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自己紹介 |

代表紹介:伊藤 浩也(いとう ひろや)
一般社団法人ナースリハネット 代表理事
株式会社ナースリハネット 代表取締役
資格:理学療法士・介護支援専門員・相談支援専門員・児童発達支援管理責任者・福祉住環境コーディネー ター2級・ピラティスインストラクター

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はじめに |
はじめまして。伊藤浩也と申します。私は山形県を拠点に、医療と福祉の専門職として活動している理学療法士です。
病院等で20年以上にわたり、子どもから高齢者まで、さまざまな方のリハビリ支援を行ってきました。
2017年の出来事です。妻は子どもを授かりました。しかし20週越えた頃に自身の病気が判明し、妊娠したまま開腹手術をすることに。娘の命は助かりましたが、翌日、予期せぬことが起こりました。医師から「赤ちゃんがもう降りてきている。今産まれたら厳しいかもしれない」と。子どもの「命」を最優先して入院生活を送る妻の姿に色々な思いが駆け巡りました。
「命を守れても障がいを背負うかもしれない......」
1人の親として、家族として「障がい」というものを初めて身をもって考えました。長い入院の末、無事に娘は産まれてくれました。
娘誕生と同じ頃、私に異変が起きました。手術により生涯痛みと自由のきかない体となりました。娘も抱けず、当たり前に行っていたこともできないどころか、日常生活にも大きな支障をきたす日々でした。理学療法士の私にとってその身体は「職務を果たせない」ということであり、職を失いました。
思い描いていた人生が崩れ去りました。何より家族のことを思うと絶望しかありませんでした。

◆ 支援する立場から、される立場へ
障害を負ったことで、「支援される側」としての不安や孤独を知り、同時に、これまでの自分が見えていなかった支援の本質に気づかされました。
時間の経過とともに「できることが限られても、理学療法士として誰かの役に立てる方法は必ずあるはず」と思いはじめました。
その時、妻にこれからのことを相談しました。妻は重症心身障害児者の拠点病院で働く看護師でした。「その人にとっての生き方とは」「その人らしさとは」という視点から地域の課題について語ってくれました。その言葉を耳にした瞬間、私の人生の歯車が、大きな音を立てて動き出したのです。
「医療的なケアがあっても、障害があっても、生活をあきらめなくていい社会をつくりたい」
そんな想いを抱き、妻と共に『こどもリハビリデイサービスゆめ希』を開設し、再び医療・福祉の世界へ歩みを進めました。

◆夢と希望がここにある ― ゆめ希、天童に第2の拠点
これまでの経験をもとに、山形県天童市に2事業所目となる「こどもリハビリデイサービス ゆめ希(ゆめき)」を開所します。
「ゆめ希」という名前は、『夢』と『希望』を意味しています。夢と希望があふれる人生を送ってほしいという想いを込めました。
自由に体を動かすことや思いを伝えたり訴えることが容易ではない子供たち、どんな子どもたちも「自分もやりたい!」という気持ちは同じだと思います。
もし自分の子どもが思いを伝えられなかったり、できないことがあったとしたら、きっと「理解してあげたい」「何か助けになる方法があれば」と強く願うはずです。
私たちはその想いを支援したい。【夢】を諦めず【希望】を持てる社会を子どもたちに届けたい。
医療的ケアがあっても、外出が不安でも、リハビリが必要でも、安心して通える“第2の家”を目指します。

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このプロジェクトで実現したいこと |
このプロジェクトで実現したいことと想い
1.天童市には医療的ケア児が通える通所事業所がありません。そこで、安心して通えるこどもリハビリデイサービスゆめ希天童を開所します。
◎障害や医療的ケアがあっても、子どもたちが笑顔で過ごせる場所をつくりたい。
2.医療的ケア児や重症心身障害児、その家族が孤立せず、地域で安心して生活できる支援体制を強化すること。
◎家族も含めて誰もが支えられ、孤独を感じない社会を目指したい。
3.保護者やきょうだい児の心理的サポートや相談支援も充実させたい。
◎家族全体が安心できる環境をつくること。 支援が子どもだけでなく、家族全員に届くようにしたい。
4.リハビリ職・看護師・保育士など多職種が連携し、一人ひとりに寄り添った質の高いサービスを提供すること。 ◎子どもたちの成長と可能性を最大限に引き出したい。
5.医療的ケア児とその家族が「夢」と「希望」を持ち続けられる社会を実現すること。
◎障害があっても「生活」をあきらめず、未来に希望を持ってほしい。
6.地域に医療的ケア児支援の拠点をつくり、障害があっても自分らしく生きられる社会づくりに貢献すること。
◎「違い」を受け入れ、共に支え合う社会の実現を目指したい。

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プロジェクト立ち上げの背景 |
クラウドファンディング立ち上げにいたった経緯
先述の通り天童市には医療的ケア児が安心して通える通所事業所がなく、必要とされる支援が届いていない現状があります。
そこで、「こどもリハビリデイサービス ゆめ希天童」を開所し、医療的ケア児が安心して通いながら、成長と笑顔を育める場所をつくりたいと考えています。
今回のクラウドファンディングは、その必要物品の準備と運営基盤を整えるために立ち上げました。

一般社団法人ナースリハネットでは、これまでに山形県内で以下のような支援事業を行ってきました。
・児童発達支援・放課後等デイサービスの運営
・医療的ケア児・重症心身障害児に対応した個別支援
・看護師・リハビリ職・保育士などの多職種連携によるチーム支援体制の構築
・家庭への訪問支援や、保護者の心理的サポート、就労支援、相談支援、地域連携等
これまで100名を超えるご家族と向き合ってきた中で、「ゆめ希がなければ生活ができなかった」「子供のことを理解してくれる人に出会えた」「仕事を続けられた」「兄弟、姉妹にもサポートしてくれる」という温かい声をいただいてきました。

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現在の準備状況 |
■ 契約・工事関連
テナント契約:2025年7月15日(天童市田鶴町)
内装工事:2025年7月22日開始、2025年9月31日完成
■ 各種手続き
指定申請:必要書類準備中。人員確保次第、速やかに提出予定
消防署との調整:2025年10月24日認可済み
■ 採用・人員体制
面接調整中の応募者あり
■ 備品・設備
内装に合わせた福祉用具・備品の選定中
業務ソフト(HUG等)の導入検討・発注準備中
■ 開所広報・営業
見学希望者・関係機関への案内準備中
クラウドファンディング実施/リターン準備中
開所イベントの案内・招待状準備予定
■ その他
協力医療機関(天童市民病院)承諾済み

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リターンについて |
・てっちんオリジナルリターン

デザイン変更の可能性があります。
◯てっちんの紹介◯
てっちんは、自閉症のある男の子。なにより絵を描くのがとっても上手なアーティストです。
乗り物や人物、動物たち……てっちんが描く絵は、どれも鮮やかであたたかくて、見た人が思わず笑顔になるものばかり。細かな部分まで丁寧に描きこまれたその世界には、やさしさと独自の感性があふれています。
そんなてっちんが手がけたのが、「ゆめ希」の送迎車のデザイン。車体いっぱいに広がるてっちんの絵は、子どもたちやご家族はもちろん、地域の方々からも「かわいい!」「元気が出る」と大好評です。
言葉で伝えるのがむずかしい時もありますが、てっちんは絵を通して「自分の気持ち」や「好きな世界」をまっすぐに届けてくれます。その姿は、私たちに「伝える力はひとつじゃない」ことを教えてくれます。
てっちんの絵で、今日も誰かが笑顔になります。


【リターンの紹介】
★ポストカード
てっちんが描いたイラストを使った絵葉書。季節やテーマごとに数種類のデザインをお届けします。
★缶バッジ
てっちんの絵がプリントされたカラフルでかわいい缶バッジ。バッグや服に付けて日常に彩りを。
★マグカップ
てっちんのアートが映えるオリジナルマグカップ。毎日のコーヒーや紅茶タイムにほっこり。
★てっちんオリジナルブレンドコーヒー
てっちんの名前を冠した特別ブレンドコーヒー。香り高く、ゆめ希の温かさを感じられる一杯です。
★エコバック
てっちんが描いた絵をデザインしたエコバッグです。日々の買い物のお供に最適です。
★Tシャツ
てっちんが描いた絵をデザインしたTシャツです。てっちんワールドを身にまとってみませんか。
★似顔絵
てっちんがあなたを描きます。 唯一無二のタッチで描かれる世界にひとつだけの似顔絵。

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スケジュール |
12月 クラファン開始
3月 リターン発送

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最後に |
未来をつくるみなさまへ
医療的ケアが必要な子どもたちとその家族が、安心して笑顔で暮らせる社会。それは特別な願いではなく、当たり前の未来です。
しかし現実は厳しく、天童市には医療的ケア児が安心して通える場所がまだありません。だからこそ「こどもリハビリデイサービス ゆめ希天童」を立ち上げ、子どもたちの成長と生活を支援するとともに、保護者の方が安心して社会生活を送れるよう、必要なサポートや相談支援を充実させます。また兄弟姉妹(きょうだい児)が抱える不安や寂しさにも寄り添い、家族全体を支える「第2の家」を目指します。
代表の伊藤浩也は、自身も身体に障害を抱えながら理学療法士として歩み続け、妻とともに法人を設立し、福祉の現場に新しい可能性を広げています。
ゆめ希は、子どもたちが自分の可能性を信じ、夢を描き続けられる場所。てっちんのように、自分の“好き”や“得意”を表現し、地域のなかで認め合える生活の拠点でもあります。
この想いに共感していただけるすべての方々の力が、未来をつくります。一人ひとりの支えが、子どもたちの未来を輝かせ、家族の笑顔をつなげます。
ともに歩み、ともに笑い合い、ともに夢を叶える。その第一歩を、今ここから。
どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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応援メッセージ |
高橋弓嗣様(山形県議会議員)
医療的ケアが必要な子どものいる家庭において、保育などが必要な状況にある場合には、適切な保育環境を整えた上で、安全に受入れを行ってくれる施設があったら有難いものです。看護師と理学療法士が運営する「こどもリハビリデイサービスゆめ希」さんは、そうした声に応えるべく活動をはじめられた施設で、明るく楽しく、子ども達の笑顔のために日々活動をされています。また、何かと不安を抱えるご家族に対しても、温かく寄り添い、日常が平穏であるための支援を心がけておられます。こんな施設が身近にあったら、どんなに心強いのかと、私も応援させて頂いております。皆さまのご理解とご支援も宜しくお願い致します。
大類悠麻様(インクルーシブサークルcomamo代表)
わたしがcomamoを立ち上げたのは重度心身障害をもつ娘を産み育てるなかで社会から疎外感を感じ、当たり前のようにこの地域で暮らしていきたい!そして家庭以外で居場所をつくりたい!と思ったことがきっかけでした。そんなcomamoの活動をいつも側で支えてくださるゆめ希さんは家族たちの「すっだい!(やりたい)」ことを応援するだけでなく、実際に関わり一緒に実現へと切磋琢磨してくださる方々です。利用者に関わらず当事者家族が抱えている問題に寄り添い、一緒に考えて動いてくださるゆめ希さんが今回重度の障がいがあるお子さんや医療的ケア児の受け入れ施設がない天童市に2号店をオープンするということで、皆様からのクラファンのご支援により更に沢山のご家族が笑顔になられる時間が増えることを願っております!
増田和代様(合同会社ママ’sまーる 代表)

私たちママ’sまーるは、「障がいのある子どもを育てるご家族に、笑顔になってほしい」という思いで活動しています。 そのご家族に日々寄り添い、力強く支えてくださっているのが「こどもリハビリデイサービスゆめ希」さんです。
専門的なリハビリはもちろん、子どもたちの「できた!」という喜びや、ご家族の「ほっとした」という安心の気持ちを何よりも大切にしてくださる、心あたたまる場所です。「ゆめ希」さんのまっすぐな想いが、さらに多くの方に届き、これからもたくさんの笑顔が広がっていくことを、心より願っています。私たちママ’sまーるも、全力で応援しています!
小川恵一様(看護リハビリ新潟保険医療専門学校 理学療法学科)

医療的ケア児のこども達の受け皿は今、全国的に必要とされています。理学療法士は運動発達を中心に関わり、心理社会的な発達にも共に関わっていける重要な職種です。
対象のこども達が、個性を生かして社会へ参加していく支援を全力で行っていきます。ぜひ多くの方々からもご理解とご協力をいただき、対象の子ども達の成長と存在意義と役割を創設するための応援をよろしくお願いいたします。
後藤守様(510La・Briller ラ・ブリエ)
医療的ケアを必要とする子どもたちが、地域の中で安心して笑い夢を描ける日常は、私たち一人ひとりの願いです。そしてこの「こどもリハビリデイサービスゆめ希」さんがその希望の光となります。 また、ここで出会う仲間や経験が子供達の人生を豊かにし、家族にも安心を届けられると思っています。「こどもリハビリデイサービスゆめ希」天童店の開所を心から応援しております!
大平舞美様(助産院mooi 代表)
伊藤さんご夫婦とは私が病院勤務時代からのお付き合いです。当時は産婦さん&ご主人と助産師の関係でしたが、数年経った今では地域で成長する子どもたち・ご家族をサポートする仲間となりました。病院にいた頃はケアや支援が必要な子の退院後の生活は助産師をしていながらもなかなかイメージできなかったのが正直なところでした。でも、ゆめ希で過ごす子どもたちに出会ってお家以外に居場所があること、お友だちができること、「やってみたい!」と思える環境があること…これが一人ひとりを大きくたくましく成長させてくれることを知りました。この活動はきっと子どもたちの希望になります!わたしも微力ながら応援しています☆
てっちん

こどもリハビリデイサービスゆめ希 ホームページ

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