2度の災害を乗り越えた仲間たちと花火をみたい!!

この花火大会は、町の再出発の象徴であり、心を癒し、未来を照らす光です。 折戸町の人々が「またここで生きていこう」と思えるように。 そして何よりも折戸町の人々の笑顔をみたい! 皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願いいたします。

現在の支援総額

1,251,000

25%

目標金額は5,000,000円

支援者数

63

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/24に募集を開始し、 63人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

2度の災害を乗り越えた仲間たちと花火をみたい!!

現在の支援総額

1,251,000

25%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数63

このプロジェクトは、2025/07/24に募集を開始し、 63人の支援により 1,251,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

この花火大会は、町の再出発の象徴であり、心を癒し、未来を照らす光です。 折戸町の人々が「またここで生きていこう」と思えるように。 そして何よりも折戸町の人々の笑顔をみたい! 皆さまのあたたかいご支援を、心よりお願いいたします。

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石川県珠洲市折戸町

―海と山に囲まれた、静かで美しい“隠れ里”―

石川県最北端、能登半島の先端に位置する珠洲市。その中にある折戸町は、南に山々が迫り、北には断崖の続く海岸線が広がる、自然豊かな土地です。町の中央を流れる折戸川は、ゆるやかな流れで人々の暮らしを見守ってきました。

木ノ浦海域公園(国定公園区域)では、透明度の高い海が広がり、海遊びや磯観察が人気。漁業と農業が共存し、山菜採りや椿油の搾油などの伝統も今に受け継がれています。高齢化が進みながらも、地域のカフェや宿泊施設は移住者や地元出身の若い世代によって支えられ、自然と共にある穏やかな暮らしが続いていました。

「この暮らしが、ずっと続くものだと思っていた。」


立て続けに襲った、2つの大災害

2024年1月1日、能登半島地震。町は土砂崩れと落石により孤立し、電気・水道などのライフラインも断絶。折戸町の住民たちは厳しい避難生活を強いられました。慣れない共同生活では、心がすり減る場面も多く、それでも支え合い、助け合いながら、日々を乗り越えてきました。

ようやく仮設住宅が完成し、「これからだ」と生活の再建を始めた矢先。9月21日、今度は能登半島豪雨が町を襲いました。

静かだった折戸川が牙をむき、家々を濁流が襲いました。
あの地震に何とか耐え抜いた家屋や橋、主要道。
安心して眠れたはずの家、井戸端で交わしていた笑い声。
すべてが、一瞬で遠く、懐かしいものとなりました。
あの日の雨は、たった一日だったはずなのに途方もなく長い時間に感じられました。

それでも前を向くために

高齢者も、若者も、男性も、女性も――折戸町の人々は、支え合いながら少しずつ、また歩き始めています。集まり、語り合い、涙しながら、笑いながら。「また前を向きたい」と願いながら。

だからこそ、今年は町のみんなで、花火を打ち上げたいと思いました。

空を見上げる余裕すらなかった2024年。2025年は、みんなでゆっくりと夜空を見上げ、笑い合いながら前を向く――そんな時間を、折戸町に届けたいのです。


『み』れる――この花火に込めた想い

折戸町の人々は、令和6年能登半島地震以降、良いことも苦しいことも、多くの現『実』を一緒に見てきました。ときに大泣きし、ときに大笑いしながら――同じ景色を分かち合ってきました。

今年に入り、住民の勇志たちで【折戸町100年を語らう会】が発足し、お花見会などの住民同士が集まれる会を企画し、その中で日常の困りごとなどのヒアリングや、毎月1回の町の復旧や復興についての情報共有会などを重ね、住民みんなで折戸町のことを考えています。
そんな私たち、【折戸町100年を語らう会】が、この花火大会で『実』現したいのは、「夜空を見上げながら、少し先の折戸町の『未』来を、一人ひとりが思い描ける時間」です。花火を見上げる20分間、私たちはこれからの未来を想像したいと思います。

人口減少が進む奥能登。移住促進や関係人口の創出ももちろん大切です。けれどまずは、ここに根付く私たち住民が楽しく暮らしていなければ、折戸町は『魅』力的な場所になりません。

復興への歩みはゆっくりでいい。
意見が揃わなくてもいい。
それでも、みんなが笑顔で過ごせる町こそが、私たちの考える「復興」です。

私たちの想いに共感し、花火の打上げに力を貸してくださったのが北陸火工さん。
快く協力を引き受け、たくさんの話を聞き、私たちの願いを花火に込めてくださいます。
本当に、ありがとうございます。

「花火大会」の詳細について

 ー 日時:2025年10月11日(土曜日)20:00~
     ※延期日2025年10月18日(土曜日)20:00~

 ー 場所:石川県珠洲市折戸町 

☐7月~8月

・許可申請調整

・関係機関(消防、警察、海上保安部など)に届出

  • ・地元住民・漁業関係者へ事前説明・周知

  • ・花火業者と打ち合わせ(打上内容、数量、安全対策)

☐1週間前~前日

・進行運営の最終確認(見張り員の配置確認など)

  • ・花火業者と設置計画を確認

  • ・安全器具や資材(カラーコーン、看板、照明機材など)の準備

  • ・緊急連絡体制を最終チェック



リターンについて

今回の花火大会は、折戸に住む有志が集まり結成した「折戸町100年を語らう会」が主催しております。
この会は、折戸町の復興町づくり、『最先端の復興』を目的として活動しており、メンバー全員が、自宅や自身の生活再建、仕事の合間を縫って、無償で折戸町のために心を尽くしています。
当日の折戸町の美しい夜空を彩る花火の風景とともに、私たちの感謝の気持ちを込めたお礼メッセージをメールにてお届けいたします。
皆さまに少しでも折戸町の魅力や、そこに暮らす人々の温かさを感じていただけましたら幸いです。


ご支援いただいた資金の使い方

今回、皆さまからお寄せいただくご支援は以下の用途に充てさせていただきます。

・花火打上げ費用:450万円
(花火の手配や、会場の安全確保のためのカラーコーンなどの備品購入を含みます)

・花火大会当日の運営諸経費:50万円
(ご来場いただく折戸住民の皆さまへの飲み物の配布や、会場警備・誘導を担う人員の人件費など、安心して楽しんでいただくための運営費用です)

皆さまのご支援が、花火大会の安全な運営と折戸町の未来を照らす大きな力となります。



最後に

応援してくださる皆さまへ

この花火大会は、私たち折戸町に暮らす一人ひとりが、未来への希望を胸に、一歩を踏み出すための挑戦です。どうか、折戸町の未来を明るく彩るこの取り組みに、あたたかいお力をお貸しいただけませんでしょうか。折戸町の空に大輪の花が咲き、そこに集う人々の笑顔が重なり合い、心に残るひとときとなるよう、精一杯準備を進めてまいります。

皆さまからの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 花火打上げ費用 花火大会会場設営備品購入費(カラーコーンや立入禁止ロープ等) 花火大会会場警備の人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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