
はじめまして、森 達雄と申します。
2021年。大分の由布岳で出会った一本の木の枝から、世界中の人々の生活を変え得る知恵を教えてもらいました。それは、「ポールは曲がっていた方が使いやすくなる」という常識を覆す事実です。この発見から生まれたのが、2024年にグッドデザイン賞を受賞した新発想のウォーキングポール『Issoku-CHO(1足長)』です。
『Issoku-CHO(1足長)』は「グリップから1足長下の位置で、杖の先端が1足長前方になるように曲げられています。この形状は「トレッキングポール」や「ウォーキングポール」そして福祉の現場でも使われる「杖」においても有効ということがわかり、この形状のメリットを世の中に伝えることが自分に与えられた役割だと思うようになりました。
この形状のメリットに共感してくれる人も現れてきました。登山アプリの『YAMAP』で有名な、福岡の株式会社ヤマップの春山さんもその一人です。
株式会社YAMAP 春山慶彦CEO
春山さんも、「歩くのが楽しくなる」とおっしゃっています。
その他にも、使っていただいた方からは、「元の、真っ直ぐなポールにもどれない」「長い距離を歩ける」「腰が痛くない」「下りの時にもよい」等のコメントを多数いただいています。
Issoku-CHO(1足長)の形状は『世界のスタンダード(標準)』になる力を持っていると思っています。そして、より多くの人が、この形状に触れることによって、そのメリットが世界に広まっていくものと考えます。
今回、野山を歩くのに適したロアシャフトのオプションとともに、カムレバー式のIssoku-CHO(1足長)を皆様方にお届けしたいのです。まだまだ製造原価が高いため、決して安い金額ではありませんが、より多くの方々に、この形状のメリットに触れていただくことを願っております。
FOREST SEMINAR フォレストゼミナール
森 達雄
キーワードは『Issoku-CHO(1足長)』
「グリップから1足長下の位置で、杖の先端が1足長前方になるように曲げること」によって、ポールの先端と足の位置が近くなります。そのことによって、手と足のリズムが合いやすくなります。そして、手と足で同時に地面を押すことができるので、推進力が得やすくなります。身体のエネルギーを有効活用できるので、より長い距離をより早く歩いたり、走ったりすることが可能です。
トレイルランニングが大好きな山下さんからいただいた開発時のコメントです
また、長距離を歩くのがつらいと感じている方や、ポールを持って歩くことに抵抗がある方には「歩く楽しさ」を取り戻すお手伝いをしたいと考えています。
より多くの方々に『Issoku-CHO(1足長)』を使うことのメリットを実感していただきたい。そして、そのことによって人々の生活の質(QOL)を高め、最終的には世界中の人々の健康寿命延伸に貢献するのが私の願いです。
ご愛用者(小野様)からのコメント
一本の『木の枝』が教えてくれたこと
2021年10月。私は妻と大分の由布岳に登りました。妻は登山口においてある木の杖を使って登っていたのですが、途中で私に杖を使うように勧めるので、私は雑木林の中から、1本の『木の枝』を手に取りました。それが、偶然「く」の字 に曲がっていたのです。それを杖代わりに使ってみたところ、その使いやすさに驚きました。
「く」の字に曲がった木の枝
従来のまっすぐな杖と違い、適度な弾力があります。
腕で後方に押さなくても自然と体が前に進む感覚があります。
そして、何よりも手と足のリズムが合いやすいのです。
「この形状の杖が世の中に出れば、必ず人々の役に立つ」
私はこの感動を一人でも多くの人に伝えたいと強く思うようになりました。そして、その木の枝の形状を分析することによって、歩行杖を使いやすくする法則がわかりました。
そこから、製品化への挑戦が始まりました。特許を取得し、製作してくれる企業を探して、ついに2023年『Issoku-CHO(1足長)』は誕生しました。そして、その年に『地方発明表彰』、その翌年に『グッドデザイン賞』をいただき、徐々にその形状の優れた点が評価されてきています。
「く」の字の形状の歩行杖「Issoku-CHO」
①曲がったポールが生み出すスプリング効果
真っ直ぐなポールの場合、グリップ部はポールの動きに合わせて上下に動きます。それに対して、Issoku-CHO(1足長)はより滑らかな動きをします。そして、真っ直ぐなポールの場合、最適な高さで使っているのはほんの一瞬しかありませんが、Issoku-CHO(1足長)の場合は最適な高さよりも高いところで使う時間帯が長いので、荷重を支えている時間が長いのです。
②肘の角度の変化が少ないので、力をかけやすく、疲れにくい。
真っ直ぐなポールの場合、肘の角度は約50度~120度(可動域70度)の範囲で動いています。

それに対して、Issoku-CHO(1足長)の場合は約60度~110度(可動域50度)の範囲です。
肘の曲げ伸ばしが少ないということは、力の入れやすさや、疲れにくさにつながっています。
【大分豊寿苑リハビリテーション課の皆様による実証実験】より
③ポールの先端が滑りにくい
10kgの荷重をかけた時に必要な摩擦力の比較です。

10kgの荷重をグリップ部にかけた場合、真っ直ぐなポールは約4kgの摩擦力が必要です。それに対してIssoku-CHO(1足長)は約3分の1の1.25kgの摩擦力で済みます。そのため、Issoku-CHO(1足長)の使用者が「ポールの先端が滑りにくい」「先が逃げない」とおっしゃるのはそのような理由です。

①長さの調節が簡単な『カムレバー式』を採用
今回の『Issoku-CHO(1足長)』は『カムレバー式』を採用しました。
ワンタッチで長さの調整が出来るため、使用者の体格や使うシーンに合わせて、瞬時に最適な長さに変更できます。また、ロアシャフトの交換も容易に出来ます。
*シャフトを回して長さ調整をする『スクリューロック式』に対して、シャフトを回さなくても長さの調整が出来る点が『カムレバー式』のメリットです。
素早く長さ調整が可能なカムレバー式を採用
カムレバー式によって、素早く 長さの調節が可能!
②1本で2役! 街も野山も楽しめるマルチユース設計
取り外し可能なロアシャフトを付け替えるだけで、街中のウォーキングから野山のハイキングまで、これ1本で対応します。ウォーキング用のロアシャフトは機内持ち込可ですので旅行のお供にも最適です。
ハイキングに便利なロアシャフト
③世界で唯一の1本にするために吉田彫刻さんに依頼
高倉健さんの腕時計の刻印もされていた大阪の吉田彫刻さんに刻印をお願い致しました。プレーンシルバーのみのオプションですが、世界で唯一をさらに唯一の1本にするためにご利用ください。30本限定です。


これまでの活動・受賞歴
2022年:
-特許取得
2023年:
-地方発明表彰受賞
-SGマーク(安全性証明)スクリューロック式にて取得
2024年:
-グッドデザイン賞受賞
2025年:
-大分県ビジネスコンテスト「OITAゼロイチ」にて、『大分県知事賞』を受賞
-大分県のふるさと納税の返礼品に採用される
-日本経済新聞に掲載される
-RKB毎日放送系列『世界一の九州が始まる!』出演 九州7局にて放映される
特許証・地方発明表彰の授賞式の様子
SGマーク(スクリューロック式 Issoku-CHO)
資金の使い道
皆さまからご支援いただいた資金は、以下の用途にて、大切に使わせていただきます。
目標金額100万円達成の場合
・製作費 60万円
・配送料 15万円
・次期製品開発費 3万円
・CAMPFIRE掲載手数料など 22万円
実施スケジュール
2025年10月 :クラウドファンディング募集開始
2025年11月末:クラウドファンディング募集終了
2026年4月 :返礼品(刻印製品を除く)の発送開始
2026年5月 :返礼品(刻印製品)の発送開始
リターンについて
カムレバー式 Issoku-CHO(1足長) ※色:プレーンシルバー
プレーンシルバーはアルミシャフトを研磨仕上げし、素材の輝きを大切にした製品です。

カムレバー式 Issoku-CHO(1足長) ※色:オールブラック
オールブラックはマットブラックの上にクリア塗装を施し、落ち着きと精悍さを持っています。

カムレバー式 Issoku-CHO(1足長) ※色:シャンパンゴールド
シャンパンゴールドは華やかさの中にも落ち着きのある色で男女ともに人気のカラーです。
【共通仕様】
適応身長:135㎝~185㎝
使用長さ:88㎝~115㎝
収納サイズ:51㎝
重量:約250g/本
グリップ:EVA
シャフト:アルミ合金(Φ16+Φ14+Φ12)
(交換用ロアシャフト重量(先ゴム込み):約80g/本)
*製品の開発過程ですので、製品の改良に伴い仕様が変わることがある点をご了承願います。
*写真の色は実際の色とは異なる場合があります。
ハイキング用ロアシャフト(オプション) ※色:プレーンシルバー
カムレバー式のIssoku-CHOに取り付けることで、ハイキングでも利用できるロアシャフトです。
ロアシャフトの色は、プレーンシルバーのみとなります。
Issoku-CHO 特許 解説参考
Issoku-CHO(1足長)の製品化の元となる特許について解説した文献です。
Issoku-CHO(1足長)の形状が目指す方向をまとめております。

Issoku-CHO (1足長)の解説DVD
Issoku-CHO(1足長)の形状のメリットを知っていただくために、使用場面ごとの動画をDVDにまとめました。DVDには、YouTubeで公開していない動画も収録しています。

「吉田彫刻」による刻印付 Issoku-CHO ※色:プレーンシルバー
創業51年。高倉健さんも腕時計の刻印をお願いしていたという大阪府の『吉田彫刻』さんに Issoku-CHO(1足長)の刻印をお願い致しました。30名様限定で対応致します。色はプレーンシルバーのみとなります。有限会社吉田彫刻:https://www.tokei-kokuin.com

応援コメント
株式会社YAMAP 春山慶彦CEO
「トレッキングポールを使いながら、登山やロングトレイルを歩いて20年以上になります。
一足長の形状は、通常のまっすぐなものよりも歩きやすく、歩くのが楽しくなるポールです。
おすすめできる一品です。」
最後に…… 一緒に「歩く未来」を創りませんか
『Issoku-CHO(1足長)』は若者から高齢者まで三世代が同時に使える『歩行杖』を目指しています。そして、将来的には一人の人が三世代通して使える『歩行杖』、つまり、『一生涯使える歩行杖』を目指しています。
「トレッキングポール」「ウォーキングポール」「杖」 呼び方は違っても、すべては皆さまが自分らしく歩き続けるための道具です。
年齢や体力の変化は自然なこと。
でも、それは「終わり」ではなく「新しい始まり」のサインです。
皆さまのご支援が、多くの人の「歩く喜び」を生み出します。
あなた自身の新しい可能性も、きっと見つかると思います。
一緒に、誰もが歩くことを楽しめる社会を創っていきましょう。
ご支援、心よりお待ちしております。
フォレストゼミナール
森 達雄
最新の活動報告
もっと見るJR九州ウォーキング『九州オルレ奥豊後コース』(2025.11.8)
2025/11/24 21:34「JR九州」「豊後大野市役所」そして「九州オルレ」がコラボをしたウォーキングイベントに『Issoku-CHO(1足長)』が支援参加しました。100名を超える参加者が、朝地駅から竹田駅までの約12キロのアップダウンのあるコースを歩きます。開会式の時に、主催者から『Issoku-CHO(1足長)』の説明をしていただきましたら、約20名の方にIssoku-CHO(1足長)を使っていただく機会を得ました。朝地駅でIssoku-CHO(1足長)を渡し、竹田駅で回収します。そのため、ウォーキングポールを使う人の中では、Issoku-CHO(1足長)を使う人の割合の方が高い状況が生まれました。使われた方は口々に「よかった」「使ってよかった」とおっしゃっていただきました。『オルレ』のようなコースには最適なウォーキングポールです。 もっと見る
『Forbes JAPAN』(2025.10.29)
2025/11/18 00:22『Forbes JAPAN』にYAMAPの春山さんとの記事が掲載されました。Issoku-CHO(1足長)の形状に対する理解者の声が大きなエネルギーを与えてくれます。 【Forbes JAPAN】ヤマップも太鼓判!歩くことに没入できる「カモシカのような不思議な杖」https://forbesjapan.com/articles/detail/84109?read_mor もっと見る
『九州・山口ベンチャーマーケット2025』にて『優秀賞』を受賞!
2025/11/16 22:0310月21日、各県を代表する2名ずつの企業家、計18名が福岡に集まり、『九州・山口ベンチャーマーケット2025』にてプレゼンを行いました。その中で、フォレストゼミナールは大賞に続く『優秀賞』をいただきました。健康部門の『ウォーキングIssoku-CHO(1足長)』、スポーツ部門の『トレッキングIssoku-CHO(1足長)』に続いて、来年度発売を計画している医療・介護福祉部門で有効な『歩行杖Issoku-CHO(1足長)』をともに開発してくれるパートナーを求めて登壇しました。今後の繋がりに期待したいと思います。 もっと見る







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