自己紹介
私たちについて
こんにちは!
こんにちは!ぼくたちは、沖縄県南城市知念にあるフリースクール
「ツナグみらい 暮らしの学校」に通う6年生と中学生の子どもたちです。

ぼくたちのフリースクールは、目の前に広がる青い海、後ろには湧き水の滝が川となって海へと注ぐ、そんな特別な場所にあります。さらに、私たちの学びの場は、琉球王国時代から信仰されてきた世界遺産群「斎場御嶽(せいふぁうたき)」のすぐ下に位置しています。この神聖で美しい土地は、古くから人々に「自然と共に生きる」ことの大切さを伝えてきました。
ここでは、ぼくたちは自然の中で「自由に、のびのびと、自分のやりたいことを大切に」過ごしています。海で泳いだり、滝の水で遊んだり、魚やエビを捕ったり、川を探検したり、様々な道具を使って物つくりをしたり…。ときには畑で野菜を育て、動物を世話し、命の大切さを学びながら生活しています。そして不定期で行われるイベントにはこども達が自分で経営するお店を開く起業体験なども行っています。

外国人ボランティアとの交流を通して、異文化に触れたり、異なる価値観を知ったりする中で、「人とつながる楽しさ」「違いを認め合う心」も育まれています。

ぼくたちは、ただ学ぶだけの場所ではなく、「自然と共生する暮らし」を通して「生きる力」を育むことを大切にしています。それぞれが自分のペースで、自分の思いを大切にしながら、自分のやりたいことに向き合い、仲間とともに成長していける、そんな場所が「ツナグみらい」です。
このプロジェクトで実現したいこと
ぼくたちツナグみらいの6年生と中学生、合わせて13人の夢は
「自分たちで修学旅行を計画して、北海道に行くこと」です!
沖縄では体験できない「雪に触る」「スキーに挑戦する」「真っ白な世界で遊ぶ」「雪合戦をする」…
そんなワクワクすることを北海道で思いっきりやってみたいんです。
そして、そこでしか見られない自然や文化の違いを、体全部で感じてみたいと思っています。
でも、この修学旅行はただの「旅行」じゃありません。
「どうやったら行けるのか」「何を準備すればいいのか」「どんなことを学びたいのか」をみんなで話し合って、自分たちで計画して、資金も集めて、一歩ずつ進めています。夢を「形にする」ために、本気でチャレンジ中です!
「助け合う」「あきらめない」「楽しむ」この3つを大事にしながら、みんなで力を合わせて成長していく過程こそが、ぼくたちにとっての本当の「学び」だと信じています。
クラウドファンディングもその一つです。
アクセサリーや陶器の制作・販売イベントなどで
自分たちでお金を稼ぐ挑戦もしていきますが、それだけでは大きな費用を賄うには不足しているからです。
「行きたい!」だけじゃなく、「どうしたら行ける?」を考え、
「連れていってもらう」んじゃなくて、「自分たちで決めて、
自分たちで行動して、叶える」。
それが、ぼくたちの本気の挑戦です!
プロジェクトを始めた理由と背景
公立学校では当たり前にある修学旅行。
でも、ツナグみらいのような民間のフリースクールには公的な経済的支援がなく、授業料も高くなりがちです。保護者の負担も大きく、「修学旅行に行く」ということさえ、簡単には叶わないのが現実です。
教育形態月額費用備考
| 公立学校 | ほぼ無料(授業料なし) | 給食費のみ年間約5万円(小学校) (katariba.or.jp) |
| フリースクール | 月額平均3.3万円+入学金5.3万円前後 | 教材費・施設維持費など追加費用あり |
| 助成金・補助金 | 地方自治体による支援あり(東京都など) | ただし全国的には未整備。フリースクールは基本的に無償制度外 |
それでも、「行きたい気持ち」をあきらめたくない。「じゃあ、自分たちでお金を集めて行こう!」「自分たちで実現しよう!」そんな強い気持ちから、自分たちで資金を作り、夢を叶える挑戦を始めました。
ただ旅行に行くだけではなく、自分たちで「夢を計画し、動き、実現する」経験は、これからの人生の大きな糧になるはずです。きっとこの経験は、ぼくたちにとって一生忘れられない「心の宝物」になると思います。
現在の準備状況と取り組み
修学旅行を実現するために、ぼくたちは今、いろいろな準備と挑戦をしています。まず、資金を集めるために、自分たちで商品を作り、その商品を販売するという大きな挑戦に取り組んでいます。
沖縄の伝統的な陶器「やちむん」の技術を使った陶芸ブローチやお皿を作ったり、海岸で拾ったプラスチックをアップサイクルしてアクセサリーにしたり…。外来種で問題になっているギンネムを使った商品も作っています。「自分たちの手で形にする」ものづくりは、とても時間も労力もかかりますが、ものを作る過程で得られる学びは大きいです。

作った商品は、カフェで開かれるマルシェや地域のイベントに出店し、直接お客さんに届けています。自分たちで作り、自分たちで伝え、自分たちで販売する。こうした一連の経験が、ぼくたちにとって大切な「社会とつながる学び」になっています。
その過程で、出会ったアフリカ支援の拠点となっている沖縄南城市のハーベストムーンの下川さんとの出会いにより、今後カフェで商品を展示販売させていただける流れになりました、その下川さんとの活動のやりとりをテレビ番組沖縄CLIPに取り上げていただきました。
沖縄CLIPリンクhttps://youtu.be/Wy7rbQh06dQ

こうして、素晴らしい生き方を見せてくれる大人に応援されるって本当にありがたいし、やるしかない!とまた覚悟が決まったぼくたちです。
また、どんな旅にしたいのか、どんな体験ができるのか、どんな準備が必要なのかを、意見を出し合いながら、何度も話し合いを重ねています。仲間と協力して作り上げるこの過程も、楽しみながら取り組んでいます。
「フリースクールという選択 — こどもたちが自分を生きる場所」
ツナグみらいスタッフの綾子です。
みなさんはフリースクールはご存じでしょうか?
フリースクールとは、学校以外の「もう一つの学びの場」です。不登校や学校に馴染めない子ども、または自分のペースで学びたい子どもたちが、それぞれの個性や興味を大切にしながら過ごせる場所です。
今、フリースクールは全国で年々増えています。
その背景には、不登校の子どもたちが増えている現状だけでなく
「一人ひとりが自分らしく学べる場所が必要だ」という社会の価値観の変化があると思います。
AIなどの発展のスピード感が凄まじい近年、
学ぶとは何か?
知識とは何か?
「学校に行かない=ダメ」ではなく、
「自分に合った学びを選べること」が、
これからの教育に必要な視点だと私たちは考えています。

私たちは、そんな想いから2021年10月よりフリースクールを始めました。
現在28名のこども達が通っています。
この社会では、いつの間にか「普通であること」「みんなと同じであること」が良いとされる風潮があります。その風潮がこども達の生きづらさを生んでいることも現実です。
本当は一人ひとりが違うのが自然で、違うからこそ世界は豊かで面白い!そして自然界のすべての命は、違う「個」を最大限に生きながら、全体に貢献して生きていています。風潮に流されて、自分を置き去にし、その「個」が輝けないのは、社会にとっても大損害だと思うのです。
自然に囲まれた最高の立地を利用して、こどもたちに自然とつながり、自分とつながり、仲間とつながり、命のつながりを体感してもらいたいと思いを込めて活動しています。
「何を学ぶか」ではなく、「どう生きるか」を考え、体験を通して学ぶ場所です。木工、農作業、動物とのふれあい、海や川での遊び…。一つひとつの体験が、こどもたち自身の「自分らしさ」を育む土壌になります。
また「消費者」としての思考で生きるのではなく、自らがなんでも生み出すことができる「生産者」の思考で生きてほしいというのがわたしたちの願いでもあります。実際に生きていくために必要なものは身近にあり、そして自分で生み出せると体感していくことは、人生の幅を広げげ選択肢を増やしていくことにもなると思うのです。
そして、そうした感覚や生きる力こそが、この大変革の時代に必要な力だっと思ってやみません。

ここには、学校に通わない選択をした子、学校と併用して通う子、それぞれのペースで学ぶ子がいます。みんなが自分のペースで過ごし、それぞれの「やりたい!」を尊重しながら、自分を信じる力と生きる力を育てています。
「フリースクールをやる意義」とは、子どもたちが「自分を生きる」ことを支える場所を作ること。自分で選び、考え、動く。そのプロセスが「学び」そのものであり、「生きる力」そのものです。
私たちは、こどもたちが持つ無限の可能性と個性を信じています。そして、この小さな学びの場から生まれる未来への種が、社会全体にあたたかな風を届けると信じています。

子どもたち自身が決めた「行きたい!」という声
今回、「修学旅行に行きたい!」と言い出したのは、ほかでもない、子どもたち自身でした。普段から自由に過ごし、自分の気持ちを大切にしてきた子どもたちが、「フリースクールのみんなと修学旅行へ行きたい」「雪に触れてみたい」「スキーに挑戦したい」と、自分たちの言葉で夢を語り始めました。
今までも日々、
自分の欲しいものを自分で作ったり
遠足を企画していきたいところに行ったり
やってみたいことに挑戦したり
イベントで自分のお店屋さんを開いて
お金を稼ぐ体験もしてきたこども達
でも今回のやりたいは、ちょっと特別です。
「自分のため」だけじゃなくて、
「みんなのために頑張ろう!」「みんなで頑張ろう」という気持ちがこども達を突き動かしているのです。
みんなで協力して一つの夢を叶えようとしているこども達を見て誇らしく思えます。
誰かのために動く、みんなと一緒に目標を目指す
そんな経験が、これまでとはまた違った大きな成長につながっています。
「やりたいなら、応援したい。」スタッフや大人たちは、
そんな子どもたちの挑戦を心から応援したいと思いました。
でも同時に、夢を実現するには「乗り越えなくてはいけないこと」がたくさんあります。「やりたくないけど、やらなければならないこと」や、「大変でも挑戦しないといけないこと」が出てくるのが現実です。
例えば、資金を集めるために商品を作る、イベントで人に声をかける、協力し合って準備を進める…。こうした一つひとつの作業は、簡単ではなく、時には大きな壁に感じることもあります。
でも、自分が苦手な工程や嫌いな作業や調べものなども、真剣に取り組んで頑張っています。
失敗したり悩んだり、時には喧嘩もしながらも、前に進むことを選んでいます。
この過程そのものが、子どもたちにとってかけがえのない「学び」の時間になっていると感じます。
今回のクラウドファンディングを通じて、子どもたちは「たくさんの人に支えられる」という経験をしていくと思います。
それは決して「当たり前」のことではありません。自分がやりたいことに向かって行動を起こしたとき、
目に見えないところで、想いを寄せてくれる人がいる。応援してくれる人がいる。その事実に気づくことは、子どもたちにとって大きな驚きであり、感動でもあると思います。
「人は一人では生きられない」ということ
「やりたいことに向かってしっかり行動を起こせば、それはちゃんと叶えられていく」
そんなことを理屈ではなく、心と体で実感する大きなチャンスだと思っています。
この経験は、単なる「修学旅行の思い出」として終わるものではありません。
子どもたち一人ひとりの心に深く刻まれ、これからの人生を支える糧となるはずです。
さらに、その学びや感動は、子どもたちから周囲へ、そして社会へと、静かに、でも確かに「波紋」のように広がっていくでしょう。「自分の夢を自分で実現する」「支え合うことの大切さを知る」――そんな体験をした子どもたちの存在が、周りの大人や未来の子どもたちに希望と勇気を届けると信じています。
ぜひ、こども達の夢を応援していただけたらと思います。
資金の使い道
集まった支援金は、全額以下の費用に使わせていただきます。
• 沖縄〜北海道の航空券(往復)
• 宿泊費(3泊4日)
• スキー講習・レンタル代
• 保険や現地での交通費など
スケジュール
9月 クラウドファンディングを開始
マルシェ出店などでの商品販売
11月 クラウドファンディング終了
12月 リターン発送
1月 修学旅行へ
最後に
最後にこのプロジェクトは、ただの修学旅行ではありません。
「自分たちの力で夢を叶える」ことを学ぶ、大切な成長の旅です。
ぼくたちは、フリースクールという場所で育つ子どもたちが、学校に行かなくても自然の中で自由に学び、強く逞しく優しく成長していけることを伝えたいと思っています。
そして、このプロジェクトを通して、「やればできるんだ」という自信と勇気を他の多くの子どもたちにも持ってほしいと願っています。
皆さんの応援が、未来を大きく動かす一歩になります。どうか、この夢の旅に、一緒に参加してください。あたたかいご支援を、心からよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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残り後2日となりました!!
2025/10/22 15:47ご支援してくださったみなさまいよいよ、クラファンも残り2日のみとなりました。今回、皆さまの応援のおかげでこども達もこんなに応援してくれる人たちがいるなら、自分たちももっと頑張ろう!!と商品作り、出店、そそてメディア出演など自分たちができることに、一生懸命取り組んできました。クラファンの達成には、まだまだ至りませんが自分たちの手で作った商品を販売して売れた売り上げ、そしてありがたくも寄付してくださったみなさまのおかげで修学旅行には無事行くことができそうです。この旅、ご支援くださったみなさまには本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。わたしたちの夢を応援してくださり本当にありがとうございます。後、2日間シェア、拡散していただけますと、はげみになります。いつもいつもありがとうございます。 もっと見る




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