はじめに
ページをご覧いただきありがとうございます!
私たちは、
「フルーツをもっと身近に、もっと楽しく」というコンセプトを掲げる、フルーツのセレクトショップのMONKEY FRUITS(モンキーフルーツ)です。

年々希少価値が上がっている国産フルーツを次世代へつなぐために、生産者さんや社会が抱える課題や問題の解決にも力を入れており、生産者さんと一緒に活動しています。
✏️過去の実績紹介
第一弾:山形県大石田町のさくらんぼを味わっていただくプロジェクト
今年(2025年)6月に、山形県大石田町でさくらんぼ🍒を生産されている70代の高橋さんと共に行ったクラウドファンディングでは、143人もの方々からご支援いただき、目標を達成することができました!

第二弾:山形県天童市のラ・フランスで、洋梨の美味しさを広めるプロジェクト
続いて、10月から開始したこちらのプロジェクトは、開始から8日で目標達成!
ネクストゴールを目指して、現在進行形で開催しています。興味のある方は覗いてみてください!
👉プロジェクトページ

たくさんの方の応援・ご支援が、農家さんの活動支援や新たなファンづくりに繋がっています。
今回は、第一弾、第二弾に続き、山形県産のフルーツを皆さまにお届けします。
そのフルーツは、王道のりんご!🍎
定番の果物だからこそ、「本当においしいりんご」を味わってもらいたい。
そんな想いから、今回のプロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトの目的
山形県は「贈答用の高品質なりんご」が多く栽培され、お歳暮や冬の贈り物として親しまれています。
山形では“贈るために育てるりんご”とも言えるほど、味・色・香り・姿のすべてにこだわった栽培が行われています。
このプロジェクトでは、そんな山形のりんごを代表する存在として、山形県東根市の果樹職人・今野達也さん が手がける『サンふじ』をお届けします。
今野さんのサンふじは、県内の品評会で何度も受賞している、まさに“技と誇り”の結晶✨
「見た目の美しさ」だけではなく、
“味”で選ばれるりんご をもっと多くの方に知っていただきたい。
「いままでのりんごとは違う!」と感動するような、特別なりんごを皆さまに冬の贈り物としてお届けします🎁
山形県のりんごについて
🍎贈答用として磨かれた果実
りんごといえば、まず青森県を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
青森はまさに日本を代表するりんごの産地!長年にわたり培われた技術と知恵で、今では冷蔵・CA(Controlled Atmosphere)貯蔵を活用し、一年を通して安定した出荷ができる体制が整っています🚚🍎
ただ、これは一年中収穫しているという意味ではなく、8月〜11月頃に収穫したりんごを、丁寧に貯蔵して少しずつ出荷しているということ。
貯蔵技術により季節を超えておいしさを届ける。まさに青森ならではの、努力と工夫の結晶といえます。
一方、山形県のりんごは、「冬にこそ味のピークを迎える果実」 として知られています。
一般的に、りんごの多くは秋のうちに収穫・出荷されますが、山形ではあえて 樹の上でじっくり完熟させ(樹上完熟)、秋の終わりから冬にかけて出荷 します。
その理由は、山形特有の気候にあります。
日中は太陽の光をたっぷり浴び、夜はぐっと冷え込む。この昼夜の寒暖差が、果実の糖分をぎゅっと閉じ込め、甘み・酸味・香りのバランスが整った濃厚な味わいを生み出すのです。
完熟の瞬間を見極めて収穫するため、出荷のピークは晩秋から冬。ちょうどお歳暮の季節と重なります。
そのため山形では、冬になるとりんごを贈る文化が自然に育まれてきました。
また、山形のりんご農家さんは「味で選ばれる果実」を目指し、見た目よりも完熟度・食味・香りを重視するのが特徴です。そのため、冬に出荷される果実はどれも、旬を迎えた状態で箱に詰められる贅沢な逸品。
山形県内の主要産地(東根市・村山市・朝日町など)では、収穫は9月〜11月、出荷は11月下旬~12月中旬頃までが中心。つまり、山形のりんごは「冬に味のピークを迎える果物」なのです。
このように、
青森が「通年でおいしさを届ける産地」なら、
山形は「冬に旬を迎える贈り物の産地」。
どちらも素晴らしい個性を持っていますが、山形のりんごには、寒さの中でじっくり熟した“冬のごちそう” という特別な味わいがあります。
🍎サンふじとは
りんごの代表的な品種といえば、つがる・ふじ・紅玉・シナノスイート・ジョナゴールドなど。
スーパーでもよく見かける、なじみ深い名前が並びます👀
なかでも最も親しまれているのが「ふじ」。1950年代に青森県で誕生し、今では世界中で「FUJI」として愛されています。
一般的なりんご栽培では、見た目や品質を均一に保つために「袋かけ」 という方法が用いられます。これは、果実を雨や病害から守り、色づきをコントロールするための伝統的な栽培法。
特に青森では、美しい赤色とツヤを出すための工夫として発達してきました。
果実ひとつひとつに袋をかけて、キズや病害を防ぐ
ふじの中でも、袋をかけずに太陽の光をたっぷり浴びて育つのが 「サンふじ」。
“サン(Sun)”はその名の通り「太陽🌞」を意味し、果実が直射日光を受けて育つことで、皮の色づきが深く、香りも豊かになります。袋をかけない「無袋栽培」は、病害や日焼けなどのリスクが高いため、栽培には経験と技術、そして根気が必要とされます。
日光をたっぷりと浴びて育った今野さんのサンふじ
山形の農家さんがこの方法にこだわるのは、“自然の力でしか生まれない味わい”があるからです。
🌞 日光をたっぷり浴びた美味しさ
山形のサンふじの魅力は、何といっても蜜がたっぷりなこと!
晩秋から冬にかけて糖度がぐんと上がり、果肉の中心に蜜が入りやすくなるのが特徴です。
蜜がたっぷり入った、山形県今野さんのサンふじ
さらに、昼夜の寒暖差が大きい山形では、日中の光合成で作られた糖分が夜に果実にたっぷり蓄積され、甘み・酸味・香りのバランスが最高の状態に仕上がります。
磨かずに出荷される“自然のまま”の姿でも色づきが美しく、大玉傾向で形が整っているため、並べた時の統一感や存在感も抜群。
無袋栽培で太陽の光をまんべんなく浴びるため、皮の赤色はより深く、自然なツヤが生まれます。箱を開けた瞬間にぱっと華やかさを感じる見た目は、まさに冬の贈り物にぴったりです。
また、大玉傾向で形も整っており、並べたときの統一感や存在感も抜群。見た目にも味にも自信を持って贈れる一品です。
そして、11月〜12月に旬を迎えるサンふじは、まさにお歳暮シーズンと重なります。この季節に味のピークを迎えるりんごは、感謝や労いの気持ちを込めて贈るのにふさわしい“冬のごちそう”です。
🍎 規格外から贈答用へ成長した、サンふじストーリー
サンふじの中でも果肉に蜜がたっぷり入ったりんごは、かつては形が少し不揃いだったり、皮に小さな凹み(いぼり)があることから「規格外」とされることもありました。
しかし、消費者や一部の果物専門店が、「甘くてジューシー、食べた瞬間にとろける蜜の入り具合」が格別であることに気づき、食べた人の口コミや品評会での評価が広まり、味重視の価値が見直されるようになりました。
山形のサンふじ生産者さんは、無袋栽培で太陽の光を十分に浴びさせ、樹の剪定や玉回しで日光の当たり方を調整し、樹勢や果実の栄養バランスを管理。
味の良さと美しい赤い着色が両立することで、贈答用としての価値が高まり、特に大玉傾向で見栄えがよく、お歳暮やお中元、特別な贈り物として選ばれるようになりました✨
りんごは古くから 「幸福」「健康」「実り」 を象徴する果物とされ、特に真っ赤に実ったサンふじは、“赤”が魔除け・祝いの色としてお正月前の贈り物に重宝されています。
「今年一年ありがとう」という気持ちを込めて贈るのにぴったり。
立派で見栄えのするサンふじは、お歳暮として贈る際にも喜ばれ、一年の締めくくりを彩る“冬のごちそう”として愛されています。
生産者紹介:今野達也さん|今野果樹園(山形県東根市)
「甘さ一辺倒ではなく、果物本来の味を」
山形県東根市にある今野果樹園では、りんごを中心に、さくらんぼ、桃、プラム、洋梨など、多彩な果物を栽培されています。
園主の今野達也さんは、4代目の果樹農家。
今野達也さん(35歳)
「甘さ一辺倒ではなく、果物本来の味を大切にしたい」という信念のもと、10年以上にわたり無肥料栽培となるべく農薬をつかわない管理を続けています。自然の力を生かして育てた果実は、香りが豊かで後味がすっきり。贈答用にも家庭用にも喜ばれる、高品質な果物を生み出しています。
🏆 受賞が証明する“技と味”
今野さんが育てるサンふじは、数々の品評会でその品質が認められています✨
・2018年 東根市ふじりんごコンテスト 第一位(県知事賞)
・2018年 山形県ふじりんご品評会 第一位(農林水産大臣賞)
・2019年 山形県ふじりんご品評会 第三位(山形県知事賞)
・2020年 山形県ふじりんご品評会 優秀賞
・2020年 東根市ふじりんごコンテスト 最優秀賞 第一席
・2023年 東根市ふじりんごコンテスト 第一位(県知事賞)
・2024年 東根市ふじりんごコンテスト 最優秀賞 三席

品評会では、色づき・果形・糖度・香り・バランスなど、あらゆる基準で厳しく審査されます。その中で繰り返し上位に選ばれてきたことは、今野さんの徹底した管理と職人の精度の高さの証。
MONKEY FRUITSは、その“受けて立つ実力”を背景に、皆さまへ自信を持って果実をお届けします。
🍎 職人の手が生む、冬の贈り物
今野さんが育てるサンふじは、枝の流れや日当たりを見極めながら、一枝一枝を丁寧に整える職人の手仕事から生まれます。
●剪定
来年・再来年を見据え、しっかりとした太さのある枝を出すために枝の養分の流れを意識して太く均一な枝を残し、細い枝や息苦しい枝は整理。樹勢を整えることで、果実の大きさや着色をコントロールします。
●摘花・摘果
花芽の状態や前年の実のつき方を見ながら、適度に実を間引きます。過剰に取らず、今年の収穫と来年の樹勢のバランスを考える作業です。
●葉摘み・玉回し
木漏れ日程度の光を意識して葉を調整。1つ1つの果実を回転させ、日光を均等に当てることで着色ムラを減らします。
●無肥料・少ない農薬
10年以上続く無肥料栽培で、土壌の自然な循環を活かしています。農薬も必要最低限に抑え、虫の発生時期に合わせて臨機応変に対応します。
●霜対策・水分管理
霜の危険時は散水で枝や芽を氷結させ保護。干ばつ時も定期的に散水し、果樹に必要な水分を管理します。
このような手間ひまかけた工程が、果実の統一感や美しい色、シャキッとした食感、甘みと酸味の絶妙なバランスを生み出しています。
てまひまがかかった今野さんのサンふじ
🌱 農業を誇りに変えた若き職人
実は今野さん、もともとは農業に興味がなく、「自分は継がない」と思っていたそうです。
デザインを学び、別の道を歩もうとしていた矢先に、東日本大震災が発生。家業を手伝ううちに、自然と向き合う農業の奥深さに惹かれ、今では「農業を誇りにできる仕事」として、真摯に果樹と向き合っています。
お母さまはアルゼンチン出身。幼少期に海外文化に触れた経験から、自由で柔軟な発想を持ち、それが果樹づくりにも生かされています。
「りんごは、酸味が少し残っている方が一番おいしい」
そう語る今野さんは、甘さだけに頼らず、果物本来のバランスと余韻を大切にしています。
「農業は一年中手がかかるけれど、全部つながっている。剪定も摘果も収穫も、来年の実りにつながる大切な仕事。自然と向き合って工夫していくしかないんです。」
作業中の姿は真剣そのもの。けれど栽培の話になると、少年のように目を輝かせます。そんな今野さんの果樹園には、自然と誠実に向き合う人の温かさがあふれています。
リターン紹介
りんご本来の味を気軽に楽しみたい方にぴったりな山形県今野さんのサンふじ。しっかりとした甘みと酸味のバランス・ジューシーさが魅力。樹上完熟されたものを産地直送でお届けいたします!
山形県では贈り物として親しまれているりんご。贈答用というと化粧箱に入っている印象がありますが、MONKEY FRUITSでは「フルーツをもっと身近に、もっと楽しく」というコンセプトを掲げています。そのため、気軽に渡せるおすそ分け袋と一緒にお届け!
りんごが入ったイメージはもうしばらくお待ちください!
ご近所さんや職場に、ママ友やパパ友、ご友人におすそ分けして日頃の感謝を伝えたり、分け合う喜びを体験していただければ嬉しいです。
太陽の光をたっぷりあびた“冬のごちそう”を、ぜひお楽しみください😋
\🍎数量限定の早割価格🐒/
1kg(サンふじ3~4個+おすそ分け袋1枚入り)
①A品:3,400円
②B品:2,900円
3kg(サンふじ9~12個+おすそ分け袋3枚入り)
③A品:6,500円
④B品:5,500円
5kg(サンふじ15~20個+おすそ分け袋5個入り)
⑤訳あり品:5,900円
すべて家庭用の簡易箱に入れてお届けいたします📦🚚
サンふじ特有の「蜜(みつ)」は、果実がしっかり熟した証として自然に現れるもののため、蜜の入り方や量には個体差がございます。事前にご了承お願いいたします。
たっぷり入っているものもあれば、少なめのものもありますが、どれも同じように甘みが濃く、香り高い仕上がりです。自然の恵みならではの個性として、お楽しみください😋
🍎 A品/B品/訳あり品の違いについて
りんごの味・香り・食感はどちらも同じです。違いは主に見た目(果皮の状態や形)にあります。
A品:形が整い、色づきやツヤが良い見映えのもの。贈答用として扱われるものとなります。
B品:色ムラ、サビ、多少のキズ、小玉、変形などが含まれるもの。味はA品と遜色ありません。
訳あり品:キズなどが目立つもの。味は遜色ないので、お菓子作りや見た目を気にせずたくさん味わいたい方におすすめです。
終わりに
りんごは、私たちにとって最も身近な果物のひとつです。しかし、その一つひとつがどれほど多くの手間と時間の積み重ねによって育てられているか、実際に知る機会は多くありません。
今野さんは、自然の力を生かしながら、味・香り・色づきのすべてに妥協せず、一年を通して丁寧な手仕事をされています。そこには、“食べた人が笑顔になれるように”という強い想いがあります。
私たちは、このプロジェクトを通じて、山形のりんごが持つ本来の味わいと、その背景にある職人さんの努力を多くの方に知っていただきたいと考えています。
見た目ではなく、味で選ばれるりんご。贈る人にも、受け取る人にも心に残る果実を、産地からまっすぐにお届けします。
皆さまのご支援が、山形の果樹産業、さらには日本の果樹産業が未来へとつなぐ力になれば本望です。
どうか温かい応援を、よろしくお願いいたします!




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