自己紹介
こんにちは、ひびき次事業支援委員会です。ひびき次事業支援委員会は「社会福祉法人ひびき」の事業を応援します。
ひびき次事業支援委員会は、以下の事業を支えてきました。
・2007年 「つながりの家」新築事業(下の写真は「つながりの家」)

・2010年 「すーぷる」増改築事業(下の写真はすーぷるの外観)

・2012年 「グループホームみらい」建築事業(下の写真はグループホームみらいの外観)

・2016年 「グループホームひかり」建築事業(下の写真はグループホームひかりの外観)

「社会福祉法人ひびき」は、障害福祉サービス事業所「つながりの家(生活介護・就労継続支援B型)」「すーぷる(生活介護)」「グループホームみらい(共同生活援助)」「グループホームひかり(共同生活援助)」障害者地域生活支援センター「エポック(移動支援・行動擁護・日中一時支援・重度訪問介護・居宅介護・相談支援」を運営しています。
「つながりの家」「すーぷる」には利用者45名と職員が、毎日賑やかに活動に励んでいます。(下の写真はレクレーションで公園の昼食の様子)
「みらい」「ひかり」にはそれぞれ5名が入居しており、職員とパート・アルバイトがたちの生活を支えています。(下の写真はグループホームひかりの夕食の様子)

各事業所とも、石川県白山市松任地域の住宅地の中や地域の小・中学校の隣などに位置しており、まさに地域の中に根を下ろして活動をしています。
通所の2事業所では、積極的に外に出かけ(商品の配達・チラシの配布・買い物等)、色々な人と出会い、つながっていくことを大切にしています。
私たちは新聞紙やアルミ缶、牛乳パックを回収していますが、それらを事業所に直接持って来てくれる近所の方々がおり、私たちの活動が地域に根を張っていることを感じ嬉しく思っています。イオン松任店で週に一度場所をお借りして商品の販売しています。
『ひびきまつり』という年に一回のイベントでは、『つながりの家』を解放し、いろんな団体や個人の方にお店を出してもらっています。また『ひびき』としても販売や『手漉きはがき作り』体験コーナーを設けるなどして、にぎわっています。

室内の作業では紙すきを行い、酒パックから、ハガキやカレンダー、名刺などを作り、利用者の主要な仕事となっています(上の写真はつながりの家での紙すき作業の様子)これらの活動を通して幅広い人のつながりや利用者の給与を確保しています。
「グループホーム」では、それぞれのライフスタイルを大事にしながら、家庭的な雰囲気を大切にしています。(上の写真はグループホームみらいの昼食の様子)
「エポック」では、障がいのある人たちがいろいろな場所へ出かけることで、お店の人や街の人が自然と手を貸してくれる場面があちこちで増えてきているのを感じています。
事業所をオープンにしたり、障がいのある人がどんどん街へ出かけたりして、色々な人と直接関わることで、私たちの暮らす街が「誰もがあたり前に大切にされ、安心して暮らせる街」となるよう、たくさんの人と一緒になって考えていきたいと思っています。

(写真は松任の祭り、あさがお祭りに参加するすーぷるのメンバーとスタッフ)社会福祉法人ひびきは、障害のある人が生まれ育った地域で、あたり前に社会生活が送れるように障害福祉事業をおこない、障害のある人と家族を支援していきます。そして社会福祉法人ひびきは、「共に生きることの大切さを思う」多くの人たちとともに、「 一人ひとりが大事にされる 」社会をめざし歩んでいきます。
社会福祉法人ひびきの歴史についてこちらから
このプロジェクトで実現したいこと
新たな生活の場「第3グループホーム」とショートスティを開所します!
社会福祉法人ひびきでは、障害のある人とその家族の暮らしを支え、その人がその人らしい生活を営めるように、「第3グループホーム」と「ショートスティ」を建設します。今回の建設予定地はこちら、白山市倉光、近くにピアゴのスーパー、白山市役所があります。住宅地の真ん中にあります。障がいを持った人が地域で生活するということ
第3グループホーム建設を目指し、動き出しています。
現在、入居者も決まり5名の入居を目指したグループホームと2名を受けられる短期入所の開設に向けて、話を進めています。最近の資材高騰もあり、建設費は国庫補助だけでは到底足りません。法人の自己資金がかなり必要となります。しかし、法人としては運営に余裕がなく、自己資金が不足しています。返済できる範囲内での借り入れも考えていますが、それでも全然足りず、みなさんの力が必要となります。
グループホームみらいでは、街中にあるGH、地域と交流のある。いままでなかったものがあるということが大事。地域の中で障害持った人の拠点、いままでは北陸の地方では、田舎では人里離れた障害者の施設があり、これまで街中
プロジェクト立ち上げの背景
無認可の状態で「つながりの家」がスタートして34年、そして法人が設立して20年が経ちました。時が経つにつれて社会福祉法人ひびきの利用者(通称・メンバー)とその家族は年を重ねてきました。自宅で一緒に過ごすのが難しくなってきた家庭が多くなってきました。
2023年3月のGH希望者の聞きとり、ひびきの利用者Yさんのお母さんより
Yさんは~歳、身体障害があり、車いすを使っている。
「腰の調子が悪くなってから、トイレの介助が難しくなった。お父さんに相談し、お父さんは早期退職して、Yさんの介助をしてくれるようになった。自分の腰の調子が悪くなってから、一度トイレで移乗に失敗し、Yがトイレの床に寝転ぶ形になってしまうこともあった。そこから引き上げることもできず、大変な思いをした。 夜中一度寝入ってから、不安定になることがよくあり、それで抗てんかん剤として使っている座薬を安定剤として使っている。自分は不眠症になり、2~4時間くらいしか眠れないことがよくある。自分が睡眠導入剤を使用すると寝返りの介助が難しくなるので使えず、精神的に不安定な状態が続いている。」
ひびきの利用者Mさんのお母さんより
Mさんは~歳、身体障害があり、車いすを使っている。
「Mはアパート生活をやめて、一年になる。グループホーム(以下GHの略)ことは考えていなかったのだが、1~2年前から足が痛いと言い出し、調べてもらうと、脊柱管狭窄症とのこと、自分も同じ症状で、手術を3回受けたが、今でも痛みは取れていない。Mはアパート生活の時、足が痛くて一人でトイレに行けず、漏らした状態で一晩を過ごしたこともあった。そんなこともあり、自宅に戻った。自分も介助に限界を感じている。お父さんは認知症のような状態のことがあり、Mが転んでも起こそうとせず、また、ちょっとしたことで怒りやすくなっている。」
つながりの家利用者 Mさんより
「GHを希望したい、前にひとり暮らしをしていた時は足が痛く、一人でトイレに行けないこともあり大変だった。みんなと暮らせるGHなら安心できる。」
高齢化に伴い、家族の介助が難しくなっているというのはひびきに限った話ではなく、全国的な問題となっています。以下は2024年8月3日の福祉新聞より引用。
「障害者の入所施設やグループホーム(GH)の空きが不足し、待機状態にある人が全国にいる問題について、武見敬三厚生労働大臣は7月23日の会見で、国として待機者の実態解明を進める考えを示した。武見大臣は「重度の知的障害のある人が親の高齢化に伴い、住まいに不安を抱えることは決して望ましいことではない」と述べ、今年度始めた「入所施設のあり方に関する調査研究」で自治体ごとの待機者の定義や把握状況を調べるとした。NHKが47都道府県と全体の4割に当たる696市区町村から回答を得た調査で、施設とGHの待機者が延べ2万2000人いると判明したことを受け、国の対応を問われて答弁した。
家族は年々、高齢化のため、体力、気力が衰えてきます。そのため家での生活が難しくなり、今までに入所施設へ移ることになった利用者もいます。家族が倒れ、このままの生活が続けられなくなる不安を抱えている家族がいます。そんな状況があり、ひびきを利用する家族のなかで、グループホームを希望する家族が年々多くなりつつあります。
障害を持った人とその家族も安心して暮らせるために、第3グループホームとショートスティの建設事業に支援をお願いします.
私たちの願い
スタート時に18歳だった青年は今では50歳になりました。当然親も高齢になってきます。そのため、メンバーが家で生活していくのが、だんだん難しくなってくるケースが出てきました。また利用者の方でも体の機能の衰えも出てきました。
でもメンバーや家族は入所施設の利用は望んでいませんでした。そんな利用者や家族の狙いに応えるためグループホーム『みらい』そして『ひかり』を開設しました。
私達は大人になると、家を離れ一人でアパート生活をする人もいます。別の家やアパートで生活する人もいます。もちろんそのまま実家で一緒に生活する人もいます。自分の生活を自分で選ぶことができます。障害のある人も私達と同じように自分が希望する生活を自分で選択できるようになれば良いなと思っています。グループホームの生活が理想なのではなく、選択肢の一つなのです。他の方法も模索しながら今はグループホームがベターと考え、その実現に取り組んでいます。隔離的なものにならないよういろんな人が出入りできるオープンな雰囲気があり、メンバーも近所の人とつながっていけるようなグループホームにしたいと思っています。
応援してください!




