
プロジェクト立ち上げの背景
私たちは能登半島地震・豪雨土砂災害支援のボランティアを通じて変わりゆく能登の多くの事を見聞きしてきました。
能登の今
能登の住人に子ども達のいまを聞きました。
「恵まれた事に、物はもらえて当たり前という感覚が少なからずあるのが現状。でも突然強い衝撃と共に失った物は大きく、更に友達も半分ちかくいなくなり寂しさと喪失感がある。また住んできた場所が瓦礫の山から更地になった。歩いている人すらいない更地に…。「あれもなくなって、あの子もいなくなって、思い出の場所も…。遊ぶ場所も遊びたい友達もいない。」心に大きな穴が開いたまま。物ではなかなか埋まらないものがある。」と話していただきました。
①大半の友達が土地を離れてしまった。過疎化が進み近所に住む友達がいなくなり、気軽に遊ぶ友達や場所がなくなってしまった。
②大人の事情を汲み取り過ぎている子ども達。仮設住宅という慣れない環境・音が響きやすく隣近所が近い環境。大きな声を出してはダメ!夜になったら大きな物音も・・・と周りの環境に敏感な子ども達は大人の事情を汲み取り良い子になり過ぎている。たくさんのストレスを抱えている。発散の場所・機会が必要。
③崩壊家屋が災害を想起。亀裂が入った空き家、瓦礫撤去され更地になり歩いている人もいず閑散としている。
環境的に遊べる環境とは言い難い現状、精神的にもいまだ多くの不安やストレスをかかえています。
天真爛漫であるべき子ども達もストレスをかかえています。
そこをどうにかしてあげたい!
子ども達にとって夏って・・・かけがえのない思い出ですよね?
自分達が子どもの頃の”夏の思い出”をふと思い出したりしませんか?友だちと自転車で隣町まで冒険したり、いたずらが過ぎて怒られた!けど今となっては良い思い出。
思いっきり何かをしたからこそ心に残る。その思いっきりできる機会をこの夏つくりたい。
能登の子ども達に心から笑顔になれる夏を!!届けたい。

2024年元日に地震による大きな被害を受け、さらに9月に豪雨による水害・土砂災害で二重に被害をうけた能登。発災直後にすぐに駆け付けたオープンジャパンの仲間達。おりえモンは2024年3月から8回程ボランティアをしに能登へ。時には我が子も連れて。
毎回思い知らされるのは、私にできる事とは何か。。。
私は遊ぶのが得意です。その「遊ぶ」ことを通して微力ながら子ども達を笑顔にするお手伝いをしたい!と強く思っていました。今もなお仮設住宅という住んでいた家とは違う生活や慣れない環境の中で、不安やストレスを抱えている子ども達もいます。
自然の中で思いっきり遊び、仲間と笑い合う時間が、心の傷を癒やし、
未来を信じる力につながると信じています。
このプロジェクトで実現したいこと
【能登の子ども達に最高の笑顔になれる夏休み体験を!】 届けたい。
今回のプロジェクトでは
学びと癒しの場そして心動かされる体験の機会を、能登の子ども達に届けたいという思いから始まりました。能登から子ども達を引っ張り出して県外で楽しむのではなく、やはり自分達が生まれ育った自然豊かな能登での開催にすることに意味があると思っています。
どうして 能登での開催にしたのか?
震災でネガティブなイメージがある中で、「いやいや!能登には数えきれないくらいの素晴らしい資源がある!」とボランティアで行った時に毎回感じたので声を大にして言いたい!
透き通ってたくさんの魚がいる元気な海、たくさんの湧き水の源泉、美味しい食べ物、輪島塗をはじめとする伝統文化、そして温かい人柄があります。
こんなに素敵な場所がある!遊び足りない場所が眠っているんだよ!と子ども達に知って、感じてもらいたいと思っています。
近い未来
能登での遊びがきっかけとなりもっともっと能登が好きになり、自分たちの地元に誇りをもつ。復興を単なる元通りにするものではなく、子どもの頃に培った遊びから生まれる柔軟なアイディアや新しい技術取り入れ、より魅力的に!と
力強く生きることにつながるように応援したい!
こんにちは!おりえモンと申します。
まずはこちらのページを開いていただいた事、ここまで読んでいただいた事、そしてこれから読もうとして下さっている皆様、誠にありがとうございます。自己紹介が遅くなり申し訳ございません。まずは能登の現状と実現したい思いを知って頂きたかったのです!
私は「子ども達の未来につながる経験を!」という思いで様々な子供向けイベント・合宿などを企画運営している有限会社HEART【ジュニアキャンプ】代表の吉澤織江(おりえモン)と申します。(二代目となります。)
能登半島地震支援 炊き出しのボランティアでの写真
目指すは最高の「遊び人」。小5息子と小3娘をもつ母でもあります。子ども達には親の背中を見て学び育ち、さらにその先にある夢を抱き自分のものにしてほしいと子育てしているワイルドママです。
自称「遊びのプロ」です。子ども達を楽しませる道のプロとして活動しています。
私がすごいわけではなく、その土地の資源を使わせてもらって子ども達を楽しませるプログラムを考えるのが得意なだけです。様々な場所の最高の資源を使わせてもらっている身。だからこそ!能登での復興支援も恩返しだと思って活動しています。そんなボランティア中に子ども達と関わる機会があり、ハッとさせられました。
この子ども達に”今しかできない”遊びの体験を。
私の活動とは

私は【ジュニアキャンプ】という
50年長年にわたり東京近郊の子どもたちと共に歩んできた団体として活動しています。
私たちの目的は、子ども達を主語に豊かな体験と学びを提供し、未来の希望となるような機会を創り出すことです。これまで写真の様な数多くのイベントや企画を通じて、子どもたちの成長を見守ってきました。

近年、子ども達と様々な経験をしていると頭で考え結果を予測し、自分を自制してしまう子が多いと感じています。時には自制も大切な事です。
でも「心から動く・動かされる」リアルな体験が子ども達を大きく成長させてくれます。
子どもの時期にこの経験をたくさん積むことで「夢を抱き未来につなげられる」子を育みたい。
ジュニアキャンプでは
自然体験の中で「心動く体験」を大切に活動しております。
過去の実績
2011年東日本大震災(3.11)

2011年5月。東日本大震災から間もない頃、私は宮城県石巻市へボランティアとして伺いました。炊き出し、瓦礫の撤去、送迎、リラクゼーションチームのサポートなど、できることを一つひとつお手伝いしました。
その中で出会ったのが、牡鹿半島の磯にある小学校の子どもたちとご家族の皆さんです。
避難所となっていた体育館に泊めていただき、夜にはたくさんの話をしました。そこから自然と親交が深まり、心がつながっていくのを感じました。その夏、寄磯小学校の子どもたちと保護者の皆さん約25名を、長野県・志賀高原にご招待しました。東京の子どもたち数名と一緒に、自然の中でのびのびと野外活動を楽しみ、交流を深めることができました。帰り際に、ある保護者の方がこう言ってくれました。「目の前に広がる受け入れがたい日常から離れて、自然の中で心から休むことができた。また帰って頑張れそうです、本当にありがとう」涙ながらにそう話してくれたその言葉は、今も心に残っています。
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2024.3~ 能登半島の能登町にて
2024年3月から、災害支援団体「OPEN JAPAN」(オープンジャパン)のみなさんにお世話になり8回、能登半島の災害支援ボランティアとして足を運んできました。炊き出し、瓦礫撤去、家の片付け、コミュニティカフェ、ヨガイベント、子供向けの「能登でカヌーにのっと~」イベントといった楽しいイベントまで。本当に様々な活動を手伝わせてもらっています。ここ最近は、私の子も一緒に現地へ行き、一緒に汗をかきながら、できることをお手伝いさせてもらっています。
発災から1年半。報道の減少とともに震災の記憶も少しずつ薄れ、現地を支えるボランティアの数も、確実に減ってきているのが現実です。
だからこそ今、「何かできることはないか」と思いを巡らせている皆さんと一緒に、
"このプロジェクト"を実現したい。微力ではありますが、このジュニアキャンプを通して、能登の子どもたちに笑顔とエールを届けたいと心から願っています。
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2024.10 東京の小学校で「防災イベント」実施
能登のボランティア帰り道に、もし住んでる街で同じことが起こったら!と思ったら・・・・「ぞっと」しました。私が住んでいるのは東京です。東京で起こったらどうなるのか。我が子は?両親は?我が家は?避難所?・・・・。能登で感じたことを東京の子にもリアルな言葉を伝えたい!というところから始まりました。昨年はご縁があり我が子のPTAの役員となり、「防災イベント」をさせていただきました。【一人でお留守番の時に大地震があったらどうする?】というテーマでクイズを考え学校中に隠しクイズラリー、防災食試食、起震車、けむりハウスなどの体験をするイベントをしました。ただ「知る」だけじゃなく、”もしも”の現実を、少しでも自分ごととして感じてほしいと願いを込めて。これからも東京でできることを続けて行きたいと思っています。
これまでの活動と準備状況
これまで私たちは、東京の子ども達を対象とした様々な体験型イベントを企画・運営たちきました。自然を活かした活動を通じて、子ども達に自然の魅力を伝えることを大切にしてきました。今回のプロジェクトに向けても、大阪から能登に毎週末通うボランティア仲間とジュニアキャンプ保護者・卒業生・サポーター、地元の協力団体や専門家と連携し、万全の準備を整えております。安全管理やプログラムの内容についても、細部にわたって検討し、子ども達が安心して参加できる環境を整えています。
実施プログラムについて
目標金額に達成しなくても実施します!!
能登の少年団の方や子ども達にお声掛けし楽しみにしている子ども達がいます!内容は変更してしまうかもしれませんが、心から笑顔にする夏休み体験は必ず届けます♪
能登の子ども達
20名を招待したい!
1人25,000円×20名=500,000円
内訳)貸切バス代・ドライバー代・ガソリン代・キャンプ場資料・レンタル代(キャンプ用品・海用品・ライフジャケット)・食費・サップレンタル代・体験代・宿の宿泊費・ツリークライミングインストラクターへのお礼・場所使用料・スタッフ引率の経費・お礼・旅行保険料金など
リターンについて
背中を押してくれるあなたへお返しのテーマは、心温まる・楽しい・美味しい 「体験」。
美味しい物は能登の物を!能登のオーナーや店主から直接送っていただきます!
■【3,000円】
お礼のメッセージ。支援者に感謝の気持ちを込めてお礼のメッセージを送ります。
■【5,000円】
お礼のお手紙・能登の風景写真。能登の子達と一緒に能登の素敵な景色写真を撮り印刷したものと感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を送ります。
■【10,000円】
ジュニアキャンプTシャツ(サイズ・色の希望をお伺いし、9月以降に発送)
■【15,000円】
①能登美味しい物 昆布詰め合わせ 能登塩・わかめやこだわりの詰め合わせ (9月末に順次発送)
②2025-2026年スキーキャンプ割引券。ジュニアキャンプ会員限定。(5000円割引券、9月末にメールにてお知らせ。)
■【20,000円】
能登の美味しい物 能登豚詰め合わせ (9月末に順次発送)
■【30,000円】
①テントサウナイベント招待!秋に川で実施するテントサウナイベント半日の招待券です。(実施:2025年10月5日・18日・11月16日・30日)
②洞窟探検イベントに招待!富士山麓(山梨県側)での半日洞窟探検ツアー1回券。(実施予定日:2025年10月5日・18日・11月16日・30日)
③かまくら作って熱燗のもう!イベント体験招待券(実施:2025年2月予定)
④お礼のお手紙・能登の風景写真。能登の子達と一緒に能登の素敵な景色写真を撮り印刷したものと感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を送ります。
■【50,000円】
①海の見える遊び場The BooXの宿泊割引券。有限会社HEARTのバケーションレンタル。1日1組1棟貸しの宿泊。神奈川県の湯河原にあります。(15,000円割引券、9月以降にメールにてお知らせ。)
②お礼のお手紙・能登の風景写真。能登の子達と一緒に能登の素敵な景色写真を撮り印刷したものと感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を送ります。
■【65,000円】
能登で一緒に遊ぶ!支援する!(宿泊・サップ体験・食費・現地移動費用・保険など。現地までの交通費は自己負担。詳細はプロジェクト期間に関係なく8月上旬に詳細を郵送にて要項をお送りします。)
ジュニアキャンプという名前で50年活動してきましたが、ここ数年は子どものように大人も遊ぼう!ということで様々なイベントをしています。大人向けの体験もあります。
是非!様々な形で私達と「遊ぶ」「体験する」という形でも恩返しさせていただけると幸いです。
スケジュール
8月上旬 現地の子ども達とテレビ会議
8月8日 クラウドファンディング終了
8月22日~24日 能登町にてキャンプ実施
9月下旬~ リターン発送
支援していただくお金の使い方
皆様にお願いしたいのは、能登の子ども達と付き添いスタッフ・ボランティアの活動資金です。 具体的には、交通費・現地での移動費用・宿泊費(1泊目はキャンプ場・2泊目は宿)、キャンプ用品レンタル代・サップや語り部列車などの費用・食費などの20名程の資金の一部となります。
<募集方式>
本プロジェクトはALL-in方式で実施します。目標金額に満たない場合でも、計画を実行し、リターンをお届けします。
応援メッセージ
既に社会人となった息子が小学生の頃からジュニアキャンプにお世話になり、スキーキャンプ、スキーレーシング、サイクリングキャンプなどで大きく成長することができました。また、北海道稚内、利尻島サイクリングキャンプには両親も参加させていただき、競技スキーと共に家族の大切な思い出となっています。
そんなジュニアキャンプが今度は能登の子ども達に笑顔になれる夏休みを届けたいとの思いは、石川県金沢市出身の私には有り難い限りです。「能登は優しや、土までも」という言葉があるように、本当に美しい、時には厳しい自然の中でたくましく人々が生きてきた場所です。「能登の里山里海」として世界農業遺産にも認定されており、急傾斜地の棚田、海から家々を守る間垣、江戸時代から続く揚浜の塩づくり、いしりという魚醤をはじめとする発酵食品、地域に根ざした食文化、堅牢ながら蒔絵、沈金などの技を取り入れた美しい輪島塗などの素晴らしいものを沢山伝えて来ました。2024年元旦に起きた大地震で永らく伝わってきた家々、産業、文化が大きなチャレンジを受けています。そんな中で本来美しい自然の中で笑顔にあふれているはずの子ども達の夏休みも我慢の夏休みになるのはあまりにも悲しいことだと思います。あの美しい能登の海で、かつて子どもであった自分が体験した楽しい夏休みを少しでも、今の能登のお子さんに届ける!この企画、是非とも応援させていただきたいです。
石川県出身 野田和佳子様より


最後に

私たちの願いは、能登の子ども達に「心から笑顔になれる夏休み体験」ができる機会を提供することです。このプロジェクトが実現することで、子ども達にとって何物にも代えがたい思い出を作ることができ、また、互いに思い合う事の大切さや、離れていても繋がれる友情など、たくさんの宝物を持つことができると信じています。
皆様の温かいご支援が、
未来を担う子ども達の笑顔につながります。
どうかご協力を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。
ジュニアキャンプ










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