汽水空港10周年フェス「一斉着陸」(入場料投げ銭制)の開催

2025年10月11日(土)に、本屋、汽水空港OPEN10周年を記念した入場料投げ銭制のフェスを開催します。時間も場所もぴゅーんと跨ぎ、すべてと接続できるものが本です。本屋として、これまでに出会ったあらゆる希望(人々、店、広義の芸術)を一斉集合させ、小さな町に夢のような時空を出現させたい!

現在の支援総額

3,850,600

128%

目標金額は3,000,000円

支援者数

563

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/06に募集を開始し、 563人の支援により 3,850,600円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

汽水空港10周年フェス「一斉着陸」(入場料投げ銭制)の開催

現在の支援総額

3,850,600

128%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数563

このプロジェクトは、2025/08/06に募集を開始し、 563人の支援により 3,850,600円の資金を集め、 2025/08/31に募集を終了しました

2025年10月11日(土)に、本屋、汽水空港OPEN10周年を記念した入場料投げ銭制のフェスを開催します。時間も場所もぴゅーんと跨ぎ、すべてと接続できるものが本です。本屋として、これまでに出会ったあらゆる希望(人々、店、広義の芸術)を一斉集合させ、小さな町に夢のような時空を出現させたい!

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自己紹介

鳥取県で汽水空港という本屋をやっているモリテツヤと申します。この文章を書いているのはモリテツヤですが、汽水空港は妻の森明菜と共に運営しています。

鳥取県中部、湯梨浜町という小さな町で汽水空港を始めたのは2015年の10月でした。気付けば今年で10年になります。

開店前も、開店してからも、「こんな田舎で本屋なんてやっていけないよ」「需要ないよ」とよく言われました。いいや、やってみなきゃわかんないじゃないかと鼻息荒く開業したものの、一週間一人もお客さんが来ない時期なども経て「マジでやっていけないじゃないか!」と絶望したこともあります。だけどもどうにかこうにかがんばって、雛を育てる燕のように、店の外へ飛び出して建築現場や木こりのバイトなどで日当を稼ぎ、その金を汽水空港の本の仕入れにあて、トークイベントやワークショップの謝礼にあて、けれども本はなかなか売れず、イベントは赤字続きで、ずっと巣立たない雛を生かすために永久に終わらぬ餌運びを続ける親燕は疲れ果てて、そうして終いにはくたばったのでした。めでたし、めでたし。

現在の外観

…というのは嘘で、くたばりつつあるそのとき、いつも情熱の火を灯してくれる希望(存在)と出会ってきました。火を灯してくれるものは店に来てくれるお客さんのときもあるし、町で出会う人のときもある。新たに移り住もうとする人のときもある。新しく店をはじめようとする人のときもある。出店先、旅先で出会った店や人のときもある。アーティストのつくるモノ、言葉、音楽、今はもういない死者の言葉(本)によって救われたときもある。

一人の人間、一つの店、一つの無謀だけども夢のある動き、ひとつの歌。それらひとつひとつとの大いなる出会いによって、いつも「もう少しがんばってみよう」と再び立ち上がることができました。七転び八起き。そして九十九転び百起きした頃、気付けば、汽水空港を存在させてくれているこの町の環境が変化していることに気付きました。「おれ、最近全然バイト行ってない…。汽水空港だけで生活できてる!」

DIYで作った店内の様子(昔の写真)

汽水空港のある小さな町の環境

今、汽水空港周辺にはゲストハウス兼シェアハウス、ギャラリー、花屋、古着屋、カフェ、ミニシアター、喫茶店や飲食店、温泉などなどが徒歩圏内に混在するエリアになっています。色々な肩書の人々も暮らしています。

田舎の小さな町でこんな環境になっているエリアは日本中探してもなかなか無いはずです。この環境をつくったのは、汽水空港の力ではありません。誰かが方向を指し示して、一致団結した結果によるものでもありません。それぞれがぞれぞれの心のままに動いた結果、なんらかの匂いに導かれてこの場に辿り着いたのだと思います。その匂いとは、堆肥化した情熱の搾りかすの匂いなのだと僕は思っています。この町で暮らしてきた人々が試みてきた数々の物事、成功した物事も失敗した物事も、その記録は人の記憶の中やインターネット上にアーカイブされています。やがてその記録が発酵し、匂いを放ち始めた。その匂いが、人に「ここなら何かできるかもしれない」という予感を抱かせるのだと思います。

なんの話しをしているんですか?町の話しをしています。そう、つまり伝えたいのは、巣立たぬ雛の子育てのようにして汽水空港を続けてきたおれたちモリ家、諦めないでよかったなということ。がんばってきたな!そしてバイトに行かずとも店を維持できる環境をつくってくれた全ての人々、偶然を呼び起こす天使たち、草木虫、ありがとう。ということです。

入場料投げ銭制のすべての人に開かれた祭りをつくりたい

本屋なのに汽水空港という店名にしたのは、この場所を通じて色々な人々、物事、直感や詩が交差することを願ってのことでした。10年やってみて、その願いは実現されたと感じています。そしてこの10年という節目を機に、これまでにインスピレーションを与えてくれた全国のアーティストや建築家や店を、この町に一斉着陸してもらうような壮大な祭りを開きたいと考えました。汽水空港の店内では狭すぎて開催できないくらいの、自分たちとしては大きな祭りです。

これまでに汽水空港を訪れたことのある人も、まだ無い人も、あらゆる人が楽しめる祭りを開催したい。この町で本屋をやってきて、これまでに店内で起きた様々な奇跡を店の外にも開いてみたい。色々な人に味わって欲しい。そう思って、入場料投げ銭制の開かれた祭りをやります。お金のない人も、お金のある人も、誰でも来て楽しめるように。

出店してくれるお店や作家、ライブ&トークをしてくれるアーティストは県内外問わず、全国各地から呼びました。陸の孤島と呼ばれる鳥取県、交通費だけでも結構かかりますし、人によっては前日から準備も必要です。一日限りのイベントでは赤字になるかもしれません。売上が保証できないこの祭りに遠方から参加するお店の方々には、せめて宿泊費くらいは負担したい。そして出演してくれるアーティストにはちゃんと謝礼を払いたい。でも、入場料を取りたくない!何故ならすべての人に開かれた祭りにしたいから。

色々なことを考えました。祭りを開催するのに色々な人々からお金をもらうのはどうなんだ?という逡巡を数ヶ月繰り広げました。でも最後には「助けてもらおう」という結論に至りました。この祭りにかかる費用は総額300万円。魅力的なリターンを色々用意しました。是非皆さまのお力を貸してください。いや、オラたちにみんなの元気を分けてくれ!その元気で、鳥取の小さな町に奇跡みたいな一日が生まれるはずだと確信しています。そして、もしよければ鳥取県湯梨浜町に遊びに来てください。いや違う、全員、10月11日(土)は鳥取県湯梨浜町に一斉着陸せよ!


このプロジェクトで実現したいこと

本屋として、これまでに出会ったあらゆる希望(人々、店、広義の芸術)を一斉集合させ、小さな町に夢のような時空を出現させたい!そしてまだ来たことのない近隣&遠方の方々も含めて、全員がお互いに出会ってほしい。そこからまた新たな物事がはじまる予感があります。

この10年間、「本屋が町にあることで起きる出来事、可能性」を提示するような気持ちも込めて、様々なことをしてきました。そのひとつの集大成として、町の中で誰もが気軽に(入場料投げ銭!)遊びに来て楽しめる文化的な祝祭日をつくり、多くの人にそれを味わってほしいと思っています。
集まったお金(300万円)は全額一斉着陸に費やします。田舎の小さな町に奇跡みたいな一日をつくりたい。願いはそれだけです。

プロジェクト立ち上げの背景

汽水空港は近隣の方だけではなく、遠方からも人々が訪れてくれます。ライブやイベントをしてくれた様々な人々が全国各地にいます。「また会いましょう」と再会を願う多くの人たちの存在があります。中でも、鹿児島のラッパー・泰尊のパフォーマンスが自分たちに与えた影響は大きく(その時の日記をnoteに書きました)、泰尊が「今度汽水空港は10周年だって?また鹿児島から祝いに行くよ。」と言ってくれた言葉のパワーに後押しされ、せっかく祝いに来てくれるのなら、これを機に10年間分のありがとうも多くの人々に伝えたい、そして10年に一度しかできないような夢のようなライブ&トーク&マーケットを立ち上げたいと考えました。


現在の準備状況

開催場所、出演者、出店者(全国各地から60店舗以上)など全ておさえて、以下の概要で仲間たちと絶賛準備中!
出店者情報などは特設インスタグラムアカウント@isseichakurikuで更新しています。


✈️✈️✈️✈️汽水空港10周年フェス「一斉着陸」✈️✈️✈️✈️

日時 10/11(土) 10:00~18:00

開催場所 燕趙園の多目的広場 JR松崎駅より徒歩10分/車でのご来場ももちろん可
(鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565-1)

入場料 投げ銭制(誰でも全員一斉着陸)

出店

全国各地から汽水空港にゆかりある友人たちが一斉着陸する飲食・物販のおよそ65店舗の出店者(順不同)

FOLK old book store/句読点/天然酵母パン 楽童/うずまき舎/凹ム商店(曲がり)/古本たかつか(喫茶曲がり)/Le Cageot/胡同食堂/tottoriカルマ/TUG BOOKS/らくだ舎/八田人造石/音鳴文庫/まーさん堂/珈琲翠雨./ワルンカフェ/おむすび屋ひとむすび/たみ/BOABOA/戯言喫茶おちゃわん/W&Co./横山商店/がふ/今治ホホホ座/こてラーメン/三浦祥敬/森 紗都子/朝朝暮暮/食堂 湯湯/YABIRON CURRY/picnic/Pirate Utopia/Ôca/あわい/山窩〜旅とてしごと〜/KITE/Layered Little Press/ハーポ部長と本のコミューン/旅するMinja/途中でやめる/土塊/Lamparfe/ムスヒ/庫used,vintage&select/little vintage/せかいのまんなか/ユカルン食堂+mochi/Itsuka Uchiyama/takemuratei/フベン/IMAGINE.COFFEE/シンタニ ユウタ/エトピリカ/元今歩/喫茶モダン/Green's Baby/中𠩤木材/アジパイ×大陸/ほのぼのハウス農場/月夜繪葉書店/ンケリコ/川口珈琲店(曲がり)/夜長茶廊/くさわける/ラオスごはん/やわらぎ気功クリニック・・・and more

出演

チームマスクド https://www.instagram.com/team_maskd_sachi/

【ジャンル健康】

『笑って踊って🎶マスクドエクササイズ』
エクササイズインストラクターのマスクドサチが、汗と笑いを全国に広めている!
観てよし!踊ってよし!笑ってよし!
自由な楽しみ方で!
レッツマスクド

マスクドと一緒に遊びますくどー🎵

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東郷清丸 https://togokiyomaru.com/

音楽家。歌とギターを中心にあらゆる楽器の演奏がうたになる。島を拠点として、着る服を作り、パンを焼き、魚を釣って食べながら「わたしにとって音楽や歌はなんであるか」を探求し制作する。得た経験をもとに書籍やZINEや会報誌も発行。全国各地に同士を探して交流し現地へ赴いてライブや朗読を行う。

ギター弾き語りや喋り、朗読などを交えるソロスタイルのほか、自らスコアを書く楽団編成「東郷清丸匚」とその派生形(彡やト)オーソドックスな3ピースバンド編成「東郷清丸巛」や即興演奏などライブにおける表現形態はさまざまある。

活動初期のアルバム「2兆円」(2017年)は若手ミュージシャンのための音楽賞"APPLE VINEGAR MUSIC AWARD"にノミネート、続く「Q曲」(2019年)は同・審査員特別賞を受賞。その後、ポピュラー音楽の構築力・パフォーマンスの瞬発力を活かしCMや舞台の音楽にも活動領域を拡張。2024年にノゾエ征爾演出の音楽劇「死んだかいぞく」(音楽・田中馨)や、影絵師・川村亘平斎による「直島影絵-のらくら地蔵-」に参加し、得意とする歌とギターと、そのほかにも語りやナレーション、笛や打楽器を用いたサウンド演出を担った。

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SNZ(sonotanotanpenz) https://www.instagram.com/sonotanotanpenz/

板村瞳と森脇ひとみの2人組。音を使ったり使わなかったりして、さまざまなパフォーマンスをしています。

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寺尾紗穂 https://www.sahoterao.com/

1981年東京生まれ。2007年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。大林宣彦監督の「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督の「0.5ミリ」など主題歌の提供や、CM 楽曲制作(KDDI、無印ほか)、音楽に限らず新聞やウェブでの連載も多数。

オリジナルの発表と並行して、ライフワークとして土地に埋もれた古謡の発掘およびリアレンジしての発信を行う。『ミュージック・マガジン』誌では「戦前音楽探訪」の連載を6年間担当した。また、全国各地のアートプロジェクト、東東京エリアの「隅田川怒涛」(2021)、高知・須崎の「現代地方譚」(2022)、横須賀の「SENSEISLAND/LAND」(2024)などに招聘され、リサーチを経ての表現活動も増えている。2024年にはアーツ前橋ギャラリー6にて荒井良二とライブペインティングで共演。国立新美術館で開催された「荒川ナッシュ医 ペインティングス・アー・ポップスターズ」展では、丸木俊の絵画に寄せて「ミクロネシア三景」を書き下ろし、展示と呼応するインスタレーションとして発表した。

2009年より「ビッグ・イシュー」支援の音楽イベント「りんりんふぇす」を主催。2025年に12回目を迎え、11回目より山谷・玉姫公園にて開催している。また、女工たちを描いた「女の子たち 紡ぐと織る」、兵器製造に動員された女学生を描く「女の子たち風船爆弾をつくる」など、作家小林エリカとタッグを組み、歴史に埋もれた女性たちの声を、当時の 音楽と共に甦らせる音楽朗読劇を制作している。2022年NHKドキュメンタリー「Dearにっぽん」のテーマ曲に「魔法みたいに」が選ばれ、教科書『高校生の音楽 I』にも同曲が掲載されている。

あだち麗三郎、伊賀航と共に3ピースバンド「冬にわかれて」でも活動を続ける。書籍最新刊は『戦前音楽探訪』(ミュージック・マガジン社)。音楽家や詩人、編集者などの知人に声をかけ自身が編集するエッセイ集『音楽のまわり』、『わたしの反抗期』など出版シリーズも手がける。

音楽アルバム最新作は「わたしの好きな労働歌」。前作「余白のメロディ」(2022)、「しゅー・しゃいん」(2024)、は『ミュージック・マガジン』の年間ベスト(ロック/日本部門)の10枚に選出された。

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泰尊 https://www.instagram.com/taisong_tabi_no_tochu/

泰尊/TAISONG

1988年、鹿児島で生まれて17歳でマイクを握る。カトマンドゥの洗礼を浴びた人間のひとり。街の便利屋。喫茶謎 店主。
2013年、Bar TIMELESSにて主宰イベント「Tabi no Tochu」を始め(2025年3月、26夜を迎えた)
これまでに5枚のオリジナル・アルバム、2枚のアナログアルバムをリリースし、キャンピングカーに乗り込み "唄旅" と称してコンビニが一個もない街(ほぼ村)から日本中のあらゆるエリアを爆走している。
LIFENESS RECORDINGS主宰。オフィス旅の途中。JOURNEYS HIPHOP DREAMの体現者。ビューティフル・カントリーサイダー。逢えばきっとわかる。

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トークイベント 

坂口恭平×岡啓輔「つくるよろこび」 聞き手 尹雄大 

坂口恭平 https://www.0yenhouse.com/

1978年、熊本生まれ。2001年に早稲田大学理工学部建築学科を卒業。作家、音楽家、「いのっちの電話」相談員など、その活動は多岐にわたる。2004年に写真集『0円ハウス』を刊行。著書に『独立国家のつくりかた』『躁鬱大学』『お金の学校』『自分の薬をつくる』などの他に、画集『Pastel』『Water』、料理本『cook』があり、近刊に『その日暮らし』『自己否定をやめるための100日間ドリル』『絶望ハンドブック』『BAUをめぐる冒険』がある。

岡啓輔 https://x.com/OkaDoken?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

(RC作製所岡土建/建築家/セルフビルダー/高山建築学校)九州柳川生まれ船小屋温泉育ちカンレキ。
東京三田に20年かけて蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)を作っている。
コンクリートの質をMAX高めていて200年保つらしい。「つくる悦び」を大切にしあらかじめ図面を描かない即興建設、素人作業が無理なく危険無く楽しく出来るように小さな範囲ずつ制作した。最初から意図した訳ではないが自然な流れで「装飾」を考えるようになり現代建築にはなかなか無いデコラティブな様相をもった建築となっている。多くの時間を一人でコツコツ作ったけど、最後の数年は沢山の仲間が作業に参加してくれユニークな集団即興建設となった。

尹雄大(ゆん・うんで) https://nonsavoir.com/

1970年、神戸市生まれ、テレビ制作会社勤務を経てライターになる。主な著書に『句点。に気をつけろ』(光文社)、『聞くこと、話すこと』(大和書房)、『さよなら、男社会』(亜紀書房)、『親指が行方不明』(晶文社)、など。身体や言葉の関わり興味を持っており、その一環としてインタビューセッションを行なっている。


「もし10年に一度しかトークイベントを企画できないならば−」と考えた結果、坂口恭平さん×岡啓輔さんの対談が聞きたいと思いました。
坂口さんは「建てない建築家」ではありますが、モバイルハウスを世に打ち出し、多くの建築素人に自ら家をつくる可能性を開き(僕も影響を受けた1人です)、「いのっちの電話」では声による建築空間をつくりあげています。他、料理、絵画、家具、ガラス、セーター、靴、ギター、畑、文、歌などなどありとあらゆるものをつくるさまを日々ツイッターで公開し続けています。
岡さんは東京のど真ん中で約20年かけて自ら(仲間たちと)コンクリートを練り、蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)という名の建築を日々つくり続けています。テレビ等でもその様子が放映されているので、「三田のガウディ」として記憶している方もいるのではないでしょうか。「つくる悦び」を世界に伝播すると謳い、訪れる人々にも作業を手伝う余地をつくり、200年後の人々へ向けて蟻鱒鳶ルという建築をプレゼンしています。僕も初めて小屋を建てる時に蟻鱒鳶ルの作業を手伝わせてもらいました。

2人とも、「つくるよろこび」を圧倒的な輝かしさで世に解き放つ人です。現代に坂口恭平さんと岡啓輔さんが生きていて良かったといつも思っています。
どんな時代、社会になっても失われないもの、いつも人が立ち返り思い出すもの、それが「つくるよろこび」なのではないか。いつかどこかで両者の対談が観たい、もしくは聞きたいとずっと思っていたのですが、これを機に企画しようと思いました。

聞き手はお二人にインタビューしたことがあり、親交も深く、汽水空港も何度もお世話になっている安心の尹雄大さん。
こんなに楽しみなトークイベントは無いっ!!


リターンについて

山陰のクリエイティブチーム一両編成にデザインを相談中。
絶賛スーパーキュート&ナイスなグッズを製作中です!

クラファンでは現在進めているオリジナルグッズの一部をご用意します。


最後に

「田舎の小さい町で本屋をやれるのか?」という、ひとつの実験結果は出せたと思います。なんせ10年続いたのですから。みんなのおかげ!おかげさまです!そのことを盛大に祝い、感謝を現す儀式としての祭りです。そして、次の10年に向けて、自分たちを含め一斉着陸でお互いに出会った人々同士でまた新しいことが動き始める予感があります。晴れてくれ、一斉着陸させてくれ、おてんとさま~!
達成金額を問わず一斉着陸は必ず開催します。300万円は全額この祭りに必要な資金になります。達成しなかったら...と考えるのは一旦やめて、必ず達成するはずだと願いながらクラファンをしております!ぜっ!たい!に!達成したい~~~!!!よろしくお願い致します!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 一斉着陸でトリを務める鹿児島のラッパー、泰尊に聞き手をしてもらい、なぜ一斉着陸というフェスをするのか、なぜ入場料投げ銭制なのか、本屋と議員とフェスがどう結びついているのか等など熱烈に語りたいと思います。5日前に公開された寺尾紗穂さんと泰尊のLIVEセッション。もう数十回も観てる。原発労働者のことを歌う寺尾紗穂さんの「私は知らない」に泰尊の個人史がラップで重なる。 「泥の上に花を 咲かすその術を 私は知らない 私は知りたい」でも歌を聴く目の裏には、微かだけど泥の上に咲く花が浮かんでくる。歌は祈りを見せてくれる。積み重なった色々な濁りのさらに下にある素直な気持ちが歌によって引き出される。音楽にはそういう力がある。事実、去年泰尊のLIVEで僕は自分の底にあった素直さが引き出された。積み重ねられてた諦めや寂しさを原因とするいじけた気持ちが吹き飛ばされたあとで。それ以来、心も身体もマジでずっと元気。毎日笑えてる。人の心がフラスコのようなものだとしたら、日々の色々で積み重ねられる草臥れを揺さぶるものが音楽なのかもしれない。揺さぶられて出てくる心の奥にある素直さ。そして出会うことになる会場に集う様々な希望(出店者、演者、来客)。リアルな場で直に体験することでしか得られないものがある。「お金」という壁を設けることなく、誰もがそんな場所に来れる日をつくりたい。一人ひとりの人が、暮らしている地域や家を中心にグルグル軌道を描く星だとして、その軌道を思いきって瞬間的にグイッと変えてみたい。1日だけでも、その軌道が重なる瞬間をつくりたい。300万円でそれが出来るかもしれないなら、金は無いけどやってみたい。10年に1度のフェス。大借金を負っても10年かけて返せばいい。そう思ってやることを決めました。軌道が重なるその場所で出会うことになる歌や人や言葉は、自分らにとってだけでなく、訪れる人全員にとっても希望のような存在だと受け止めてもらえるはず。そういう場所をつくることが、汽水空港として現す10年間の感謝のカタチです。とにかく遊びに来てくれたら嬉しいです。(そして!出来ればやっぱり借金したくない笑) もっと見る

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