こんにちは、声優事務所 アル・シェア 代表の藤田 浩治です。

初めてのクラファンに挑戦中で、開始から4日が経過しました。

現在はというと、、、なんと７８％達成！！！

みなさまご支援いただき大変ありがとうございます！！

初速がどのぐらいになるのか不安でしたが、あっという間に達成に近づいてきました。
ひとえにみなさまのご支援の賜物とありがたく思っています。

今回、書籍を発行するのは、個人的な思いというよりは、今後の声優業界についての心配事がたくさんあるため取り組みを実施しました。

昨今の声優業界は、私が始めた30年前と比べると認知度も広がり、人気職業の1つにまでなっていきました。
大変ありがたいことではありますが、需要と供給のバランスや、一過性の問題、賃金の低さなど、様々な観点で課題があります。

また、最近ではAIの台頭もあり、単純な「音声」ということだけでは太刀打ちできない時代がもうまもなくやってきます。
そしてAIと対抗しても仕方がないですので、対抗でもなく、共存でもなく、私達声優の表現は「異質なもの」であるという認識を広める必要があると感じています。
AIや新たな技術と比較して、人間は劣る部分がたくさんあります。
読みの正確性や長い文章での体力差、声の質の自由な変化などはAIには叶わなくなります。
でも、ここだけは変わらないとはっきり言えることが1つあります。
それは、
「人間が人間にやってほしいこと」
です。これだけは必ず残ります。
どれだけAIが進化しても、人が落ち込んでいるときに励ましの声がほしいのは人間からです。
正確さや正しいとかは関係なく、人間からほしい言葉なのです。
その声を出せるかどうかは、人間にかかっています。
だからこそ、私たち声優は「声」をただの「音」ではなく、「想いを伝える伝達手段」として活用しなければなりません。
その「声」について、プロの声優だけが知って使えるのではなく、一般の人たちにも声の重要性を知ってほしいのです。
声が世界を変えるとまで私は思っています。
さまざまなエピソードがありますが、それはまたの機会にお話するとして、この取り組みが日本中に広がっていくと、声のことを教える人がたくさん必要になります。
その時に、声優が日本の津々浦々で声の指導をするということが起きると考えています。
私たちアル・シェアが目指す、声優業の進化系「ボイスコンサルタント」です。

学校や自治体、企業など、さまざまなところで使われている声のバージョンアップに私たち声優が関わることができたなら、よい未来が作れると信じています。
最終的には日本の幸福度ランキングにも影響すると考えています。

日本を豊かにするのは「声」なのではないかとプロの視点からも感じていますので、今回の書籍はその最初の一手になるのではないかと考えています。

クラファンはまだ始まったばかりですが、さらなる高みをめざして取り組んでまいりますので、今後の声優の未来につながる取り組みにぜひともご支援ください！！