■ NEXT GOAL「支援者150名」挑戦します ■
MEGURUベーグルのプロジェクトが残り18日を残して無事、目標金額100万円を達成することができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!
「クラウドファンディングは人生の答え合わせだ」
そう諸々の投資も終わって実行する直前に言われて、もの凄い複雑な気持ちでスタートを切ったことを今でも昨日のことのように脳裏に焼き付いています・・。
よく顔を合わせる方々、逆に10年以上も連絡を取り合っていないのに支援をしてくれた友人や元同僚たち。支援の通知で名前を見るたびに感慨深かったです。
「それは、いいけど阪脇。あとの18日は何もせんの?」
やります。目標は達成しましたが、やはりもっとこのベーグルを通して世の中に貢献していくために活動は止めません。次に向かう先は「1人でも多く知ってもらい、食べてもらえること」です。
そこで、支援者数「150名」をネクストゴールに置き再出発です!!上振れた金額については下記に使用します。
①ポップアップ出店の費用
②オフサイト出店時の広告/マーケティング費用
③ファン拡大施策の投資費用補填(例: 100日連続ベーグルプレゼントキャンペーン)
MEGURUベーグルの事業にフルベットしていきます。引き続きよろしくお願いいたします!

はじめまして
プロジェクトオーナーの阪脇脩太です。
ここからは、ベーグルなのにたんぱく質がちゃっかり摂れてしまうおからを使ったMEGURUベーグル開発のストーリー。前半は、開発のきっかけと変遷を。後半は、MEGURUの商品紹介を。
ストイックに身体と向き合いたいけど、なりきれない。毎日頑張らなくたっていいじゃない。好物を食べたっていいじゃない。カラダの源になるものを主食でちゃっかり摂れるものをつくりました。
お一つどうですか?
すべては妻の妊娠から始まった
妻はお医者さんから「たんぱく質不足」を指摘され、つわりも酷い中で豆腐や納豆ばかり食べる日々が続いていました。これが今回の商品開発のきっかけでした。

次の検診で同じことを言われれば、また数週間。次もなら、また数週間。妻はつわりの状況のなかで口にできるものが数少ない中で同じものをひたすら毎日続けました。
同じものばかり食べても栄養も偏ってしまう。ちょうどコロナ禍の真っ只中。食事を一緒に摂る機会が多かった私は、妻がおなかの子供のことを想うことへの頼もしさと同時に食べることが好きだった彼女が食事を作業的に済ませることが不憫な気持ちにもなりました。

そう考えたとき、日本古来からのたんぱく源として親しまれている「生麩 (なまふ)」を食卓に並べました。結果としては好評。自分でさらに高たんぱく質な生麩を手作りし始めました。それが、このプロジェクトのそもそもの始まりでした。

失敗・失敗・挫折
普通の生麩でも食卓のバリエーションを出すことはできます。ただ、「もっと楽にたんぱく質を摂ってほしい!」と、試作していた高たんぱく版の生麩の試作。
どうしても高たんぱく質と美味しさの両立ができませんでした。目標としては、サラダチキン並みの高たんぱくにする!置き換えるんだ!と意気込んだもの、たんぱく質を増やせば増やすほど固さや舌触り、独特の匂い…。
たくさんのネガティブが出たものを改善することができず、商品化することろまで漕ぎつけることができませんでした。


開発の壁にぶち当たっているところ、妻からの一言。日常的に食べていくという点でこれは妻にはフィットしていませんでした。
しかし、商品づくりに対する心の炎は消えず次のことを考えはじめました。

次に奥さんが日常的に口にする頻度の高いパンとお菓子。そこを着想に作ったのがハンディプロテインスープです。調理済みのレトルトなら手間いらずで、主食と合わせるだけでバランスの取れた食事に近づけるはずだと。
知り合いのシェフから教わったレシピで一から美味しいポタージュスープを作り、牛乳の代わりにプロテインを合わせる計画でした。しかし、またしても技術の壁が立ちはだかります。
タンパク質の熱変性です。熱を加えると固まってしまう性質により、レトルト加工時に中身が固まってしまう課題をクリアできませんでした。あえなく、この計画も終了するのでした。

またしても妻からの一言。そもそも嗜好には合わないということでした。これは、習慣的に食べる以前の問題でした。
もう一つの着想だったお菓子を試すことにしました。

元々脳裏にあった日本の伝統技術とナッツ(たんぱく質豊富)の組み合わせで試作しました。雷おこしと同じ製法を活用したクラフトナッツバー。自分で製造の免許を取得し、後に近所の洋菓子屋さんにOEMを依頼して順調に展開できているかに見えました。
しかし、軌道に乗る兆しが見えた矢先、また新たな課題が。固める飴が「だれる」つまり、溶けて柔らかくなってしまう製造上の問題です。
根本解決をするため元々おこしを製造しているメーカーへのOEM打診を続けましたが、提携には至らず、クラフトナッツバーの計画も畳むことになりました。

もう一度原点に立ち返ったとき、足掛け3年で行き着いたのがベーグルでした。そこで気づいたのです。「生麩の製法でパンも作れんちゃう?」と。
生麩は小麦粉のたんぱく質と米粉を合わせて蒸したもの。この米粉を強力粉に変えれば、それはまさにベーグルの製造工程そのものでした。

初期段階のベーグル。味がしないと家族に不評でした…。
さらなる栄養価と柔らかさを求めて原料を変えながら試行錯誤していた時、運命的な出会いがありました。「おから」との組み合わせです。
これにより、豊富なたんぱく質と大豆の栄養を実現しながら、美味しさも兼ね備えた独自の配合を完成させるきっかけを得ることができました。
その「おから」が、お豆腐屋さんから1日で数百KGものとんでもない量でてきている。そしてお金をかけて棄てているという実態も直接話しをする機会で知り、もっと有効活用したい。その想いも私の開発にパワーを与えてくれました。

自分にとって最高の褒め言葉でした。冷凍庫に保存している試作サンプルを勝手に食べられてしまうのは困りものでしたが、ようやく妻が積極的に食べてくれるし、求められるものを作ることができたのだと思いました。
もっと美味しくしたい。もっと色んな味も試してみたい。そう考えるうちに奥さんには呆れられながらも我が家には一般家庭には到底置かないような機材が増えていきました。

製造委託させていただける企業とも奇跡的に出会い、完成することができたのが今回お届けするMEGURUベーグルです。
MEGURUベーグルに込めた想い
このベーグルは、体調を崩していた妻のために生まれました。彼女が無理なく続けられるものを考えたとき、主食として提供したいと思いました。そのときに有力候補として頭に思い浮かんだのがパンでした。
妊娠していた時期を思い出し、身体の内側から健康をサポートしたい。腸内環境や栄養バランスも両立して貢献できるようにこだわりました。
そこでプロダクトとして、重要になってくるのが素材の組み合わせ。メインとなる小麦粉、副素材のおからとヘンプシードです。

苦労したことと言えば、たんぱく質量の担保とパン生地として全てを調和させてまとめること。
副素材は栄養価の高いものを採用していますが、入れすぎたり生地づくりで混ぜ込むタイミングを間違えたりするとベーグルとして焼けないくらいバラバラ、ボソボソの生地になってしまいます。
試行錯誤を重ねて両立できるポイントを見つけました。おからを始めとする副素材があるからこそ出せる柔らかさも発揮できるようになり、むしろ特徴の一つになってくれました。

「MEGURU」という名前に込めた二つの意味
① いい素材と栄養が身体の中を巡り巡って、内側からケアしていく
② 豆腐の残渣だった「おから」が巡り巡って、日常の食卓に戻ってくる
この共通する「巡る」という概念が、MEGURUベーグルの名前の由来です。MEGURUベーグルは、次のことを約束する商品として展開をスタートします。

身体のことは気になるけど、ケアを本気で続けることは誰でも難しい。おいしいベーグルなのに「ちゃっかり」頑張りすぎなくても身体の内側からケアをできる商品を目指しました。

協力いただいているベーグル専門店の工房で一つ一つ手作りで丁寧に作り上げています。焼きたての美味しさをその場で閉じ込めてお届けします。

今回のクラウドファンディングでは、開発済みの2種類のプレーンと試作を進めていく2品のチョコ系とお野菜系を用意していきます。
プレーンは、たんぱく質が1個で約15g摂れるProと、全粒粉も使い素材の風味をより感じながらもたんぱく質が1個で約10g摂れるLiteの展開です。
チョコ系は、いくつかパターンを試しましたが、純粋にチョコのおいしさをダイレクトに感じやすいチョコチップを検討しています。お野菜系は惣菜パンとしての役割が欲しかったこともあり、小松菜ベーコンチーズを検討中です。
※チョコチップと小松菜ベーコンチーズは開発検討中のためイメージです
現在の準備状況とこれからの展望
MEGURUベーグルの現在です。商品は、基幹品のプレーンの開発が完了し、バリエーションの展開を計画しています。
もっと、冷凍庫にあることが嬉しい、気分が上がるようなデザイン含めた包材仕様、またご自身のタイミングで召し上がりやすいようにパッケージ資材の探索や消費期限の延長検査を進めていきます。
今回のプロジェクトのご縁で明治43年創業の老舗である南禅寺豆腐屋を営む服部食品様とお話する機会があり、これから生産分のおから原料の連携をいただけることになりました。原料として活用させていただくにあたり長期保存におけるチェックや、さらにおからの活躍ができる加工などについても相談を進めていきます。

もっとこのおからを使ったたんぱく質が摂れるMEGURUベーグルが身近になってほしい。そのために必要な設備投資やアクションに今回のクラウドファンディングでいただいたお金を使っていきたいと考えています。
最後に

今回の商品のMEGURUベーグルの開発とともに見つけた弊社のミッションを胸にもっともっと”もったいない”をイノベーションして「除けものを、愛されものに」する世界をつくっていきます。
MEGURUブランドの展開はその足がかりになります。おからを使ったたんぱく質が多く摂れるベーグルを世界で認められるパンの一つにします。そのためにも、もっと皆さんに応援される存在になれるように努力していきます!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
WaHaQ合同会社
代表社員 阪脇脩太


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想定スケジュール

リスク&チャレンジ
本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。
開発状況によって、配送遅延のおそれがございます。
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・2025年11月のプロジェクト終了後から順次製造を行います。
・開発中のアイテムは商品名や仕様含め変更になる可能性があることご容赦ください。
・想定を上回る購入の申し込みがあった場合や災害・社会情勢・製造工程上の都合・配送作業に伴うやむを得ない事情等によりお届けが遅れる場合がございます。
・プロジェクトページ記載の内容が変更になる場合は、速やかに活動レポートで情報共有します。
CREDIT
パッケージデザイン/撮影ディレクション 瀬戸真理子(https://monocoto-inc.jp)
撮影 中野広夢(https://ropeth.com/)
モデル 藤本さくら
最新の活動報告
もっと見る【御礼】クラファン終了してこれから
2025/12/07 20:50こちらの活動報告は支援者限定の公開です。【あと2時間!!】
2025/11/30 22:01この度はMEGURUベーグルのプロジェクトにご支援やお気に入り登録をしていただいて誠にありがとうございました!挨拶が終わった雰囲気を醸してしまったのですが、あと2時間です。55日間に及んだこのチャレンジも残すところ僅かです。もし、ご興味があってまだお申込みをされていない方がいらっしゃいましたら是非よろしくお願いいたします!阪脇 もっと見る
【残り2日】
2025/11/29 08:49こんにちは、MEGURUベーグルの阪脇です!この週末で長いようで短かったクラウドファンディングも終了です。有難いことに目標達成してからも7名の方に支援をいただき、105名の方に今 支えられています。ありがとうございます!セカンドゴールの目標は150名だったので、達成できるように頑張ります!!阪脇 もっと見る







糖質は何グラムでしょうか?