こんにちは!
東京都の上智大学を拠点とするボランティアサークルのGIVERSです。私たちは、”We give devotion, We give a life time of experience, We give a future”をモットーに、国内外でボランティア活動を行っています。現在は約170名のメンバーが、エルサルバドル・SNS・環境・子ども支援・動物保護・資金集め・総務の7つの部署に分かれて、日々活動に励んでいます。私たちGIVERSは、活動の一環として毎年3月に中米の国であるエルサルバドルへ行き、現地の子どもたちの支援活動を行う、エルサルバドルプロジェクトを行うことを目標に掲げています。エルサルバドルプロジェクトの目的は、継続的かつ連鎖的な貧困状態で暮らす子どもたちに必要なツールや機会を持続的に提供することです。子どもたちがより明るく自立した人生を歩むための基盤を作るため、皆様ご協力お願いします!!
・エルサルバドルってどんな国?

エルサルバドルは中米に位置する、日本の20分の1ほどの面積を持つ小さな国です。平均年齢が27歳と若者の多い希望に満ち溢れた国ですが、1980年から約20年続いた内戦により国全体が荒廃してしまいました。貧困の中で居場所を失った若者が犯罪に手を染めたことで治安はさらに悪化しました。
この影響は、幼い子どもたちにとって深刻なものとなっています。家庭内での精神的・肉体的虐待や性的暴行などの危険にさらされ、通学路が安全でないことから学校に通えない子どもたちも多くいます。現在は犯罪率の低下に伴い、治安が改善されつつありますが、依然として多くの課題が残っています。例えば、エルサルバドルには、教員免許を取得するための試験が存在しないため、教員の質が低くなっています。そのため、子どもたちが夢を抱いても、将来へのスキルを高める手段や環境が不足しているのです。現地の子どもたちにより簡単に夢を実現するための支援とツールを提供することで、将来的に貧困から脱出して、さらに良い人生を送れるようになると、私達は考えています。
・なんでエルサルバドル?
GIVERSを創設した、アンチェタ練木理沙子です!私は、日本人の母とエルサルバドル人の父の下に生まれました。幼少期をエルサルバドルで過ごし、日本で高等教育を受ける中で両国の大きな経済的・社会的格差を目の当たりにしてきました。国民の3割を占める貧困層、資格もなく友達に誘われただけで就職できる教師、男子に体を触られても抵抗せず受け入れる女子生徒たち。地球の裏側では、今、私たちが暮らしている日本では考えられない景色が広がっています。「なぜ、生まれてきた国や環境が違うだけでこんなにも育っていく環境が違うのか」疑問に感じた私は、エルサルバドルの子どもたちの権利と将来、そして何より太陽のような笑顔を守っていくためにGIVERSを設立し、活動を続けています!!
・エルサルバドルプロジェクトとは?

私たちGIVERSは、2022年度のサークル創設以来、毎年エルサルバドルプロジェクトを行っています。現地の政府や政府関係団体とも協力しつつ、現地での支援活動に励んでいます。本プロジェクトを通じて、エルサルバドルの子ども達が明るい未来を築くことのできる、持続可能な社会作りへの貢献を目指しています。エルサルバドルでは、主に現地にある小学校2校と高校1校にて、支援活動を行っています。
【2023年】
2023年には、3名のメンバーが初めてエルサルバドルを訪問しました。現在も支援を続けている小学校2校を訪れ、視察を中心に、現地のコミュニティの現状や課題を認識しました。
【2024年】
2024年には、7名のメンバーがエルサルバドルに渡航し、前年に訪ねた小学校2校に加え、高校1校にて支援活動を行いました。2週間の滞在を通して、前年のプロジェクトに基づいて掲げた以下の3つの目標を達成しました。
1. 子どもを持つ思春期の母親に役立つ物資の提供
→ 衛生環境改善のため、Ethicame様による合計200個のシャンプーとコンディショナーを提供

2. Cubo+との協力によるビットコイン教育
→ エルサルバドルと欧州でIT技術を教え仕事の機会を提供している政府関連プログラム(Cubo+)と連携を図りながら、子どもたちへビットコインについて教育

3. 英語、日本語、日本文化、エクセルの教育
→ 空手やダンスの授業を実施、Googleアカウントの作成/活用方法を教育

【2025年】
2025年には、前年と同じ学校にて支援活動を行いました。2週間の滞在を通して、小学校と高校それぞれにて以下の活動を実施しました。

- 小学校 -
1. 英語、日本語、日本文化、ビットコインの教育
英語:英語で自己紹介をしたり、職業・天気などの簡単な単語を言えるようにしました。
日本文化:異文化として盆踊りなど日本の伝統的な踊りや空手を体験してもらいました。
ビットコイン:エルサルバドルの通貨であるビットコインへの知識を増やすため、決済方法や基礎知識を学ぶ機会を設けました。
2. モチベーションクラスの実施
現地の子どもたちが将来の夢を描き、それぞれの夢に向って日々努力していくモチベーションを持ってもらうために実施しました。子どもたちにビジョンボードの作り方を教え、一人ひとりにビジョンツリーを制作してもらい、将来について考えるきっかけを設けました。

- 高校 -
1. アントレプレナーシップクラスの実施
より多くの生徒が明確な熱意や憧れを抱き、そうした志が彼らの将来のキャリアにどう結びつき得るかを認識してもらうために実施しました。日本の”生きがい”という観念に基づき、いかに一人ひとりの情熱が彼らの将来の選択に影響を与えるかを教育しました。授業の前半では、生徒一人ひとりがこれまでの自身の人生を振り返る”ライフマップ”を制作し、将来のキャリアについて模索しました。授業の後半では、起業精神をより向上させるため、国内に遍在する問題をピックアップし、その問題を解決するためには何ができるのか模索しました。

・エルサルバドルプロジェクト2026で実現したいこと
これまでの活動で得た学びと成果を土台に、今年はさらに以下のことに挑戦します。
1.新カリキュラムの作成
これまでの渡航で実施した授業に加えて、障がい者支援・ジェンダー教育・衛生・食育をテーマとした授業を実施します。また、これらの授業は生徒だけでなく家族にも行うことで、より深い理解と実生活への定着を目指します。家庭全体が学びの場に関わることで、知識が個人にだけでなく地域社会へと広がり、持続的な変化を生み出す基盤となることを期待しています。
2.GIVERS活動の認知拡大
GIVERSという団体をエルサルバドルでもっと知ってもらうために、より人口の多い都市での活動、現地大学との連携など、活動の幅をと規模を広げていきたいと考えています。
・資金の使い道
こちらが、前回(2025年度)の渡航の資金内訳となっています。

*強い責任感を持って挑むため、航空券、宿泊費、食費、保険料、ESTA取得費といった旅費の25%は自己負担いたします。
・リターンについて
【1,000円のご支援】
感謝の気持ちを込めてお礼のメールをお送りします。
【5,000円のご支援】
ご支援頂いた方に、渡航後に作成する活動報告書をメールでお送りします。
【10,000円のご支援】
上記の活動報告書と希望者にインスタグラムに投稿する動画の最後に”Special Thanks”としてお名前を記載いたします。
【30,000円のご支援】
ご支援して頂いた方に、未公開集を含めた支援者様用の特別な動画(Vlog)をメールでお送りします。また、希望者にインスタグラムに投稿する動画の最後に”Special Thanks”としてお名前を記載いたします。
【50,000円のご支援】
上記の支援者様用の動画 と”Special Thanks”のお名前記載に加え、現地の子どもたちが描いた絵のポストカードに、感謝のメッセージを添えてお送りします。
・最後に
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。 私たちがエルサルバドルで活動を続ける理由は、とてもシンプルです。それは、「生まれた場所や環境で、子どもたちの未来が決まってほしくない」という想いです。貧困や教育格差、社会の壁に阻まれても、子どもたちには夢を見る力があります。その夢を実現するためのチャンスやツールを届けることさえできれば、彼ら自身の力で未来を切り開くことができると信じています。
私たちGIVERSの活動は、まだ小さな一歩かもしれません。でも、その一歩が子どもたちの人生に変化をもたらす種になれるよう、これからも全力で取り組んでいきます。
エルサルバドルの子どもたちが安心して学び、夢を語り、笑顔で未来を描けるように――。その未来を一緒に作ってくださる仲間として、皆さまのご支援を心からお待ちしています!!






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