魚春のご紹介
岡山県倉敷市で127年続く魚屋「魚春(うおはる)」の五代目、光畑隆治です。

魚春では魚屋としての仕事に加え、
「地元の魚のおいしさや文化を次の世代に伝えたい!」
という想いから、飲食店の方々向けに魚のさばき方や郷土料理を学ぶ料理教室も開催しています。

魚を囲んで学び、味わい、持ち帰って工夫する。
そんな体験を通して、失われつつある魚食文化をもう一度、身近なものにしていきたいと思っています。
クラウドファンディング挑戦の理由
魚春は、長年営業してきた現在の店舗を今年7月末に退去することになりました。
20年という長期契約の満了の時期がきたのです。

新たな店舗は、創業の地・茶屋町にある自社の倉庫を改装し、再スタートを切る予定です。
かつて仕出し業で使っていた場所で、今は物置となっていますが、ここを生かして次の世代に繋がる「魚春」をつくる挑戦です。

移転先住所:倉敷市茶屋町早沖126
↑住所をタップでgooglemapに飛べます!

僕は24年前に父を亡くし、一度は就職するも、母と姉が守ってくれた店を継ぐ決意をしました。
現在は、魚春の長い歴史の節目となるこの転機を、皆さまの力を借りて乗り越えたいと思っています。
新店舗の注目ポイント
50年前のトラス建築の建物をリノベーション

今回移転する新店舗は、約50年前に建てられた木造のトラス構造の建物です。柱が一本もない造りで、天井が高く開放的。もともとは仕出し業をしていた場所で、現在はリノベーション工事が進行中!新たな魚春として生まれ変わります。8月工事完了、9月オープンを目指しています。
売り場面積がサッカーができるくらい大きくなります

現在の店舗の約30坪に対し、新店舗は倍の広さとなる60坪。父が建てたこれまでの店とは異なり、今回は初めて自分の理想を形にする店舗づくりです。魚をさばく様子をお客さまが間近で見られる設計にし、魚屋でありながら飲食店のようなライブ感を演出。販売機能と調理機能の両方を備えた、“ハイブリッド魚屋”を目指しています!
厨房がグーレドアップ

新店舗では厨房を広げ、使いやすさを徹底的に見直します。調理がスムーズになることで、提供する料理の質も向上。飲食店関係者とともに魚をさばいて学び合う勉強会「裏魚春」もさらに充実させます。表からは見えない、食文化を支える場として、プロ同士が交流しながら魚食文化の継承と発展に貢献していきます。
自然豊かな景観

新店舗の周囲は、のどかな田んぼが広がる自然豊かな環境です。自分たちで育てている畑もあり、ここで収穫した旬の野菜と、瀬戸内の旬の魚を組み合わせた料理提案が可能になります。たとえば夏には鱧と新玉ねぎ、冬には鰤と大根など、季節の恵みを活かした地元ならではの食を届けたいと考えています。こうした知識や魅力を積極的に発信していきます。
魚春のこれまでの活動
125周年記念マルシェの開催

創業125周年を迎えた際、記念イベントとして店舗前でマルシェを開催しました。地元の人気店や飲食店が多数出店し、マグロの解体ショーも実施。予想を大きく上回る約2,000人が来場し、「魚屋にこれだけ人が集まるとは」と地元の方々を驚かせました。魚春の地域への影響力と可能性を再認識する機会となりました。
子どもたちへの食育教室

地元の小学校・幼稚園・保育園で毎年食育教室を開催しています。一匹の魚が給食になるまでの過程や、うろこの有無、内臓や血の存在、骨あり魚の食べ方などを伝え、実際に三枚おろしを見せながら説明。魚離れが進む中で、命をいただくことの大切さを子どもたちに体感してもらう貴重な機会です。
魚をさばく技術の継承

飲食業を志す若手を対象に、実践的な魚さばきの指導を行ってきました。1日数匹では身につかない本物の技術を、朝7時から昼までの指導で伝授。これまでに12名の若者が弟子入りし、独立後は魚春とコラボするなど、技術と協力の輪が広がっています!
代表メッセージ
これまでの感謝
魚春を127年続けてこられたのは、地元倉敷をはじめ県内外のお客様や卸先の飲食店の皆様、そして代々支えてくれた先人たちのおかげです。

魚春を継ぎ、地元の魚をもっと食べてもらいたいという思いで、飲食店との連携にも力を入れてきました。
イベントに協力してくれた仲間や先輩方、ずっと応援してくれる皆さんの存在に感謝しかありません。

僕が子どもの頃、両親も祖父母も仕事で家におらず、ひいばあちゃんがご飯を作ってくれていました。
明治生まれの人ですから、昔ながらの焼き魚や、魚の煮付けをよく食べさせてくれたんです。
幼い頃から魚に触れてきた日々が、今の自分をつくっています。
だからこそ、これからも瀬戸内の魚文化を守り、次世代に繋げていきたいのです。
今後のビジョン
魚春を150年、200年と続く店にしていくために、次の世代へ伝えるべきことを、伝えるべき方々に、少しずつ伝えているところです。
また、魚屋として漁師や料理人とつながりながら、持続可能な地元の魚の流通にも力を入れていきます。

魚屋は、生産者と消費者をつなぐ大切な役割。
瀬戸内の魚文化を守り、未来につなげていくために、どうか魚春の移転プロジェクトを応援してください!
【スケジュール】
8月1日:クラウドファンディング開始
8月31日:クラウドファンディング終了
9月1日:移転先にて魚春OPEN予定
9月中旬〜:リターン配送開始





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