自己紹介
吉本興業でお笑い芸人をしています、ぼんちきよしと申します。過去に漫才師として舞台に立った経験やタイで暮らした経験を活かして2021年から写真の勉強をしながら活動しております。
このプロジェクトで実現したいこと
2025年 10月8日(水)から10月12日(日)までの5日間
奈良県の生駒芸術会館/美楽来にて初の写真展を開催します。
来年はタイの首都バンコクで初個展を開催予定をしています。





8年前に大きな怪我をした事がキッカケ

お笑いの世界からカメラの世界へ飛び込んだ理由
ほとんど話してこなかった事。
色々と考え悩みましたが今回の事をきっかけに
新しいスタートをきる事ができたらと思い素直に書かせていただきます!
僕は今から8年前にタイで事故にあい、歯が幾つか折れたり下顎の骨折や内側靭帯損傷・肋骨の打撲でタイの病院に救急で運ばれ緊急手術をしました。
目が覚めた時にはICUに入っていて口の中は針金で固定され、口を開ける事ができない状態で会話も食事も一切出来ず、傷口が開く理由でベッドに頭と手足を固定されたまま、目だけしか動かせない状況で数日タイの病院で1人過ごしました。
この全く動けない無の状態が1番しんどかった。
周りには伝える時間も無く手術になったので会社の人に発見してもらうまで時間がかかり、大変ご迷惑をおかけしました。
その後は会社と話し合いの結果、タイでの治療が困難と判断され日本に緊急帰国して治療する事になりました。
その後は日本の病院に約4年間通い治療を続けたましたが結果は最悪な方向へ
整形外科・口腔外科医・精神科医・疼痛緩和外来と4つの科にリハビリも含めて通いつめ治療してきましたがお医者さんにもうこれ以上は通院しても治らないと診断され『オトガイ神経断裂』は一生治らないと診断を受けました。
症状は口と顎にビリビリと強くこびりつく痛みと痺れが残り例えるなら正座をした時になる痛みとビリビリ感がずっと顎と口の周りに常にある状態です。
口の周りにご飯粒が付いても全くわからなく歯を抜いたあの腫れぼったい感じにも似ています。
神経の痛みは見た目はわからないから我慢さえすればどうにか隠せますが手術の傷跡が顔の右下に大きく残る結果となりました。
もう人を笑かすお仕事には戻れないと思い面接へ
話す事も人前に出ることがしんどくなり、精神科医に通い心の病気の治療も4年しました。
お笑いの世界を諦める覚悟で大阪の福島区にある大手のタクシードライバーの面接に行き最終の3次審査まで残りましたが最後にあった健康診断と問診で引っかかってしまい落ちました。
理由は顎の痛みや心を和らげる薬を服用している事がNGと診断されました。
その後はフォークリフトの免許を取得して運送業の面接などにもいきましたが中々受からず最終的に、友達の会社にお声がけ頂き倉庫で荷物の仕分けのアルバイトを2年間させて頂きました。改めて感謝いたします。
これでダメなら諦めると決めて最後にやった事
アルバイトをする中でやっぱりもう一度お笑いや表現の場に携わるお仕事がしたい気持ちが捨てきれず、恩師や友人に相談し叱咤激励をうけました。
話し合いの後に自分の生活態度を改めると誓い。
その為に決めた3つの約束。
お酒を辞める事
タバコを辞める事
仕事意外は一切出歩かない事
この3つを決め実行し
5年以上が経ちました。
その他にも1日も休まず丸3年間やり続けた事
生活の中にカメラを取り入れ晴れの日も雨の日も関係なく。台風の日はカッパを着て防水バックにカメラを入れて自転車に乗り出かけました。
夜明けに神社やお寺さんに参拝に出かけて手を合わせてる事もやり続けました。
この道で行くと決めてカメラの世界に飛び込んみました。
とにかく自分の中で自信が持てるまで丸3年は自分を信じて毎日やり続け、周りには写真家になると言わず。
『YouTube』や本を見て実践を繰り返しました。
今振り返ってみると。何かに取り憑かれたようにやり続けた事で根拠のない自信と根気が身につきました。
生活習慣がガラッと変わると今まで気付かなかった日常の景色や当たり前な事の大切さを痛感し
雨の日にしか見れない雫の綺麗さ
路地裏に咲く花の凛とした姿や
夜明け前の一瞬だけ輝く空の美しさ
当たり前な日常を写真に納めては学ぶ日々
早朝の公園にも通いラジオ体操の人達と仲良くなって無料でモデルをお願いしては実践の勉強をして、お礼に写真をプレゼントをさせて頂いた経験にも感謝です。
※写真のお婆ちゃんは90歳超え(投稿許可済み)


カメラをする事で気づいた『当たり前な日常』と『感謝の気持ち』
これは怪我のおかげで知れました。ひねれば飲める水が出る事・口を開けて食べれる事・歩ける事・子供にご飯を作れる事・どんな些細なことでも今は毎日感謝の気持ちになります。
海外経験のおかげで日本の豊かさや素晴らしさにも改めて気づけた事も大変ありがたいです。
顔の傷や顎の痛みは治らないけれどそれも含めて
生きてる証と感じます。
この傷と痛みとは一生のお付き合いすると決めてから心も楽になり仲良くなりました
1つのテーマ持って3年間撮り続け
タイの田舎や日本を周り撮り続けた3年間の記録
アジアのエネルギッシュな日常と笑顔
日本の町工場で働く職人さん
大衆演劇の役者さんの一喜一憂の姿
お笑い芸人さんの舞台
屋台で働く人やアジアの文化や景色
1つ1つにリスペクトと思いを込めて撮りためた初の写真展
【Good Morning Asia】
これが僕のテーマです。











見た人が旅をした気分になったり、懐かしい気持ちになったり。
会話をしながらゆっくり楽しめる個展にしたいです。
また来年開催予定の海外の個展も同様に言葉が通じ無くても両国の文化や日常が楽しめるように考えてます。
プロジェクトをやろうと思った理由
昨年の春に吉本の方からお話を頂き、軽い気持ちで会場の見学に行くと想像の何倍も大きく、中庭まであるとにかく大きな会場に驚きました!
今の自分にはまだまだ早いと思いお断りするお話をしたら『この会場予約は1年以上待ち』『こんなチャンスは2度とないし、ずっと写真してきたんやろ?』『いい写真もあるんやから自信もって』とアドバイス頂き『もう後悔はしたくない』『自分の新しい表現の場はここだ』と思いチャレンジする事に決めました。
やると言ったものの!あまりにも知らない事が多すぎた。
額装や写真のプリント・運搬・スタッフ費用など展示会は実施には想像以上に運営の費用がかかる事を知りました。(本当に無知で申し訳ございません)
背伸びをしない無理をしない個展も考えましたがタイでの開催のお話や日本での今回の開催も合わせてこんな機会は今しかないと思いこの度はクラウドファンディングを通じて皆様からのご支援ご協力ををお願いすることにしました。勝手でわがままな事も理解もしております。
どうか少しでも皆様のお力添えをよろしくお願いします。
これまでの活動と芸歴
今年で芸人としては芸歴31年目になります
1994年〜ぼんちおさむ師匠に入門
2年間の弟子修行/ぼんちおさむの3番弟子
兄弟子にはジミー大西
吉田ヒロ
弟弟子にチャド・マレーン
2000年から2013年まで漫才師『つばさ・きよし』としての活動
2001今宮えびす漫才新人コンクール〜香川登志緒賞
2005年末NHK上方漫才コンテスト優秀賞
2013年 コンビ解散
2014年からピン芸人として活動
2015年4月〜アジア住みます芸人としてタイで活動〜
三菱エアコンのCM/メイン出演/タイのバラエティーTVやイベントに出演
NHKクローズアップ現代に特集を組んで頂き過去2番目の高視聴率9.2%

2017年9月 タイ住みます芸人を卒業



写真の活動へ
2021年 YouTubeを参考に独学で写真の勉強する
2022年 写真家『野村誠一さん』YouTube番組を観た事で写真の考えが変わりより一層写真の世界に興味を持つ
2023年 野村誠一さんのフォトウォークなどに参加『野村倶楽部』を通じて沢山の方々と交流を深める。
2023年から本格的に企業様や大衆演劇の宝海劇団様・女子ラグビーなどのスポーツ撮影や海外撮影・芸人さんのポスター撮影などのご依頼が頂けるようになる。
2025年 7月に京都のAMS企画『光と影』に出展
2025年 バンコク日本博2025の撮影でタイへ
2025年の12月には京都の嵐山にあるお寺『西光院』さんで合同個展開催予定






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