はじめまして。
小樽で米粉のお菓子や「こめトわ」を営んでいる店主の長谷川昌美と申します。
お店をはじめて6年目になります。
食べることはすべての人に役に立つと思い栄養士として働きました。
そして、子供が小麦アレルギーとなりお米の大切さを知り、
趣味のお菓子作りを米粉にかえて15年、
このお菓子は小麦アレルギーの人の役に立つと思い5年前にお店をはじめました。
それと、同時に、日本人にとってお米は大切なこと、日本の伝統食の素晴らしさを知りました。
だからこそ、お米と発酵食のお菓子と食を提供して、みなさんにしあわせと健康をお届けしたい、
そこには、食べるものだからこそ、心からのぬくもり温かさを感じるものでありたいという想いがあります。
「こめトわ」に込めた三つの想い
・米と和…和風素材いっぱいの米粉のおかし
・米と輪…おかしに場を通して人とつながる輪
・米永遠…日本人として大切にしていきたいお米



葛藤の3年間…
想いはあっても、おいしいお菓子が作れても、自分に自信がなく、
表現するのも苦手で、ほかのお菓子屋さんと比べたりしていました。
それでもおかげさまでみなさんから愛されて、デパートにも出店させてもらったり、
活動の場を広げていきます。でも、自分軸がないわたしは、他人の意見にも流され、
人間関係にも悩みます。
ただ、この歴史と文化がある小樽がダイスキで、米粉のおかしで地域活性化したいと
ずっと想い描いていました。
だから、お店をはじめてからすぐに小樽の旧寿原邸にお菓子を置かせてもらえるお話をいただいた時は、
古民家や歴史的な建物が好きだったわたしは、とても嬉しかったです。
それから、龍宮神社にもオリジナルクッキー缶を考えて置かせてもらえるようになった時も、とても嬉しかったです。ちなみに、クッキー缶の絵はわたしが描いています。
伝統色クッキー缶


開運龍神クッキー缶
小樽のおかしやとして…
2年前に竜王戦のおやつコンテストがありました。その時に、小樽のおかしやとしてこめトわも参加してよ
いのか悩み、一歩を踏み出し応募しました。でも、みなさんの応募したおかしをみたとき、ひとり違いすぎ
たことにショックをうけました。ところが、わたしの個性的なおかしは、一際目立ちネット投票で上位にな
りました。そのあとの試食審査で落ちてしまい、悔しくてあの日は涙がとまりませんでした。
入賞して、あのステージで表彰されたかったという気持ちでいっぱいになりました。
でも、そのおかげで、お店をはじめたら参加したいと思っていた小樽スィーツフェスタに参加する
きっかけになりました。夢がひとつ叶ったことに感動していました。
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旧カトリック住之江教会への店舗のきっかけ…
去年の4月に閉鎖した旧住之江教会での店舗のお話を
去年の5月に、旧寿原邸におかしを置かせていたたいたご縁から
古民家再生プロジェクトの方からいただきました。
わたしは、おもしろいほど即決してお返事をしました。
古民家再生プロジェクトの方の想いを聞いたとき、
この場所でこめトわでできることは心温まる食事を通して、
人と人が繋がるコニュニティーの場を創りたいと思いました。
そして、住之江教会は教会になる前は、
精米会社の社長さん(佐々木誠二邸)のお宅だと知った時は、
お米繋がりでここに呼ばれたとしか思えませんでした。



決断はしましたが…
やりたいと決めてから、おもしろいほど話は進みません。
でも、わたしの中では旧住之江教会でやっていくための想像は膨らみます。
まずは、こめトわは、お米と和風素材を取り入れたおかしがメインだったので、
そこから食へ繋がるようにそれをまずお客さまにも知ってもらいたく、
お米とお味噌のスィーツを流行らせようと思いまいた。
そこで、見た目が小樽らしくて食べやすい味噌ミルクレープを考えて、
去年、小樽の逸品としてのイベントや雑誌などにも取り上げていただいたり、
小樽のスィーツフェスタでおかしコンテストのネット投票で上位に入賞し、
憧れていた小樽のステージで表彰していただきました。ただ、これが本当に流行ったかは…謎です(笑)

そして、お菓子を通して、こめトわを表現して伝えることは平気になってきたら、
次に苦手たっだ自分を表現すること、自分を美しい姿で堂々と生きていくための機会がやってきます。
まずは、去年、6月に小樽の商業施設のステージでファッションショーに参加します。
おしゃれが苦手なわたしは、こんな姿で恥ずかしいと思いながらも、
終わってしまえばもっと素敵に歩きたかったという思いでいっぱいになりました。
そしたら、そのご縁から、ミセスコンテストにスカウトしていただき、
ご縁と世界が広がり、旧住之江教会でお店をやっていくのにもよい経験と出逢いになると思い参加を決めました。
何も知らずに参加したわたしは、化粧もおしゃれも苦手でなぜここにいるのだろうと思ったり、
そして、時には逃げたくなるような2か月間でしたが、無事大会に参加できました。
あの二か月は、本当に大変だったけれど、本気で自分と向き合うこと、信じること、堂々と生きること、
みんなで応援しあい創り上げることの素晴らしさを知り、この経験と出逢いはわたしの宝ものになりまし
た。そして、今年も去年と同じイベントでファッションショーの企画があり、太陽のイメージの姿となり、ランウェイをしてその姿でお菓子を販売しました。
1年間で、本当たくさんの経験がやってきて成長できました。
(2枚目の写真・カメラマン泉健太)

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ようやく想いをカタチにできる日が…
堂々さや自信を手に入れたわたしは、今年の4月、旧住之江教会での店舗の話が進みます。
こめト食堂と名付け、塩むすびとみそ汁、発酵スィーツをメインに
シンプルだけれど、日本人とって体によい心もカラダも温まるごはんを提供していきます。
そして、後志のお米、小樽の市場の魚、小樽のお味噌などを取り入れた産地地消を目指します。
そして、何より、どこで誰と食べるかでもおいしさはかわります。
だからこそ、心温まる食と場を創り上げていき、気軽にふらりと寄れる場にしていきたいと思います。

新しいカタチも目指して…
こめトわをはじめてから出逢った方で、自分の夢を叶える一歩を踏み出した人たちがいます。
その方々のさらに夢を叶える場として、これから、新たに夢を叶えたい方の場としても
活用していきたいと思います。わたしも、本当にここまでたくさんの方に応援してもらいました。
人に応援してもらうことほど嬉しいことはありませんし、誰かを応援できるのは嬉しいことです。
人との出逢いは時に辛くなる事も沢山ありますが、それ以上に出逢いを通して新たな自分に気づき、
人生をより豊かに、しあわせをたくさんいただきます。
だからこそ、応援しあえるような夢を叶えられる場所にしたい。

今後の食堂の展開予定…
◇挑戦したい方の夢を叶える場に。
◇地域の方々が気軽に誰でもこれてゆっくり過ごすことのできる場に。
◇地元の方と観光の方がコミュニケーションをとれて小樽の魅力を知ってもらえる場に。
◇学生さんたちが企画した食事を提供できる場に。
◇お年寄りの方々へのお弁当配達。
リターンについて
クラウドファンディング限定のデザインの米粉クッキー缶やおかしセットがメインになります。
米粉にこだわり続けて15年作り続けてきたからこそできる返礼品も。
お世話になっている小樽のオタルブさんとのコラボコーヒーも。
クッキー缶の龍の絵の原本も登場。
支援者してくださるみなさまに心をこめてお返しさせていただきます。
スケジュール
7/1 厨房・内装改装工事終了
7/2 クラファンスタート
7/4 こめト食堂オープン
4・5・6 オープンイベント
7/31 クラファン終了
最後に
小樽の歴史的な建物の旧住之江教会に、みんなの憩いの場になる心温まる食堂を創りたい。ただその想いだけが、ここまでたどり着かせました。そして、皆様のご支援とご協力があってこそ、実現できるものだと感じています。これから先何年もみんなに愛される場になるように願って取り組んでいきます。どうか、この新しい挑戦にみなさまのご支援をよろしくお願い致します。






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