ネクストゴールの50万円を目指します！

みなさまのおかげで『Another:Me』の制作プロジェクトは7/24時点で目標金額の30万円に無事到達することができました！

 『Another:Me』で得られる体験に価値を感じてくださり、ご支援いただいた方、誠にありがとうございます。 ご体験いただいた方からも「もっともっと沢山の人に知ってほしい」という嬉しいコメントを多数いただいています。 そこで私たちはネクストゴールとして50万円を目標にすることにいたしました。 

残り７日ではございますが、ネクストゴールを通してこのゲームをより多くの知っていただけるように全力で頑張ります！ 

ネクストゴールで集めた資金は、『Another:Me』を知っていただくための体験会の実施や制作部数を増やす（300部→500部）ことに充当いたします。 

残り少ない期間ですが、最後までどうぞよろしくお願いいたします！ 

※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合でも、ご支援いただいた資金で可能な範囲にて実施させていただく予定です。

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初めまして！
合同会社Smart Apeの德 一輝です。

Smart Apeでは、オリジナル研修ゲームを用いて、様々な企業向けに次世代リーダー研修や新入社員研修、インターンシップの開催など教育や採用改善に取り組んでいます。

今回皆さんにご支援いただきたいプロジェクトは「自分の物語を伝えること」をテーマにした価値観ゲーム『Another: Me（アナザー・ミー）』の制作プロジェクトになります！

『Another: Me（アナザー・ミー）』は、プレイヤーそれぞれの価値観を「物語に乗せて」対話を行うコミュニケーションゲームです。自分の価値観を様々なキーワードで比較していくことで進行していきます。

個々に渡される「ワタシボード」に、次々と出てくるカードに記されたキーワードの中から自分に合ったものを書くことで、テーマに沿った価値観を洗い出していきます。

➀お題を出題者が選定

「過去の私と今の私」「仕事の私と私生活の私」など、異なる2つの対比したシチュエーションを表すカードを出題者が選び、各プレイヤーはそれをボードに記入します。次に出てくるカードからテーマに挙げた自分と合致するキーワードを選んで書いていくことになります。

➁それぞれの自分に合う価値観をボードに記入

ランダムに出されるカードには、価値観（愛情、努力、信念、成長など）から➀で選んだテーマに合致する価値観を選び、自分のボードに記入します。

それぞれの吹き出しに書いていく途中で、自分がどのようなことを大切にしているかを感じ取りつつ、取捨選択することで価値観の精査につながります。

③ボードに記入した内容をもとに自分のストーリーを発表

今回取り組んだキーワードについて、なぜ自分がその価値観をボードに記載したのかを過去の原体験を含めてストーリーにして周囲のプレイヤーに共有をしてもらいます。

聞き手はストーリーについて聞きたいこと、確認したいことについて質問や問いかけを行い、話し手への理解を深めていきます。

このゲームに取り入れている考えである「ナラティブ・アプローチ」というキーワードについて皆さんご存じでしょうか？

ナラティブ（narrative）とは「物語」や「語り」を意味する言葉です。相手の語る「物語」に焦点を当て、その中でどのような価値観が示されているかを分析することをナラティブ・アプローチと言います。

このキーワードに着目した背景は、現代の企業文化における課題感からです。

社員の関係性や文化が形成されていない企業では現場の声や多様な意見が出にくく、変化の激しい時代に柔軟に対応できなくなっている。意見を言いにくい空気、ミスを恐れて挑戦を控える雰囲気は、イノベーションや成長を阻害し、チームの活力を失わせてしまう、というものです。

その中で今でも長く注目されているのが「心理的安全性」というキーワードです。個人の意見が尊重され、お互いが建設的な意見を言い合える状態のことを指しますが、そこには「価値観を軸にしたコミュニケーション」がポジティブな効果を及ぼします。

「何を大切にしているか」という価値観を自分の原体験を含めてストーリー形式で発信し、共感しあうことで立場や職種の違いを超えて、信頼関係を強固にすることができる。これがナラティブ・アプローチの価値だと考えています。

それぞれが全く違う価値観を持っていてもいい。

自分を理解し、相手に共感し、認め合う。

そんなお互いの物語を体験できるゲームにしたい。

一人ひとりの価値観の違いを認め合い、対話によって接点を見出していく文化こそが、これからの組織には求められているのではないでしょうか。

そのようなナラティブ・アプローチを促進するためには、３つのポイントがあります。

①多面性を受け入れることによる自己理解

自己理解を深めていくためには「過去の自分」「現在の自分」という時間軸の比較だけではなく「家族での自分」「会社での自分」「コミュニティでの自分」など様々な場面における自分の価値観を比較し捉えていくことが効果的です。

②多角的な視点を持つための価値観の明確化

語り手が話す物語は本人が否定的な感情にとらわれているストーリー（ドミナント・ストーリー）であることがあります。そこからポジティブな別視点を持った物語（オルタナティブ・ストーリー）に気づくための道しるべとして、自身の大切にしている価値観を明確にすることが必要です。

③多様性を許容する聞き手のスタンス

ナラティブアプローチでは、まず話し手に自身の感情や想いを含めた物語を自由に話してもらいます。このとき、聞き手は意見や考えを否定したり、自分の考えを押し付けたりせず、ただ傾聴することが重要です。

 『Another: Me』は上記のポイントを自然に実践するゲームとなっています。

そのため、このゲームを通して以下のようなことができるようになります。

自分自身にとって

・自分の考えや価値観を抵抗無く相手に伝える習慣を作れる

・様々な視点で価値観を考えることで、客観的に自分の考えを理解することができる

・価値観を言語化することで、自らが持っているバイアスに気づくことができる

チームにとって

・発信を許容しあう文化を作ることで健全なチーム環境を作れる

・お互いの過去を知ることで共感を生み、関係性の構築ができる

・メンバーが今、何に悩んでいるかを知りフォローにつなげることができる

ぜひ一度、物語を中心とした相互理解を体験してみてください。

『Anothe: Me』は下記のようなシーンで利用していただくことを想定しています。

内定者研修や新入社員研修などのオンボーディング

本ゲームで参加者同士の関係性を構築するだけではなく「なぜこの会社に入社するのか」を振り返り、勤務開始前のマインドセットを行うことができます。

総会や社内イベントなどのインナーコミュニケーション

同じ組織で働く仲間の意外な一面を知ることで従業員や部署間のつながりを強化し、従業員のモチベーション向上に寄与します。

キャリア自律教育などの既存社員向け研修

社員のエンゲージメント向上に必要であると言われるキャリア自律の教育研修などで、他者の仕事観に触れる機会を得ることで、自身の仕事観の明確化を促進することができます。

その他にも

・会社に愛着を持ってもらうための有効な手段がみつからない

・座学を中心とした研修にマンネリ感がある

・参加者同士が自然に会話し関係性が作れるツールが欲しい

このようなお悩みを持つ方にとって有効なゲームであると考えています。

今回のクラウドファンディングに先駆けて、テスト版の『Another: Me』を様々なビジネスパーソンの方々に試してもらい、以下の声をいただいております！

「自分の中にこんな価値観があったなんて…驚きと納得の時間でした」

体験会では、ただ価値観を選ぶだけでなく、その選んだ理由を語る時間がとても印象的でした。ふだんは言葉にしない“自分の物語”を、安心して語れたことで、自分をより深く理解できた気がします。

ナラティブアプローチの力ってこういうことなんだ、と実感できる体験でした。
チームビルディングや研修にもぴったりだと思います！

「“正解”のない会話がこんなに面白いなんて！」

最初は少し緊張していましたが、ボードゲームを通じて自然と会話が生まれて、初対面の方ともすぐ打ち解けられました。自分の価値観を共有することに「恥ずかしさ」よりも「楽しさ」を感じられて、これからのキャリアを考えるうえでも良いヒントになりました。

「すぐに社内に取り入れたいと思いました」

一人ひとりの価値観を起点に対話が始まる、という仕組みがとても自然で、深いコミュニケーションにつながると実感しました。価値観を選びながら自分を見つめ直すプロセスは、キャリア観の育成にも通じると感じています。研修や1on1、さらには組織開発にも応用できそうです。

「部署を越えた対話のきっかけに。普段見えない一面を引き出せそう」

社内イベントの企画を考える中で、アナザーミーを知りました。

日頃あまり接点のない他部署のメンバー同士でも、価値観を起点に自然な会話が生まれそうで、「これなら距離が縮まりやすい」と感じました。仕事では見えにくい一人ひとりの想いや人柄を知るきっかけとして、インナーコミュニケーションの場でぜひ活用してみたいと思います。

「自分の価値観を見つめ直すきっかけに。同期との関係構築にも良さそう」

内定者研修のワークとしてボードゲームが有効だという話を聞き、関心を持ちました。

普段あまり意識しない「自分が何を大切にしているのか」を言語化できるツールとして、とても有効だと感じています。価値観を共有することで、同期同士の関係づくりにもつながり、安心感のあるスタートを支援できるのではと思いました。

2025年7月31日　プロジェクト終了

2025年7~8月　ゲームルール・グラフィックデザイン完成

2025年8~10月　リターン製造開始

2025年11月~　リターン発送

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。