
初めまして、新潟県秋葉区で英語講師をしております、土橋 陽子と申します。
2019年の夏、、私は娘と2人でセブ島に親子留学をしました。
帰国後、生徒にお土産を渡していた時のことです。
「先生、なんで私を連れて行ってくれなかったの?」
この一言が、すべてのきっかけでした。
「じゃあ、ママがいいって言ったら来年一緒に行こうか」
そう答えたのが始まりでした。
娘と親子留学をした翌年から、世の中はコロナ禍に入りました。
「この子との約束だけは絶対に守ろう」と心に決め、外に出られない時期でもずっと情報のアンテナを張り続けてきました。 そして、ようやく2023年の春に、再びその夢を叶えることができたのです。
帰国後は、現地で買ったお土産を配りながら、たくさんの方に今回の体験を話す機会も増えました。
「先生、うちも行きたいけれど...40万円は正直きついです」
「シングルマザーの私には、とても手の届かない金額で...」
そんな声を聞く度に、私の心は痛みました。

私自身、もともとは埼玉出身です。
成田空港に朝早くバスに乗れば着くという感覚でした。
しかし新潟に来て、「この国から出るのってこんなに大変なんだな」と実感しました。
海外留学プログラムは、だいたい成田集合、関空集合です。 でも私は、新津駅から新津駅まで、責任を持って送り迎えをします。
セブ島を選んだのには理由があります。
フィリピンでは、15歳未満の子どもは単独で入国することができません。
人身売買防止の観点から、必ず親や親権者、または引率者の同行が義務づけられています。
しかしながら、手続きをしてジュニアキャンプという形をつくる事でこれを叶える事が出来ます。
この留学プログラムでは、小学4年生から高校生までの子どもたちが、引率者とともに現地で「共に学び、暮らす」体験をすることができます。
セブ島での生活は、日本では得られない多くの気づきを子どもたちにもたらします。 観光地の駐車場では、同年代の子どもたちがキーホルダーを売りにくる姿を目にすることもあります。
あるとき、「何歳?」と尋ねると、「15歳、中学生」と答えてくれた子がいました。
「平日は学校に行ってるの?」と聞くと、「行ったり行かなかったり。
夏は忙しいから、休むことが多い」と。 その言葉に、私は大きな衝撃を受けました。
この現実を、日本の子どもたちにも知ってほしい。 世界にはいろいろな生き方や環境があることを、自分の目で見て、感じてほしい。 そんな思いが、私の中に強く芽生えました。
一方で、現地の語学学校からは、こんな嬉しい声も届いています。
「日本人の生徒はとても真面目で、部屋もきれいに使ってくれる。ぜひもっと来てほしい」と。
セブ島と新潟—— このふたつの地域をつなぎ、お互いにとって意味のある交流を育てていきたい。
それが、私がこのプログラムを続ける原動力です。

一般的な留学プログラムと私のプログラムは全く違います。
一般的な留学プログラム: 引率者ファーストで作られており、リスクを最小限に抑えるため決められたコースを回る。
私のプログラムは子どもたちファーストで!
「どこに行きたい?」
「これを買いたい」
「このカフェに行ってみたい!」
「よし、行こう!」
と言って、
本当に連れて行くできるだけレッスンのコマ数を少なくして、外に連れて行くんです。
タクシーに乗って、ショッピングモールに行って、現地の人と実際に話をする。
これが、どこの会社でもできないような体験を提供できる理由です。

事前の不安を紹介する冊子をお渡ししています。
来年計画している特別体験
・現地の工房での編み物体験: スルーシージャパンという、カゴバッグを作っている工房での編み物体験と、編み子さんとの交流
・フェアトレード商品作り: 日本人が現地の人たちに編み方を教え、正当な賃金で雇用する仕組みを学ぶ
・現地の文化体験: 語学学校のレッスンだけではない、本当のフィリピン文化に触れる体験
これらは、大手の留学会社にはできない、私だからこそ提供できる特別なプログラムです。

これまで4年間で約30名の子どもたちが参加してくださいました。
帰国後の子どもたちの変化は、本当に驚くべきものでした。

ある高校生は帰国後、「先生、僕将来は発展途上国で働きたいです」と言ってくれました。
また、別の中学生の保護者の方からは「子どもの世界観が本当に変わりました。感謝しています」というお言葉をいただきました。
私の娘の変化も象徴的です。
初めて連れて行った時はママにくっついてばかりでしたが、何度か経験するうちに積極的になり、今では「将来はセブ島で何か仕事がしたい」と言うようになりました。
このような体験は、1週間や2週間で英語が劇的に上達するわけではありませんが、
「聞けるようになったかな」「言ってることがちょっとわかるようになって、一言二言返せるようになった」という変化以上に、人生の価値観を変える体験を提供できています。

1. 参加費用の負担

現在の参加費用は一人当たり約40万円です。
航空券代(新潟⇄セブ島)
語学学校での宿泊・食事・授業料(2週間)
現地での移動費
前泊ホテル代
海外保険代
コロナ前は25万円程度だったのですが、円安やフライト代の高騰により現在の金額になっています。
2. 継続運営の困難
これまで毎年、自費とボランティアでなんとか続けてきましたが、個人の力だけでの運営には限界を感じています。日々の生活と並行して取り組んできたものの、年々負担が増しており、このままでは継続が難しくなってきました。
3. 参加人数の限界
安全性を考慮し、
現在は最大10名程度のジュニアに特化したプログラムで対象は小4〜高校生しか受け入れができません。
しかし、関心を持ってくださる方はもっと多くいらっしゃいます。

第一段階:経済的支援により、すべての子どもたちに海外体験の機会を
今回のクラウドファンディングは、私一人の力では限界がある状況を皆様の力で変えたいという思いから立ち上げました。
目標金額:30万円ご支援いただいた資金は、以下の用途に大切に活用させていただきます。
■ 子どもたちの体験参加支援(10%)
経済的に困難な状況にあるご家庭の子どもたちが、今回のプログラムに参加できるよう、交通費や体験参加に必要な物品の準備、現地でのサポート体制整備など、参加機会の創出に活用します(※金銭を直接お渡しするものではありません)。
■ プログラム運営・安全確保費(70%)
子どもたちが安心して参加できるよう、運営体制の構築や安全面の強化に活用します。
現地での移動費(タクシー代など)
緊急時の医療対応費用
特別体験(例:工房体験、自然体験など)の実施費用
スタッフ体制の強化・研修など
■ 次年度に向けた基盤づくり(20%)
この活動を一度きりで終わらせず、継続的に広げていくための準備を行います。
プログラム改善のための現地調査
通信機器・設備の整備による安全性向上
将来的な「セブ島⇄新潟」相互交流への土台づくり
第二段階:継続可能なシステムの構築
このクラウドファンディングの成功を機に、毎年安定してこのプログラムを提供できる仕組みを作りたいと考えています。
年間複数回のプログラム実施(8月以外にも冬休み等)
参加費用の段階的軽減(経済状況に応じた柔軟な価格設定)
地域企業との連携強化(新潟の文化をセブ島に紹介するプロジェクト等)
最終目標:セブ島⇄新潟の真の国際交流
私たちの最終目標は、セブ島の子どもたちを新潟に招待し、雪を見たことがない彼らに日本の冬を体験してもらうことです。
古民家での暮らしや日本文化に触れながら、新潟の子どもたちとの交流を通じて、互いの文化や価値観を深く学び合う——そんな「本当の意味での国際理解教育」を実現したいと考えています。
この“どこにもないプログラム”を、新潟から世界へ届けていきたいのです。
リターン紹介


2025年6月-7月: プロジェクト準備
2025年8月: クラウドファンディング開始
2025年9月: クラウドファンディング終了
2025年10月: 支援金確定
2025年11月:リターン準備

「もったいない」を「おいしい」に変えるように、 「諦め」を「可能性」に変えたい。
私一人では限界があります。
でも、皆様のお力をお借りできれば、きっと実現できます。
子どもたちが飛行機に乗る前と帰ってきた後の表情の違いを、ぜひ多くの方に見ていただきたい。
経済的理由で夢を諦めることなく、すべての子どもたちに世界への扉を開いてほしい。
そんな新潟にしていくために、どうか皆様のご支援をお願いいたします。
新潟から世界へ。 すべての子どもたちの未来のために。
皆様のご支援を、心よりお願い申し上げます。

ウイングパートナー 定繁 恵
たくさんの学生さんが、セブ留学をして、素敵な経験ができることを心から祈っております。
これからも日本の未来ある子供たちの為の活動、頑張ってくださいね!
友人 齋藤 桃子
きっかけは生徒さんの一言から...ということではありますが、その思いを受け止め行動に移されたこと、素晴らしいと思います。ぜひ、子供達の未来の為に!成功をお祈りしています。
佐伯 暁美
子供の時のたくさんの経験とたくさんの自信が、将来の自分や誰かの為になると思っています。
素敵な活動!応援します。
理容師 高岡 惠久子
学生時代とにかく英語が好きでしたが、海外へ行って学ぶなんて費用面で夢のまた夢と諦めていました。
娘が高校生になり、土橋先生のプログラムなら一緒に行ってみたいと思いました!
未来を担うたくさんの子どもたちに海外を五感で感じてもらいたいという想いも賛同し、セブ島親子留学を心からお応援します!

代表 葛生圭祐
セブ島でバジャウ族と共にゲストハウスやツアー事業を運営しています。
現地で暮らす中で、教育や経験の格差が将来の選択肢を大きく左右していることを痛感してきました。
このプロジェクトのように、国境や価値観を越えて"生きる力”を学ぶ機会は、本当に貴重で必要だと強く感じています。
現場で活動している立場からも、心から応援しています。
ぜひ多くの方にこの挑戦を知ってほしいです!
最新の活動報告
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2025/09/10 11:43来年はエルサ校へ!!!なぜ、この学校を選んだのか??1、校外にあり環境が良い為 ⇒セブ市内はあちこちで工事をしており空気が汚いので喉を傷める生徒さんがいました この為、市内からは少し離れていますが環境の良いエルサ校を選びました2、スタッフさんがとっても良い ⇒日本人スタッフがいて子供への対応にもすごく慣れていて親切丁寧です3、現地校の生徒さんと交できる ⇒一緒にレッスンを受けたりアクティビティをしたり同世代のフィリピンの友人もできる かもしれない もっと見る







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