植物文化の町・千葉県大多喜町で、レストランやセレクトショップ、調香アトリエなど、植物との暮らしを体験できる庭「大多喜有用植物苑」を一緒につくる仲間を募集します!

<このプロジェクトについて>
“植物文化の町”である千葉県大多喜町(おおたきまち)。きれいな水と豊かな自然環境で、ハーブや薬草の栽培が盛んに行われてきました。
そんな大多喜町で地域に愛されてきた6000平米の敷地を誇る「大多喜ハーブガーデン」が、「大多喜有用植物苑(おおたき ゆうようしょくぶつえん)」として新たに生まれ変わります。
私たちは、日本や東洋に受け継がれてきた「暮らしに息づく植物文化」を未来につなぐため、このリニューアルプロジェクトを立ち上げ、2026年1月のプレオープンを目指して準備を進めています。
今回のクラウドファンディングでは、その再始動の第一歩を一緒に踏み出してくださる仲間を募集します。
<施設のコンセプト>
“暮らしに息づく植物文化を探究する庭”

*イメージ図
「有用植物」とは、簡単に言えば「人の暮らしに関わる植物」です。「大多喜有用植物苑」は、“ハーブ園”からさらに輪を広げ、東洋の暮らしに根付いた有用植物と出会える、大きな庭のような場にしたいと考えています。
一般的な植物園のように、原産地や種類ごとに植物が展示されている施設ではありません。植物に囲まれた心地よい空間・広場で、食べたり飲んだり、買い物を楽しんだり、ワークショップに参加したり。植物を暮らしに取り入れる体験と探究ができる「みんなの庭」にしていきたいのです。
身近な植物の恵みに触れ、日常に持ち帰ってもらうことで、暮らしに新たな植物との関係性が生まれる。それが連鎖して、人と自然がすこやかに共生できる未来をつくりたいと願っています。
<どんな空間・体験ができるのか>
庭・温室
・植物に囲まれてゆったりと過ごせるリビングのような癒しの空間
・植栽は、四季を感じる日本の植物や、東洋古来の薬草・野草など中心に
・カフェやラボと連携して庭の植栽を料理やドリンク、プロダクトに活用
・作家やアーティストによる植物と手仕事の展示なども開催

カフェ・レストラン
・温室内の植物に囲まれたユートピアのようなレストラン
・植物の「色・香り・味」を五感で楽しむ食体験を提供
・園内で育った季節のハーブやスパイスを取り入れたメニュー

セレクトショップ
・食、インテリア、生活用品まで暮らしに植物を取り入れる楽しみを提案
・おうちで育てる苗や観葉植物、デザインの美しいガーデニング用品も揃う
・園内で育てた植物を使ったオリジナルのお菓子やフレグランスなども

ラボ・アトリエ
・多分野の専門家が集い、植物の栽培・活用・研究を行う施設の“知の中枢”
・香りのアトリエや小さな茶室なども併設
・植物にまつわるワークショップや教育プログラムも開催予定

広場・公園
・マルシェや季節のフードイベントなどを開催
・果樹園や畑などで栽培・収穫体験も予定
・犬や子どもと自然の中でのびのび過ごせるドッグランエリアも

<プロジェクトメンバーの紹介>
現在、このプロジェクトに共感した各分野のプロフェッショナルが集まって、場づくりを進めています。

<なぜ千葉県大多喜町なのか>

千葉県大多喜町は、豊かな自然と清らかな水に恵まれた、夷隅(いすみ)川中流の盆地にあります。日本の多くの山が、スギなど「針葉樹」に植え換えられてしまった中で、大多喜周辺にはタブノキ、スダジイ、アカガシなどの「広葉樹」の森が残っています。そして、その葉や実、薪、炭、堆肥の利用などの生活文化が、地域の人々に根付いています。
この豊かな自然環境は、古くから薬草やハーブとの深いつながりを育んできました。1987年に県が開業した「千葉県立薬草園」をはじめ、当時全国的にも珍しいハーブの大型拠点「大多喜ハーブアイランド」(2007年閉園)、その精神を受け継いだ「大多喜ハーブガーデン」、2017年には「mitosaya薬草園蒸留所」 もオープン。大多喜町は、自然の恵みと水の豊かさ、そして薬草文化の歴史を併せ持つ、“植物文化の町”の歴史を歩んできました。
<植物と共に暮らす文化を未来へ>
今回、「大多喜ハーブガーデン」から、暮らしを支える有用植物まで視野を広げた「大多喜有用植物苑」として大幅リニューアルすることで、 地域の歴史と文化を受け継ぎ、未来へつなぐ橋渡しにしたいと、私たちは考えています。
植物は、あらゆる生き物、そして人々の暮らしを支えてきました。食べ物や薬、衣服、住まい、道具まで、昔の生活はすべて植物の恵みで成り立っていました。しかし、便利さを追求した現代人の暮らしは、自然から離れ、自然の循環を壊しつつあります。
だからこそ、植物を活用する暮らしの知恵や文化を、現代のライフスタイルに寄り添う形で再編集して届けることで、日々の生活の中に少しずつ自然を取り戻してほしい。「大多喜有用植物苑」から、人と植物の関係性を見つめ直し、人と自然が共生できる未来を紡ぐ。それが私たちのミッションです。
<現在の状況とこれから>
現在、来年1月のプレオープンに向け、現場工事やレストランのメニュー開発、オリジナルプロダクトの企画など多様なメンバーが集まって準備を進めています。

<資金の使い道>
みなさまからご支援いただいた資金は、大多喜有用植物苑のミッションを叶えるため、より良い形で運営していくために使わせていただきます。
▽主な使い道
・ゼロウェイストを目指すための生ゴミ処理機等設備費用
・季節ごとのトピックをお知らせする季刊誌制作費用
・オリジナルグッズの制作費用
・持続的に運営するための設備費用
<リターンについて>
右記のリターン詳細ページについて、一部記載に間違えがございました。
現在修正中ですが、ご不明点がございましたらご遠慮なくメッセージで
お知らせください。
▼オープン前から関わっていただくリターン
○竣工前の関係者内覧ツアー(試食付き) 5,000円
リニューアルオープン前の「大多喜有用植物苑」を建築の目線から解説する、特別なツアー。カフェ、レストランメニューの一部を一足先に楽しめる、試食付き。
*午前の部 / 午後の部からお選びいただけます。
▼オープン後にお楽しみいただくリターン
○プレオープン期間入場チケット+1回分ランチチケット 3,000円
プレオープン期間の入場チケットに、カフェ、レストランの食事を楽しめるチケット 付き。
○年間入場チケット + 季刊誌:5,000円
季節とともに変化していく「大多喜有用植物苑」を楽しめる、1年間の入場チケット。「大多喜有用植物苑」オリジナルで制作する季刊誌も季節ごとにお渡しします。
(季刊誌のお渡しは1年間分です。)
○植物協賛(植物に名前を記載できる権利)
植物サイズ:小 10,000円 / 植物サイズ:中 50,000円 / 植物サイズ:大 100,000円
「大多喜有用植物苑」内に施す植物の協賛。期間限定で植物横にお名前を入れさせていただきます。
○お香づくりワークショップ(軽食付き) 10,000円
オリジナルプロダクトのディレクターを務める堀江麗氏による、お香づくりのワークショップ。「大多喜有用植物苑」施設内で体験できます。ワークショップ限定、ハーブを使った軽食付き。
○フィールド食事ワークショップ 15,000円
体験型の食事会。レストラン、カフェの監修を務める石松一樹氏のもと、「大多喜有用植物苑」内で植物採集を行い、学びのもとドリンクとフードの食体験をしていただけます。 植物と食のアイディアを提案、共有し、自分自身の生活にお持ち帰りください。
<最後に>

ここまで読んでいただき、また「大多喜有用植物苑」に興味を持っていただき、ありがとうございます!
今回私たちはクラウドファンディングを行うことで、共感していただける仲間を集め、この「大多喜有用植物苑」を長く植物の知恵を伝える場所として残していくための第一歩を踏み出したいと思っています。
都市と自然の橋渡しとなり、人と自然が心地よく健やかに共生できる未来のために、末長く運営していきたいと考えておりますので、どうか、みなさまのご支援とご参加を、心よりお待ちしています。






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