自己紹介
私は北海道置戸町で飲食店を営みながら、
地域イベント「OKETO Autumn Project(オケト・オータム・プロジェクト)」の裏方として関わっている者です。
このイベントは、町内外の人たちに楽しんでもらいたいという思いから、地元有志で始めた秋のおまつり。開催は今年で3回目を迎えます。
今回は、開催資金の一部をご支援いただくために、はじめてクラウドファンディングに挑戦することにしました。
『OKETO Autumn Project』は、音楽や食、子どもたちの笑顔が集まる秋の小さなフェスです。
キッチンカーや飲食店:約10店舗が出店予定
地元や近隣のアマチュアバンド:5組出演
キッズダンス、ちびっこ向け企画もあり
会場には芝生広場を活かしたステージやベンチも登場
誰でもふらっと立ち寄れる、地元の人にとっての「ちょっとした非日常」。そんな、地域の温かさがにじむような一日を、今年もつくりたいと思っています。
■ なぜ資金が必要なのか
これまで何とかやりくりしてきましたが、機材レンタルや運営費、出演者へのサポートなど、年々コストが上がっており、個人ではまかなうのが厳しくなってきました。
今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、以下のように使わせていただく予定です:
内容金額目安音響・照明機材のレンタル約10万円、出演者(バンド・キッズ)へのサポート費約5万円、会場備品(発電機、パネル、ベンチなど)約3万円、保険料や広報費(チラシなど)約5万円、リターン送料・CAMPFIRE手数料約2万円
スケジュール
| 8月上旬〜9月上旬(30日間) | クラファン実施期間 | SNSや店頭で呼びかけ、定期投稿で拡散 |
| 9月上旬〜9月中旬 | 最終調整・発送準備 | 支援者リスト整理、発送物・当日展示準備など |
| 9月20日(土) | イベント開催 | リターン特典活用(展示名・動画撮影など) |
| 9月下旬〜10月中 | リターン発送・報告 | お礼状、野菜の発送、イベント報告の共有など |
最後に
「OKETO Autumn Project」。それは、大きなイベントじゃありません。芸能人もいないし、派手なステージもない。でも、ここには“町の空気”があります。小さな子がステージで踊って、おじいちゃんおばあちゃんが拍手して、町内のバンドが照れくさそうに音を鳴らす——。
誰かがスターになるんじゃなくて、みんなが主役になれる場所。それが、このイベントです。
正直に言えば、何度もあきらめかけました。お金がない、時間がない、スタッフも足りない。でも、それでも「やる」と決めたのは、この日を楽しみにしてくれている人たちがいるからです。
「今年もやるんだって?」「子どもが踊りたがってるの」そんな何気ない声に、何度も背中を押されました。
今回はじめて、クラウドファンディングに挑戦するのも、みなさんと一緒にこの日をつくりたいから。
支援してくれたから偉いとか、偉くないとか、そういう話じゃない。でも、あなたの名前があの空の下にあったら、きっとこのイベントは、もっとあたたかくなる。
「応援してよかった」って思ってもらえるように、僕たちは手を抜かずに準備します。走り切ります。
どうか、あなたの想いで、この町の一日を照らしてください。
9月20日、置戸町で、また今年も――秋の風の中、みんなの笑顔がそよぐ日を目指して。
【追伸】
今年も、会場で出店してくれるキッチンカーの人たちも、バンドの人たちも、ダンスの先生も、ほとんどが「手弁当」で協力してくれています。この場がなければ出会わなかったかもしれない人たちが、ここに集まります。
このイベントの成功は、「イベントの成功」にとどまりません。町がちょっと前向きになる日を、一緒につくってください。




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