LINEで送る【はじめに】
夕暮れのフランス。石畳の通りには、仕事を終えた人たちが集まって、
テラス席でグラスを傾けている。話していることは、たぶん他愛もないこと。
そのグラスの中に入っていたのが、鮮やかなオレンジ色のカクテル
アペロールスプリッツ。
アペロ（Apéro）とは、フランス語の「アペリティフ（apéritif）」の略で
食前に軽くお酒を飲みながら人と語らい、心をほぐしていく文化のことです。
それは、ただ飲むだけではありません。
人と人がゆるやかにつながる時間を楽しむ、ライフスタイルそのものです。
【自己紹介】
はじめまして、
バー『Apéro京都』オーナーの井貫大樹（いぬき だいき）です。
実は去年まで約10年間、ファッション業界でモノづくりに携わってきました。
一方で、20代の頃には飲食店でも5年間働いていて、
食事やお酒を通じて、人と人がつながり笑顔になる “あの感じ” が、
たまらなく好きでした。
『いつか、ファッションで培ったクリエイティブな部分と、
飲食を融合させ、人と人が繋がり笑顔になれる場所を作りたい』
そんな思いが、ずっとありました。
【アペロールとの出会い】
アペロールスプリッツに出会ったのは、
仕事でフランスを訪れたある夕暮れでした。
一口飲んだ瞬間、ふわっと広がるオレンジの香りとほろ苦さが口の中に広がり、
そして色鮮やかなオレンジ色に心を奪われました。
街の空気感、そこにいた人たちの笑顔。
その全部が「幸せな時間」として、
心に焼きついたのを今でも覚えています。
「こういう時間が日本にもあったら最高だな」
そう強く思いました。
【そして、お店ができた】
あの幸せな時間が忘れられず、
日本でもアペロールと、
あのゆったり過ごす時間の文化を根づかせたい。
その想いがどんどん強くなっていきました。
そうして想いを形にし、できたのがバー『Apéro 京都』です。
「アペロールって、なに？」
そんな声がまだまだ聞こえてくる日本で、
どうしたらこの鮮やかなオレンジ色の文化"アペロタイム"を広められるのか？
本気で考えました。
お酒はアペロールをメインに、料理は、軽食ながらも一つ一つこだわりました。
そして何より大事にしたのは、空間と時間。
ここで過ごすひとときが、誰かの「ちょっと嬉しい時間」になって欲しい。
自然と笑顔になる、そんな瞬間を思い浮かべながら、このお店をつくってきました。
何よりアペロールが初めての方に一口飲んでもらい、
「美味しい」と笑顔になってもらえる瞬間が、たまらなく嬉しい。
オープンしてからは、ありがたいことに多くの海外のお客様が来店してくださり
「日本でアペロールが飲めるなんて！」と、喜んでくれます。
また、アペロールを片手に様々な国の人たちがつながり
楽しそうに会話しているのを見て
「このアペロールには、まだまだ可能性がある。」
と確信しました。
【しかし、現実はまだまだ】
現状、お店はインバウンド（訪日観光客）のお客様に支えられて
なんとかやっている状態です。
でも、日本でアペロールとこの文化を根づかせたいなら、
もっと日本の人に知ってもらわなければならない。
「とりあえずアペらへん？」
そんな言葉が日常で飛び交うくらいに。
Apéroすることが、ちょっとしたステータスになる未来を本気で描いています。
そこまで浸透させるには、お店だけではまだまだ難しい。
そこで今回、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
【アペロコミュニティクラブ（A.C.C）とは？】
このプロジェクトは、単に資金を集めたいわけではありません。
アペロールを通じてつながり、笑い合い、ゆったりした時間を楽しむ。
そんな仲間を集めたくて立ち上げたのが
「アペロコミュニティクラブ（A.C.C）」です。
このクラブを通じて、一度きりの支援ではなく、
『この文化を一緒に育てていく仲間』として、
長くつながれる仕組みを作っていきたいです。
気軽にグラスを交わし、語り合い、笑い合える。
そんな未来の風景を、共に描いていきたいです。
今後はメンバー限定のイベントや試飲会、
先行情報のご案内など、ゆるやかに楽しめる仕掛けも用意していきます。
【コミュニティの証】
今回は、特典としてオリジナルTシャツとお皿を用意しています。
Tシャツは現在スタッフユニフォームとしても使っているものです。
デザインにもこだわり、普段使いもできる様に、
ファッション性にもこだわりました。
クラウドファンディング限定カラーとして
ブルーのボディーカラーもつくります。
ぜひこのTシャツを着てコミュニティを盛り上げてください。
お皿はお店でも使用しているもので、お皿として使っていただくのは勿論、
飾っても映えるデザインです。
【特別個室のご案内】
一部のリターンプランには、最大5名までご利用いただける
「特別個室」のご利用権が含まれています。
この個室は、1階のポップな空間とはまったく異なる、
タイムスリップしたような大正ロマンの世界をコンセプトにデザインしました。
どこか懐かしく、静かで、心が落ち着く場所。
仲間と語らうも良し、一人で本をめくるも良し。
普段とは違う時間が流れる、特別な空間をぜひ体感してください。
※そして、この挑戦は日本国内にとどまりません。
実際にApéro Kyotoには多くの海外のお客様が来てくださり、
「日本でアペロール文化が広がっていく姿を応援したい」
という声をたくさんいただきました。
そこで今回、海外からの方向けの特別プランもご用意しました。
リターンの発送はなく、完全に寄付という形ですが、
そのお気持ちがこの文化を育てる大きな力になります。
For overseas friends .
We’ve prepared a ¥3,000 Overseas Support Plan.
It’s donation-based with no physical rewards,but your support
will directly help us grow Apéro culture in Japan.
How to support:Payment is possible with a credit card only.
Your encouragement means the world to us. Thank you for supporting from afar!
【さいごに】
アペロールスプリッツは、僕に“幸せな時間の作り方”を教えてくれました。
それを今度は、僕が日本に伝えていく番です。
文化は、ひとりではつくれません。
でも、仲間がいれば可能性は無限です。
「Apéro Kyotoって知ってる？」
「A.C.C入ってるよ」
そんな会話がちょっとした自慢になるような、
この文化のはじまりを一緒に作っていけたら、嬉しいです。
ご支援、心よりお待ちしております。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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