まいでは、これ以上の受け入れが難しいのが現状です。
【あなたの温かさが、子どもたちの未来を照らす】
直接子供達と生活を共にし、見守ることは簡単ではありません。
ですが私たちはすでにそれを実現させています。
さらなる「希望の環境」を創り出すにはより多くの方々の力が必要です。
「こんなにたくさんの人たちが、君たちの未来を楽しみにしているんだよ!」と、
彼らに伝えさせてください。
今の子供たちはインターネットがあり、
いつでも誰とでも繫がることが出来るのに孤独なんです。
このプロジェクトを通して、沢山の方々の、温かいご声援とご支援に触れることで
社会の中で自分は孤独じゃないと言える子供たちを一緒に育てて頂きたい!と切に願っております。
笑顔あふれる、子供たちの未来をどうか共に創ってください。
ご支援・ご協力をお願いいたします!


息子は中学1年生の夏頃から当時通っていた中学校に徐々に登校出来なくなりました。
次第に1人で過ごす時間も増え、家庭内での会話も減り、
笑顔が失われていきました。
私も息子の状況に戸惑い、不安と焦り、
そして何より自分をせめてしまう日々となり、
今思えば当時はだいぶ孤独を感じていたように思います。
息子は現在通信高校に在籍しており、時間を活かしハートフォーキッズで
同様の経験をした仲間たちと共同生活を送り、カフェの手伝い、
イベント等のスタッフとしてご一緒させて頂いてます。
普段では経験できないことができる、仲間がいる、そして何より楽しいようです。
視野が広がり主体性も芽生えたくましく成長していると感じています。
子どもも親も1人でがんばらなくていいし、他人に助けてもらってもいいと思います。
そのためにはハートフォーキッズの活動を必要とされる方がたくさんおられると思います。

小学生の頃は毎日のように友達と遊び、ほとんど学校を休むことがなかった息子が
中学1年から不登校になり、昼夜逆転生活でゲーム依存、強迫性障害、
そして完全に引きこもってしまいました。私は自分が助けてあげなければと、
いろいろ手を尽くしましたが、息子は自分を責め続け、
「生きているのが辛いのに、死ぬことさえ勇気がなくて出来ない」
と言う頃には5年も月日が流れてしまいました。
息子だけではなく、家族も疲弊していました。
そんな息子が、小見山さんと出会ってから少しずつ変わっていきました。
小見山さんは動けないと言い訳をして動かない息子を叱ってくれました。
失敗も笑い飛ばし、どんなチャレンジも心配せずに、心から応援し、
笑顔で見守ってくれました。
そして、同級生から2年遅れで通信高校を卒業、大学生になりました。
引きこもっていた時と同じ環境で暮らしながら立ち直るのは、なかなか大変でした。
何度も過去に引き戻されそうになりましたが、
落ち込んだ時は小見山さんのところへ行くと、前を向けるようになって帰ってきて、
何度も乗り越えることが出来ました。
今は何かあると、どん底に落ちる前に相談できる人が少しずつ増えて来て、
親にも相談してくれるようになりました。
やっと人を信じることができるようになったのかもしれません。
そして自分の軸も出来て来たようです。
あれから8年たちますが、
私もやっと息子と本音で真正面から向き合えるようになりました。
おかげさまで今は家庭の中が笑いでいっぱいです。
結論、人間不信になった子が立ち直るには、親だけでは難しいです。
親にとっても子にとっても外に頼れる人がいることが、
こじれた親子関係の結び直しにも大切なんだと思います。

Heart for kids 公式ウェブサイト






