🌱 まちにアートがやってきた。— 小さな旅が、ふるさとの価値を灯す芸術祭
千葉県旭市。海と田園に囲まれたこのまちは、いま少しずつ静かになってきています。空き店舗も増え、「寂しくなってきたね」という声が聞こえることも。
でも、私たちは思うのです。「何もないまち」なんて、本当はどこにもない。
このまちが好きだから、なんとかしたい!
だからこそ、まちの中にアートをひらく。それが、”あさひの芸術祭2025” です。
”RUNNER" 瀬島匠 あさひの芸術祭2023より
🎨 アートは“きっかけ”になる
「アートは美術館で見るもの」――そんなイメージを越えて、私たちはアートをまちに連れ出します。
駅前、漁港、古い倉庫、神社、空き家…。旭市の“風景そのもの”が、作品の舞台になります。

”海津見神社” モンゴルマン斉藤 あさひの芸術祭2023より
「あれ? こんな場所あったんだ」「意外と素敵かも」
そんな小さな発見が、まちとの関係をそっと結び直してくれます。
🗺 今回は“さらに広く、さらに深く”
2023年に始まったこの芸術祭。2024年は駅前商店街を中心に開催されました。
そして2025年――旭市全域にスケールアップし、より多くの人が、より多様な場所と出会う芸術祭へと進化します。
今回のキービジュアルには、市内の名所・雷神社から見える旭市の風景を選びました。
木々に囲まれた中にぽっかりと開けた、額縁のような一望の景色。それは、まちの魅力を再発見するまなざしの象徴です。
👀 まなざしがひらく、まちが息をする
畑の匂い、漁港のきらめき、田んぼの夕日、静かに佇む神社、記憶の中の坂道――。

飯岡漁港

干潟八万石の夕日
ふだんの暮らしの中にこそ、息づく風景があります。私たちはそこに“まなざし”を取り戻す芸術祭を目指しています。
2025年、旭市のまち全体を“風景ごと美術館”に。市内各地をめぐることで、身近な魅力を再発見する旅へ。
「見慣れた場所が、こんなに美しかったなんて」「この商店街に、こんな物語があったなんて」
アートは、ふるさとを心で見つめ直すきっかけになります。
🚶♀️ 初めて訪れる人に、旭を“好き”になってもらう
この芸術祭が、旭市を訪れるきっかけになってほしい。そして、訪れた人に五感でまちの豊かさを体験してもらいたい。
🍴 特産品も自慢です!🍈 飯岡メロン(高糖度・肉厚)🍓 県内トップクラスのイチゴ🍅 味彩トマト、春キュウリ、マッシュルーム🐖 いも豚(さつまいも飼料で育成)🐟 活はまぐり・しらす・伊勢海老・丸干しいわし👜 九十九里レザー(地元産豚革の工芸品)
“おいしい・美しい・あたたかい”旭に触れた人が、「また来たい」と思ってくれる。それが、私たちの願いです。
🕊 まちの記憶を、語り継ぐために
◉ 終戦80年、戦争と旭市の記憶。旭市には、かつて特攻隊も飛び立った基地「香取航空基地」がありました。多くの若者がこの地から命を散らした――その歴史は、静かに、確かに伝えていくべき記憶です。
2025年の芸術祭には、「いのち」をテーマに描く日本画家・山内若菜さんが参加。香取航空基地の跡地で、命の重み、歴史と向き合う展示を行います。


山内 若菜
原爆の図 丸木美術館」、平塚市美術館など各地で展示。中学校で命の授業として移動型展示講演会を継続。東山魁夷記念日経日本画大賞入選。 おれ伝の天井画制作。著書「いのちの絵から学ぶ」彩流社。
https://www.instagram.com/ruocaishannei/
◉ 郷土の偉人、江戸時代に農業改革を行った思想家・大原幽学。その精神は、農業都市・旭の誇りとして今も生きています。今回、大原遊学記念館と関連施設をメイン会場の一つとすることで、遊学の思想にも触れて頂きたいと考えています。

旧林家 大原幽学記念館
◉ ”ぼっち”ってご存知ですか? 収穫した落花生を乾燥させるため、畑に積み上げた野積みのことを指す千葉の方言です。

ぼっち
千葉といえば落花生。実は旭市は千葉県の落花生栽培発祥の地なのです。落花生栽培の伝統とピーナッツ文化を未来につなげるたい!そんな想いで作られた、Bocchi Concept Shop。アートとともに落花生を楽しんでいただきたいと思います。

Bocchi ピーナッツの森 https://bocchi-peanut.jp/
◉ 東日本大震災と飯岡地区の津波被害(2011年)。旭市の飯岡地区は、津波による大きな被害を受けました。防潮堤や避難路は整備されましたが、その記憶は、子どもたちには「遠い歴史」になりつつあります。
アートとともに震災遺構を訪れてもらうことで、その記憶と教訓を次の世代へ。
震災仮設住宅内での作品展示(あさひの芸術祭2023より)
🌱 人口減少の中でも、私たちは未来をつくっている
アートは一瞬のものではありません。子どもたちの記憶に残り、自分のまちを好きになる体験を届けたい。この芸術祭は、静かに、でも確かに、まちを動かす未来の種です。
私たちは信じています。この小さな営みが、まちの未来を形づくる力になることを。
🙇ご支援をお願いします
あさひの芸術祭2025は、旭市まちづくり支援事業(30万円)の助成を受けています。このご支援は、私たちの活動の出発点として大きな後押しとなっています。
しかし、アーティストの招へいや作品制作、まち全体をめぐる展示設営、広報活動や運営サポートなど、本芸術祭を実現するには、補助金だけでは到底まかないきれないのが現実です。
だからこそ、このプロジェクトは「行政の支援+市民や来訪者の共感」で成り立つ、“みんなでつくる芸術祭”なのです。
このまちの魅力をアートで再発見する旅を、一緒に育てていただけませんか?ご支援のかたちは少額でも大丈夫。想いのリレーを、ぜひ一緒に。
皆様から頂いた支援は、作品の搬入、展示設営費、子ども向けワークショップの運営、広報費などに使用させて頂きます。
ちょっとでもいいなと思っていただけた方、あなたの一歩がこの街の希望となります!
私たちの芸術祭づくりに、一緒に取り組む仲間になってください!

〈がんばれ!モンゴルマン張り子像〉
👩🎨出展アーティスト紹介

〈五美大展2018〉を席巻した、あの『大猫行列』が旭市へ!
杉山 愛莉
神奈川県出身(群馬県生まれ)
2018 女子美術大学 美術学科 立体アート専攻卒業
和紙や粘土で動物等の作品を制作。

すずき らな (X/Instagram:@ranas0803)
黒板アート作家として、学校の黒板に大きな絵を描く黒板画を多数制作して話題に。100mの防波堤壁画「竜王絵巻」、コロナ禍に全国の学校で黒板画を46点制作「黒板アートサプライズ」など
2022 年 第57回亜細亜現代美術展 入選
2021 年 2021 第105回記念 二科展 入選
2019 年 ART Battle Japan 日本一決定戦 優勝 世界大会日本代表
黒板アート制作実績
《TV番組》
テレビ朝日「お願い!ランキングpresentsそだてれび」文才芸人
NHK総合 元旦特番「2021年新春!ニッポン“ふるさと”リレー」生出演など
《TVCM》
NTTドコモ「みんなに好きをつなごう」篇、大正製薬 パブロンエースPro「聞々目教授」篇
《MUSIC》
スキマスイッチ「青春」ジャケットイラスト、乃木坂 46 8th YEAR BIRTHDAY LIVE モニター映像/「きっかけ」ミュージックビデオなど。

具緒(ぐっちょ)
千葉県東総地域のお祭りや風景を題材に絵を描いています。
令和5年度から令和7年度の、大原幽学記念館・大原幽学遺跡史跡公園のポスターイラストを制作しました。
インスタ
https://www.instagram.com/husaguniotome?igsh=MXFtaDZyanB0czZ3OA==
グッズ
https://suzuri.jp/husaguniotome?utm_source=others&utm_medium=social&utm_campaign=shop_share

南 隆一
大正37年?生まれ。「表現は楽しい」をモットーにジャンルを問わず、身近な廃物など素材に、造形あそびを展開している。
Magic of yarn 名智岬
編み物の面白さを広めるため、様々な活動を行っております。

平山 爆風(ヒラヤマ バクフウ) 書家
経歴
亜細亜現代美術展 奨励賞
亜細亜招待美術展 韓国ソウル美術館
進学塾ミズヤ書道教室講師
書道芸術院師範
毎日書道展入選
気合いの入った作品を書くのが得意です!
小林 雅弘
旭市在住フォトグラファー。
普段は家族写真などの撮影で活動。旭市観光サイトのメインビジュアル撮影も担当。

染色家 稲森 由夏 inamori yuka 千葉県銚子市出身
1995 京都市立芸術大学工芸科卒業
1999年頃より銚子市の染色作家明石研一氏に師事し、染色制作をはじめ個展やグループ展などで活動
現在、銚子市の自宅アトリエで主にろうけつ染による染色作品を制作
千葉県立高校と茨城県立高校の2つの高校で非常勤講師として「美術」授業を担当
絵画教室を自宅にて開講中 千葉県美術会理事
インスタグラム@yuka_inamori

ハナワ
旭市出身、旭市在住。たまたま行った沖縄旅行がきっかけでドラム缶ベンチに出会い自分で制作をはじめる。
モンゴルマン斉藤 あさげー代表
アマビエ立像
モンゴルマン斉藤
あさひの芸術祭実行委員会代表
元プロレスラー。タレントとして、フジテレビ「TOKIOのな•り•ゆ•き」(1998〜99)に出演し、人気者となる。
作家として、コロナ禍に身長160cmアマビエ立像を制作し近郊21校巡回、数千人を元気づける。油彩「楽奏神仏シリーズ」や、芸術祭の旗印「あさひの塔」を制作。市内に伝わる伝統人形「ドガミシモ」を継承している。
2021年、旭市内アーティストと支援者を集め、あさげー構想を語る。翌年、あさひの芸術祭実行委員会立ち上げ、「あさひ芸術祭2023」、「あさひ街ぶら芸術祭2024」開催につなげる。
他にも
赤座剛 あさひの芸術祭メインロゴ作成者。結婚を機に旭市に移住し、イベント主催やデザイン事業など幅広く活動し、地域カルチャーを牽引
明石研一 銚子の染色屋に生まれる。ろうけつ染めを中心に制作発表。後進の育成にも力を注ぐ
Amim パキスタン出身、旭市内在住、イスラミックアーティスト
坂井止男-碧の会 今年93歳、浜辺を散歩し拾った流木に命を吹き込む流木アーティスト
海とうに 房総ビーチコーミングで収集したウニ殻•貝殻•シーグラスなどを使ってアートクラフト作品を制作
遠藤研二 大樹の神秘的な生命力を無限の宇宙の広大さにかけて表現。中之条ビエンナーレ、宮崎国際現代彫刻空港展などで活躍
大塚揚紀 1976年生まれ 2002年 東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業
2005年 東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学修士課程修了
グループ展・個展・海外展示多数、現、無所属
◯YouTube https://youtube.com/@oekaki?si=YYmMrDpo8fnhhJKJ
◯インスタ https://www.instagram.com/akinoriohtsuka/profilecard/?igsh=YzQyamw1cHluZzZh
甲斐千香子 日本画をベースに日常の面白みをテーマに作画。
近年では「渋谷・宮下公園 アディダスブランドセンター」RAYARD MIYASHITA PARK 店舗内装への作画提供やNHK ドラマ10「大奥」福士蒼汰ほか衣装の絵付けを担当するなど多方面で活躍している。
https://kaichikako.com/
片山明 新日本プロレス、SWSにて、プロレスラーとして活躍。試合中の大けがで車椅子生活となる。口でPCを操作し描画に励む
近藤寧 陶芸家/工業デザイナー 海音窯主宰地元粘土の研究、作品製作 陶器スピーカーの設計製作
さかとくみ雪 ドイツ在住、絵本作家。『ライオンのくにのねずみ』「書店員が選ぶ絵本新人賞」大賞を受賞
椎名保 最も美しく光を描く日本画家(モンゴルマンの主観です)。国保旭中央病院、旭市役所に大作がある
寿留女21 森羅万象、魂と共に創作。あさひ街ぶら芸術祭2024では、市内神社にて旭の歴史に因んだ市民との共同制作を展示。
Ksenia Fomenko ウクライナに生まれ、伝統絵画を学ぶ。世界を歴訪し、現在は横浜で幼児教育に携わり、絵を描いている。
タカハシヨシユキ 古風な商店を正面から描くことが多い。今回の公募を通過し、昭和の旭商店街の写真などとコラボ
田島和雄 前橋市在住。世相を見つめ表現テーマを模索し、幻想風景のリアリズムを探究
てらの塵 旭市近辺の方言をイラストにしています。魅力いっぱいのご当地表現、末永く残ってほしいです
根本賢 野外アートプロジェクト「野良の藝術」を企画実践
Hide Akiyama 電子制御でLEDの発光をきめ細かく操ることができるDJブース「光キューブ」
ポイズン澤田 プロレスラーとして、蛇神が降臨するユニット「蛇界転生」など活躍する。点描画にて爬虫類など描く
松山さくら 清水米店の孫。絵を描くのが好き
まりも 吉祥花文字作家 日本花文字の会公認講師 芸術としての吉祥花文字にも力を入れて制作活動をしている
三浦亮子 日本画。落花生や野菜の絵などで高い評価を受ける
矢野華風 4歳から書道を始める。10年間アート書道を學び、現在は水墨画を取り入れた作品を制作。大筆書道パフォーマンスも行う
山口よしのぶ 銚子市出身漫画家。「名物!たびてつ友の会」「Lov-Ho!」「チーズの時間」「東京旅さんぽ」など執筆
揺 写実や構図から離れて、自分の受けた印象のまま、3歳児のような自由な発想で有りたい
旭一中美術部
旭ニ中美術部
竹炭サークルかぐや姫 里山保全の一環で、自作窯にて竹炭や竹酢液作り、地域イベントでの竹灯篭を展示など行う。一緒に竹で遊びましょう!
塚前子供会
みみずくFG
ムサビ千葉支部
最新の活動報告
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本日開幕します!(新聞掲載されました)
2025/10/25 07:29皆様のおかげで、本日なんとか開催できます!10/18記者会見をしまして、10/23の読売新聞千葉版、本日の千葉日報(これから確認します)に掲載されました。本当に有難うございます!ご来場宜しくお願いします。(個人リターンについては、遅延してますが、必ず送付しますので、その旨も宜しくお願いします) もっと見る
掩体壕(えんたいごう)型パネル制作中
2025/10/01 14:42家で組み立てた部材をトラックへ9月28日(日)より、旭緑地公園(香取海軍航空基地跡)にて、山内若菜の12メートル絵画を展示するための、掩体壕型18メートルパネルを制作してます。若菊親方衆(withモンゴルマン)が、できるだけお金がかからないように(廃材利用や借用するなど)資材を調達し、完成後に受ける風力を想定して充分、根入れをしました。とても大変な作業ですが、安全に配慮して頑張ります!トラックいっぱいの資材 もっと見る
竜王まつり大成功!
2025/09/26 02:33南隆一 石ころアートレオパルドンの哀愁ごみ拾い約5時間で完成! 菩須彦とモンゴルマンあさひの芸術祭主催【竜王まつり】今年は大阪からのスペシャルゲストライブペイントアーティスト 菩須彦が降臨 @bosshiko 会場に巨大な龍を召喚!!圧巻のパフォーマンスに刮目せよ!日時:9月21日(日) 10:00〜16:00会場:いいおかみなと公園(小雨決行・荒天時はユートピアセンター)グルメハンドメイドフリマゲームなど40店舗以上出店予定ステージではキッズダンス・生演奏などあさひの芸術祭からはあさげー作家によるワークショップや缶バッジ作りも あさげーオリジナル新グッズを揃えて販売スタート お待たせしました!公式ガイドブック完成 城西国際大学生 × あのグルメインフルエンサーとコラボの GUIDE MAP初公開同時開催:旭市教育委員会主催「ぽるぽろ」海辺で体を動かし、遊び、楽しむイベントも一緒に! 芸術も、食も、体験も、自然も全てが詰まったフェスがここにある!【タイムスケジュール】10:00〜10:50 公園・漁港清掃11:00〜11:25 オープニング 菩須彦11:30〜12:00 ぽるぽろ ヨガ12:00〜12:30 ぽるぽろ ダンス12:35〜13:00 キャンバス13:05〜13:25 大和會13:30〜14:00 シェリーズ14:05〜14:25 一旦亭師14:28〜14:50 琉球太鼓14:50〜15:10 レオパルドンの哀愁15:10〜 菩須彦アートパフォーマンス#竜王まつり #あさげー #あさげー2025 #旭市 #飯岡 #いいおかみなと公園 #刮目せよ #ぽるぽろ #芸術の秋は盛りだくさんイベントは、大阪よりのビッグゲスト菩須彦が約5時間で金色の竜王を描き、会場は驚愕!あさひの芸術祭2025の大アピールになりました!午前10時からペイント開始! もっと見る






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