自己紹介
大分市・野津原地区の8世帯だけの小さな集落田ノ口「旧くりはい集落」で、地域再生に取り組んでいます。高齢化と空き家化が進む中で、この土地にもう一度、あたたかなつながりと小さな営みを取り戻したい——そんな思いから、星ふる森の宿「KURIHAI」(旧ゲストハウス「KURIHAI」)やキャンプ場、コミュニティレストラン「森のごはんや」を立ち上げました。
都市と田舎のあいだに、新しい関わり方をつくる。定住ではなく「週末だけの村人」として関われる場所を目指し、焚き火体験やお手伝い旅、猫たちと過ごせる里山整備など、ユニークで柔らかな関係人口の創出に取り組んでいます。
本業は行政書士。法律や書類の専門知識を活かしながらも、それだけにとどまらない、「人と場所を結ぶ」仕事に情熱を注いでいます。
すべては3匹の猫からはじまった——「KURIHAIの森」誕生物語
最初のきっかけは、とても小さな出来事でした。ある日、栗灰神社に3匹の猫が捨てられていました。

この子たちの「里親」をSNSで呼びかけたところ、由布院に住むログビルダーさんから反応が。「引き取りたい」と言ってくださったうえに、「資材が余ってるから、なにか作ってみない?」と提案までいただいたのです。
そこから、最初のクラウドファンディングが始まりました。資金を募って「森のごはんや」という、週末だけ開く小さなレストランをオープン。地元の食材を使ったごはんと焚き火で、訪れる人たちにくつろぎのひとときを提供する場となりました。
次に始めたのは「田植祭」。地元の音楽家と一緒に、伝統の田植え歌を歌いながら田植えをする——そんなユニークなお祭りに、たくさんの方が参加してくれました。

「ここで泊まれたらいいのに」という声が増えた頃、大分県の地域総合補助金に応募し、念願の宿泊施設 KURIHAIを完成させました。
次にキャンプ場ができました。
そして今、「何か手伝いたい」という声が集まりはじめ、焚き火場の整備、水場や備品の導入、滞在設備の改善に向けて、今回のクラファンを立ち上げたのです。
すべては、捨てられた3匹の猫からはじまりました。まさに「わらしべ的地域再生」。あなたも、この物語の次の1ページに、仲間として関わってみませんか?
ちなみに、星ふる森の宿KURHAI(旧ゲストハウスKURIHAI)は、旅館業法に規定する簡易宿泊所の許可を受けています。
このプロジェクトで実現したいこと
大分市野津原の山奥にある田ノ口地区(旧栗灰集落)。過疎化が進むこの場所で、星ふる森の宿「KURIHAI」とキャンプ場やコミュニティレストラン森のごはんやを拠点に、週末だけでも人が集まれる“小さな村”をつくろうとしています。
地元食材での焚き火ごはんを作ったり、森づくり、田植え・稲刈りなどの農家の手伝いなど「手伝い旅」を通じて、都市と農村をつなぐ新しい交流が生まれていますが、宿泊・設備面の受け入れに限界があります。
今回は焚き火場や水場などの環境整備費用を募り、持続可能な「週末の村」を実現したいと考えています。
地域猫「あんちゃん」も、森で皆さまをお迎えします!
プロジェクト立ち上げの背景
法律の専門家・行政書士として地域の相談に寄り添う中で、過疎が進む山の集落・栗灰に出会いました。手続きだけでは守れない風景がここにある。だから今、私は“暮らしをつくる行政書士”として、拠点整備から始める地域再生に挑戦しています。
田ノ口の「あんちゃん」とともに歩む、やさしい地域再生
田ノ口で私たち夫婦が大切にお世話している地域猫の中に、特に愛されているマスコット的な猫がいます。その名も「あんちゃん」。「あんちゃん」は「森のごはんや」や「星ふる森の宿KURIHAI」の顔ともいえる存在で、地域の皆さんや訪れる方々に笑顔を届けています。
しかし、猫たちが安心して暮らせる環境を維持するには、日々の餌やりや寝床の確保が欠かせません。住民の多くが高齢化している田ノ口では、その役割を私たち夫婦が担っています。
今回のクラウドファンディングでは、集まった資金の一部を「あんちゃん」をはじめとする地域猫のエサ代や医療費、そして冬に備えた寝床の整備に使わせていただきます。皆さまからの温かいご支援は、田ノ口の自然とともに生きる猫たちの命を守り、やさしい地域づくりの大きな力となります。
どうか、あんちゃんと一緒に田ノ口の未来を見守っていただければ幸いです。
①活動実績
・活動期間:この地区に捨てられる猫が多いため、去勢や食事、寝床、排尿のできる場所として、平成2 8年3月大分市保健所に「地域猫活動」の申請済み、
・活動体制:ひだまりの会として7人で協力をして活動を行ってきました。
②今後の活動計画
・活動期間:保護猫は、20匹おり、朝晩、毎日給餌している。
・活動場所:自宅で保護しており、自宅で引き続き保護活動を行います。
・活動体制:ひだまりの会として7人で協力をして活動を行う予定です。
その中で、「譲渡会」を定期的に開催します。
現在の準備状況
このプロジェクトは「やってみたい夢」ではなく、すでに動き始めている取り組みです。
🍃 星ふる森の宿「KURIHAI」(旧ゲストハウスKURIHAI)は2019年に開業し、以降、そこを拠点に手伝い旅の拠点として地域外の滞在者を受け入れてきました。
キャンプ場(10サイト)も整備済で、焚き火体験・交流会などを実施中です。
地域猫のあんちゃんは、すでに宿泊者を迎える「看板ねこ」として活動中です。

資金の使い道
本プロジェクトは オールイン方式(All-In)で実施します。目標金額に満たない場合でも、集まった金額に応じてできる範囲でプロジェクトを実行します。
集まったご支援は、以下の用途に大切に使わせていただきます。
用途金額(円)
①焚き火サイト整備(薪・タープ・什器など)300,000
②ごはんイベント機材・道具類150,000
③リターン制作費・送料200,000
④広報・動画制作費150,000
⑤地域猫のエサ代(1月)約50,000円
医療費約30,000円
寝床の材料費(手作り)約20,000円
⑥CAMPFIRE手数料等100,000
合計1,000,000円
資金が満額に達しなかった場合の対応
オールイン方式のため、集まった分だけプロジェクトを実施します。その際は、下記のように優先順位をつけて段階的に進めていきます。
①リターン制作・発送(支援者へのお礼)
②焚き火サイト整備
③ごはんイベントの準備
④広報・動画制作
⑤現地活動をスタッフ(交通費・現地滞在設備・工具)※仮に目標金額を達成せずに終了した場合でも、プロジェクトが成立しており、必ずリターンは履行します。
行政書士としての知見を活かし、地域の力とともに
本プロジェクトは、ただの「場所づくり」ではありません。行政書士として、補助金申請や法的な手続き整備を行いながら、地域住民の方々とも丁寧に対話を重ね、すでに施工準備も整えてきました。地域の協力者の理解と連携も得られており、プロジェクト終了後すぐに実施できる体制ができています。
「週末だけの村」は、すでに静かに動き始めています。焚き火の灯りに引き寄せられるように、猫のあんちゃんを囲んで、人がふらりと集まり、語らい、そして地域が元気になっていく――。そんな風景が、少しずつ広がりはじめています。
あなたのご支援があれば、この場所はもっと多くの人を迎えられる「週末の居場所」に育っていきます。
ぜひ、仲間になってください。
リターンについて

【1,000円】 あんちゃんからのお礼便りセット ・心を込めたお礼メール ・焚き火の温もりが届く写真 ・地域猫あんちゃんの可愛いポストカード
【3,000円】 栗灰(くりはい)応援ステッカーセット ・手書きのお礼のお手紙 ・オリジナル「栗灰ロゴステッカー」 ・あんちゃんのポストカード
【3,000円】 栗灰(くりはい)応援ステッカーセット ・手書きのお礼のお手紙 ・オリジナル「栗灰ロゴステッカー」 ・あんちゃんのポストカード
【5,000円】 おうちで焚き火気分セット ・あんちゃんのポストカード ・「焚き火ごはん」レシピPDF(季節のごちそう紹介) ・焚き火ムービー視聴リンク(火の音と自然に癒される映像)
【30,000円】 あなたの名が森に残る、特別支援セット ・あんちゃんのポストカード ・焚き火場にお名前を刻む「名入り木札」設置 ・焚き火ムービー視聴リンク(火の音と自然に癒される映像)・ 自然の力と天日干し「超自然米」1kg
【50,000円】 KURIHAI体験・ペア滞在パックKURIHAI体験・ペア滞在パック ・あんちゃんのポストカード ・焚き火場にお名前を刻む「名入り木札」設置 ・実地滞在体験(草刈り・森仕事など) ・星ふる森の宿1泊券(ペアOK) ・焚き火ムービー視聴リンク(火の音と自然に癒される映像)・自然の力と天日干し「超自然米」2kg
【100,000円】 名誉支援者認定&コンプリートパック ・名誉支援者認定証(額入り) ・森のフリーパス宿泊1泊券(事前予約制) ・焚き火ムービー視聴リンク(火の音と自然に癒される映像)・焚き火場にお名前を刻む「名入り木札」設置 ・実地滞在体験(草刈り・森仕事など) ・自然の力と天日干し「超自然米」2kg
スケジュール
| 2025年10月 | クラファン終了・資材購入 |
| 11月 | 焚き火場・水場の整備開始 |
| 12月 | キャンプ備品導入・体験受け入れ開始 |
| 12月以降 | リターン発送・宿泊利用の受け入れ本格化 |
最後に
この栗灰の森で、私はただの行政書士ではなく、地域の未来をつくる一人の挑戦者です。忘れられかけた山の村に、焚き火の灯をともし、人と自然がゆるやかに繋がる“週末の村”をつくりたい。
あなたの一歩が、誰かの帰る場所を守り、地域を生き返らせます。一緒に、この森の物語の主人公になりませんか?どうか力を貸してください。心からの感謝を込めて。
最新の活動報告
もっと見るリターン発送遅延のお詫びとご報告
2025/12/05 20:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。ありがとうございます。
2025/11/01 21:21こちらの活動報告は支援者限定の公開です。ご支援ありがとうございました。
2025/09/26 08:43このたびは「森のごはんや・地域猫活動」に温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。目標には届きませんでしたが、皆さまの応援は大きな力になりました。寄せられたご支援は、キャンプ場整備や地域猫の寝床・食事に確実に活かしてまいります。クラファンは一区切りですが、活動はこれからが本番です。稲刈りの田んぼも色づき、森も秋を迎えます。その中で猫たちや地域の人たちと、少しずつ歩んでいきます。心から感謝申し上げます。これからも見守っていただけると嬉しいです。小野信一 もっと見る




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