未来につなぐ平和へのメッセージを、私たちの歌声にのせて届けたい

今年は戦後80年という重要な節目の年です。栃木女子高等学校コーラス部では「平和とは何か」を真摯に問い、音楽を通して世代を超えた対話を生み出したいという強い思いを6月15日(日)開催・第3回定期演奏会で届けたいです。若い世代だからこそ伝えられる平和への願いを、皆様と共有できれば幸いです。

現在の支援総額

266,000

53%

目標金額は500,000円

支援者数

34

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/03に募集を開始し、 34人の支援により 266,000円の資金を集め、 2025/06/23に募集を終了しました

未来につなぐ平和へのメッセージを、私たちの歌声にのせて届けたい

現在の支援総額

266,000

53%達成

終了

目標金額500,000

支援者数34

このプロジェクトは、2025/06/03に募集を開始し、 34人の支援により 266,000円の資金を集め、 2025/06/23に募集を終了しました

今年は戦後80年という重要な節目の年です。栃木女子高等学校コーラス部では「平和とは何か」を真摯に問い、音楽を通して世代を超えた対話を生み出したいという強い思いを6月15日(日)開催・第3回定期演奏会で届けたいです。若い世代だからこそ伝えられる平和への願いを、皆様と共有できれば幸いです。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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クラウドファンディングの趣旨

〜私たちは栃木女子高等学校コーラス部さんを応援しています〜
昨年、作曲家西村朗先生の追悼演奏会で、女声合唱団 La fontaine... は、栃木女子高等学校コーラス部さんから賛助いただきました。今回の演奏会では、La fontaine...が賛助として、サポートさせていただくことになりました。

今年は戦後80年という重要な節目の年です。栃木女子高等学校コーラス部では「平和とは何か」を真摯に問い、音楽を通して世代を超えた対話を生み出したいという強い思いから、第3回の定期演奏会を「平和への祈り〜未来につなぐ歌〜」としてプログラムを構成しました。若い世代だからこそ伝えられる平和への願いを、皆様と共有できれば幸いです。

私たちは「音楽には境界を超える力がある」と信じています。この演奏会は、高校生だけでは実現できない規模と内容を目指しています。プロの音楽家や地域の方々との協働、オリジナル作品の委嘱など、通常の学校行事の枠を超えた挑戦です。

演奏会プログラム

第1部

 奇跡~大きな愛のように~
 天までとどけ
 世界の約束
 いつも何度でも
 二度と散らないねがい桜 ほか

<振付:YASUKO>

第2部

ニッポン・歌の花籠

Ⅰ うたのあけぼの

 花
 ふるさと
 夕焼小焼
 海ゆかば ほか

Ⅱ みんなの歌声

 リンゴの唄
 みかんの花咲く丘
 涙そうそう
 ひろしま平和の歌
 波の声、風の声 とまれ(委嘱初演|作曲:神山奈々)

<監修:戸ノ下達也>

ピアノ:浅井道子

〜監修者メッセージ〜
「ニッポン・歌の花籠」を上演すること

「ニッポン・歌の花籠」は、1860年代に軍隊や国民の「規律」「統合」を目的に導入された西洋音楽が、社会状況の変遷の中で、どのように展開して今日に至るのかを楽曲再演から考える企画です。日本における西洋音楽の足跡は、まさに近現代史の足跡を辿ることにほかなりません。その近現代史に息づく音楽作品を、高校生が若い感性で体感することで、音楽の素晴らしさ、怖さを実感し、演奏を通して聴衆と共有できれば、という願いを込めた企画です。戦争が現実となった今、改めて歴史から反戦平和を考えることが大切なのではないでしょうか。


栃木女子高等学校コーラス部について

歌の大好きな仲間が集まり、定期演奏会の開催、コンクールへの参加、そしてボランティア活動も積極的に行っています。昨年の夏は岩手県陸前高田市でサマーコンサートを行いました。一昨年は、全日本合唱コンクール全国大会に出場し銅賞を、昨年は関東合唱コンクールで銅賞をいただきました。少人数ではありますが、皆様の心に響く歌を目指して、日々練習に励んでおります。

平和を願う輪を広げたい:部長メッセージ

私は、3月にアウシュビッツ・ビルゲナウ強制収容所を訪問し、ガイドの方のお話を聞きながら当時の建物や資料を見学させていただきました。

終戦間近のアウシュビッツ強制収容所では、15歳以上の人を大人と見なして労働をさせていました。自分たちと同じくらいの年齢の人が親と離れ過酷な生活をしていたのです。今自分が当たり前のように家族や友人と共に過ごし、好きなことに熱中することができていることがどれだけありがたいことかを実感しました。

ユダヤ人大量虐殺という悲惨な歴史が生まれてしまった1つの原因は、たくさんの人が多数派になるために自分の意見を持たなかったことにあるそうです。私はインターネットの普及によって、不確定な情報にあふれ、考え方や常識が目まぐるしく変化する現代にこの状況が重なると感じました。過去の話と割り切らず、人々が戦争について考え、平和な世の中が続くにはどうすべきか自分なりの意見を持つことが大切だと思います。

戦時中に歌われた曲の中には現代を生きる私たちにとって違和感を覚える歌詞もありましたが、かつて私たちと同じ年齢の子どもは国に命を捧げることが美徳だと教育され、心から正しいことだと思って同じ曲を歌っていたのかもしれません。私たち高校生が戦争当時の曲を歌うことで、戦争の悲惨さを伝えるだけでなく、なぜこのような曲を未来ある若者が歌う時代になってしまったのか考えるきっかけになればうれしいですし、私たちも考え続けなければいけないと思っています。

演奏会を通じて平和を願う輪が広がっていくことを祈っています。


プログラム解説

第一部:希望の歌

第一部では、明日を生きる活力と希望をお届けします。プロダンサーのYASUKOさんに特別に振り付けをご指導いただき、さだまさしさんの心に響く名曲や親しみやすいアニメ作品を、高校生ならではの感性で表現します。

また、昨年被災地の岩手県陸前高田市を訪問した際に歌った「二度と散らない願い 桜」を、復興への祈りを込めて演奏いたします。
この作品は、桜の吊るし雛にメッセージを込め陸前高田の普門寺さんにお送りし、東日本大震災で亡くなられたお一人お一人をご供養しようというプロジェクトの応援ソングとして生まれた作品です。私たちにとっても特別な一曲です。

第二部:歴史を紡ぐ歌声

第二部では、音楽史研究の第一人者である戸ノ下達也先生の監修のもと、「ニッポン・歌の花籠」と題し、戦前・戦中・戦後の日本の歌を時代の流れとともにお届けします。これは単なる懐メロの集まりではなく、各時代を生きた人々の喜び、苦しみ、そして希望を今に伝える貴重な文化遺産です。高校生が先人たちの声に耳を傾け、その想いを受け継ぐ姿をご覧いただければと思います。

そして第二部の最後には、注目の若手作曲家・神山奈々さんが私たちのために書き下ろしてくださった委嘱作品を世界初演いたします。沖縄の伝統的な琉歌をモチーフに、平和への祈りを込めた本作品は、栃木女子高等学校コーラス部と女声合唱団 La Fontaine…との合同演奏によってお届けします。歌は目に見えませんが、目にみえない様々なものと私たちの気持ちが繋がるような演奏を目指しています。シャーマンのような乙女の祈りを作品を通して表現します。


ご支援いただいたファンドの活用について

ご支援いただいたファンドにつきましては、演奏会会場費、サポートしてくださる方々へお礼、スタッフへの謝金等にあてさせていただきたいと考えております。


リターンについて

・演奏会の録音視聴権(スマートフォンなどでお聴きいだけます)
・演奏会後の部員文集(現役部員のもの)
・2025年秋にリリース予定の「信長貴富作品集」CD

などをご用意しています。


最後に

未熟ながらも、この演奏会を通じて「平和の大切さ」を同世代に、そして次の世代へと伝えていくために、日々練習に励んでいます。私たちの挑戦が、小さくとも意義ある文化の灯となるよう、皆様のお力添えをいただければ幸いです。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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