自己紹介
私たちは、行き場を失った犬や猫たちに安心して暮らせる場所を提供するため、山口県で「わんにゃんランド」を運営しているボランティアチームです。
わんにゃんランドは、長年犬の保護活動をしていた故・平山ガンマンが「行き場がなくなった動物たちにドックラン付き牧場型シェルターを作りたい」と8年前、山口県光市に作りました。
関東に住む私、笠井と臼田は9年前にNPO 法人しっぽのみかたを作り主に野犬の子どもたちを保護して譲渡につなげてきました。
ところが、2023年5月に平山がシェルターにてなんの引き継ぎもないまま急死したため、現在はその遺志を継ぎ、地元のボランティアたちと協力しながら維持・運営を続けています。
2024年12月〜2025年1月に実施した第1回クラウドファンディングでは、約870万円ものご支援をいただき、新しい土地を購入することができました。残りの約400万円は農地変換、不動産手数料、外周のフェンスなどの費用に充てられそうです。
今回は、その土地に新シェルターを建設するための第2弾プロジェクトです。
クラウドファンディングの責任者は私、笠井玲子です。前回に引き続き、手紙やお礼の対応などは、仲間である臼田春美とともに心を込めて行ってまいります。
このプロジェクトで実現したいこと
現在の「わんにゃんランド」は、借地であり、また老朽化が進む一方で水はけの悪さ、冷房設備の欠如など、動物たちにとって過酷な環境です。さらに、行政との約束により、新たな保護動物の受け入れも制限されています。
こうした状況を根本的に変えるため、私たちは前回のクラウドファンディングでご支援をいただき、新たに400万円の土地を購入しました。当初は新築の建物を計画していましたが、建設費が2900万円と高額になることが分かり、現在は中古のプレハブを活用してひとつの大きな建物に改修する案で進めています。この方法であれば、内装費を含めても約1200〜1500万円で実現できる見込みです。
このプロジェクトでは、犬猫たちが安全で快適に暮らせる新たなシェルターを皆さまと共につくりあげることを目指します。
最終的には1500万円の資金を目標とし、新しい命を迎えられる「命のバトン」をつなぐ場所を完成させたいと考えています。夏の暑さから逃れるため日陰に逃げるなど
それぞれ工夫をしています。
雨が降ると犬舎の中まで、水が入り込みます
雨が上がってもしばらくはこんな状態が続くこともあり、
犬たちの健康が心配です。
今は、日よけ、スプリンクラー、ミスト、木陰を作る、
扇風機などを使い一時しのぎをしていますが、
昨今の気温の上昇はエアコンがない場所での飼育は
危険な状況です
プロジェクト立ち上げの背景
山口県の野犬問題には、故・平山ガンマンと共に10年以上前から関わってきました。
とくに山口県周南市のセンターでは、捕獲された犬に1週間という期限が設けられ、それを過ぎると殺処分機のあるセンターへ送られてしまいます。
「せめて飼い主さんが見つかるまで一時的に保護できる場所があれば、多くの命が救えるのではないか」——そんな思いから、私たちは約8年前に現在の「わんにゃんランド」を開設しました。
現在ではセンターで期限がきてしまった子たち、虐待飼育からレスキューした子たち、飼い主さんが高齢のため飼えなくなってしまった子たち、飼い主さんが様々な事情で飼えなくなり一時預かりしている子たち、
また韓国の犬肉食のための屠殺場からの子たちなど、犬は29匹、猫は15匹を保護しています。
犬たちに関しては ここは、行き場を失った犬たちが「譲渡に向かなくても、ここで生きていていいんだよ」と言ってあげられる場所。多くの野犬たちは室内に入ることを怖がるため、屋外に広いドッグランを備えた“牧場型シェルター”という形にこだわってきました。
しかし、施設は借地にあり、老朽化や水はけの悪さ、冷房の不備といった問題が積み重なり、犬たちの安全と快適な暮らしを守るためには、移転が避けられない状況となりました。
「もう殺されない。安心して生きていける」
そんな場所を守り、未来へつなげるため、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。
韓国の残酷な殺し方をする屠殺場からひどいトラウマを
抱えてきた子たちですが、人を信じてくれるように
なりました
韓国わんこたち
今では人が大好きでみんなで出迎えてくれます
わんにゃんランドの管理人さんたち
誰とでも仲良くできる子たちです
皆な今では人が大好きです
現在の準備状況
前回のクラウドファンディングでご支援いただいた約870万円をもとに、山口県周南市内に新しい土地(400万円)を購入しました。周りを囲うフェンス代も確保できました。
その土地に新築の建物を建てる計画も進めていましたが、見積額が2900万円に達することがわかり、費用と現実性の両面から再検討することとなりました。
現在は、中古のプレハブを購入して、複数組み合わせてひとつの大きな建物にし、快適で安全なシェルターにリフォームする案で調整を進めています。内装や整備を含め、1200万〜1500万円での完成を目指しています。
また、現在のシェルターを返還する際に必要な「現状復帰工事」についても調査を進めており、実現に向けた資金計画を綿密に立てているところです。
第2弾プロジェクトの計画第1目標 800万円 犬舎になる建物の基礎工事、断熱構造など
ネクストゴール 1200万円 内装(室内フェンス込み)、給排水、電気、空調など
最終ゴール 1500万円 ドッグラン設備、現シェルターの現状復帰、廃棄など
クラウドファンディングでいただいたご支援は、すべて犬猫たちの命と暮らしを守るための新シェルター建設のために使わせていただきます。
この土地を購入しました。
リターンについて
本プロジェクトは前回と同様「ソーシャルグッド」カテゴリーを希望しているため、物品のリターンはありませんが、感謝の気持ちを込めてお礼メッセージをお送りします。
また、ご希望の方には、1万円以上のご支援でスタッフとのグループLINEにご招待、10万円以上のご支援で笠井玲子によるアニマルコミュニケーション(ご希望制)を行わせていただきます。
スケジュール
2024年12月〜2025年1月 第1回クラウドファンディング実施(約870万円達成)
2025年4月 新土地の仮契約済
2025年6月末〜7月 土地の本契約(※現在、手続き調整中)
2025年6月 建物計画の見直し/中古プレハブによる建設案を検討開始
2025年8月5日 クラウドファンディング第2弾スタート予定
2025年9月28日 クラウドファンディング終了予定
資金確保後 新シェルター建設開始(順次報告予定)
最後に
「わんにゃんランド」は、どんな犬猫でも「ここで生きていていい」と言える場所を目指してきました。
でも今、その場所が限界を迎えています。犬たちは夏の暑さにあえぎ、建物は雨が降らなくても
床に水たまりができるほど老朽化が進んでいます。そこでお世話をするボランティアの負担も厳しくなっています。
それでも私たちは諦めたくありません。
命を救い、つないでいくために――。どうかもう一度、皆さまの力を貸してください。
新しい「わんにゃんランド」は、命が安心して生きていける未来の拠点になります。このプロジェクトは、私たちだけでは完成しません。一頭でも多くの命のバトンをつなぐため、どうか応援をよろしくお願いいたします。
新シェルターが完成し、引っ越しが終わった際には、次の世代へバトンを渡したいと思っております。
よろしくお願いいたします
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最新の活動報告
もっと見る悲しいお知らせ
2025/10/26 15:42私事で申し訳ありませんが、パソコンの調子が悪く活動報告ができないでいました。携帯からは書き込みができていたのでインスタ、FacebookなどSNSへの書き込みはできていたのですが、クラウドファンディングの方への書き込みはできないでいました。大変申し訳ありません10月4日に悲しいことが起きてしまいました。前日まで元気にしていた韓国の屠殺場からわんにゃんランドへきて優しい家族のもとで幸せに暮らしていたふうたん(ふさかちゃん)が急死してしまいました。ふうたんのご家族のお友達がふうたんについて画像を作ってくださいました。ふうたんについて YouTube←ご覧くださいふうたんの訃報の際の投稿です訃報 わんにゃんランド卒業犬のふぅたん(ふさかちゃん)が急死しました。昨日までいつもと変わらず元気で食欲もあったのに。。。今朝5時半頃、電話があった時にはお腹が膨らんで呼吸が苦しそうというので、山口県岩国市で夜間対応してくれる獣医さんをネットで探しました。でも救急病院はなく、住宅兼用の獣医さんへ連れて行って先生を起こすしかないというのですそして6時10分頃呼吸が止まってしまいました。ふぅたんは韓国の生きたまま縄で括り吊るしてバーナーで焼き殺すという残酷な屠殺場からわんにゃんランドへ来た子です。わんにゃんランドで優しい家族と出会い、今では素敵な家族の一員としてみんなに可愛がられ、わんにゃんランドにいる頃は大人しくて、悲しそうで、全く笑わない子で、笑わん姫と呼んでいました。ところが、写真をご覧くださればわかると思うのですが、笑顔で表情も明るく顔も変わってきていました。亡くなったと知らせくださった時、電話の後ろではお嬢さんたちが大泣きしていました。ママも泣いていました。私も泣いてしまいました。ママは娘たちはふぅたんが大好きだったから、大丈夫でしょうか、、、と心配していらっしゃいました。ふぅたんのことは悲しくて切なくて淋しくて、胸が痛みますが、地獄から山口県へやってきて、こんなにも家族に愛されて可愛がられ慕われて、ふぅたんにとっては幸せな数年間だったでしょう。それにしても、、、ガンマンさん!もう誰も連れて行かないで!ふうたん、優しい家族との思い出をもってガンマンさんのもとへ行くんだよ もっと見る
これからも温かく見守ってください
2025/09/29 21:36皆さまからの温かいご支援のおかげで、今回のクラウドファンディング第2弾では 8,125,747円 が集まりました。そこから広告費を差し引いた 6,475,747円 を移転資金として加えることができます。さらに、前回のクラウドファンディングでのご支援や、山口県のボランティアさんたちが集めてくださったご寄付も合わせ、現在移転用の通帳には 9,807,345円 がございます。その結果、総額16,283,092円 という大きな力が集まりました。この資金は、契約済みの土地代をはじめ、建物建設費、フェンスやドッグラン整地、移転費用、そして現シェルターの原状回復などに充てられます。現在も見積もりの見直しを進めており、できる限り早く、犬猫たちが安心して暮らせる新しい環境を整えたいと考えています。たくさんの命を守るこの挑戦は、皆さま一人ひとりの温かいお気持ちに支えられてここまで歩んでこられました。どうかこれからも「わんにゃんランド」の歩みを見守り、応援していただければ幸いです。今後の日々の活動は、 こちらで発信してまいります。ぜひご覧ください。2000pj Instagram←こちらから https://www.instagram.com/2000_pjFacebook 2000の野犬たちを救え!プロジェクトFacebook←こちらからhttps://www.facebook.com/profile.php?id=100064670203352笠井玲子 もっと見るプロジェクト終了しました。たくさんの方からご支援いただき感謝の気持ちでいっぱいです
2025/09/29 12:00皆さまの温かいご支援と応援に支えられ、クラウドファンディングは 8,125,747円・1,097人 ものご支援をいただき、無事に終了いたしました。心より御礼申し上げます。クラファンとは別に通帳への直接ご支援も合わせ、総額は1,700万円を超える大きな力となりました。必要な総額2,250万円にはまだ届きませんが、いただいたご支援を最大限に活かし、犬や猫たちが安心して暮らせる新しいシェルターを実現するため、これから本格的に動き出します。このクラウドファンディングはゴールではなく、新しいスタートです。アカ君をはじめ、これまでの仲間たちの命を胸に、残された子たちの未来へとつなげてまいります。皆さま、本当にありがとうございました。今後の歩みも、どうぞ温かく見守っていただけましたら幸いですプロジェクト作成者 笠井玲子 もっと見る








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