【関東心をつなぐ旅】一期一会を刻む――『推し猫と人との出会いを漫画に』

画面越しに応援してきた推し猫。遠く離れて会えなかった友。 そのすべてに「会いたい」という想いを胸に、東京・横浜へ旅立ちます。 一期一会の奇跡を漫画にして残すことで、あなたの心にも出会いのあたたかさを届けたいのです。

現在の支援総額

411,500

41%

目標金額は1,000,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 30人の支援により 411,500円の資金を集め、 2025/11/18に募集を終了しました

【関東心をつなぐ旅】一期一会を刻む――『推し猫と人との出会いを漫画に』

現在の支援総額

411,500

41%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数30

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 30人の支援により 411,500円の資金を集め、 2025/11/18に募集を終了しました

画面越しに応援してきた推し猫。遠く離れて会えなかった友。 そのすべてに「会いたい」という想いを胸に、東京・横浜へ旅立ちます。 一期一会の奇跡を漫画にして残すことで、あなたの心にも出会いのあたたかさを届けたいのです。

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思えば、駅猫、駅長動物、看板猫とは程遠い生活をしてきました。


ずっと家庭で動物は飼っていたけれど、家をあけることも多く、動物の存在を身近に感じるようになったのは飼い猫のみーが家に来てからです。

みーとの時間を通して、命は永遠ではないことを少しずつ理解し始めた頃。

私は「会えるうちに会いに行く」という想いを、胸の底にそっと抱くようになりました。


そして知ったのです。
駅やお店で、人と同じように“役割”を持って過ごす動物たちがいることを。
その姿は尊く、健気で、愛されていました。

けれど、私が「会いに行きたい」と願った子たちは、すでにこの世界にはいませんでした。

駅猫おさむ。
会津の猫駅長らぶ。
山形のうさぎ駅長もっちぃ。


名前を呼ぶだけで胸が熱くなるのは、彼らが誰かの心に灯をともして生きていた証。
私はその灯に、遅れて手を伸ばした一人だったのです。


直接会うことは叶わなかった。
でも、おさむを愛した人たちが教えてくれました。
「会えなくても、想いは届くんだよ」と。


写真越しではなく、その地に立ち、その風を浴び、その子を大切にしてきた人と語り合う。
それは、消えてしまった命に触れるのではなく、残してくれた温度に触れる旅でした。


――そして私は、気づいてしまったのです。


動物たちの命は短い。
だからこそ、人は“その命が灯してくれた時間”を、次の誰かへ繋いでいくのだと。


ならば、私は何ができるのか。


答えは、いつも私の中で同じ言葉に戻ってきます。


「物語として残すこと」


旅をするたび出会った人たちは、誰もが優しかった。
悲しみに触れたことのある人は、他者に温度を分けられるのだと知りました。


だから私は、今回の旅で会いに行きます。


今もその場所で誰かの心をあたため続けている、推しの看板猫さんに。
そして、その子を愛し、一緒に時間を紡いできた人たちに。


会えるうちに、ちゃんと会いに行きたい。
その姿、その息づかい、その“今”を胸に刻みたい。


そして、もうひとつ。


おさむにも、らぶにも、もっちぃにも、直接伝えられなかった想い。
「あなたのおかげで、優しさに出会えたよ」という言葉を、今生きている誰かに手渡したい。


今回のクラウドファンディングは、旅の資金集めではありません。
命がつないできたバトンを、次の人に届けるための挑戦です。


もしこの旅を漫画にして残すことで、読んだ誰かが、大切な存在を思い出し、「会いに行こう」そう思ってくれたのなら。


そこでまた、新しい灯が生まれるはずです。


出会えなかった命がくれた学びを、今度は誰かの“出会える未来”につなぐために。

そのための一歩を、私は踏み出します。


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