「“挑戦する女性”がもっと自由に、安心して歩き出せる社会へ──」
そんな願いを込めて、私たちはこのプロジェクトを立ち上げました。
■このプロジェクトで実現したいこと
私たちWECA(女性起業家支援協会)は、「挑戦したい女性たちが、安心してビジネスに取り組める環境」を整えるために、起業支援と教育のプログラムを立ち上げました。
このプロジェクトでは、スキル習得だけでなく、自信を持って一歩を踏み出すためのマインドセット、人脈づくり、新しいビジネスの創出など、包括的な支援を行います。
そして今回は、コミュニティの拡大と認知向上を目的に、名古屋・テレビトー前の「シバフヒロバ②」にて、約60店舗が出店するマルシェ型イベントを開催します(2025年11月7〜8日)。 このクラウドファンディングで集まった資金は、広告費およびイベント運営費に活用します。
また、このイベントでの売上はすべて今後の支援活動に再投資します。
※本プロジェクトで得た支援金は、今後の起業支援や教育プログラムの継続・拡充にも充てられます。
※本プロジェクトで得た資金は支援活動・運営費等に使用し、収益目的の事業ではありません。
イベント会場:シバフヒロバ② HPより(https://rhp.nagoya/note/entry-509.html )
■なぜ今この取り組みが必要なのか?
【“進出”の影で、取り残されている現実】
「女性の社会進出」が進んでいる──そんな言葉が報道され、制度も少しずつ整いつつあります。
そんな中、現場の声に耳を傾けると、それだけでは語りきれない“取り残されている現実”があります。特に地方に暮らす女性や、子育てをしながら働こうとする女性たちは、いまだに大きな制約と向き合いながら生きています。「学びたい」「挑戦したい」と願っても、それを叶えるための時間も環境も整っておらず、ようやく情報にたどり着いた頃には、諦めるしかない状況にある。
社会進出が「できる人だけのもの」になっている限り、その言葉は希望ではなく、むしろ焦りや孤立感を生んでしまうのです。
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【家庭と夢の間で揺れる、見えない“優先順位”】
「子どもが小さいうちは自分のことなんて…」そう思って、自分の夢やキャリアを後回しにする女性は少なくありません。
時間はあっても集中できる環境がない、相談できる相手もいない・・・
結果として、「本当はやってみたかった」という想いを、静かに胸にしまい込んでしまうのです。これは、本人の意志の弱さではありません。構造的な問題です。誰かが支えなければ、誰もが支えを必要としている時期には、前に進むことが難しい。
私たちはこの“挫折が当たり前になっている構造”にこそ、目を向けなければならないと感じています。
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【情報も人脈も届かない、地方のリアル】
地方に住んでいるだけで、学びや出会いの機会から遠ざかる。それが現実です。都市部では溢れるほどあるセミナーや起業イベント、支援制度の情報も、地方ではそもそも届かない。届いたとしても、そこにアクセスできる手段がない。SNSの活用やオンライン講座が増えたとはいえ、それらを「知る」「使える」状態にない人も多くいます。そして、何よりも大きな壁が「一緒にがんばる仲間がいない」ことです。孤独な挑戦は、不安と疑念に押しつぶされやすい。だからこそ、情報以上に“つながり”が必要だと私たちは考えています。
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【「学びたくても、払えない」──壁はお金だけじゃない】
多くの女性たちが口にするのは、「起業塾って高いんですね…」という言葉。
知識を得たい、何か始めたいと思っても、経済的な理由で諦めざるを得ない。けれど本当の問題は、金額の大小ではなく、「学ぶことにお金を使っていいと思えない」空気の中にいることかもしれません。
家庭優先が当たり前、自分にかけるお金は贅沢だという価値観。それが無意識のうちに女性たちの選択肢を狭めています。
「学びの価値」に気づき、「一歩を踏み出していい」と思える環境をどう届けるか。
そこに私たちの使命があります。
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【起業は“特別な人の選択肢”じゃなくていい】
私たちWECAは、起業や働き方を「一部の意識の高い人」だけのものにしたくありません。
子育て中でも、地方にいても、特別なスキルがなくても、「やってみたい」と思った人が、安心してその一歩を踏み出せる。そんな当たり前をつくっていきたいのです。
挑戦の形は一人ひとり違っていい。大きな夢を追う人もいれば、小さな商いをコツコツと続けたい人もいる。そのすべてを「挑戦」として支えられる社会へ。
WECAが届けたいのは、そんな“自分らしい一歩”を支える環境です。
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【“夢”より先に、“一歩目”を支えたい】
私たちは、夢を語る前に「動き出せる環境」を整えたい。
自分の中にある種火のような想いを、安心して育てられる場所をつくりたい。
女性たちが「私にもできるかもしれない」と思える瞬間は、社会全体にとっての希望です。
だからこそ、誰もがその瞬間にたどり着けるように──。
このプロジェクトは、その“最初の一歩”を支えるための、私たちからの提案です。
女性活躍・男女共同参画の重点方針2025(女性版骨太の方針2025)
(https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/pdf/sokushin/jyuten2025_honbun.pdf)
■届けたい人&メッセージ
◆このプロジェクトを届けたい人
これから何かを始めたいと考える女性へ(特に育児中や地方在住の方)
──毎日が家族優先で、自分の夢は後回し。でも、どこかに「このままでいいのかな」という想いがある。そんなあなたに、「自分らしい挑戦」を安心して始められる場所を届けたいと思っています。女性支援・起業支援に関心のある個人の方へ
──誰かの“背中を押す力”になりたいと願うあなたへ。このプロジェクトは、挑戦したい女性たちの一歩を支える仕組みです。共に見守り、応援してくれるあなたの存在が、挑戦の土壌を耕します。CSRとしてSDGs・多様性に取り組む企業担当者へ
──持続可能な社会を実現する鍵は、「挑戦できる人」を増やすこと。このプロジェクトは、女性の経済的自立を支え、地域に多様な価値を育む取り組みです。御社のCSRが、未来を変える一助になります。地域活性や教育機会に関心のある自治体・団体へ
──地域に眠る“まだ見ぬ力”を、学びとつながりで呼び覚ます。このプロジェクトは、単なる起業支援ではありません。地域の人材育成・コミュニティづくり・教育格差の是正にも貢献する、次の一手です。
◆ターゲット別のメッセージ
女性個人の皆様へ
──「あなたの『やってみたい』を、もうひとりで抱えなくていい」 子育て中でも、地方に住んでいても、誰かとつながっていれば前に進める。あなたの想いを、安心できる環境と共に、行動に変えるサポートがあります。企業さまへ
──「あなたのCSR活動で、未来の女性起業家を支援しませんか?」 御社の1つの支援が、1人の女性の人生を変える。その先には、家族・地域・次世代の可能性が広がっています。共に、未来のエンジンを育てていきましょう。支援団体さまへ
──「このプロジェクトが、地域の“次の一歩”になります」 女性たちの挑戦は、地域に新たな仕事やコミュニティを生み出します。あなたの地域で、その一歩を共につくりませんか?

■プロジェクトを立ち上げた背景
「誰もが自分らしい働き方を選べる社会に」 WECAの理事たちは、全員が「育児もキャリアも諦めたくない」と願い、実際に行動してきたママ起業家たちです。
◆理事紹介とそれぞれの想い
□代表理事・石川
リボンアクセサリーの協会を主宰しながら、多くの認定校と関わる中で「起業家を支える側」に。
「誰かの一歩の背中を押したい」と考え、WECAを創設。 
□理事・相坂
不妊治療でキャリアを断念するも、キャリアコンサル資格を取得し、起業。
著書『らしく起業』を出版し、「自分らしさ」を軸に挑戦する女性を支援。

□理事・高橋
若くして起業。現在は整体院を営む夫の広報・PRも担当。
女性が活躍できる「場」と「役割」の可能性を信じて活動。

□理事・小松
子どもが小学校に上がる“タイミング”で起業。
「WEBスキルを身につけても、仕事がない」「時給単価がボランティア並」──
そんなクリエイターたちに人脈と場を提供したいと活動。

■参加者の声
過去に単発講座に参加された女性たちからは、こんな声が届いています。
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「自分の可能性に気づけた」これまで何となく自信が持てなかったけれど、講座で自分の強みを言語化するワークを通して、「私にもできることがあるんだ」と思えました。自分を否定せずに認められるようになったのは、この講座が初めてです。
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「背中を押され、一歩踏み出せた」ずっとやってみたかったこと。でも“起業”という言葉に怖気づいていました。講座で出会った仲間や講師の方の言葉が温かくて、自然と「やってみようかな」と思えるようになったんです。小さな一歩が、大きな前進になりました。
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「初めて“自分らしく働く”イメージが湧いた」働くって“我慢すること”だと思っていた私にとって、「好きなことを活かして、人の役に立てる」という感覚はまさに目からウロコでした。家庭と両立しながらでも、自分らしい働き方はつくれるんだと、希望が見えました。
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■資金の使い道
クラウドファンディングでいただいたご支援は以下に活用いたします。
・イベント広告費(オンライン・オフライン媒体)
・会場設備費・什器レンタル費用
・運営スタッフの人件費・交通費
・配布物・制作物のデザイン・印刷費
非営利団体として活動するにあたり、広報費や設営費が不足しているため今回はPJとしてクラウドファンディングに挑戦しました。

-------スケジュール---------------------
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【7月】準備・告知開始
・クラウドファンディングページ原稿・素材制作
・関係者との連携・説明会実施
・SNSや広報媒体でプレ告知スタート
【8月上旬〜9月上旬】クラウドファンディング実施
・SNS・メディアを通じた情報発信
・協力者・支援者へのリーチ強化
・支援金の進捗管理とリターン準備スタート
【9月中旬】
リターン発送準備/イベント準備-
【9月中旬〜10月】イベント準備本格化
・会場レイアウト、出店者・出演者との最終調整
・本部ブース企画・展示物の制作
・ボランティアスタッフの募集・研修
・機材・印刷物・備品などの発注と管理
【11月7日(木)〜8日(金)】イベント本番
・名古屋テレビトー前シバフヒロバ②にて開催
・約60ブース出店(うち6ブースはキッチンカー)
・本部では「お仕事の多様なあり方」をテーマに展示・体験型企画を実施
【11月中旬〜12月】活動報告・リターン対応
・クラウドファンディング支援者へのお礼・リターン発送
・公式サイトやSNSでのイベント報告
・アンケート回収・今後に向けたフィードバック収集
■最後に
起業は、誰かの人生を大きく変える「選択肢」になり得ます。経済的な自立だけでなく、働き方や暮らし方、人とのつながりまでも変えてくれる力を持っています。けれどその一方で、その一歩を“ひとりで”踏み出すのは、とても勇気が要ることです。
「自信がない」「仲間がいない」「失敗したらどうしよう」そんな不安を抱えながら、それでも何かを変えたいと願っている人たちがいます。
私たちWECAは、そんな方々のそばで、静かに手を差し伸べる存在でありたいと思っています。
無理に背中を押すのではなく、同じ目線で、同じ歩幅で「挑戦してみたい」という想いを、心から応援できる社会を目指しています。
どうか、この想いに共感していただけましたら、応援・ご支援を、心よりお願い申し上げます。

最新の活動報告
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アイデアを形にする“お仕事体験”イベント
2025/08/30 13:42おしごとMUSE EXPO2025このたび、WECAフェスのイベント名称が「おしごとMUSE EXPO2025」に決まりました。MUSE(ミューズ)とは、古代ギリシャ神話で芸術や学問の女神たちを意味し、インスピレーションを与える存在として語り継がれてきました。私たちがこの言葉を選んだのは、「仕事を通じて、自分の中に眠る可能性に出会える場所」を作りたいと考えたからです。現代社会において「仕事」とは、収入を得る手段であると同時に、自分らしさを表現する大切な舞台でもあります。ですが一方で、会社員かフリーランスか、安定か挑戦か・・・そんな二者択一の枠に縛られて、思い描くキャリアにしっくりこない人も少なくありません。とくに女性の場合、ライフイベントや家庭の状況によって働き方が制約されやすく、「本当はもっと自分らしい働き方があるのでは?」と模索している方が多いのではないでしょうか。おしごとMUSEは、そうした方々にとっての「選択肢の見える化」と「挑戦のきっかけ」を提供する場です。WECAフェスでの体験おしごとMUSE EXPO2025が開催されるWECAフェスの会場には、全国から集まった女性起業家やクリエイターたちが、自分たちの事業や活動をブース出展します。そこには単なる商品販売やサービス紹介だけでなく、「なぜこの仕事を始めたのか」「どんな思いで続けているのか」といったストーリーが詰まっています。たとえば、子育てをしながら在宅でできる仕事を工夫してつくり上げた人。大企業を辞めて、地域の課題解決に挑むことを選んだ人。趣味で始めた活動が、多くの人を笑顔にする事業へと育った人。それぞれの背景は異なりますが、共通しているのは「自分らしい仕事のかたちを模索し、つくり出してきた」という点です。来場者は、そんなリアルな声や活動に触れることで、教科書的なキャリア論では得られない「生の働き方のヒント」を受け取ることができます。自分の現在地と重ね合わせて、「私もこういう形で挑戦できるかもしれない」と感じてもらえたら、それがまさにおしごとMUSEの役割です。枠を超えてつながる仕掛けもうひとつ大切にしているのは、「出会いから次につながる場」にすることです。フェスで得た学びや気づきが一過性で終わってしまうのではなく、新しい人とのつながり、次の挑戦へのきっかけになるように設計しています。具体的には、ブースでの交流だけでなく、出版やクラウドファンディングの体験コーナーを設け、「アイデアを形にする第一歩」をサポートします。また、WECA理事メンバーや出展者同士もネットワークを広げ、フェス後も連携できる体制を整えていきます。挑戦を応援する仕組みが、ここで生まれる。それは、個人のキャリアだけでなく、地域経済や社会全体にとっても大きな力になると信じています。今後への思いおしごとMUSEは、今回のフェスから始まる第一歩にすぎません。今後は継続的に、仕事づくりに関する情報発信やコミュニティづくりを広げていく構想を持っています。「人でなくてもできる仕事はITに任せ、人は人にしかできないことに注力する」──これは私たちWECAが大切にしている理念です。おしごとMUSEは、その理念を体現する場として、挑戦する女性たちの物語を未来へつないでいきます。今回のフェスで出会う一人の起業家、一つのアイデアが、あなたにとって新しい扉を開く鍵になるかもしれません。どうぞご期待ください。 もっと見る
会場について一部変更と調整のご報告
2025/08/26 10:33いつも温かいご支援・応援をいただきありがとうございます。このたび、WECAフェスの会場について一部変更と調整を行いましたのでご報告いたします。当初は「シバフヒロバ②」での開催を予定しておりましたが、より快適な導線と広さを確保するため、会場を「名古屋テレビ塔 シバフヒロバ①」へ変更することとなりました。また、ご来場いただく皆さまが安心して楽しめるよう、通路幅を広く確保し、各ブースをゆったり配置するレイアウトへと見直しを行いました。これに伴い、ブース数は当初の予定より調整し、約30店舗(うちキッチンカー3台)での開催となります。出店者の皆さまにも、来場者の皆さまにも、より良い体験をお届けできるよう引き続き準備を進めてまいります。今後も詳細や見どころなどを活動報告にてお知らせしていきますので、引き続き応援いただけますと幸いです。 もっと見る
活動報告案~フェス日程確定!~
2025/08/22 09:02皆さま、応援ありがとうございます!現在、達成率34%・残り39日となりました。そしてついに──WECAフェスの日程が決定しました!2025年11月7日(金)~8日(土)、名古屋・シバフヒロバで開催します。当日は、60を超えるブースが並び、・グルメやスイーツの出店・起業・キャリア・ライフスタイルに役立つワークショップ・音楽やトークセッションなど、多彩なプログラムを企画中です。来てくださった方が「新しい一歩を踏み出したくなる」──そんな場をみんなで作っていきます。クラファンのご支援は、このフェスの準備や企画をさらに充実させる大きな力になります。ぜひ一緒に、このお祭りを盛り上げてください! もっと見る




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