皆さまプロジェクト終了まで1週間を切り、残り6日になりました!ただ今、このプロジェクトで一番力を入れているカレンダー写真についての投稿を1枚ごとにしております、本日は10月の写真になります。10月: The Hunter's Supermoon 2024夕暮れの空を焦がすように昇る大きな月。濃密な黄金色に染まった満月は、秋の深まりと共に人々の心の奥にある温もりを優しく照らし出し、また、月に重なる一機の飛行機は、誰かのもとへと向かう旅路を象徴し、見えない想いが空を駆けてゆくようです。私がカレンダーを制作する時に取り扱う3つのテーマ1. 季節が巡るニューヨーク日本人として自然と惹かれる“四季”の感覚を、ニューヨークの街に重ねました。春のセントラルパーク、夏の空、美しく染まる秋、冬の静寂。ページをめくるたびに、季節の香りや空気がそっと伝わるような写真を選んでいます。2. その時代に生きる街の物語日々変わり続けるニューヨークには、偶然や奇跡のような一瞬が溢れています。イベントや街角の表情、人々の息づかい。その年、その時だからこそ出会えた景色を収めました。かつては当たり前にあった街角が、今はもう記憶の中にだけ存在する“今”という時間を閉じ込めた、ニューヨークの鼓動を感じていただけます。3. 「月とニューヨーク」シリーズそしてこのカレンダーの象徴とも言えるのが、2011年から撮り続けているテーマ「月とニューヨーク」。ニューヨークの地下鉄と一緒に写し込んだスーパームーン、ビルの谷間に昇る中秋の名月、ブルックリンブリッジに向けて見上げる月の出——どれも時間が止まったような瞬間を纏っています。このシリーズは、私が最も大切にしている“ニューヨークのもうひとつの顔”です。では皆さま、引き続きよろしくお願い致します。Triangle NY植山慎太郎





