【8日間の無人島冒険】小中学生×多世代で未来の原体験を共に創る!

京都の子どもたちと、瀬戸内海の加島という無人島で8月9日~16日までキャンプを開催します。参加者は小学4年生から中学3年生、スタッフは高校生から大学生までいるなかで、いろんな年齢の人と自然体験を通じて同じ目線で関わる楽しさと経験を提供したいです!

現在の支援総額

563,500

112%

目標金額は500,000円

支援者数

75

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/26に募集を開始し、 75人の支援により 563,500円の資金を集め、 2025/08/18に募集を終了しました

【8日間の無人島冒険】小中学生×多世代で未来の原体験を共に創る!

現在の支援総額

563,500

112%達成

終了

目標金額500,000

支援者数75

このプロジェクトは、2025/07/26に募集を開始し、 75人の支援により 563,500円の資金を集め、 2025/08/18に募集を終了しました

京都の子どもたちと、瀬戸内海の加島という無人島で8月9日~16日までキャンプを開催します。参加者は小学4年生から中学3年生、スタッフは高校生から大学生までいるなかで、いろんな年齢の人と自然体験を通じて同じ目線で関わる楽しさと経験を提供したいです!

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自己紹介

こんにちは!2025年の無人島1週間チャレンジキャンプの隊長の「みさわん」こと三澤鷹岳(みさわたかもり)です。京都大学の経済学部4回生で、キャンプへの参加は今年で3回目になります。写真一番右が僕です→

この無人島1週間チャレンジキャンプは、NPO法人京都子どもセンターの青年部KAMONASUによる主催で、瀬戸内海の家島諸島の加島にて7泊8日の無人島キャンプを行う企画です。

小学4年生~中学3年生までの京都の子どもたちを参加者として、また、高校1年生から自分を大人未満だと思っている人をスタッフとして募集し、スタッフ2人子ども5人くらいの班をいくつか作って、それぞれ協力したり競い合ったりしながら過ごすキャンプをしています。2003年から続く企画で、今年で23回目を迎えます。

私個人は2年前からスタッフとしてキャンプに参加させてもらっていて、今年はその実行のリーダーである「隊長」という役を務めることになりました。このような役につくことが初めてでなかなか上手くいかないことも多いですが、最高のキャンプを作りたいと考えています。


このキャンプの目的

インターネットでどんな情報も知ることができる時代に、本物の自然と触れ合う機会があることは大きな意味があると思っています。また、小学生・中学生・高校生・大学生・社会人まで幅広い年齢がいるなかで対等な関係で1週間寝食を共にすることで、子どもたちにとっての社会参画の機会を提供します。

キャンプ後に頂いたある親御さんの感想では、「『キャンプでは、これやりたい!と言った時に、えーっと否定されないから自分がやりたいことを言える』と子どもが言っていた」というものがありました。子どもたちにとって心地の良い場を作れているのだと知り少し嬉しくなりました。

このような取り組みを通して、子どもたちの豊かな成長を目指しています。

他のキャンプとどう違うのか

1つ目は、期間が1週間(8日間)と長いことです。

キャンプ名に入っている「チャレンジ」は英語では「難しいがやりがいのある挑戦」という意味であり、ゴールが目前にある2泊3日ではなくゴールがかすんでしまうような1週間の長さでは、試される日々を過ごすことになります。家族から離れ、水も電気もない、雨にも風にもさらされる、そんなありのままの自然の中では思うようにならないことがたくさんある。

そんな1週間の中では必ず自分と向き合い仲間と協力する時が来ます。そこで生まれるものこそが自分の心を震わせ人生を変えてしまうような「原体験」になると考えています。それは子どもにとってもスタッフにとっても成長の機会になっています。

普段とは違う環境での料理に挑戦

2つ目は、スタッフたちは毎年0からスタートし対話を通じて新しいキャンプを作っていることです。

昨年と同じようにやりつづけるのではなく、隊長・スタッフも変わり、新たなテーマを設定することでまた新たにキャンプについて考えます。何が子どもたちにとって面白いのか、どうすることがキャンプの成功につながるのかを、部活にテストに忙しい高校生・大学生などが半年近く前から毎週毎週集まって何時間も話し続けて、そしてキャンプに臨みます。自分たちで考え、調べ、準備し、実行するからこそ生まれる責任がスタッフにとっての大事な学びになっています。

キャンプ中も「これ、おもしろそう!」「やってみたらいいんちゃう?」とスタッフと子どもたちと同じ目線で関わりあうことで、お互いを認め合い協力して1週間を過ごします。子どもたちに人気の企画「子どもvsスタッフ」前に団結するスタッフ

実現したい3つのこと

8月9日~16日まで開催予定の「無人島1週間チャレンジキャンプ」をより充実したものにし、さらには来年以降も持続可能なものにすることを目指しています。

多くの子どもに門戸を開き格差を作りたくないという思いから、またこれまでも何度か参加費が上がってきていることから、参加費を上げることは控えたく、他の方法でキャンプをよいものにする方法はないかなと考えてクラウドファンディングを試してみたいと考えました。

支援していただいた場合、具体的には以下のことを実現します。


①資材の更新と拡充

大切に使っているテントや調理器具などの資材ではありますが、無人島の海風が当たる吹き曝しの環境では劣化が早く20年以上続いているキャンプであることからも、毎年多数の資材の更新が必要になっています。そのため、テントの更新をしたり新しいライフジャケットを購入したりということに充てたいと考えています。自分が暮らすテントを自分で建てる子どもたち

②食料の購入

キャンプ中では1週間の献立を入念に考え、育ち盛りの子どもがバランスよく、かつたくさん食べられるようにしていますが、近年の食料の価格高騰により難しくなっています。これまでと同じように子どもたちによいものを食べさせてあげたいです。

③持続可能な運営基盤の構築

スタッフは何カ月も会議を重ね準備・運営にあたってくれますが、すべて私費での参加で募集しています。。これからにつなげていくために、交通費などの必要経費の支給などを行い、来年度以降のスタッフ募集にも役立てたいと思っています。キャンプ1日目に最終打ち合わせをするスタッフ

【参考】事業収支

(収入)
参加費 53,000円×35人
スタッフ参加費 16,000円×20人
その他 25,000円
合計 2,200,000円

(支出)
旅費・運搬費 1,300,000円(渡船、大型バス、レンタカーなど)
食費  350,000円
消耗品・備品費 350,000円
その他 200,000(保険料、会議費、印刷費等)
合計 2,200,000円


プロジェクト立ち上げの背景

僕が初めて参加したときは2年前で、その前年に参加していた友人の話を聞いて行きたい!と思い参加しました。でも初参加の時は上手くいかないことだらけで、特に子どもたちとの関わり方には悩みました

特にその班には参加者として何度も来ている経験豊富な中学生の子がいて、その子と比べるとスタッフ1年目で右も左も分からないような自分はあまり役に立つことができませんでした。当然、子どもたちは自身より劣るようなスタッフの言うことはあまり聞いてはくれず。あとから自分の班の子どもだった当時小学5年生のNちゃんが言うには「子どもたちの反乱がおきていた」そうでした...。

その後、自分が隊長をやったらどうなるかというような話が出たときに、同じ班の相方のスタッフだったAさんには「みさわんが隊長やるなら絶対キャンプ行かへん」と言われていました。

その時から自分なりに子どもたちとの向き合い方について考え、これまでは「指示」してしまっていたこと、自分が同じ目線で楽しめていなかったことなどに気づき、他の活動に参加しながら試行錯誤を続けました。そして迎えた昨年の2度目の無人島キャンプでは、ある子どもに「みさわんは役に立たないけどみんなから人気だよな」と言われました。

半分悪口、半分褒めているような内容ですが、よく考えてみるとこれは僕にとってとても嬉しいことでした。キャンプ関係の能力は1年目と近いのに子どもたちからの見方が180度変わったということは、自分の子どもたちとの向き合い方がいい方向に変わったということですから。

そして今年の春、昨年の隊長から「今年の隊長をやってみないか」と打診され少し悩みましたが、自分がこの2年で得たものの大きさを考えたらまた新たな成長があるかもしれない、他の人にとってもそんなキャンプになるように頑張ってみたいと考え受けることにしました。

そんな今年のキャンプには、2年前の反乱がおきていたころのNちゃんや当時の班の子数名、そして自分が隊長なら絶対行かないと言っていたスタッフのAさんも参加してくれています。


2年前は1人だけで楽しみ、1年前は班全体で楽しむことができました。
では今年は?キャンプ全員丸ごと楽しませるべく、子どもたちにもっと人気で、あと少しだけ役に立つことを目指しています!

既に大破した「いかだ」をあきらめきれず乗り続ける様子

現在の準備状況

すでに以下の準備を進めています。

スタッフ募集:班のスタッフとお助けのスタッフはすでに各10数名の必要量を募集し確保しています。また、同行してくれるカメラマンも決まっています。スタッフ募集チラシ表面

参加者募集:6月から募集を始めており、予定していた定員35名に対して、小学4年生~中学3年生の子どもたち合計37名の応募がありました。

参加者募集チラシ表面参加者募集チラシ裏面










プレキャンプの実施:7月の5~6日に、主に新規のスタッフとともに実際に島に渡って1泊2日のキャンプを行って、キャンプに慣れたり、島の探索をしてやりたい企画ができるかどうかを試したりしました。

1週間のプログラムの作成:何度も会議をして、1週間を通してやりたい企画や食べたいご飯を決定しました。

しおりの作成:後述する説明会で配り、キャンプ当日も使用するしおりを作成しています。めくるたびに楽しいページになるようにページごとスタッフが分担して考えて作っています。

説明会の開催:7月20日に、参加者とその保護者を対象とした説明会の開催をしました。キャンプについてよく知ってもらったり、子どもたちの性格をなんとなくつかんで班分けの参考にしたりすることを目的としています。

普通救命講習の受講:スタッフが消防署にて普通救命講習を受講しました。緊急時の病気や怪我などへの対応などを学ぶことで安全なキャンプを目指しています。


リターンについて

・中村荘の海苔の佃煮

キャンプ中に無人島への渡船や水の確保などで中村荘さんというところにお世話になっており、20年以上前の無人島キャンプの立ち上げのころからずっと手伝ってもらっています。この海苔の佃煮は、その中村荘のスタッフさんたちが瀬戸内海の家嶋群島周辺海域でご自身で作られた海苔を、醤油や砂糖などでとろ火でコトコトと煮込んだもので、素朴な家庭の味で美味しいと人気があります。

中村荘の海苔の佃煮と中村福蔵さん

・カモT(オリジナルTシャツ

無人島キャンプを主催している、NPO法人京都子どもセンター青年部KAMONASUの「KAMONASU」の文字が入ったTシャツです。毎年、隊長の好みの色で作っておりキャンプ最終日には全員でこれを着て集合写真を撮るのが例年の習慣になっています。今年の色は秘密です!昨年は紫ベースに黄色の文字

・感想文集

毎年、子どもたちや親御さんたち、スタッフの感想を集めて文集を作っています。他にもキャンプ中にしたことや起きた面白かったことからハプニングまでを載せており、キャンプ後に読み返すとまるでキャンプをしているときに戻ったような気分になったり、また行きたくなったりするような文集です。


スケジュール

2025年7月 クラウドファンディング開始
7月20日 親子に向けたキャンプ説明会
8月 9日~16日 無人島1週間チャレンジキャンプ開催
8月中旬  クラウドファンディング終了
9月~10月  リターン発送


最後に

「おもしろき こともなき世をおもしろく 住みなすものは 心なりけり」

心の持ちようで楽しく生きる。突然ですが自分の好きな言葉です。

言ってしまえばこのキャンプは8月の太陽が照り暑い中で、電気も水も何もない島で1週間過ごす。それだけです。言葉をそのままとらえると修行のようにすら感じます。

でも、何もないからこそ何でもできる島で、仲間と共に、普段はできないようなことをやりまくる、そうとらえると新しい景色が見えるのでしょう。そしてそれは、周りのものを当たり前のものだと受け取ってしまう大人より、すべてのものに感動を覚え遊び方を見出す子どもにこそ顕著だと思います。

8日間子どもの笑いの絶えない島にするために、皆様の応援をお願いします!


※補足 特定非営利活動法人京都子どもセンターについて
https://www.kodomo-doki.org/untitled-cjg9

(1)目的 この法人は、子どもが、自らの力を信じ自らをとりまく環境に働きかけていく社会 参画の推進を図るとともに、子ども・若者・子育て支援に関わる組織や個人との交 流・連携によって事業を推進し、子どもたちの豊かな成長と生活文化環境の向上に 寄与することを目的とする。(特定非営利活動法人京都子どもセンター定款第3条<目的>)

(2)歴史
1989年  京都府親と子の劇場協議会発足。府内13地域の『親と子の劇場』『おやこ劇場』のつながりをつくり、府全体での活動づくりを進める。
1999年12月16日 より公益的な子どものための活動づくりを目指して「京都子どもセンター」を設立。
2000年3月28日特定非営利活動法人認可。
2017年8月 事務機のウエダビルに事務所を移転。 

(3)会員数 
正会員団体3、個人正会員25、支援会員7、個人会員19(2025.7.19現在)

(4)受賞歴 
2008年 (財)オムロン地域協力基金より平成20年度「ヒューマンかざぐるま賞」
2009年 京都府への事業提案により「京のチカラ・明日のチカラ」優秀賞
2011年 阪急阪神ホールディングス 未来のゆめ・まち基金 市民団体助成プログラム受賞
2016年 (公財)安藤・スポーツ食文化財団より 無人島一週間チャレンジキャンプに対し「一般部門 安藤百福賞」

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支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 10月19日に報告会を開催しました。キャンプの思い出を写真とともに振り返り、その後に全員で一言ずつ感想を発表し、最後に島歌の「風になりたい」を歌って報告会は終了。これにて、半年間の準備をしてきた無人島キャンプに関連するすべての活動が無事終了いたしました。皆様の暖かいご支援のおかげで、最高のキャンプを実現することができました。返礼品については順次、ご提供・発送させていただきます。改めて、ありがとうございました! もっと見る
  • 今日はキャンプで使ったすべての資材の片づけを行いました!使った調理器具をすべて洗って定位置にしまったり、使用したテント10数個を建ててそれぞれの破れや壊れを確認したり。総勢50人が参加したキャンプだったため片づけでやることは膨大。しかし途中では参加者の子どもの手伝いも来てくれて、みんなで協力した結果、今日一日で何とか終わらせることができました。これでキャンプそのものは一段落。これからは報告会に向けて頑張ります! もっと見る
  • 8月16日に無人島キャンプから帰ってきました!今年、僕が選んだ島歌(1週間のテーマソング)は「風になりたい」という歌で、その中には「天国じゃなくても楽園じゃなくても」という歌詞があります。無人島はもちろん天国のような場所ではなく、火も水も電気もない場所で、料理を作るのにも2時間かかれば、寝るのにもクーラーのないテントで寝ることになります。でも歌詞はこう続きます。「あなたの手のぬくもりを感じて風になりたい」「あなたに会えた幸せ感じて風になりたい」。協力する仲間がいることで、どんな状況でも乗りこえられる。そんな意味があるんじゃないかと思います。合計8日間のキャンプで、前半は雨が降り後半は暑い日差しに照らされる中でも、子どもたちとスタッフは遊び心を持ってみんなで協力することで、最高に楽しい1週間を過ごしました。さらに言えばこれからの生活でも、家族が知らないうちに用意してくれるご飯の美味しさ、快適な環境での布団のありがたさを知って、いろいろなことに感謝しながら暮らせるのではないかと思います。スタッフの仕事もまだまだ終わりではなく、振り返りをしたり、2ヶ月後の報告会のための準備をしたりと忙しい時間はもう少しだけ続きます。このキャンプをこれからも残していくためにも、ご支援いただけたら嬉しいです! もっと見る

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