自己紹介

初めまして、株式会社MotivePower代表の相馬一輝と申します。山形県出身で、山形県立南高等学校を経て獨協大学を卒業後、2021年から2024年まで株式会社サイバーエージェントに勤務しました。その後、MotivePowerを創業しています。

学生時代、大学受験のために100日間本気で勉強に打ち込んだ経験があります。その結果、学力が飛躍的に向上し、努力の大切さと自分自身の成長を強く実感できました。

この「努力の習慣」はその後の私の礎となり、大学ではラクロス部で、日本代表に選出されるまでの成果に繋がりました。「努力は報われるかわからない。ただ、努力しないと100％報われない」——これは私が大切にしている言葉です。

これまで継続してきた努力が、今の自分を支えていると感じます。そして、私と同じようにコツコツと努力を積み重ねる人を、一人でも多く地元・山形で増やしたいと強く考え、今回のプロジェクトに至りました。

このプロジェクトで実現したいこと

私たちが目指すのは、山形市七日町に自習室『BoostRoom』をオープンすることです。BoostRoomは、高校生から大学受験生、社会人・リモートワーカーまで、「成長し続けたい」という思いを持つ全ての人が集い、集中して学習や自己研鑽に励める場所にしたいと考えています。同じ目標意識を持った仲間が集まることで、互いに良い刺激を受けながら成長を加速できるコミュニティを作り上げます。

学習環境は成果を左右する重要な要素です。自宅ではスマホやテレビなど多くの誘惑があり、図書館は静かすぎて逆に集中しづらいという声もあります。また、カフェは適度なざわめきはあるものの長時間の勉強には気を遣いますし、飲み物代などのコストもかかります。

実際、専門家によれば自習室（専用の学習スペース）で勉強した方が自宅より学習効率が良いとされます。自習に特化した空間には勉強に不要な誘惑が一切なく、利用者も皆「勉強をしに来ている」ため、その場の空気が自然と集中モードで満たされます。私たちは、このような集中できる快適な学習環境を山形の地にも作りたいのです。

BoostRoomでは、適度な緊張感と快適さを両立させた空間づくりを目指します。例えば、図書館ほど静まり返らず適度なBGMや人の気配がある一方、周囲は同じ目的を持つ人ばかりなのでお互いに良い刺激となります。また、机・椅子・照明や空調など設備面にもこだわり、長時間座っても疲れにくい環境を整備します。

そしてフリードリンクの提供や休憩スペースも用意し、集中とリラックスを切り替えながら効率よく学習できる場所にしたいと考えています。最終的に、BoostRoomを利用することで「努力を習慣化」し、自分の成長に手応えを感じられる人を増やすことがこのプロジェクトのゴールです。

プロジェクト立ち上げの背景

プロジェクトを立ち上げた背景には、私自身の経験と地元への想いがあります。冒頭で述べたように、私は「継続的な努力」によって人生が切り拓かれてきました。

しかし昨今、インターネットですぐ答えが見つかったり、SNSで他人の成功だけが見えたりする影響から、「結果が保証されないことにはチャレンジしない」若者が増えているように感じています。

目先の成功ばかりを追い求め、本質的な成長をおろそかにしてしまう──そんな風潮に私は危機感を感じています。本当は成長こそが真の成功をもたらすはずなのに、そのプロセスを経験しないままでは得られないものがあります。

一方で、山形には頑張り屋な若者が大勢います。しかし、彼らを後押しする学習環境は決して十分とは言えません。例えば、「自習室を使いたいがために塾に通う」という高校生もいると聞きます。

塾の自習室は利用時間や条件が限られますし、他の教室の講義の声が気になって集中できないという声や、しきりが高くスペースも制限されるため、閉鎖的すぎるという声もあります。

また、学校帰りにファストフード店やカフェで勉強している学生も見かけますが、周囲の目や時間制限、費用の負担を考えると長時間の勉強には向きません。図書館は無料で利用できますが、静かすぎて緊張感がなく眠くなってしまったり、席数に限りがあって思うように使えないこともあります。

こうした現状を目の当たりにし、「山形にも気軽に使えて、緊張感がある快適な自習スペースが必要だ」と強く感じました。

さらに、社会人やリモートワーカーの方からも「集中できる作業スペースが欲しい」という声を聞きます。都会では会員制自習室やコワーキングスペースが数多く誕生し、学び続ける大人たちに支持されています。

実際、東京を中心に全国展開する「勉強カフェ」のように、学習スペースとコミュニティを兼ね備えた場が30店舗以上広がっている例もあります。私は山形で生まれ育ち、地元の良さと課題の両方を見てきました。地方であっても「向上したい」という人たちが切磋琢磨できる場を提供し、地域全体の学びの熱量を上げていきたい——そんな思いでBoostRoomの立ち上げを決意しました。

現在の準備状況

プロジェクト実現に向け、着実に準備を進めています。必要な備品（机や椅子、照明、ホワイトボード等）の選定や調達計画を進め、オープンに向けた準備を整えます。

地元の高校生や大学生、有志の社会人の方々にもヒアリングを行い、「こんな自習スペースが欲しかった！」と言っていただけるようなサービスを追求しています。具体的には、利用プランやルール作り、快適に使うためのアイデア（席予約システムや軽食販売の有無など）について、潜在ユーザーの意見を取り入れています。プロジェクト成功後に速やかにオープンできるよう、物件オーナーや施工業者ともスケジュールを共有し、万全の体制で臨んでいます。

リターンについて

ご支援いただいた方へのリターン（お返し）として、様々なプランをご用意しています。個人の方から企業の方まで、幅広くご参加いただける内容です。

※上記リターンの金額はすべて税込みです。複数のリターンを組み合わせてご支援いただくことも可能です。また、5,000円以上のご支援をいただいた方全員のお名前（ニックネーム可）を、BoostRoom施設内に設置するサポーターボードや公式サイトにて掲載させていただきます。

スケジュール

プロジェクトの大まかなスケジュールは以下を予定しています

スケジュールは現時点の計画であり、今後変更が生じた場合は適宜アップデートいたします。プロジェクト実行に向けて、着実に準備を進めて参ります。

資金の使い道

今回のクラウドファンディングで設定した目標金額は50万円です。集まった資金は主に以下の用途に充てさせていただきます。

※上記内訳は目安であり、最終的な使途に多少の変動が生じる可能性がありますが、資金はBoostRoom開設のための必要経費に大切に使わせていただきます。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。「努力を続ける人が正当に評価され、成長が当たり前に喜ばれる社会を作りたい」——BoostRoomにはそんな私たちの願いが込められています。山形の地に、この想いに共感する人たちが集まり互いに刺激し合う拠点を築くことで、地域全体の活力や未来を担う人材の育成に繋がると信じています。

クラウドファンディングを通じて、皆様のお力をお借りできれば幸いです。ご支援の大小に関わらず、頂いたお気持ちは必ず形にしてお返しします。BoostRoomで培われた「習慣的な努力」は、支援者の皆様のおかげで花開くものです。ぜひプロジェクトの応援・拡散をよろしくお願いいたします！

＜募集方式について＞　本プロジェクトはAll-in方式（設定した目標金額に満たない場合でもプロジェクトを実行し、リターンをお届けする方式）で実施いたします。目標達成の如何に関わらず、ご支援いただいた資金でできる限り計画を実行し、必ず自習室「BoostRoom」をオープンいたします。皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております！