佐賀県の在宅医療を充実させ、Wellbeingな在宅環境を実現したい

在宅医療・介護のコミュニティを運営し、誰もが自分らしい生と死を選べる社会を目指しています。学習会や市民講座を広げるため、運営費のご支援をお願いします。

現在の支援総額

597,000

39%

目標金額は1,500,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/28に募集を開始し、 44人の支援により 597,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

佐賀県の在宅医療を充実させ、Wellbeingな在宅環境を実現したい

現在の支援総額

597,000

39%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数44

このプロジェクトは、2025/07/28に募集を開始し、 44人の支援により 597,000円の資金を集め、 2025/09/15に募集を終了しました

在宅医療・介護のコミュニティを運営し、誰もが自分らしい生と死を選べる社会を目指しています。学習会や市民講座を広げるため、運営費のご支援をお願いします。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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薫風会ー医療・介護在宅医療コミュニティ

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目次

・私たちのMission
・メンバー紹介
・このプロジェクトの4つの柱
・現在の活動
・今後の計画と支援金の使い道
・リターンについて
・最後に

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私たちのMission

人生の最期まで、自分らしく、支えあって。 患者も支える人もWell-beingでいられる在宅医療をみんなで目指すコミュニティをつくる。

立ち上げたコミュニティを拡大したい

私たちが活動を始めたのは2023年6月。

医療介護の選択は「生き方」と「逝き方」の選択です。
私たちは、この地域で“自宅で自分らしく生きる”ことが、もっと自然に、もっと安心して選べる社会をつくりたいと考えています。

佐賀で在宅医療に携わる中、「自宅で最期を迎えたい」という願いが叶わない現実を何度も見てきました。診療所・薬局・訪問看護・介護が個別に努力しても、連携がなければ患者さんの“Wellbeing”は実現できません。

そして気づきました。患者さんの幸せのためには、支える私たちもWellbeingであることが必要だと。

この想いに共感し集まったのが、
在宅療養支援診療所 所長・白水雅彦、
在宅療養支援薬局 所長・大石学、
訪問看護ステーション 所長・城戸麻衣子。

「もっと風通しよく」「安心して最期を迎えられる地域に」「チームで支える在宅医療を」――
その願いを込めて『薫風会』を立ち上げました。

その後、私たちは学習会や交流の場をつくり、専門職同士のつながりを広げてきました。

今後はさらに、市民公開講座の開催や各事業所向けの研修事業など、地域全体にひらかれた活動へと展開していきたい

メンバーの紹介


白水雅彦(佐賀県小城市出身、佐賀北高卒)
発起人 
医療法人フルライフパートナーズ  理事長 
しらみず診療所(在宅療養支援診療所) 所長

佐賀大学医学部卒業後、沖縄や北海道など全国で総合診療・在宅医療に携わり、「その人らしさを支える医療」を追求してきました。
2022年に故郷・佐賀に戻り、家庭医として外来と在宅医療の両面から患者さんとご家族を支えています。私が大切にしているのは、病気を診るだけでなく、対話を通してその人の価値観や人生に寄り添うことです。

医療は「生き方」と「逝き方」をともに考える営みであり、納得や幸せを重視した選択を支えたいと思っています。

この想いを広げるため、仲間と薫風会を立ち上げ、地域に「自分らしく生き、自分らしく逝く」文化を育んでいます。



大石学
ほーむ薬局・ほーむ弁当
代表取締役・薬剤師

地域包括ケアシステムが進められてきましたが、地方では医療・介護資源の偏りや連携不足が残り、在宅医療・介護が十分に浸透していません。
佐賀でも高齢化が進み、在宅で最期を迎えるための支援体制が不十分な状況です。
私たちは職種や事業所の垣根を越え、在宅医療・介護を推進し、市民への啓蒙活動を行うことで、自分らしい最期を支える仕組みを広げたいと考えています。
私は在宅医療専門薬局と配食サービスを通じ、患者さんと支える人双方のWellbeingを支援しています。
今回のクラウドファンディングで地域に合ったサービスを広げ、自分らしく生きる選択肢を共に育んでいきたいと願っています。


城戸麻衣子在宅看護センターほっこり代表理事/訪問看護師 

はじめまして、訪問看護師の城戸麻衣子です。幼い頃に曾祖母を自宅で看取った経験から看護師を志し、2018年に在宅看護センターほっこりを立ち上げました。

認知症や障がいがあっても「自宅で過ごしたい」という願いを叶えるため、多職種と連携しながら日々訪問を続けています。

薫風会は、在宅医療・介護を担う専門職、ご家族、地域が“風通しのいい関係”でつながるコミュニティです。競わず支え合い、悩みを語り、知恵を分け合い、ともに笑い合える仲間づくりを目指しています。
一人の思いが地域の未来を変えます。やさしい風を佐賀から日本中へ広げていきませんか。


村岡 大平
理学療法士/在宅看護センターほっこり

佐賀市出身。サッカーを通じて身体に興味を持ち理学療法士を志し、実習で訪問リハビリの必要性を痛感しました。大学卒業後は一般病院を経て訪問看護ステーションへ転職し、2018年に在宅看護センター佐賀ほっこりに入職。

利用者さんが笑顔で過ごせるよう、寄り添ったリハビリと楽しい時間づくりを大切にしています。

薫風会では、訪問時の悩みや工夫を共有し、利用者さんも支える私たちも満たされるケアを目指しています。カフェやミーティングを通じて、佐賀から在宅医療と介護の「やさしい風」を広げていきます。


このプロジェクトの4つの柱

① 連携 ― 顔の見える関係から、支え合えるチームへ

在宅医療では形式的な連携が多い中、私たちは顔を合わせ対話し、人となりや価値観を知ることを大切にしています。そこから生まれる信頼が“顔の見える連携”となり、想いを共有するチームとして患者さんとご家族を支えていきます。

② 発信 ― 「知らなかった」を、「選べる」に変えるために

「家で最期を迎えたい」という願いを叶えるには、在宅医療・介護という選択肢を知ることが第一歩です。小さな事業所がつながり、想いや情報を発信することで、「家で過ごす」という選択肢を地域に届けていきます。

③ 学び ― 実践と対話から生まれる、確かな知恵

在宅医療・介護は孤独になりがちだからこそ、共に学び対話し、実践知を分かち合える場が必要です。
勉強会や研究会で気づきを共有し合うことで、現場を支える力となり、よりよい支援へとつながります。

④ 遊び(創造的対話) ― 「まじめ」だけじゃない関係の先に

仕事を超えた雑談やお茶の時間など、自由で創造的な対話の中から新しい視点やヒントが生まれます。
私たちは、人と人がゆるやかにつながる“余白”にこそ、新しい取り組みのタネがあると信じています。

現在の活動
お悩みミーティング
― 支える人が、支えられる場 ―

在宅医療の現場では、事業所同士がそれぞれ独立して活動しているため、孤立しやすく、悩みを抱えても誰にも話せない状況に陥りがちです。だからこそ、ざっくばらんに悩みを話せる「安心の場」が必要だと私たちは考えています。お悩みミーティングと称して、少人数で深い悩みを話します

医療・介護の現場では、日々さまざまな課題や不安を抱えるなかで、しんどさが積み重なると、パフォーマンスの低下を招き、それが結果としてケアの質の低下や在宅医療環境の悪化という悪循環につながってしまうこともあります。

私たちは、心理的に安全な空間で、医療・介護・経営・人間関係など、あらゆる悩みを語り合える場をつくっています。この場は毎月定期的に開催しており、各分野で活躍するスペシャリストや経営者がコアメンバーとして参加し、“壁打ち”の相手として耳を傾け、ともに考える時間を大切にしています。

一人で抱え込まず、チームで支え合える関係を。そんな場を、私たちはこれからも育てていきます。


つながるカフェ
― 顔の見える関係から、創造的な対話へ ―


「つながるカフェ」は、医療・介護の事業所同士が気軽につながり、顔の見える関係を築くための場です。日々の業務ではなかなかゆっくり話すことができないからこそ、あえてインフォーマルな空間で、立場を越えて対話できる時間を大切にしています。

定期的に医療・介護の事業所同士が気軽につながり、顔の見える関係を築くための場として年に数回開催しています。30人以上参加し、当日は顔を付け合わせ日頃の悩みを話し合いました

雑談の中から、ふと新しい視点が生まれたり、他の事業所の工夫や悩みに触れて、自分たちの取り組みにヒントが得られたり――そんな創造的な対話が、この場では自然と育まれます。

このつながりが、やがて現場の実践にも還元され、一人ひとりのケアの質を高め、地域全体の在宅医療・介護を豊かにしていく。「つながるカフェ」は、そんな循環を生み出す出発点です。

薫風会ナース部
― 地域を支える、看護師たちのもうひとつの居場所 ―

薫風会には、看護師たちがつながり合うサブコミュニティ「ナース部」も立ち上がっています。

オンラインとリアルのハイブリット開催にチャレンジしました 
訪問看護の日頃の悩みを解決すべく、定期的に集まりディスカッションします

訪問看護を中心に、多くの看護師が地域の最前線で日々奮闘しています。ときに競合となる事業所同士であっても、「地域を支える仲間」としてつながり、助け合い、学び合い、そして切磋琢磨する関係を育んでいます。

現在、ナース部では「在宅現場で働く医療従事者の複雑困難な事例や倫理的課題に向き合うための学習会」を定期的に開催中です。

実際の現場で起こる悩みや葛藤を、立場を越えて語り合いながら、知識や経験を共有し、よりよい支援のあり方を模索しています。

一人で抱え込まない。現場のリアルに寄り添いながら、看護師同士がつながり合い、成長できる場として――薫風会ナース部は、これからも地域の看護を支える“風”を広げていきます。


今後の計画と支援金の使い道

既存のコミュニティ活動は継続

・毎月「お悩みミーティング」
・2025年9月、12月 「つながるカフェ」
・3か月ごと ナース部の活動として定期的な学習会

今後のコミュニティ拡大のために

・2026年 市民公開講座の実施
・オンライン・オフラインでのハイブリット「つながるカフェ」「学習会」開催
・コミュニティ参加者のスキルアップのため学習会をアーカイブ化し学習コンテンツを作成
・学習会・市民公開講座に向けて、講師の招聘

支援金用途

・交流会、学習会などオンラインミーティングに関連するスピーカー、マイクなどの機材購入費用・学習会、市民公開講座に向けた講師の招聘費用・広告宣伝費用

リターンについて

(個人・法人可)
活動報告を中心としたリターン
カフェへの参加は個人・法人限らず可能です。
イベントで協賛広告掲示やチラシ、参加者へのハンドアウトなどへスポンサーとして掲載します。

在宅メンター枠(個人・法人):薫風会メンバーが定期的にメンタリング・コンサルティング業務を行います。
白水との個人面談(個人・法人可)
現場メンバーとの座談会:医療介護や経営などテーマはざっくばらんに(個人・法人・医療関係外も可能)
事業所講義・対談(医療・介護事業所向き)

最後に

「生き方を自由に選べる社会」
私たちだけでは実現できません。あなたの力が必要です。

在宅医療に詳しくなくてもかまいません。
これからの自分や家族のことを、少しでも考えたことがあるなら。
誰かの人生を、静かに応援したいと思ったことがあるなら。
このプロジェクトは、あなたのためのものでもあります。

どうか、この風を、ともに育ててください。
あなたの応援が、誰かの人生を支える力になります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
私たちは、“その人らしい人生”を支える風を、佐賀から吹かせていきます。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • イベント運営費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • つながるカフェを開催しました。素敵な縁側のある古賀銀行の創設者古賀善平の住宅で、明治17年に建てられました。町家でありつつも武家屋敷の様式を呈する、明治時代の実業家の居宅をお借りしてワークショップを開催しました。今回は23名の方にご参加いただきました。医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャー、理学療法士、福祉用具と様々な職種が集まりました。前半は身寄りのない利用者さんにどう向き合うか。在宅でサービスを提供する時にどういうことを意識しているか在宅医療・介護を地域に広めるにはどうするか医療介護連携を効率化するためにはどうするかなどの日頃の課題を白水のファシリの元、日頃どうしているか、いろいろな職種の視点から話し合いました。中間に休憩を挟み、ほーむ薬局の新規事業に関する、事業PR後半戦は少人数に分かれてもっとディープにどうやって日々の記録を効率化させているか営業はどうやっているか佐賀の医療体制がどうなっているかいいサービス担当者意義とダメなサービス担当者会議などなどざっくばらんに本音も飛び出しながら皆さん時間が足りないくらい、話し合ってくれました。次回は12/20 メイトプラザで行います!メインイベント お悩みミーティング②大石社長の事業PR もっと見る
  • Instagramを開設することになりました。活動記録や報告、広報のために運用していきます。ぜひフォローお願いします! もっと見る
  • 薫風会定例会議

    2025/08/20 21:21
    今日は薫風会の定例会議でした。ミーティング内容は・次回のつながるカフェの運営・来年の市民公開講座に向けての準備会議・来年行うかもしれない㊙イベント・今後のコンテンツの在り方と活用、運用方法多岐にわたり2時間のミーティングを行いました。次回は9月6日のつながるカフェをお楽しみに! もっと見る

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