ホタテ死滅の危機を乗り越えたい、鹿部発“海の恵みごちそう缶”誕生へ!

近年ホタテの稚貝が大量死滅する中、代替資源として地元のつぶ貝や蝦夷アワビを使用した“ごちそう缶詰”を新たに開発・製造します。クラウドファンディングを通じて製造費や広報費を募り、地域水産業の継続と地元資源の新たな価値創出を目指します。

現在の支援総額

468,000

46%

目標金額は1,000,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/06/27に募集を開始し、 59人の支援により 468,000円の資金を集め、 2025/08/10に募集を終了しました

ホタテ死滅の危機を乗り越えたい、鹿部発“海の恵みごちそう缶”誕生へ!

現在の支援総額

468,000

46%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数59

このプロジェクトは、2025/06/27に募集を開始し、 59人の支援により 468,000円の資金を集め、 2025/08/10に募集を終了しました

近年ホタテの稚貝が大量死滅する中、代替資源として地元のつぶ貝や蝦夷アワビを使用した“ごちそう缶詰”を新たに開発・製造します。クラウドファンディングを通じて製造費や広報費を募り、地域水産業の継続と地元資源の新たな価値創出を目指します。

地域おこし協力隊のためのクラファンで、あなたもプロジェクトに挑戦してみませんか?

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■ごあいさつ

こんにちは。北海道・鹿部町で活動している「蛭川アート企画」の蛭川有裕(ひるかわありひろ)です。

私は、広告写真・映像制作のプロとして長年スタジオを中心に活動してきました。その経験を生かし、現在は地元・鹿部の海産物を活用した加工品の製造・販売も手がけています。

今回、このクラウドファンディングで挑戦するのは、ホタテに代わる「海のごちそう缶詰」の商品化プロジェクトです。

これは、ただの新商品開発ではありません。海とともに生きる小さな町が、未来に希望をつなぐために始めた、本気の挑戦です。


  ■鹿部町と、ホタテと、私のこと、そして小さな町のブランド【cocoshika】

鹿部町は、北海道・渡島半島の東側に位置する、人口3,000人ほどの小さな漁業の町です。目の前には噴火湾が広がり、背後には雄大な駒ヶ岳がそびえる、美しい自然に恵まれたこの地では、代々ホタテの養殖が営まれてきました。

ホタテは、まさにこの町の命を支えてきた存在。浜の暮らしも、地域の誇りも、すべては海とともにあり、ホタテとともに育まれてきました。

私自身も、鹿部に移住してからこの海の恵みに魅了され、数年前よりホタテを使った「アヒージョの缶詰」を商品化。ふるさと納税の返礼品や道内外の催事などを通じて、鹿部の味を全国の方々に届けてきました。

この缶詰には「cocoshika(ココシカ)」というブランド名をつけました。「ここしかない味」「ここ鹿部しかない恵み」――そんな意味を込めて名づけた、小さな町の小さなブランドです。

大規模でも派手でもありませんが、確かな素材と、土地への敬意を大切にしながら、丁寧に手をかけてつくる。そんな想いが詰まったcocoshikaの缶詰は、多くの方から「シンプルだけど味わい深い」と嬉しい評価をいただいています。


■2025年、ホタテがいなくなる――

しかし、2025年。

これまで町を支えてきたホタテの稚貝が、約8割死滅するという未曽有の事態が起こりました。


地球温暖化による海水温の上昇や、海流の変化、異常気象……明確な原因が特定できないまま、稚貝が大量に死滅し、町の養殖業者は大打撃を受けています。


水揚げの減少だけでなく、それに伴って加工・流通・販売まで影響が広がり、「もう来年から、ホタテの仕事ができないかもしれない」――そんな声も現場から聞こえてきました。

  

■それでも、あきらめたくなかった


私は、この状況を目の当たりにして、何かできることはないかと考えました。

ホタテがいなくなる。それは単に「食材がひとつ減る」だけの話ではありません。

それは、町の暮らしが揺らぐということ。地域の誇りが失われるということ。子どもたちが将来、この町に夢を持てなくなるということ。


だから私は、決意しました。

「ホタテだけじゃない。鹿部の海には、まだ宝がある」「新たな海のごちそうをつくって、未来につなげたい」


 ■つぶ貝と蝦夷アワビに、新たな可能性を見た

鹿部の海には、つぶ貝や蝦夷アワビといった貴重な海産物も育まれています。

これまで観光や直販を中心に流通してきたこれらの食材は、実は缶詰などの加工品にはあまり使われてきませんでした。

しかし、試作を重ねてみると――「これは缶詰にしてもおいしい」「常温で手軽に楽しめる」「贈り物にもなる」と、多くのプロの料理人やバイヤーの方からも好評をいただくことができたのです。

■「海のごちそう缶」シリーズとは?

今回のクラウドファンディングでは、以下の3商品を「海のごちそう缶」としてご支援のリターンにお届けします。

◆ ホタテのアヒージョ缶詰(完成・販売中)

鹿部産のホタテを贅沢に使用し、昆布の旨味で味に深みを加えた定番商品。そのままでも美味しく、パスタやパンに合わせるアレンジも人気です。


  ◆ つぶ貝のアラビアータ缶詰(試作完成)

トマトベースにピリッと辛さを効かせたアラビアータ仕立て。コリコリ食感のつぶ貝との相性が絶妙で、赤ワインとのペアリングにもぴったり。

  

◆ 蝦夷アワビのジュレ缶詰(開発中)

地元で水揚げされた蝦夷アワビを使用した、特別感あふれる冷製ジュレ缶です。シンプルな味付けでアワビ本来の旨みを引き立て、お祝いの席や特別なひとときにもぴったり。常温保存が可能ですが、より美味しくお召し上がりいただくために、冷やしてお楽しみいただくのがおすすめです。


  ■クラウドファンディングで実現したいこと

このプロジェクトで目指しているのは、単なる商品化ではありません。

鹿部の新しい「海の恵み」を缶詰という形で広めること

一次産業の未来につながる、持続可能な食の提案をすること

鹿部の海を、次の世代に誇れる場所として残すこと

この小さな町の挑戦が、全国の食卓や贈り物の場で「応援」される商品になる。そんな未来を、皆さんと一緒につくっていきたいと思っています。


  


■スケジュール(予定)


2025年6月:最終試作・デザイン調整

2025年8月:缶詰製造開始・パッケージ印刷

2025年8月:クラウドファンディング終了

2025年10月:リターン商品梱包・発送開始

2025年10月〜:一般販売・販路開拓へ展開予定

  


■最後に

海の町・鹿部は、今、試される時を迎えています。

ホタテの危機は終わりではなく、きっと「次の扉を開くチャンス」なのだと、私は信じています。

海を見つめ、海に学び、海とともに未来を考える。その第一歩が、この“ごちそう缶詰プロジェクト”です。

どうか、皆さんの力を貸してください。鹿部の海を、未来へとつなぐために。

心を込めて、ご支援をお待ちしております。




鹿部町朝日風景



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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