【自己紹介】
私たちは「並木まつり実行委員会」です。並木まつりは、つくば市の桜並木学園地区に住む地域住民が中心となり、地元の小中学校、自治会、ボランティアの皆さんと連携して、完全に手作りで運営する地域密着型のお祭りです。子どもから大人まで、多くの世代の方々に参加していただいています。
実行委員の多くは、自分自身が子どもの頃に並木夏祭りに参加したり、自身の子どもを並木夏祭りに参加させて楽しんだ経験を持つ地元の住民です。「あの時の楽しさを、今の子どもたちにも」という思いで、仕事や家事の合間を縫って準備に取り組んでいます。

【このプロジェクトで実現したいこと】
1. 持続可能なお祭り運営の基盤づくり
現在、年間約50万円の予算でお祭りを運営していますが、地元企業の寄付や物品販売収入でギリギリの収支状況です。物価上昇や社会情勢の変化に左右されず、安定してお祭りを続けていける資金的な余裕を作りたいと考えています。
2. より多くの人が参加しやすい環境整備
昼の部・夜の部合わせて4,000人が参加する大きなイベントです。照明・音響設備の充実、安全対策の強化、熱中症対策など、参加者の皆さんにより快適に楽しんでいただける環境を整えたいと思います。
3. 支援の選択肢を広げる
これまでは現金での支援が中心でしたが、「オンラインで気軽に支援したい」という声も多くいただいています。クラウドファンディングを通じて、より多くの方に支援していただける仕組みを作りたいと思います。
【プロジェクト立ち上げの背景】
並木夏祭りは1993年から始まり、2019年まで地域に愛され続けてきました。地域の子どもたちが主体となる「子ども市」、パネルシアターなどの文化的なプログラム、大人気の「お化け屋敷」、そして多世代が楽しめる「ステージ」まで、幅広い内容で多くの方に親しまれてきました。
しかし、2020年以降はコロナ禍の影響で開催が困難となりました。2021年に「桜並木子ども市」として昼の部のみ復活し、2022年には夜の部も再開。2023年に「並木夏祭り」の名前を復活させ、2024年には開催時期を変更して「並木まつり」として新たなスタートを切りました。久しぶりの開催でしたが、多くの方に「やっぱり並木まつりは楽しい」「来年も楽しみ」と言っていただき、この地域の絆の深さを改めて実感しました。
一方で、復活後の運営を通じて見えてきたのは、継続していくための課題でした。物価上昇により運営費用が増加している中、コロナ禍の影響で企業からの支援も不透明な状況が続いています。また、実行委員の負担を軽減するための設備投資の必要性や、より多くの人に支援していただける仕組みの必要性も感じています。
お祭りのテーマである「並木を自分のふるさとと言える子どもを育てよう」を実現するためには、このお祭りが無理なく持続していくことが何より重要だと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
【並木まつり2025開催概要】
開催日時:2025年10月12日(日)13:00~20:00
会場:並木公園、並木交流センター、並木児童館
雨天時:昼の部のみ13日(月・祝)に順延
プログラム内容
昼の部(13:00~15:00)
- 子ども市:地域の子どもたちが自分で模擬店を運営し、商売体験を楽しむ
- パフォーマンス:地元中学生の演奏やシャボン玉ショー
夜の部(16:00~20:00)
- 子ども向け企画:パネルシアター、人形劇など家族で楽しめるプログラム
- ステージ企画:アフリカンミュージック、バンド演奏、モノマネ芸人による多彩なパフォーマンス
- キッチンストリート:地域の飲食店による出店で、美味しい食事を楽しめます
【現在の準備状況】
2025年10月12日の並木まつり2025に向けて、会場となる並木近隣公園、並木交流センター、並木児童館の確保が完了し、つくば市・つくば市教育委員会からの後援も承認いただいています。実行委員会では月2回のペースで企画会議を開催し、地元小中学校や出演者・協力団体との調整を進めています。
資金面では、地元企業への協賛依頼や自治会からの寄付をお願いしており、お化け屋敷入場券等の販売計画も策定済みです。予算約50万円のうち、現時点で約60%の目途が立っている状況です。
【リターンについて】
今回のクラウドファンディングでは、「お祭りそのものを楽しんでいただくこと」が最大のリターンと考えています。そのため、物品をお送りするのではなく、お祭りや地域との関わりを深めていただけるようなリターンをご用意しました。
メインリターン:2026年パンフレットへのお名前掲載
来年のお祭りパンフレットに、支援者様のお名前を掲載させていただきます(希望者のみ)。地域の皆さんに、このお祭りを支えてくださった方として感謝の気持ちをお伝えするとともに、心からの感謝メッセージもお送りいたします。
シンプルなリターン内容ですが、それは「支援していただいたお金を、可能な限りお祭りの充実のために使いたい」という思いからです。リターンの費用などを抑えることで、より多くの資金をお祭りの運営に活用させていただきます。

【スケジュール】
2025年8月 クラウドファンディング開始/地域企業への協賛依頼完了
2025年9月 出演者・プログラム内容最終確定
2025年10月上旬 会場設営・最終準備
2025年10月12日 並木まつり2025開催
【最後に】
並木まつりは、ただのイベントではありません。
子どもたちが自分で模擬店を運営し、商売の楽しさや大変さを学ぶ場。おじいちゃん、おばあちゃんから小さな子どもまでが一緒にステージを楽しむ場。中学生がお化け屋敷で本気で怖がって、友達と支え合う場。地域の大人たちが、普段話さない人とも自然に挨拶を交わす場。
そんな、特別だけれど当たり前の、温かな交流が生まれる場所です。
「並木をふるさとと言える子どもを育てよう」というテーマには、私たち大人の願いが込められています。どんなに世界が変わっても、どこに行っても、「並木で過ごした子ども時代は楽しかった」と思い出してもらえるような、そんな記憶を作ってあげたい。そして、大人になった時に「今度は自分が子どもたちのために」と思ってもらえるような、そんな循環を作っていきたいと思っています。
30年続いてきたこのお祭りを、次の30年も続けていくために。今の子どもたちが大人になった時に、「自分も並木まつりを支えたい」と思ってもらえるように。並木という地域が、いつまでも人々にとって大切なふるさとであり続けられるように。
皆様の温かいご支援を、心よりお願いいたします。







コメント
もっと見る