はじめまして、やまびこ福祉会です
はじめに、私たち「やまびこ福祉会」について少しだけお話しさせてください。
私たちは、のどかな田園風景が広がる滋賀県竜王町で唯一の障害福祉サービス事業所として、障害のある方々の生活と就労をサポートしています。
設立は1986年のこと。「親亡き後も地域で安心して暮らせる場所がほしい」という、ご家族の切実な願いを受け止め、在宅生活を余儀なくされていた方々の支援拠点としてやまびこ福祉会は生まれました。以降、多様なニーズにお応えしながら少しずつ活動を広げ、現在は総勢79名の仲間が、それぞれの個性やペースに合わせて日々活動しています。
そんな私たちが、はじめてのクラウドファンディングに挑戦します!
理由は一つ。「一人ひとりの表現や生きがいを形にし、誰もが自分らしく輝ける居場所」を、もっと開かれた形で創り出すためです。

福祉の枠を越え、心を動かす「ものづくり」
私たちが設立当初から大切にしてきた活動の柱の一つ。それが「ものづくり」です。
陶芸、織物、和紙漉き、そして食など、さまざまなものづくりを積み重ねてきました。仲間たちにしか生み出せない独創的な感性こそが、かけがえのない文化であると考え、大切にしています。
色とりどりの織物や、味わい深い器。これらは今、福祉の枠を越え、社会とつながる「コミュニケーションツール」として確かな役割を持ち始めています。
「ここでしか生まれないもの。その人にしか生み出せないもの。」に誇りを持ち、誰もが希望をもって生きていける社会。そんな価値を、私たちはものづくりを通じて創り出していきたいと願っています。
地域の方々に支えられて今があります。
やまびこ福祉会の40年の歩みは、竜王町という町が持つ「心地よさ」なしには語れません。
人口約11,000人。決して大きな町ではありませんが、ここには生活に根差した美しい景色と、多様な生き方をそのまま包み込む空気感があります。
一方で、近年のライフスタイルの変化に伴い、日常の中でふらっと立ち寄り、気兼ねなく会話が生まれるような、開かれた接点は少なくなってきています。だからこそ私たちは、この町がもつ本来の心地よさを大切にしながら、誰もがフラットに集える新しい居場所が必要だと考えました。
あいまいで、おおらかで、柔らかくて、温かい。そんな竜王町の「包み込むような心地よさ」に育てていただいた私たちが贈る恩返し。そして、この町に初めて訪れる方々にも「こんな良い場所があるんだ」とその魅力を体感していただける場所。それが「こる・もーる」です。
誰もが自分らしく輝ける居場所
「こる・もーる」が来春誕生!
竜王町の心地よい雰囲気を形にし、誰もが自分らしく輝ける居場所。それがカフェ、ショップ、ギャラリーが集う店舗型事業所「奇跡の村 こる・もーる」(2027年春オープン予定)です。
手づくりの器で味わう美味しい時間、日々の活動から生まれるアート。地域福祉の発信地として、「また来たい」と思っていただけるような4つの空間をご用意します。

◉ みんなに出会う、スローライフなカフェ
「muracafe (ムラカフェ)」
地元食材を使ったランチやスイーツ、挽きたてコーヒーを、やまびこ福祉会特製の器で楽しめます。店内にはメンバーの作品が飾られ、ほっとする空間が広がります。カウンターに立つメンバーは、照れ屋だったり、気ままだったりと個性豊か。マニュアル通りではない、心がふっと軽くなるような自然体のおもてなしをお届けします。
◉ 生活を楽しく彩る食べものと雑貨
「naptrip (ナップトリップ)」
素材の風味を大切にしたパンやお菓子、新鮮なお野菜、日々の暮らしにそっと寄り添う織物や器などをそろえたショップです。「一度の出会いと笑いを大切に」という想いから生まれた品々は、手にした方の心をふっと和らげ、毎日の生活に小さな彩りと温もりを添えてくれます。
◉ 人・町・文化をつなぐギャラリー
「Quie (クワイエ)」
やまびこ福祉会で長く続く、織物・粘土・絵画などの造形活動。日々の創作から生まれる作品を身近に感じていただけるよう、多彩な企画展を開催します。また、地域の方々の作品発表の場としてもご利用いただき、ここ竜王町から新たな文化の息づかいを発信していきます。
◉ 彩りと自然に包まれるみんなの憩いの広場
竜王町の風を感じられる屋外空間です。中央には仲間が遺した絵画「ピラカンサ」をモチーフにしたモニュメントが佇み、その周囲はのんびりくつろげるベンチに。外壁にはHYKRX氏の壁画とご支援いただく方々の名を刻むレンガが並びます。皆さまの想いと表現が景色にとけこむ、すべての人に開かれた広場です。
「こる・もーる」立ち上げの背景
私たちやまびこ福祉会は40年間、障害のある人たちの「生きにくさ」を「生きやすさ」に変える社会の仕組みづくりを追求してきました。その歩みの中で辿り着いたのは、「誰と、どこで、どう生きるか」という答えです。
どんな舞台であれば、一人ひとりが自分らしく輝けるのか。
大きな声を出すことで気持ちを整える人。言葉の代わりに、泣いて笑って想いを伝えてくれる人。 生きるための大切な感情表現を我慢するのではなく、胸を張って、ありのままの自分で生きてほしい。そのために何より必要なのが「環境づくり」でした。
私たちが考える環境づくりとは、施設の中だけに留まりません。本当に必要なのは「地域の理解」です。 地域の方々が抱える不安の多くは、「知らないこと」から生まれます。それなら、まずは自分たちのことを全力で知ってもらおう——。そう決意し、夏祭りや冬祭り、カフェの運営、展覧会など、地域とつながる機会を一つひとつ重ねてきました。そうして交流を深めるうちに、地域の空気感が少しずつ、確実に変わっていくのを肌で感じました。 気がつけば、地域の皆さまと共にお互いの安心を創り上げてきた歴史があります。
これまで地域に支えられて成長してきた私たちだからこそ、これからは地域の力になれる存在として恩返しがしたい。 生きにくさと向き合い続けてきた私たちにできること。それは、誰もが安心して暮らせる社会づくりの一翼を担うことです。
人が集い、つながり合える場所。誰にも言えない悩みをそっと相談できる場所。ここに来れば元気がもらえる場所。 そんな「地域福祉の発信拠点」を創りたいという想いから、今回のプロジェクトは立ち上がりました。「この障害者施設ができて、本当によかった」 そう言っていただける関係性が、ここにはあります。私たちはこの温かい地域を、親しみを込めて「奇跡の村」と呼んでいます。
この「奇跡」を、いつか社会の「あたりまえ」に変えていくために。 地域福祉の発信拠点「奇跡の村 こる・もーる」が誕生します。
現在の準備状況
2026年
5月〜 奇跡の村こる・もーる建設工事開始
9月30日〜クラウドファンディング開始
11月30日 クラウドファンディング終了
12月初旬〜 クラウドファンディング返礼品郵送開始
2027年
1月末 建設工事完了予定
4月〜 就労継続B型事業所「奇跡の村こる・もーる」事業所指定取得予定
6月〜 奇跡の村こる・もーるオープン
いただいたご支援の使い道
みんなの「憩いの広場」を完成させたい!
広場のイメージこる・もーるの建物自体は、少しずつ準備を進めてまいりました。しかし、誰もが自然体で過ごせる環境の実現のためには、どうしても欠かせない空間があります。それが、店舗の周りに広がる屋外の「憩いの広場」です。お買い物の後にひと休みしたり、ご近所さんがおしゃべりを楽しんだり、子どもたちが安全に遊べたりと、障害の有無に関わらず誰もが心地よい風を感じていただける広場をつくりたいのです。しかし現在、その広場を整備するための資金がどうしても足りていません。今回皆様からいただいたご支援は、以下の費用として大切に使わせていただきます。
・緑あふれる芝生の植栽と維持管理
・「ピラカンサ」のモニュメントの設置
・ゆっくりくつろげるベンチや椅子の設置
・季節の花々を楽しめるプランター
・手洗いや水やりに使える水場の設置費用など
リターンについて
◉ とにかく応援(お礼の手紙)|3,000円 8,000円
◉ スペシャルな応援(お礼の手紙)|100,000円 500,000円
感謝の気持ちを込めたお礼の手紙をお送りいたします。
◉ フォントタイル|20,000円(小) 50,000円(大)
支援者さまのお名前がタイルに刻まれ、店舗の壁の一部になります。刻まれる文字はやまびこ福祉会の利用者・岡田渉さんが描くフォント(アルファベット大文字)を使用します。
◉ オリジナルTシャツで応援|10,000円
お礼の手紙とクラウドファンディング限定デザインをプリントしたTシャツをお届けします。
◉ オリジナルエコバッグ|5,000円
やまびこ福祉会で数多くの作品を遺した西村一幸さんの作品をモチーフにしたエコバッグをお届けします。
◉ マイカップ作成|10,000円
こる・もーるオープン後、世界に一つだけのマイカップが作れます。完成品はこる・もーるに置いておき、ご来店時にお使いいただけます。
◉ こる・もーる券|5,000円 10,000円
カフェやショップでお使いいただけるこる・もーる券を500円綴りでお届けします。
◉ ギャラリー貸出|100,000円
まっさらなギャラリーをあなたの作品で彩ってみませんか?ギャラリー使用にあたっては最大限サポートします。
◉ オープニングセレモニー用のお花|30,000円(一段) 50,000円(二段)
こる・もーるのオープンを彩るスタンド花をこちらで注文し、支援者様のお名前付きで飾らせていただきます。
応援メッセージをいただきました!



税制上の優遇措置(寄付金控除)について
社会福祉法人やまびこ福祉会へのご寄付は、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。
〈個人の皆さま〉
個人で2,000円以上の寄附をされた方は、当法人が発行する寄附金領収書を添えて確定申告を行うことにより、以下の措置が受けられます。
・所得控除の場合
(年間の寄付金合計額 - 2,000円)= 【所得からの控除額】
※年間の寄付金合計額は、総所得金額等の40%が上限となります。
・住民税の控除
お住まいの都道府県・市区町村が、やまびこ福祉会を条例で指定している場合、個人住民税からも控除が受けられます。
※詳細は各自治体の税務担当窓口へお問い合わせください。
〈法人の皆さま〉
一般の寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金として算入することができます。
◉ 領収書(寄付金受領証明書)の発行について
ご支援いただいた皆様には、領収書を発行いたしますので、寄付の手続き画面にある「備考欄」に「支援者情報(お名前・ご住所)」を入力してください。(備考欄に書き忘れた場合は、プロジェクトページの「メッセージを送る」から、直接連絡してください)
※寄付金控除を受けるためには、当法人が発行した領収書の提出が必要となります。
※領収書の発送時期は、2027年1月中を予定しています。
※領収書の発行日は、原則としてCAMPFIREから当法人へ支援金が入金された日(2026年12月30日頃を予定)となります。
※領収書は、CAMPFIREではなく当法人が発行・郵送いたします。
最後に
「障害者施設がここにあって、本当によかった」
ずっと、その言葉を地域の方からいただける社会を夢見てきました。
障害福祉の世界で、地域の理解を得ることは決して簡単な道のりではありませんでした。けれど、対話を重ねる中で気づいたことがあります。地域の方々が抱いていたのは拒絶ではなく、「ただ、知らない」ということから来る不安だったのです。
だからこそ私たちは、法人設立からの40年間、彼らの個性や豊かな可能性を地域へ発信し、「知ってもらうこと」に泥臭く向き合い続けてきました。その積み重ねが少しずつ結実し、今では地域のご近所さんとして、あたりまえに挨拶を交わし、困ったときには助け合える関係を築くことができています。
しかし、私たちはただ「支えられる存在」のままで終わるつもりはありません。 40年分の感謝を込めて、今度は私たちが地域を支え、希望を還す番です。障害の有無に関わらず、ふらっと美味しいコーヒーを飲みに来たり、ふと抱えた悩みを吐き出せたりできる場所。いつでも、誰もが「ここに来れば大丈夫」と思える「陽だまりのような地域の溜まり場」を創りたいのです。
その覚悟と温もりを結集させた姿が、障害者施設と地域が共創する「奇跡の村こる・もーる」です。
誰もが孤立せず、ほっと息をつきながら、未来に希望を持って生きていける仕組みを、この村から全国へ広げていきます。 私たちの挑戦に、どうか力を貸してください。熱いご支援を、心よりお願い申し上げます。
社会福祉法人やまびこ福祉会
統括施設長 島田和典




