新たな挑戦、ここに始動!
2027年、日本が世界の舞台となる──「ワールドマスターズゲームズ2027」

私は、その聖なるトラックで、陸上・棒高跳に挑む。
これはただの競技ではない。人生のすべてを懸けた、魂の戦い。
この瞬間から、私の“覚悟”が試される。
目指すは、世界の頂点──。
その頂をつかむべく、ポールを握るのはこの私――吉田和泉です。
はじめまして。宮崎県宮崎市生まれ、東京都あきる野市在住の吉田和泉と申します。棒高跳を始めて、今年で18年目を迎えました。
そして今、私は2027年に日本で開催される「ワールドマスターズゲームズ」への出場を目指し、日々挑戦を続けています。

【棒高跳との出会い】
私が棒高跳という競技に出会ったのは、2000年のシドニーオリンピックの女子棒高跳の中継を偶然観た時でした。テレビの前でその魅力に心を奪われ、いつか自分もこの競技を行いたいと強く思い、これが自身が棒高跳を始めるきっかけになりました。
【諦めなかった情熱──夢への扉が開いた瞬間】
当時、東京都内では陸上部はあっても棒高跳を行っている学校はほとんどなく、私がこの競技に挑戦するまでに大分時間がかかってしまいました。
それでも、棒高跳への情熱は消えることなく、筑波大学の推薦入試に合格した際、初めて大学の競技部を訪れることができました。そして、ポールを使わせてもらいようやく自分の夢に一歩近づいた気がしました。

【待ちうけていた悲しい現実】
しかし悲しい現実が待ち受けていました。陸上競技部のコーチから「今から競技を始めても、君は強くなれないだろう。」と言われ、入部を拒否されてしまったのです。その瞬間、私はあまりのショックで言葉を失い、泣きながら両親にそのことを伝えたことを今も鮮明に覚えています。
その後、私は陸上同好会で棒高跳を行うことになりましたが、あの経験があったからこそ、今でも私は諦めずにこの競技に挑み続けているのかもしれません。

【私が棒高跳を続ける理由】
私は精神障害を持っています。そんな私が障害を抱えながらも棒高跳を続ける理由。それは、この競技が私の心を深く掴んで離さないからです。棒高跳は単なる「跳ぶ」競技ではありません。体操、スプリント、筋力トレーニング、さらには水泳の要素まで取り入れる、非常に多面的な挑戦を必要とします。
私にとっては常に新しい挑戦であり、自己成長を感じるものとなっています。
【空を越えて、自分を越える──限界の先にある達成感】
障害を乗り越える道のりは決して簡単ではありません。体調や精神面の波もあります。しかし、棒高跳の練習を通じて、私は自分の限界を超える瞬間を体験してきました。ポールを持って空を飛ぶ感覚、そして次第にその高さが増していく瞬間に感じる「達成感」は、他のどんなものにも代え難いものです。

【不可能を、跳び越えて──挑み続ける私の原動力】
棒高跳の魅力は、その一瞬一瞬が自分を超えていく挑戦だからこそ、どんな困難があっても心が折れないのです。
そして、この競技が持つ「不可能を可能にする」という力が、私を動かし続けています。心の障害に立ち向かいながらも、私はこの競技に挑み続け、次のステージに進むための力をもらっています。
障害があっても私は諦めない。棒高跳に夢中でいられる限り、私は前進し続けます。

【才能に疑いを抱いた日々――はじめての壁と挫折】
筑波大学に入学し、ようやく棒高跳を再開できた時、私は言葉にできないほどの幸せを感じました。長い間の辛い日々の中で、この瞬間を夢見ていたからこそ、その喜びはひとしおでした。
しかしその喜びもつかの間、大きな壁にぶつかりました。棒高跳の初歩の突っ込み動作を一人でできるようになるまでに予想以上に時間がかかり、約1ヶ月を要しました。さらに、ポールにぶら下がることさえ上手くいかず、手を離してしまうこともありました。その度に、私は自分には棒高跳の才能がないのではないかと感じ、挫折の連続に苦しみました。過去に器械体操をしていた経験が、逆に自信過剰になりすぎていたのです。
【心の闇に包まれても──それでも棒高跳を諦めなかった】
そして更なる悲劇が私を襲います。大学に入学したその年に鬱病を発症し、生活は一変。棒高跳を続けるどころか、日常生活すらままならなくなりました。治療を続ける中で、自分の過去の辛い記憶がフラッシュバックし、深い絶望感に囚われました。
精神的な障害は、私にとって想像以上に辛く耐えがたいものでした。日々の生活がままならず、心が重く沈んでいく感覚に囚われ、何度も自分がこの先どうなるのか不安でいっぱいになりました。しかし、それでも私は一度も棒高跳を辞めようとは思いませんでした。また競技をしたい!との強い思いから何度も休学と復学を繰り返しました。

最終的には大学を中退することになってしまいましたが、それでも私の情熱が消えることはありませんでした。障害をオープンにして社会人として働きながらも、私は棒高跳に挑戦し続けることを心に誓ったのです。
【海外への第一歩──夢の舞台への新たな挑戦】
そして、2027年に開催される自身初の海外大会に挑戦することを決意しました。
この大会は私にとって新たなステップであり、次なる自身の成長のための大きなきっかけとなると信じています。新しい挑戦に向けて全力を尽くし、今後も困難に立ち向かい続けていきます。
★これまでの主な成績★
◎第 54 回 はちおうじT&F トライアル 女子棒高跳 3 位

八王子市で開催される「はちおうじ T&F(Track & Field)トライアル」は、中学生・高校生を中心とした陸上競技の記録会・試合形式の選手育成大会です。八王子アスレチッククラブ主催で、毎年開催され、記録向上を目指す選手に場を提供しています。
◎第 25 回 東京都障害者スポーツ大会 優勝

「東京都障害者スポーツ大会」は、東京都が主催する障害者のための総合スポーツ大会で、障害のある方々がスポーツに親しみ、日ごろの練習成果を発揮することを目的としています。全国大会への選考も兼ねた重要な大会でもあります。
◎第 32 回 東京マスターズ大会 W25 女子棒高跳及び砲丸投 優勝

「東京マスターズ大会」は、マスターズ「混成五種競技」に特化した公式記録会です。全世代のマスターズ選手が参加し、各自の競技力を確認する重要な舞台の一つです。
◎第 40 回 記念東京マスターズ 陸上競技選手権大会 W30 女子棒高跳び 優勝

「記念東京マスターズ陸上競技選手権大会」は、初心者から元実業団選手まで幅広い層が参加する、年齢別で安全に競えるマスターズ公式大会です。生涯スポーツとして陸上を楽しむ人々の発表の場であり、記録を目指す選手にも最適な大会です。

【世界が集う舞台へ──ワールドマスターズゲームズ2027とは】
「ワールドマスターズゲームズ2027」は、日本で初めて開催される世界最大級のシニア向けスポーツイベントです。年齢や競技経験を問わず、世界中のアマチュア選手が集まり、多彩な競技で競い合う“生涯スポーツの祭典”です。
当初は2021年に「ワールドマスターズゲームズ2021関西」として予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期され、2027年に開催されることとなりました。
大会では陸上、サッカー、水泳、テニス、バスケットボールなど、100以上の競技が実施予定。棒高跳もその一つとして、多くのシニアアスリートが日々の努力の成果を発揮し、年齢や経験の壁を越えて目標に挑みます。参加者にとっては待ちに待った大会であり、熱い戦いを繰り広げることでしょう。

【夢の集大成を、世界へ──私が挑む理由】
私もこのワールドマスターズゲームズ2027に出場することを目指して、日々のトレーニングを続けています。これは私にとって、競技者としての集大成となるだけでなく、障害を抱えながらも夢を追い続ける自分の姿を世界中に示す絶好の機会でもあります。
この大会を通じて私自身の成長を実感し、競技への情熱をさらに深めるとともに、同じようにスポーツを愛する全ての人々に勇気と希望を与えることができればと思っています。
また日本での開催ということで、国内のスポーツシーンにおける更なる活性化や、シニアアスリートへの関心を高めるきっかけになることを願っています。

【趣味じゃない、本気の挑戦──伝わらなかった想い】
棒高跳は単なるスポーツではありません。それは自分の限界に挑戦し、成長を実感できる特別な競技です。しかし、この競技を始めるためにはいくつかの現実的な障壁があります。
まず棒高跳の認知度があまりにも低いことです。実際私が入社した企業においても、私が身命を賭して棒高跳に取り組んでいることが理解されず、非常に悔しい思いをしました。企業側は私の活動を趣味程度にしか認識しておらず、その情熱や本気度を全く理解していませんでした。
このギャップを感じるたびに、私は自分が棒高跳に対してどれほど真剣に、全力で取り組んでいるのかを周囲にもっと理解してもらいたいと強く感じました。
陸上競技そのものがまだ十分に認知されていないことも棒高跳の普及を難しくしています。特に棒高跳は競技人口が少なく指導者も限られているため、競技を始めるためには外部の指導を受ける必要があります。
そのため、海外の優れた指導者を招聘して、国内の指導者を育成することが求められています
【道具と環境の壁──それでも棒高跳を続けたい】
さらに大きな障壁として棒高跳に必要なポールの問題があります。ポールは非常に高価であるため、個人で購入するのは容易ではありません。年々高騰するポールの価格は、一本あたり10万円以上にもなります。

また、ポールを扱うには正しい技術と知識が不可欠で、誤った使い方をすれば、最悪死に直結する重大な事故に繋がる危険性もあります。安全面を確保するためには、経験豊富な指導者が必要であり、指導者がいない地域では練習自体が難しくなるのが現実です。

【広がる地域格差──誰もが跳べる環境を目指して】
さらに、日本では棒高跳の練習環境が整っていない地域も多くあります。特に、都道府県によって競技の盛り上がりに差があり、棒高跳専門の施設がある地域もあれば、ほとんどない地域もあります。

東京都などの都市圏では、学校で棒高跳の指導が受けられる機会が限られており、指導者がいない学校では練習すること自体が困難です。
こうした地域格差が、棒高跳を広める上での大きな課題となっています。
【命を託す道具──ポールの価値と安全意識】
私自身、地域での指導活動を通じて、ポールを粗末に扱う場面をたびたび目にしてきました。これは非常に危険なことであり、強い危機感を覚えています。

◎ポールは1本10万円以上の高価な道具
◎しかし、それ以上に「命を預ける相棒」でもあります
◎適切な使い方をしないと、重大事故の原因になることも
◎技術向上だけでなく、安全確保のためにも正しい知識が必要
◎安全な競技環境には、道具の重要性を理解する意識の浸透が不可欠です
棒高跳の普及にあたり、ポールの扱いに対する理解と敬意を高めることが急務だと感じています。
「棒高跳びの魅力を広げるために――普及と未来への挑戦」
現在の課題は山積みですが、これを少しずつ解決していくことで、棒高跳をもっと多くの人に知ってもらうことはできると考えています。実際に学校の体育の授業や地域のイベントなど身近な所で棒高跳を体験することができれば、その魅力を知る人が増えるはずです。
棒高跳の楽しさや達成感を多くの人に伝えることが、私にとっての使命だと考えています。
この目標を達成するため、今後私は棒高跳の練習施設を設立したいと考えています。体験会や試合、合宿などを通じてより多くの人々に棒高跳を体験してもらいたいです。こうした活動を通じて棒高跳の魅力を広め、より多くの人々にその素晴らしさを知ってもらうことが、競技の発展に繋がると信じています。
私は棒高跳に人生を賭ける覚悟を持ち、その普及に力を入れていくつもりです。
棒高跳に必要な競技用ポールは非常に高価で、選手の体格や技術レベル、その日の気温や風向きといった細かな条件に応じて、複数本を使い分ける必要があります。
1本あたり10万円を超えることも珍しくなく、実戦で安全かつ安定したパフォーマンスを発揮するためには、
最低でも10本以上=総額150万円程度のポールが必要です。
さらに、競技に集中するためにはポール以外の備品も欠かせません。ウェアやスパイクシューズ、競技用サプリメント、そしてパフォーマンス向上と体調維持のために必要なトレーナー指導費など、これらを含めた諸経費は約100万円にのぼります。
したがって、今回のクラウドファンディングでは、総額250万円を目標に設定させていただきました。
◎150万円:ポール購入費(最低10本以上、競技用セット)
◎100万円:ウェア、スパイクシューズ、サプリメント、トレーナー費用などの競技環境整備
このご支援は、単なる費用の支援ではありません。
私にとっては「安全」と「記録」、そして「夢への挑戦」を支える命綱そのものです。
皆様からの温かいご支援は、ポールという翼を与えてくれるだけでなく、競技に必要な環境を整え、2027年のワールドマスターズゲームズという世界の舞台へ羽ばたくための大きな力になります。
【空を飛ぶための“相棒”――棒高跳とポールの現実】

棒高跳は、ただ技術や体力だけで跳べる種目ではありません。選手にとってポールは、身体の一部であり、命を託す「相棒」であり、空へと羽ばたくための「翼」でもあります。
跳躍中、自分の全体重を預けられるのは、たった1本のポールだけ。そのポールに絶対的な信頼がなければ、踏み切ることも、バーを越えることもできません。
しかし、この「相棒」はとても高価で繊細な道具です。1本10万円以上することも珍しくなく、しかも1本だけでは到底競技になりません。
■ 棒高跳に必要なポールの条件
◎競技には複数本(最低でも10本以上)のポールが必要
◎体重・筋力・助走スピード・技術レベルに応じて使い分けが必要
◎その日の風向きや気温など、微妙な天候にも対応する必要がある
◎ポールの種類を変えることで、成功率や記録に大きく影響する
■ 実際にかかる費用と現実
◎必要なポールの本数:10本以上
◎ポール1本あたりの価格:約10〜20万円
◎総額:約150万円以上
◎個人でまかなうには非常に厳しく、競技継続の大きな壁となっている
私は日々、自分の技術と心を磨きながら地道な練習を重ねていますが、いくら努力してもどうにもならない「道具の壁」に何度も突き当たってきました。
それでも、私は空を飛びたい。そして、その姿を見た誰かに「挑戦する勇気」を届けたいと願っています。
【ポールは「命綱」、そして「夢の鍵」】
ポールは私にとって、夢を現実に変えてくれる「命綱」です。適切な道具がなければ、安全も記録も守れません。そして、日本では棒高跳の環境が整っていないことも多く、練習のたびに遠方へ通わざるを得ないこともあります。
さらに、今後はワールドマスターズゲームズなど国際大会への挑戦が増え、遠征費や宿泊費、ポールの運送費など、負担はますます大きくなります。ポールは特殊なサイズゆえに、運送には専門業者が必要で、費用も高額です。
【競技に向き合う環境整備――「道具」だけではない、継続のための支え】
棒高跳は、非常に専門性の高い競技です。跳ぶ技術だけでなく、日々のコンディション管理や丁寧なサポート体制が不可欠です。
競技力を維持・向上させるためには、次のような要素がすべて重要になってきます。
◎適切なウェアやスパイクシューズの着用
◎体調を整えるためのサプリメントの摂取
◎専門的なトレーニングと身体のケア
◎継続的に支えてくれるトレーナーの存在
これら一つひとつの取り組みが、選手の「安全」と「記録」の両立を支えているのです。
棒高跳という競技に真剣に向き合い、挑戦を続けていくには、ポールなどの道具だけでなく、日々の体づくりや環境整備も欠かせません。
皆さまからのご支援は、こうした目に見えにくい“土台”を支える、大きな力となります。
今回のクラウドファンディングでは、こうした諸経費も含めた競技環境の整備に、ご支援を活用させていただきたいと考えています。

皆様からの温かいご支援は、単なる金銭的な援助ではありません。それは、私の夢への挑戦を支えてくれる「命綱」そのものです。ポールを揃え、移動し、競技に集中するための環境を整える――それらすべてを実現させてくれるのが、皆様の応援です。
あなたのご支援が、私の挑戦の一歩となり、不可能に見える壁を乗り越える力になります。空を飛ぶという夢を、現実のものとするために。
どうか、この挑戦を一緒に支えていただけませんか?
皆様のご支援に感謝を込めて、ささやかではございますが、以下のリターンをご用意いたしました。

◎1,000円のご支援:【お礼のメッセージ】
心を込めて、お礼のメッセージをお送りします。皆様からの温かい応援が、私の挑戦の大きな力になります。

◎5,000円のご支援:【お礼のメッセージ+進捗状況報告メール】
お礼のメッセージに加えて、このプロジェクトの進捗状況を定期的にメールでご案内いたします。

◎15,000円のご支援:【お礼のメッセージ+進捗状況メール+オリジナルTシャツ】
お礼のメッセージ、進捗状況メールに加えて、このプロジェクトのためにデザインしたオリジナルTシャツを1枚お届けします。このTシャツを着て、ぜひ一緒に棒高跳の挑戦を応援してください!
(※Tシャツデザインはイメージです。変更になる場合がございます。)


◎20,000円のご支援:【お礼のメッセージ+進捗状況メール+オリジナルTシャツ2枚セット】
お礼のメッセージ、進捗状況メールに加えて、オリジナルTシャツを2枚セットでお届けします。親子やご家族で、ぜひこのTシャツを着て棒高跳の魅力を広めていただけると嬉しいです。
(※Tシャツデザインはイメージです。変更になる場合がございます。)


このプロジェクトをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
皆様からの温かいご支援が、私の挑戦を支える力です。これまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、棒高跳への尽きることのない情熱と、「不可能を可能に」したいという強い思いが、私を突き動かしてきました。そして、その挑戦を続けるためには、皆様からの温かいご支援が不可欠です。
ポールは、私にとって単なる道具ではなく、夢の舞台へ跳び立つための「翼」です。皆様からのご支援によって、その「翼」を得て、2027年のワールドマスターズゲームズという夢の舞台に立つことができます。
この挑戦は、私自身の集大成であると同時に、障害を抱えながらも夢を追いかける全ての人に勇気と希望を届けるための挑戦でもあります。皆様からのご支援の一つひとつが、私の挑戦を支え、多くの人々の心に届く力となると信じています。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。






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