社会復帰を目指す人の就労・居場所支援をおこなっている、一般社団法人Be Reborn(ビー・リボーン)代表の森本勝也(もりもとかつや)です。ご覧いただきありがとうございます。主な活動内容を紹介します。
1.出所者等への社会復帰支援(生活・居場所・教育・就労)
2.日本財団職親プロジェクト奈良支部の事務局
3.奈良県協力雇用主会の事務局
※職親プロジェクトは、字のごとく「職の親になる」プロジェクトです。詳しくは↓こちらを。
https://shoku-shin.jp/
活動の拠点は奈良市です。
奈良県奈良市三条大路1丁目10番43号 FORESTSQUARE8階 株式会社フォレストホーム内
https://forest-gr.jp/forest-square/

↑株式会社フォレストホームさんの事務所(8階)に居候中です( ;∀;)
この活動を通じて、社会復帰を目指す人が孤立せずに、一歩ずつ進んでいける社会を目指しています。

「見えていない“出所者”の壁」
― 就労・居場所がなければ、再出発できない ―

居場所って、なんでしょうか?人それぞれに違うと思いますが、私たちはこう考えています。
それは、
「一人ではないと感じられること」
「誰かと安心して話せること」
「無理をしなくても、自然体でいられること」
「楽な場所」「心は一人じゃないって思える場所」そう、自分でいられる場所・・・
そして、社会復帰を目指す人にとっては、「過去のことを否定されずに受け入れられる場所」であり、「新しい一歩を支えてくれる土台」です。
出所した人にとって“居場所”があるかどうかは、再出発の成否を大きく左右します。
孤独な状態で社会に戻るのではなく、温かなまなざしとつながりに支えられて一歩ずつ進めるように――
私たちは、そんな居場所をつくりたい。

職親プロジェクト登録企業であり、BeRebornの会員企業の『観鹿荘』藤井美咲様にインタビューしました!
実際に、社会復帰を目指す方を雇用されてきた思いや悩み、これからの社会に期待されること等をお話下さっています!
(観鹿荘H.P https://www.kankaso.jp/)
「やり直したい」
そう思っても、戻る場所がない、相談できる人がいない――
そんな人たちが再び孤立し、社会からこぼれ落ちていかないように
安心して話せて、「今さら聞けないこと」も聞ける、あたたかい居場所=コミュニティカフェをつくります
今回のクラウドファンディングでは、その第一歩として必要な資金を皆さまにお願いしたいと思っています。
ご支援いただいたご寄付の使途は、
・事務所の家賃・光熱費など事務所費用 約50万円
・カフェスペース整備費(設備・内装・家具等) 約30万円
・初期運営費(消耗品・備品・通信費等) 約20万円
・スタッフ人件費 約40万円
・クラウドファンディング諸費用 約10万円
1年後は「困ったらBe Rebornに行こ!」と言ってもらえる場所
個別に相談したいとき用の、相談スペースの常設化や、社会生活で困らないために、SST(ソーシャルスキルトレーニング)や金銭管理、食育などの生活支援プログラムが、受講しやすい環境を整備します。地域の交流イベントや「よりそいカフェ」など、人と人をつなぐ事業も企画して、色んな人がごちゃまぜになれる居場所をつくりたいです。それが「コミュニティカフェ」

プロジェクト立ち上げの背景
現在、私たちの事務所は代表理事の会社事務所の一角を間借りしています。
そのため、対象者がプライバシーを保って安心して相談できる環境が整っていません。
また、出所者からはこんな声が多く聞かれます。
「スマホの契約の仕方がわからない」
「履歴書の書き方を誰にも聞けない」
「公共料金ってどう払うの?」
「パソコンが使えるようになりたい」
「仕事の選択肢を増やしたい。どこにいけばいい?」
「地域のことをもっと知りたいけど、誰に声かけていいのか分からない…」
こうした「今さら聞けないこと」に寄り添える場所が必要です。
そこで私たちは、カフェ型の相談スペースを立ち上げたいと考えました。
人目を気にせず立ち寄れて、社会生活の基本をゆっくり学べる場所。
「困ったらここに来よう」と思える居場所です。

いままでの取り組みと1年後に向けた自走準備
私たちは3か年計画でこの事業を推進しておりました。
- 1年目(2024年度):日本財団からの助成金でスタートしました!
- 事業名は「奈良県刑務所出所者等就労・定着ネットワーク事業」です。
- 出所者一人ひとりに向き合い、再犯しないための社会復帰支援(生活・居場所・教育・就労)を行政・企業・地域と連携しておこなうことで、社会復帰に再度チャレンジできるプラットフォームの構築をおこないました。
- 2年目(2025年度):法務省からの支援は申請額800万円のうち450万円の助成となり、想定よりも厳しい運営に…
- 令和6年度(2024年度)当初、令和7年度からは更生保護法人等による地域ネットワーク構築・寄り添い支援事業(法務省予算)として予算計上を試みたが、予算査定でおとされてしまいました。しかし、法務省からのお返事は、法務省外郭団体からの助成金で検討していると一報があり、令和7年度から実施に伴うスタッフ体制の充実や拠点整備を進めておりました。 結果、2つの更生保護支援団体から450万円が助成される予定ですが350万円が活動資金として不足しています(スタッフ給料や事務所費用等)。
- しかし、予算がないから事業をやらないという判断をしたくはありません。なぜなら「この活動は必要だ」という確信があります。
- 3年目(2026年度):将来的に国からの助成に依存することなく、事業運営基盤を強固なものにしていくために。
- 当法人Be Rebornが各関係機関をつなぐ「つなぎ目」となり、対象者と支援者を「結ぶ」プラットフォームと、対象者がいつでも気軽に相談できる「居場所支援」体制を拡充します。
スケジュール
2025年
8月1日 クラウドファンディングスタート
8月下旬 個別相談スペース準備
9月15日 クラウドファンディング終了
10月上旬 コミュニティカフェ準備
11月から順次リターン発送
12月12日 コミュニティカフェオープン
最後に
―なぜ 罪を犯した人を支援するのか? と聞かれることがありますー
答えは、「被害者、被害者家族をつくらないため」です。犯罪がなくならない限り、悲しい思い、苦しい思い、恐ろしい現実はなくなりません。
罪を憎んで人を憎まずとも言いますが、被害者の気持ちを考えると、割り切れるようなことは一生ないです。
再犯しないことが大切です。更生意欲と就労意欲をもち社会復帰する方々を、地域みんなで支える支援が生き直す原動力になります。
人は、誰しも失敗をします。
でも、そのあと「もう一度やり直したい」と思ったとき、手を差し伸べてくれる誰かがいること、戻れる場所があることは、何よりの支えになります。
Be Rebornは、「再び社会とつながること」をあきらめない人たちに、そっと寄り添える場所をつくります。
皆様の応援が、誰かの人生を変える力になります。皆様のご支援で、コミュニティカフェの運営を支えてください。再犯のない安全な社会、誰もが尊重される地域を一緒につくりませんか。
どうか、私たちの挑戦に力を貸してください。









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