2026/01/19 08:00

カミングアウトというのはする自由もあればしない勇気もある。使い分ける場面もある。「カミングアウトジャーニー」という映画で、カメラがカミングアウトをする福正さんの安全を担保していたのが驚きだった。多重のスティグマを抱えた者にとってはとても有効な手段に思えた。私の周りには、ゲイ、H I V+、薬物依存、まるで現代の三重苦のようなスティグマを背負い、最後には悲しい死を迎えた仲間も少なからずいた。死の報を聞いた親は、電話の向こうで狂喜していた。「カミングアウトジャーニー」が本になる事によって、多くの当事者やその周りにいる家族や友人の心の傷に一条の光がさすことを望んでいる。ぜひ応援したい。
倉田めば …Freedom代表
大阪ダルク設立者、2025年3月まで代表をつとめる。MHSW、パフォーマンスアーティスト、フォトグラファー。



