🏊はじめに🏊
ご覧いただきましてありがとうございます。
ご存じでない方も多いかと思いますので今大会について少し説明させて頂きます。
ダウン症国際水泳機構が行うヨーロッパ選手権で今年10月にポルトガルで開催されます。
同じくダウン症国際水泳機構が行う2年に一度行われるダウン症の方々が参加する世界選手権と変わらない規模で開催されます。世界選手権は2年ごとに競技別選手権と「ダウン症のオリンピック」と位置付けられる他競技を含めた総合大会とが繰り返されます。そして、この世界選手権の翌年に開催されるのがヨーロッパ選手権です。ヨーロッパはダウン症スポーツが盛んで選手層も厚く、世界選手権と並び称される大会です。(詳細は項目の【大会について】をご参照ください。)
本プロジェクトでご支援賜ります藤本陽と石橋湖巴もこのヨーロッパ選手権への出場が決定し、好成績を残すべく、日々練習に励んでおります。
ダウン症の方は、筋肉が柔らかい、小柄、心臓疾患を患っている方が多く、発達障害や知的障害があるなどの特徴があります。身体と知識の両方の障害を有することで、パラリンピック出場は難しいダウン症の方々ですが、世界中の同じダウン症の仲間と公正に競い合い讃え合うこの選手権は彼らとその家族・友人にとって胸を熱くする夢の舞台です。
なお、本プロジェクトは、藤本陽選手のご家族と相談のうえ、石橋湖巴の母、石橋京子がオーナーを務めております。両選手の思いを込め、二人三脚で運営してまいります。
🏊自己紹介🏊
★藤本陽(ふじもと・よう)31歳
滋賀県にて誕生、生後しばらくして「モザイク型ダウン症候群」と診断されました。
赤ちゃんの頃から水が好きで、高校1年生の頃から本格的に障がい者の水泳チームへ所属し、今も練習を続けています。
現在、就労継続支援A型事業所にて、検品作業・産業ごみ分別等の仕事に就いております。
【水泳との出会いから現在まで】
赤ちゃんの頃からお水が大好きで3歳の時にイトマン(スイミングスクール)に入会、小学校6年生まで在籍しました。高校1年生の夏、障がい者の水泳チームに誘って頂き、現在もチームで練習をしています。
これまでに過去3度の国際大会を経験し、そのなかでも唯一獲れない金メダル。金メダルまで何が足りないのか…年齢的にも世界をあきらめかけていたそのとき、父親が親交のあるスポーツ医から「夢を簡単に諦めるな!」と元金メダリストのオリンピアンを高校3年生まで指導された奥谷直史コーチを紹介して頂きました。陽が29歳になろうかという2022年夏、チームでの練習と、奥谷コーチのパーソナルレッスンが始まりました。理解も動きもゆっくりな陽に対して根気よくご指導いただき、陽の持つ可能性を引き出してくれました。現在チーム練習と奥谷コーチのパーソナル練習を頑張っています。
奥谷コーチと練習に励んでます!!!
(ご本人より掲載許可は頂いております。)◇主な成績
2016年イタリア・フィレンツェ大会では3位入賞!
今度のポルトガル大会では1位入賞!金メダルを目指します!!
★石橋湖巴(いしばし・こはく)22歳
福岡県にて誕生、「先天性四肢障がい・右手指全欠損」にて生まれてきた為、ショックと絶望の日をようやく乗り越えようとした矢先「ロバートソン転座型・ダウン症候群」と診断されました。世界で唯一の右手のないダウン症スイマーです。
現在、障がい者支援サービスいろは就労継続支援B型事業所にて主にお弁当の配膳のお仕事をさせて頂いています。
お仕事も頑張ってます!【水泳との出会いから現在まで】
ダウン症であることから運動不足を懸念し、何かスポーツをさせたいと思っていました。水泳なら全身運動だし、個人プレーだし、監視の方も必ず居て安心かなーと考え、生まれた当初は耳が悪かったため、主治医に相談、許可が出たのが湖巴が9歳のときです。それから近所のスイミングスクールに入会しました。
ダウン症かつ右手がない湖巴が泳げるようになるにはかなりの時間がかかりました。クロールの息継ぎでは体幹が保てず、息も吸えず、「できん!」と何度も泣きました。中学生になる頃、ダウン症選手権があることを知り、そこに出場したい一心でパーソナルコーチに指導を移し、湖巴が中学1年生の2018年夏、カナダで行われたダウン症水泳選手権に初出場。
帰国後、すぐにチーム練習できる場所を探して、某スイミングスクールにて高校3年生まで健常者の生徒さん達と一緒に練習をさせて頂きました。高校卒業後、社会人になってからは水泳経験のない母と2人で自主練習の日々…そんな時に、プール内で湖巴の泳ぎをいつも見ていて、ふとアドバイスをくれる方に出会いました。それが現在所属している黒佐水泳学校の高木コーチです。
黒佐水泳学校代表の太田コーチ、そして高木コーチより、健常者のチームでありながら、障がいの有無を問わず快くチームにお誘い頂き、日々練習に励んでおります。
いつも応援してくれる黒佐水泳学校代表の太田コーチと高木コーチと!
(ご本人達より掲載許可は頂いております。)
◇主な成績

選手権に向けて、日々の練習はもちろん、日本各地の大会で鍛えています!
🏊大会について🏊
第8回オープンヨーロッパダウン症水泳・アーティスティック選手権大会
2025年10月25日から11月1日にポルトガルの南部にあるアルブフェイラで開催されます。
世界中の国のダウン症の水泳選手が集まって競う大会です。
8th Open European DS Swimming & Artistic Championship
The Open European Down syndrome swimming championship will take place in Albufeira, Portugal from 25 October to 1 November 2025.
🏊プロジェクト立ち上げの背景🏊
これを最後の国際大会と位置付けて、日々の練習が実を結んで、出場決定することができました。
が、いざ出場となると、昨今の世界情勢・燃料費の高騰・急激な円安で試合参加費用、宿泊費、往復の飛行機代等で1名あたり約80万円の費用がかかることが判明しました。
就労支援事業所にて働く彼らには到底支払うことはできない金額です。そこで、この度「クラウドファンディング」にて皆様のお力を貸して頂きたく、このプロジェクトを立ち上げました。
🏊資金の使い道🏊
総額 ¥1,800,000- 2名分
〇航空券 ¥900,000-
〇宿泊・試合参加費用 ¥550,000-
〇コーチ帯同・通訳費 ¥150,000-
〇キャンプファイヤー手数料 ¥200,000-
🏊リターンについて🏊
試合費用等に多額の金額がかかるため、多くの費用をリターンにかけることができなく大変申し訳ございませんが、彼ら選手たちの思いが伝わるよう、お届けしたいと考えております。
オリジナルグッズを作成し、こんなダウン症の水泳選手が頑張ってるよ、と伝わるようなリターンにしたいと思っております。また、ポルトガルの大会の出発から試合終了までの活動報告を致します。
🏊今後のスケジュール🏊
8月 各地にて試合及び練習
9月下旬 クラウドファンディング終了
10月26日 ポルトガル到着
10月27日~11月1日 大会期間
11月4日 日本到着
12月中旬 リターン発送

🏊最後に🏊
最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
ダウン症の競泳アスリートとして、トップ選手達と競技にチャレンジできることを大変嬉しく、
心より感謝しております。
日々の練習のなかできつく辛いこともありました。また、日本におけるダウン症の競泳選手としての位置づけや重複障害の理解不足からパラスポーツでありながら、不公平なことで彼らや、サポートする家族が厳しい立場に立たされることも多々ありました。
そんななかで、いろんな思いを払拭すべく、最後の国際大会にチャレンジしたいと思っております。
彼ら2人のチャレンジにどれだけのご支援を頂けるのか、ご賛同頂けるのか、不安でいっぱいですが、
「頑張っているのに光の当たらない選手」にどうか力をお貸しください。
最新の活動報告
もっと見るイギリスチームと組んだリレー
2025/11/08 08:56こちらの活動報告は支援者限定の公開です。無事、日本へ到着しました!
2025/11/05 14:44こちらの活動報告は支援者限定の公開です。無事、日本へ到着しました!
2025/11/05 14:38こちらの活動報告は支援者限定の公開です。





コメント
もっと見る