はじめまして、「ブラジリアンデー愛知2025」を主催いたします「PROMOTION BRASIL」です。
「ブラジリアンデー」は、日本に暮らすブラジル人の子どもたちが自分のルーツに誇りを持ち、日本人がブラジル文化の豊かさを知る機会です。
毎回イベント後には「ブラジル人の友達ができた」「初めてブラジル音楽を聴いて感動した」という声をたくさんいただきます。

特に愛知県は日系ブラジル人が多く暮らす地域。学校や職場での文化的な摩擦も少なくありません。
このイベントを通じて「違い」を「魅力」に変え、互いを尊重し合える社会づくりに貢献したいと考えています。
ブラジリアンデーについて
2025年9月6日・7日の2日間、豊田市で開催するブラジル文化の祭典です。音楽ライブを中心に、ダンスパフォーマンス、ブラジル料理の屋台、文化紹介ブースなど、愛知にいながらブラジルを体感できる内容となっています。

2日間で約400〜500人のアーティストが出演し、日本人アーティストと日系ブラジル人アーティストが織りなす音楽の祭典です。
入場は無料で、どなたでも参加いただけます。昨年は2万3千人の来場者を記録し、今年も2万人以上を見込んでいます。
今回のメインアクトはなんとサウロ・フェルナンデスさん。
サウロ・フェルナンデスさんは1977年9月9日、ブラジル・バイーア州出身の歌手・作曲家です。若い頃から音楽活動を始め、2002年から2013年まで人気アクス・バンド「バンダ・エヴァ」のボーカルとして全国的に知られるようになりました。この時期に、バイーアの音楽「アシェー」をブラジル中に広める中心的な存在となりました。
2013年にバンドを卒業した後はソロ活動を開始し、大きな成功を収めています。サウロは力強く美しい歌声とカリスマ的なステージパフォーマンスで知られ、アシェー、レゲエ、MPB(ブラジルの大衆音楽)など様々なジャンルを融合させた音楽を届けています。
また、前向きなメッセージや観客との深い繋がりでも多くの人々に愛されています。
現在、彼はブラジル音楽界の代表的な存在として、常に喜びとエネルギーをもたらしています。
(サウロ・フェルナンデス)
皆さん、こんにちは!ブラジル・バイーア出身のサウロ・フェルナンデスです。
今回、「Brazilian Day Japan」にメインアクトとして2回目の出演が決まり、とても嬉しく思っています。そして何より、初めて愛知で皆さんとお会いできることを、心から楽しみにしています。
遠く離れた日本で、こんなにもブラジルを愛し、音楽や文化を大切にしてくれている皆さんに出会えることは、僕にとって本当に特別なことです。皆さんの温かさ、笑顔、そしてブラジルへの愛に、いつも力をもらっています。
今回のステージでも、アクスのリズムとバイーアの魂を全力で届けます!一緒に歌って、踊って、思いっきり楽しみましょう!会場で会えるのを、心から楽しみにしています。
愛と感謝を込めて。サウロ・フェルナンデス
🎶✨このプロジェクトを一緒に盛り上げてくれる皆さんの応援が必要です!皆さんの力で、愛知のステージを最高の思い出にしましょう!
ブラジリアンデーに込める思い
今回のブラジリアンデーを主催する私たち「PROMOTION BRASIL」は、日本とブラジルの架け橋となるイベントを長年開催してきました。
ブラジルには約200万人の日系人が暮らし、日本文化が深く根付いています。
一方、日本には多くのブラジル人が生活していますが、まだまだ文化的な壁があります。
「PROMOTION BRASIL」の代表を務める私 幕田マリオは、ブラジル・サンパウロで生まれました。
私の祖父母が7人の子どもを連れてブラジルに移民しましたが、祖父だけは日本に戻り、福岡で商店を営んでいました。祖父に会いたい、という思いで、18歳の時に来日したのが私の日本での生活の始まりです。

祖父が亡くなった後も日本に残り、群馬県大泉町で住宅メーカーや電機メーカーの工場勤務を経て、2003年に起業。
「PROMOTION BRASIL」を設立し、ブラジル文化を伝えるイベント企画を始めました。
ありがたいことに大泉町では「ブラジル人で知らない人はいない」と言っていただくほど地域に根差した活動を続け、日本人とブラジル人の架け橋として尽力してきました。その功績が認められ、2018年には東久邇宮文化褒章を受章しました。

「ガイジンさん」と呼ばれた経験から
来日当初、私は大きな文化的ショックを経験しました。ブラジルでは両親と日本語で話し、日本食を食べて育ち、自分は日本人だと思っていました。しかし日本の職場では「ガイジンさん」と呼ばれる現実に直面したのです。
日本の移民の歴史を知らない人も多いのですが、祖父母がブラジルに移り住んだ頃、日本には食べ物もなく、仕事もなかったという事情がありました。その子どもたちが日本に帰ってきたら、「ガイジン」と呼ばれてしまう、辛い日々でした。
両親に電話した時はいつも『大丈夫』と言っていましたが、実際はけっこう泣きました
この経験から、日本人とブラジル人が互いの文化を理解し尊重し合える社会を作りたいという使命感が生まれました。
「ブラジリアンデー」は単なるお祭りではなく、文化の違いという壁を乗り越え、心の距離を縮める場なのです。
この文化的な壁を音楽と食で壊し、新たな絆を築きたい—
それが「ブラジリアンデー」開催の原点です。
2025年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年という記念すべき年。
愛知県豊田市で初めて開催する本イベントを通じて、多文化共生の実現に貢献したいと考えています。
資金の使い道
130周年という記念すべき年に、より多くの方にブラジル文化の魅力を伝えるため、皆様のご支援をお願いいたします。ご支援いただいた資金は、アーティスト招聘費、会場設営費、音響・照明費などに活用させていただきます。

文化の架け橋として
ブラジル人と日本人の間には、まだ文化の違いという壁があります。例えば、ブラジルでは誕生日に親せきや友人を呼んで盛大にお祝いし、夜遅くまで騒ぐ文化がありますが、日本では近隣への配慮が必要です。こうした文化の違いを互いに理解し、尊重し合うことで、共生社会は実現します。
「ブラジリアンデー」では、サンバやボサノバといった音楽だけでなく、カポエイラの演舞、シュラスコなどの料理、ポルトガル語の体験講座など、多彩なプログラムを通じて文化交流を促進します。日本人もブラジル人も、言葉の壁を超えて心で通じ合える場を創りたい、それが私の夢です。

「音楽に国境はない」—この言葉を胸に、私たちは文化の力で心の壁を取り払う活動を続けてきました。
ブラジルと日本の心の距離を近づけたい。ブラジルの音楽と食を通じて、日本とブラジルの友好関係をさらに深め、多文化共生社会の実現に向けた一歩を共に踏み出しましょう。皆様のご支援が、愛知の地に新たな文化交流の場を創り出します。






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