
私がこれまで出会ってきた数多くの映画監督の中でも思い出深い監督のおひとりに村川透監督がいます。私が出会ったときにはすでに80歳を過ぎており、山形から東京にやってきて撮影をしておりました。
何がすごいって、80過ぎた監督が現場での最前線に立って颯爽と演出されている。当時わたしは衝撃を受けました。学生時代から村川監督の作品は好きでしたが、現場では職人監督です。普通の監督はディレクターズチェアに座ることが多いですが、村川監督は滅多に座りません。
https://www.fujitv.co.jp/fnsaward/27th/say.html
村川監督のドキュメンタリーですが、死生観「今日死んでも悔いはない」という生き方。本当に尊敬します。当時の私は未熟で何もわかっていませんでしたが、いや、今も未熟で何もわかっていませんが、あの頃よりは偉大な先輩に近づけているのではないでしょうか?
あの時監督に怒られた経験は一生の思い出です。
今を全力で生きる生き方。この生き方をしていた人がこんなに近くにいたのかと、今更ながら思い、深く反省する次第です。



