不安に怯える戦禍の子供達に木のおもちゃを届けて、笑顔にしたい!

戦争の被害者である戦禍の子供達に木のおもちゃを届け、笑顔にする活動を続けたい!ウクライナに始まり、パレスチナにも。そして兼ねてより行なっている日本の子供達への支援も広げていきたい。

現在の支援総額

54,500

5%

目標金額は1,000,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

64

不安に怯える戦禍の子供達に木のおもちゃを届けて、笑顔にしたい!

現在の支援総額

54,500

5%達成

あと 64

目標金額1,000,000

支援者数13

戦争の被害者である戦禍の子供達に木のおもちゃを届け、笑顔にする活動を続けたい!ウクライナに始まり、パレスチナにも。そして兼ねてより行なっている日本の子供達への支援も広げていきたい。

90歳のじぃちゃんの願い

90歳の戦争経験者であるおじいちゃんが志を同じにする仲間達と、現代の子供達の惨状を目の当たりにし何か出来ないかと思い、昔から加工をしてきた能登ヒバの木材で作る、平和を願ったおもちゃを「こんな世の中にしてしまったのは私達大人。子供達にはなんの罪もないのに苦しみを与えてしまっている事を申し訳ないと感じる」そんな自責の念と未来への希望を持って作ったおもちゃで少しでも楽しい気持ちを持って生きて貰いたい事からこのプロジェクトは始まりました。


このプロジェクトで実現したいこと

木のおもちゃを作り、ウクライナの子供達に遊んでもらいたい。(現在進行中)

達成後ウクライナへの支援を3度行った後、パレスチナ自治区ガザの子供たちにもおもちゃを送りたい。



プロジェクト立ち上げの背景

中山さん


本プロジェクトの発足者、国民学校5年生時(10歳)まで樺太にて戦火を潜り抜ける生活を送り、その夏、大東亜戦争の終焉を迎え荒廃した日本の姿を目の当たりにした彼は姿の見えぬ戦争という怪物の恐怖を本能的に感じ、自身の記憶に深く刻みつける事となる。

活力溢れる青年となった彼がその片鱗を再び感じたのが1960年代。急速に成長を始めた日本は法改正が進み、再び軍事対立に身を置こうとして居た。これに彼と仲間たちは激しい恐怖と怒りを覚え、日本政府とぶつかる事になる学生運動を始めることとなる。

学生運動で捕まった彼らへの風当たりは強く、国内での就労は過酷を極める状況の中で中山さんは知人の紹介のもと、海外での就業を始める。

定年を迎え日本での安定した暮らしを営む中、中山さんは生まれ故郷である石川の林業が衰退してきている事に気がつき、特産である能登ヒバの素晴らしさを通して自然との向き合い方を改める活動をする中で、精油の抽出やエッセンシャルウォーターの作製などを行い、ヒバの素晴らしさを広げながら、木工の楽しさを子供達に伝える事で、木や自然への関心を得る為の活動に従事する。

2024に起きた震災を通して苦しみの中に居る子供達が戦後の苦しみを生きた自身と重なり、少しでも笑顔を与えるべく、木のおもちゃ作りのワークショップなどを開催。鬱屈とした表情の中に明るさを取り戻し夢中で工作する姿に自身の心が固まり、苦難に喜ぶことを苛まれる子供達に少しでも笑顔を届ける、こんな世の中にしてしまった大人である自分たちが少しでも笑顔を与えるのだと今回の活動を開始した。

きっかけは2024年の能登半島の震災で行った復興支援でした。

鬱屈とした空気の中、子供も大人も下を向きながら過ごす姿が、心に刺さり、少しでも笑顔にとおもちゃ作りのワークショップを行った所、子供達だけではなく、作業に加わった年配の方や親世代にも非常に楽しんでいただけました。


〜中山さんご本人の祈り〜

「私は国民学校5年生時、樺太で戦火を潜り抜け今は90歳、子供達の10倍以上も生きてます。まだ戦争は続いてます、戦火に巻き込まれた子供達の痛み‼︎恐怖‼︎ 絶望‼︎

ひたすら[ごめんね! 忘れてないよ!気に掛けてるよー]と念じオモチャを作ってます!」



3人のじぃさんず

中山さんが活動をしてゆく中、ある日彼の工房に訪れた二人の老人は中山さんの理念を受け心が揺さぶられたと言い、活動に参加する事に決めました。

小浦さん(74歳)
中山さんの噂を聞きつけ、興味が湧き参加する事になりました。小浦さんは自身の作業場でおもちゃ作りの経験があり、作業環境に困っていた中山さんと一緒に自身の作業場でおもちゃ作りを始める。強く中山さんの理念に共感し、遠くに住まう子供達への想いと祈りをおもちゃに込める活動をされています。

南さん(61歳)
友人を通して、中山さんが仲間を募っている事を知り、参加いたしました。彼自身にはおもちゃ作りの経験がなく、お二人に教わりながら作業をする中で、おもちゃ作りの面白さや、それがもたらす思わぬ広がりに驚きと楽しさを覚え、国内外の子供達に健やかでいてもらえるような願いを込め、おもちゃ作りに携わることになりました。


この活動でもっと多くの方の力になれないだろうかと考えた彼等は、ポーランドを拠点にウクライナ支援活動を行う方と縁で繋がり知り合うことが出来ました。

そこから聞かされたウクライナの現状、戦禍に身を窶す人々の苦しみ、希望を失いながら下を向く子供達の事を知り、中山さんが感じていた戦時中の感情、感覚のフラッシュバックを感じたそうです。


「この人たちの力になりたい」その気持ちは小浦さんも南さんも同じでした。


ウクライナの子供達を支援するにあたり、その活動の中で3人が決めたルールが生まれました。

1、私達はこの活動で利益を得ない。

2、収益の全てをこの支援活動に使う。

3、自分たちの代で終わらせず、代々に渡って子供達を支援し続ける。


このルールの下、3人が手を組むことになりました。彼等は90歳、74歳、61歳と高齢ながらも先ゆく未来の子供達の笑顔を守り、辛い社会の中でも笑顔で過ごすきっかけを与えたいと考えています。

今回行うウクライナの支援に始まり、パレスチナ、ガザの子供達への支援、カンボジアの子供達の支援、ベトナムの子供達への支援を行う計画が進んでいます。勿論その中には国内の子供達への支援につながる事を続ける考えです。

大人が作った社会の中、苦しい思いをする子供達に少しでも笑顔を与え、自然と生きるあり方を伝えてゆきたいと言う思いが彼らを繋げているのです。



能登ヒバへの拘り


能登ヒバは石川県産の針葉樹で、古来より主に能登地域で育てられてきた高木です。

高い殺菌作用や防虫性を持っており、建材としても優秀な木ですが、今日では国産材の高騰の煽りを受け、ただでさえ過酷な林業を雪国の能登で行う杣人が少なく、生産、管理が落ち始めている木となってきております。能登ヒバは芳醇な森林薫を放ち、人々に安らぎを与える木ですが、成長が遅く、同じ針葉樹の杉などは15~30年で出荷されるのに対して、能登ヒバは200~250年の樹齢が必要です。その為、維持管理も大変です。

しかしその大変さに見合う効能がふんだんに含まれた木でもあります。木材としての耐腐食性や防湿性、防虫性の素ともなるヒノキチオールを多く含んでおり、アロマなどだけではなく、医療品や洗剤など幅広く使われています。これらの効能から、昔から魂の汚れを防ぎ、邪を遠ざけると信じられてきました。

この木に秘められた歴史、文化、謂れそして能登との繋がりが子供達の拠り所になり、不幸を遠ざけるお守りのような役割となることを願い、また、石川の爺さん達との繋がりになればと言う思いから今回の支援活動にこの木が選ばれました。

知っての通り2024年1月1日の能登半島地震で能登も壊滅的な被害を受けました。戦地とは異なりますが、いつまた恐怖が訪れるかわからない環境を生きる人々の気持ちは同じです。

この地の復興はまだまだ長い道のりですが、能登ヒバの様に時間をかけてでも強くそして高く育つような復活があると信じています。この地に根付くこの木が能登復興と子供達の成長を支えると信じる思いをおもちゃにして届けたいと思います。



現在の準備状況

初便は無事ポーランド在住の支援者へ届き、これからウクライナの子供達へと送られて行くそうです。緊張が高まりますが、少しでも笑顔につながる様祈り、おもちゃを作り続けています。第二便も先日発送が完了し、子どもたちのもとへ届くのを待つばかりです。

そして、並行して現在カンボジアの支援団体様ともお話が進んできております。既に一便が現地に到着しており、子供達が楽しく遊んでくれている様子を見せていただきました。引き続き支援して行きたいと思います。


今後は国内でのワークショップの開催やイベント参加にて多くの方に活動を知って頂き、願いを叶える意味があるとされる麻紐を国内の麻発祥の地にて、平和を願い依るイベントなどの開催を考えています。こちらの紐は子供達に送るおもちゃのひとつであるバードコーリングに使う予定です。



支援金の使い方

このプロジェクトは子供達の支援に全額充てられます。

支援金の使い道は大きく分けて二つ。

1.材料費、消耗品の購入費と輸送コスト

[ウクライナ向け第一便] 現在既に進行しており、9月にウクライナの子供達の手に届きます。初便では1000個のおもちゃが戦災孤児達へと届けられます。 送料11万円

[ウクライナ向け第二便]クリスマスの到着を目指して発送致しました。こちらは小学生や保育園児を対象におもちゃ1500個を発送。 送料14万円

[ウクライナ向け第三便]現地支援者と調整の上、来年吉日を考えております。同量1000個で概算送料11万


上記と並行し、ガザの子供達への支援、カンボジアの子供達への支援、ベトナムの子供達への支援、ロシアの戦災孤児への支援を順次行ってゆきます。不足分やプロジェクト拡張の為の資金はおもちゃ作りワークショップなどを通して増やす予定です。

発送前のおもちゃ達

第二便発送時の様子



2.レーザー刻印器の購入
本プロジェクトで行たいもう一つの項目はレーザー刻印器の購入です。支援金がたくさん集まった場合は、支援者皆様から現地へのメッセージを頂き、おもちゃに焼き入れ、子供達に届けたいと考えています。



寄贈方法

〜ポーランドにて活動する坂本氏、カンボジアを支援する認定NPO法人GLOBE JUNGLEのご協力を得て、子供たちの元へおもちゃをお届けします〜

<ウクライナ>
戦禍で苦しむウクライナの人々、特に子供達に教育支援を行ったり、孤児や障害を持った方々への人道支援を現地で行っている坂本龍太郎氏(ワルシャワ日本語学校教頭、ポーランド日本語教師会事務局長、東欧支援協会ポーランド支部長などを務める)のお力を借り、子供達への支援を行っています。

ポーランド・マゾフシェ県ツェレスティヌフ郡を拠点に、ウクライナを始め、ポーランドやリトアニアに避難しているウクライナの子供達に支援を届けています。


<カンボジア>
カンボジアにおいてはカンボジアで孤児院運営や学校建設を展開し、子どもたちや貧困女性たちの支援を20年に渡り行っている認定NPO法人GLOBE JUNGLEのご助力のもと、子どもたちの元へおもちゃを届けています。




リターンについて

本支援のリターンですが、基本的にはお礼のメールとさせていただいておりますが、
そちらのメールに、支援後の現地の子供達の様子の動画も一緒に送らせていただき、
皆様にも支援の様子を一緒にご覧いただきたいと思っております。

¥5,000以上の支援をしてくださった方には、子供達に送るおもちゃと同じもの(種類はお選びいただけません)を記念として送らせて頂きます。

木のおもちゃ
じぃさんずが手作りで作った車やトラック、コアラ、バードコールといった素朴な木のおもちゃです。
対象年齢:1歳以上
サイズ:大体3×5×8cm〜6×7×15cm程度の大きさで、30〜140g程度の重さとなります。
塗装:塗装は施さず、無垢の能登ヒバの仕上がりです。


動画
現地でおもちゃを受け取った子どもたちの様子を1〜2分程度の動画にして皆様にもご覧いただけるように致します。お礼のメールにURLを貼り、そこからアクセスしていただけるように致します。l



①500円 お礼のメール

②2,000円 お礼のメール
 ※①②価格に関わらずリターンは同じになります。


③5,000円 お礼のメールと木のおもちゃ1種

④10,000円 お礼のメールと木のおもちゃ1種

⑤50,000円 お礼のメールと木のおもちゃ1種

⑥100,000円 お礼のメールと木のおもちゃ1種
 ※③〜⑥価格に関わらずリターンは同じになります。



最後に

私達は多少の不自由があれど、今を快適に生き暮らしています。

ですが、同じ国の中でも愛を受けられずに居る子供達や災害に希望を断たれた子供達、大人の都合で笑えなくなった子供達が沢山居ます。そんな子達に小さくとも生きる喜び、人生を楽しむ事を伝えたいと言う所がこの活動の原点です。

私達大人が自分たちの代の益だけに着目し、面倒を後世に先送りしてきた皺寄せが子供達に行くのは大変耐え難いです。最たる例が戦争や利権獲得の為に無為に行われる争いごとです。平和な日常に突然現れる人為的な死の影が子供達のまわりにあるのは悲しみの他なんでもありません。

楽しいはずの日常を奪われて行く中では、小さな花を見つけた時ほどの喜びかもしれませんが、「私達が居るよと」伝えることで救われる子達が居ると思います。子供達の目線で考えれば、国や大人達の主義主張など関係ないのです。

戦地でも被災地でも子供達を最も苦しめるのは鬱屈とした空気、希望のない大人の疲れ切った表情です。

子供達に笑顔を与えることが大人達の力にもなり、大切な事を思い出させてくれると信じております。小さなことでも一歩一歩進み、木を育てるように子供達の心を守ってゆきましょう。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 子供達の支援の為の、材料費、送料、工房運営費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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