上田來空(らいら)と申します!
学生国際協力団体URaRa 代表/愛知県出身・高校生
初めまして!反対から読んでも”らいら"です!ぜひ覚えてください!
現在、高校2年生。2026年3月にカンボジアの農村地域でマーチングパフォーマンスを届けるプロジェクトに挑戦しています!
私自身、現在、マーチングバンドには所属していません。
けれど、私の人生はマーチングによって大きく変わりました。
中学生のある日。たまたま街で出会った高校のマーチングバンドに一瞬で心を奪われました。
きらきら光る制服、揃ったステップ、空気を震わせる音。その景色に、夢をもらったのです。
「あそこに入りたい」と思い、志望校を変え、夢中で練習し、気づけば夢は「叶えるもの」になっていました。
でもある日、右耳が突然聞こえなくなりました。
原因は、楽器の吹きすぎ。
夢中になっていたその努力が、私自身を壊してしまっていたのです。
大好きだった音の世界から、急に弾き出されました。
それでも私は、音を、マーチングを、諦めたくありませんでした。
そんなとき、出会ったのが「カンボジア」でした
(詳しいお話は本文でご紹介しています。ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!)
私たちは、2026年3月にカンボジアの農村部を訪れ、日本のマーチングパフォーマンスを子どもたちに届けます。
演奏だけでなく、子どもたちと一緒に音で遊ぶワークショップも開催予定です。音楽の授業がない地域で、音を楽しむ体験や、仲間と一緒に心をひとつにする時間をつくります。
「マーチングって楽しい!」「もっと音楽を知りたい!」
そんな“きっかけ”を子どもたちに届けることが、このプロジェクトの一番の目的です。
大好きなマーチングを、大好きな場所に届けたい。そんな私の想いから、この挑戦が始まりました。
右耳を失い、夢を追いかけられなくなった私が、逃げるように訪れたのが、カンボジアでのボランティアでした。
初めて訪れた国なのに、なぜかとても懐かしく感じました。空気が熱くて、土の匂いがして、子どもたちの目はキラキラしていて。
ある日、未完成の校舎の影で、子どもたちと並んで座っていたとき。聞こえないはずの右耳の奥で、なにかが響いた気がしました。風の音、笑い声、鉄柱が奏でるリズム。それが、私に再び夢を運んできてくれたのです。
「この場所に、音を届けたい」そう心から思いました。
カンボジアの農村部の多くの学校では、音楽や美術、体育といった“表現の授業”がほとんどありません。子どもたちが自由に表現し、心を動かす体験をする機会が、とても限られているのです。
音で救われて、音で傷ついて、それでも音でまた前を向けた。そんな私だからこそ、できることがあると信じています。
だから、私は学生団体URaRaを立ち上げ、このプロジェクトをスタートさせました。
音楽のない教室に、“初めての音”を届けたい。
私たちURaRaは、2026年3月、カンボジアの農村部に日本の高校生が訪れ、マーチング演奏を届けるプロジェクトを実施します。
音楽・美術・体育といった表現教育が十分に行われていない地域に、日本の高校生たちが“音”と“感動”と”愛”を届けます。ただ音を演奏するだけではなく、共にリズムを感じ、身体を動かし、心を通わせる時間をつくる。それがこのプロジェクトの目的です。
このプロジェクトで目指すことは、
・子どもたちに、音楽を“体験”してもらうこと
・演奏を通して、表現することの喜びや自信を届けること
・国や言葉を超えて、心を通わせる瞬間をつくること
・日本の高校生にとっても、学びと挑戦の場にすること
そんな「音楽を通した出会い」が、子どもたちにとっての新たな夢のはじまりとなり、私たち高校生にとっても、一生忘れられない体験になるように。
一方通行ではなく、互いに響き合い、学び合う。それが、このプロジェクトで目指す「本当の国際協力」のかたちです。
URaRaが届けたいのは、演奏というイベントだけではありません。そこに生まれる感情やつながり、そして未来へと続く“きっかけ”です。
本プロジェクトでは、「TOHO MARCHING BAND」のみなさんにご協力いただいています。
高校生とは思えないほどの表現力とエネルギーで、圧倒的な表現力とエネルギーで観る人の心を震わせる彼らの演奏は、まさに“音楽の力”を体現するもの。
日々の努力を積み重ねてきたその音には、ただのメロディではなく、"愛"が込められています。
人の心を動かす音楽、仲間と共に高め合う姿勢、そして「届けたい」という情熱。
TOHO MARCHING BANDの姿勢は、URaRaが大切にする想いと深く重なります。
このプロジェクトで届けたいのは、「音」だけではありません。音に出会い、目を輝かせ、何かに気づき、踏み出す“きっかけ”です。
TOHO MARCHING BANDだからこそできる音楽のチカラを信じて、カンボジアの子どもたちに、その最初の一歩を贈ります。
URaRaは現在、2026年3月のカンボジア渡航・現地実施に向けて、本格的に準備を進めています。演奏に参加するメンバーの決定、現地の学校との連携やスケジュール調整、演奏曲の選定、企画内容の具体化など、一歩一歩着実に進めています。
参加メンバーに対しては、現地の文化や教育事情への理解を深めるための事前研修も、段階的に行っていきます。
そして今回のクラウドファンディングでは、
・楽器や演奏道具の運搬費
・現地でのプログラム運営費
・渡航・滞在にかかる費用 など、
プロジェクト実現に必要な資金をご支援いただきたく、皆さまのお力をお借りしたいと考えています。
「音楽で心を動かす体験を届けたい」その一心で、私たちはこのプロジェクトを進めています。応援どうぞよろしくお願いいたします。
本クラウドファンディングでは、支援金額に関わらず、すべての支援者の方に同じリターンをお届けします。
私たちは、皆さまからいただいたご支援をできる限り現地での活動や子どもたちの未来のために活用したいと考えています。そのため、リターンの制作や発送に多くの費用をかけるのではなく、その分を「音楽を届けること」や「笑顔をつくること」に直接つなげたいと思っています。
リターンはシンプルではありますが、感謝の気持ちと真心を込めてお届けします。
『URaRa in Cambodia ー 夢を奏でる記録映像 ー』
URaRaマーチングプロジェクトの活動をまとめた、現地での記録映像をお届けします。カンボジアでの子どもたちとの交流や公演の様子、メンバーの姿、そしてURaRaが大切にしてきた“夢を育て、未来を創る”という想いを詰め込んだ一本です。
限定URLでの視聴(支援者限定公開)
映像時間:約10〜15分程度(予定)
豪華なリターンではありませんが、URaRaの活動の“すべて”をこの映像に込めます。この映像を通して、皆さまと共にカンボジアの子どもたちへ想いを届けたいと思っています。
皆さまからの温かいご支援は、カンボジアの子どもたちに夢や希望を届けるための大切な一歩となります。
派手なリターンはありませんが、その分だけ、想いをまっすぐに届けるプロジェクトであることをお約束します。
※支援金額によってリターンが変わることはありません。
どの方も同じ映像を通して、URaRaの活動の一部に参加していただけます。
🔸 2025年10月〜12月
事前研修・ミーティング・参加メンバー対象に、カンボジアの文化・教育事情の学び・現地の状況理解と心構えの共有・演奏内容や訪問校ごとの構成などを最終調整
🔸 2026年3月16日〜28日
カンボジア渡航・マーチングプロジェクト実施・小学校・教育施設などでマーチング演奏&交流・子どもたちとの音楽ワークショップ・楽器寄贈や記念セレモニーなどの実施
🔸 2026年4月以降
活動報告・お礼のご連絡・支援者へのリターン送付・活動報告書の発行・SNSやWEBサイトでの現地報告・参加メンバーによる振り返り・次年度への引き継ぎ
夢は、ときに突然壊れてしまうことがあります。
でも、夢が一度壊れたからこそ、もう一度「人のために音を届けたい」と強く思えるようになりました。
音楽は耳で聴くだけのものじゃない。心で感じるものだと、私は知っています。
マーチングが、かつての私にくれたように。今度は私が、音楽を通して子どもたちに夢の種を渡したい。
右耳は、今も完全には聞こえません。けれど、心の奥では、夢の音がずっと鳴り続けています。聞こえない右耳でも、ちゃんと聞こえる音があります。
誰かの笑顔の中に、音があると信じて。URaRaは、音の力で、未来を照らす旅に出ます。
どうか、あなたの力を貸してください。この夢を、私たちと一緒に奏でていただけたら、心から嬉しいです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



















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