施設訪問×伝統芸能プロジェクト ー芸能の魅力で笑顔と活力を届ける!ー

日本の伝統芸能の実演家たちが、高齢者施設や障がい者施設、母子福祉施設、就労支援施設を訪問し、鑑賞と体験の場を提供します。音楽や芸能の力で、利用者の方々だけでなく、スタッフやご家族、地域の皆さまにも温かさと活力を届けることを目指します。この活動にご賛同いただけましたら、ご支援をお願いいたします!

現在の支援総額

82,200

5%

目標金額は1,500,000円

支援者数

14

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/10に募集を開始し、 14人の支援により 82,200円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

施設訪問×伝統芸能プロジェクト ー芸能の魅力で笑顔と活力を届ける!ー

現在の支援総額

82,200

5%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数14

このプロジェクトは、2025/08/10に募集を開始し、 14人の支援により 82,200円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

日本の伝統芸能の実演家たちが、高齢者施設や障がい者施設、母子福祉施設、就労支援施設を訪問し、鑑賞と体験の場を提供します。音楽や芸能の力で、利用者の方々だけでなく、スタッフやご家族、地域の皆さまにも温かさと活力を届けることを目指します。この活動にご賛同いただけましたら、ご支援をお願いいたします!

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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特定非営利活動法人ACT.JTは2003年に設立し、伝統芸能を通じた、地域活性化、コミュニティ作り、文化交流に取り組んできました。(理事長 野村萬)

設立当初より、大田楽※という伝統芸能を通じて高齢者施設を訪問し、芸能を届ける活動を行うほか、主催公演では社会福祉法人東京都社会福祉協議会東京善意銀行と連携し、施設利用者やそのご家族、スタッフの皆様を劇場にご招待してきました。(※大田楽については後述します)しかし、施設の利用者の中には劇場まで足を運ぶことが難しい方々も多くいらっしゃいます。「施設の中で伝統芸能の体験ができないか」というご相談を受け、2024年には都内10施設を訪問し、演奏と楽器体験を通じた交流事業を実施しました。


 琵琶、三味線、津軽三味線、箏、笛、尺八の若手演奏家の皆さんが参加されました。


≪施設訪問を実施してみて≫

episode1  三味線の音が心を奏でる—思い出に寄り添う時間

 ある高齢者施設を訪問した際、長唄の演奏に合わせるご婦人がいらっしゃいました。車いすに乗ったご夫婦で、ご主人はあまり感情を示さない様子でした。  「三味線の訪問イベントはあっても、長唄を一緒に歌える機会はなかったの」と彼女は涙ぐみながら話し、後片付けを見守っていました。


episode2  懐かしい音、あの日の記憶—邦楽で届けるぬくもり

  別の施設での話です。車いすに乗り、喜怒哀楽をあまり示さなくなったご婦人がいました。かつて三味線を弾いていたとスタッフから聞き、楽器体験の際に三味線を手渡しました。  彼女は三味線を両腕で抱え、目を遠くへ向けながら頭で拍子を刻む姿が見られました。その姿には、若かりし頃の彼女が三味線を弾いていた記憶が重なって見えました。


episode3  邦楽の響きが生きる力になる—音楽で心に栄養を

就労支援施設に通所する利用者の中に、学生時代に吹奏楽をしていた方がいました。笛や尺八などの楽器は音を出すのが難しく、諦める方も多い中、彼はすぐに音を出してみせました。その様子に、演奏家や施設の方々も「すごい!」と感嘆し、場が盛り上がりました。  彼は嬉しそうに体験を続け、音楽を奏でるひとときの喜びを感じていたことでしょう。


施設の利用者、ご家族、職員の方々に加えて、地域の皆さま、お子さん達にもご参加いただきました。

昨年度施設を訪問した実演家の皆さん


当日のアンケートより

★普段なかなか見る事ができない楽器に触ったり、振動を直に感じることができとても楽しい時間でした。スタッフも体験させていただきありがとうございました。

★利用者、保育園児、職員全員が楽しめた演奏会でした。機会があればまた参加したいです。

★普段は飽きっぽい子ども達なので、楽器の体験でもすぐに飽きてしまわないか、とても心配していました。しかし、始まってみると皆さまのお話や演奏に夢中になって参加している子ども達の姿がありました。体験の時間も、「もっとやりたかった」との声が多数あり、表情も満足そうでした。演出次第で子ども達の興味も変わってくるのだと勉強させていただく機会にもなりました。貴重な体験を本当にありがとうございました。


ACT.JTの思い

年齢を重ねたり、心身に障がいを抱えていたり、生活環境に特別な事情をお持ちの方々がいます。
一方で、日本の伝統音楽は現在の流行から少し距離があるように感じられるものの、若手の実演家たちは夢と希望を胸に、未来への道を切り拓いています。彼らが施設を訪問し、音楽鑑賞と体験を通じて、ふたつの世界が出会い融合することで、新しいエネルギーが生まれる瞬間を目にしました。                        

音楽の力は、時を超えて記憶をつなぎ、人々に力を与えてくれます。私たちは、邦楽をはじめとする日本の伝統芸能を通じて、さまざまな施設を訪問し、多くの方々にその素晴らしさを届けたいと強く願っています。


現在の準備状況

東京善意銀行と打ち合わせながら、ほぼ訪問の施設は確定し、実演家とのスケジュール調整や施設との打ち合わせを始めております。昨年度は都内の施設のみでしたが、今年度は首都圏の施設も行きたいと思っています。また将来的には地方の施設での実施も考えております。


  • 〜ACT.JTのもうひとつの側面をご紹介します〜
  • 施設訪問の活動のほか、地域とつながる様々な伝統芸能の取組も行っています。国内外で「大田楽」「真伎楽」「楽市楽座」「立合狂言会」などの公演を主催し、伝統芸能による地域活性化、教育、情報発信、文化交流を行っています。
  •   
  • 大田楽  (伊勢神宮  宇治橋前)

大田楽 (京都 二条城)

市民参加の稽古 (番楽) (ロサンゼルス)

市民参加の躍り(番楽) (伊東市大室山)

  • また、流派家の垣根をこえて狂言の全家の若手狂言師が集結する「立合狂言会」、伝統音楽がジャンルをこえて一堂に会する「楽市楽座」等様々な形式での公演開催により、日本の伝統芸能の楽しさを伝える活動を行っています。

立合狂言会チラシ

楽市楽座チラシ

日本の伝統芸能や食文化体験による日本人と外国人との交流づくりも行っています。

大田楽に参加した外国人の皆さま


リターンについて


スケジュール

8月10日 クラウドファンディング開始

9月30日 クラウドファンディング終了

10月10日までにリターン発送終了


最後に

日本が世界に誇る芸能の力で、施設利用者の方々、スタッフ、ご家族、地域の皆さま、そして実演家自身も笑顔になれる、温かい交流プロジェクトです。この想いにご共感いただけましたら、クラウドファンディングへのご参加をお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 交通費、楽器運搬費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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