ある日、突然告げられた「ステージ4の大腸がん」。
完治の見通しが立たない中で始まった、過酷な投薬治療。心も体も押しつぶされそうになる日々のなか、「この命をどう生きるか」を何度も問い続けました。
出した答えは――“今の自分にしかできない挑戦”をすること。
それは、投薬の合間を縫って日本各地を巡り、YouTubeチャンネルを開設して「命のメッセージ」を発信するという挑戦です。
痛みも不安もあるけれど、だからこそ見える風景、出会える人、伝えられる想いがある。
がんと共に生きる人たち、大切な人を想うすべての人へ、「今を生きる」力になるようなメッセージを届けたい。
これは、そんな発信活動を行なっていくためのプロジェクトです。
しかし、実際のところ現状は抗がん剤の副作用ために髪は抜け始め、口内炎だらけで食べれない・喋れない、顔も真っ赤になってシワシワに…。骨にも転移しているため、歯も抜かれてしまっています。また、左肩にガンが転移していて、左手が不自由になってしまっています。
有り難いことに「また歌ってほしい」とも言っていただいていますが、正直このままの状態では人前に出るのは難しい状況です。
Youtubeで発信するにも、まずは皆様の前に出ていくためのケアや医療用ウィッグなど、私自身を整えるところから始める必要があります。
その上で、発信活動のための旅費・撮影機材・編集費などを、クラウドファンディングで募らせていただきます。
私の残りの命の火が、誰かの希望になるように。どうか、皆さまの力を貸してください。
何卒よろしくお願いいたします。
自己紹介
はじめまして。
Seikoという芸名でものまねタレントとして活動している高橋ひろみと申します。

私はアイドル歌手・松田聖子さんのものまねで注目していただき、これまでイベントやステージ、テレビなどで歌ってきました。
フジテレビさんの「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」でレギュラー出演、テレビ朝日さんの「ミュージックエンター」では松田聖子さんご本人と共演もさせていただきました。
松田聖子さんのモノマネ歌手として活動
「歌は心」と信じ、笑顔と元気を届ける活動を続けてきましたが——今、大きな転機を迎えています。
プロジェクトの背景
エンターテイメントの世界で活動させていただいていた私ですが、ある日を堺に全てが変わってしまいました。
思いもよらない突然の宣告。医師から「ステージ4の大腸がんです」と告げられました。
信じられない気持ちと、身体に走る不安。完治の見込みがないと聞かされ、言葉を失いました。
治療はすぐに始まり、吐き気や倦怠感、痛みとの闘い。
それでも、心の奥にずっとあったのは——「私はまだ終わっていない」「私にしかできないことがある」という想いでした。
闘病中の私だからこそ、届けられるメッセージがある。
歌を、旅を、命の記録を通して、誰かの「今日を生きる力」になれるのではないか…。
そんな想いから、今回のプロジェクトを立ち上げることを決めました。
心の支えになってくれている愛犬たち。この子たちの将来も不安です。
突然の告知“余命3ヶ月”
ステージ4の大腸がん
診断の結果は、大腸がん。そして手術不可のステージ4。
「何もしなければ余命は3ヶ月」という、あまりにも過酷な現実を突きつけられました。
実は、大腸がんは女性のがんによる死亡原因の第一位。そんなことも、自分が病気になって初めて知りました。
全身転移しているので、今は緩和治療で延命目的の放射線治療と、2週間に一度の抗がん剤治療を受けています。
この治療が死ぬまで続くというのです。
朝から夕方まで、病院のベッドで胸に埋め込んでいるCVポートに抗がん剤を点滴して、自宅で行う抗がん剤を2日分持たされて帰宅。
それから5日〜7日位は具合が悪い状態が続いて寝たきりになり、次の抗がん剤治療まで休養する、というサイクルを繰り返しています。
周りに相談できる人や苦しみを共有できる人がおらず、孤独な闘いは本当に辛く、寂しいです。
プロジェクトでやりたいこと
私の経験を誰かの力に
病院で抗がん剤を打ってから次の治療をするまでの休薬期間。その休薬期間に、旅に出たいんです。
投薬の合間を縫いながら、日本各地を巡ります。
いろいろな風景や人との出会いから、私自身の生きる英気・闘病を続ける気力を養いながら、旅の中で感じたことをYouTubeで発信することで、がんとともに生きるリアルを、明るく、力強く伝えていきたいのです。

これまではものまね・歌を通じて皆さんに元気をお届けしてきましたが、これからは私自身の想いや「今」を命のメッセンジャーとして伝えることで誰かの力になれたらと考えています。
Youtubeチャンネルの中では
・旅の様子
・出会う人々との対話
・その時々で感じていること
・体調のリアル
・「生きる」ことについて
などを、その土地土地で語る動画を配信していきます。
病と共にあるからこそ、当たり前の風景や何気ない言葉が特別に輝いて見える。
そんな瞬間を、皆さんと共有したいのです。
独りじゃない
同じように闘っている人たちに
また、私の旅と発信を通じて、同じように闘病している方、家族を看取った経験のある方、そして人生の意味を見失いかけている誰か。
そんな人たちが、自分自身と向き合い直し、「自分の命にも意味がある」と思えるような希望を育てていきたいと考えています。
闘病生活は本当に孤独です。
私が声を上げることで、独りで辛い思いをしている人たち・苦しみを抱えている人たちに、「同じ境遇の人がいるんだ」と知ってもらい、そんな人たちが思いを分かち合える機会を作っていきたいと考えています。
人は一人では生きていけません。辛いときほど支えが必要なんです。
私自身、苦難の真っ只中にいますが、当事者である私が世の中に出ていくことで、病と闘う人たちが社会と切り離されてしまう現実に新しい風を吹かせられたらと願っているのです。
未来へのバトン
今の私にできること
このプロジェクトのゴールは、ただ旅をすることや動画を配信することではありません。
命や生き方を見つめ直す文化の芽を育てたいと思っています。
それは、命の記録を遺し、未来へと渡す「バトン」です。
私は今、ステージ4のがんと共に生きています。お医者さんから回復の見込みはないと言われました。
けれども私は、「命の終わり=すべての終わり」ではないと思っています。
むしろ、自分がここに生きたという証を、誰かの希望や支えとして残していくこと——それが、今この時を生きる私にできる最大の挑戦であり、贈りものだと感じています。
このプロジェクトが生み出す映像、言葉、出会い、そして歌は、やがて私がこの世界から旅立ったあとも、きっと誰かの心に残り、寄り添い続けてくれると信じています。
プロジェクトのその先へ——
“命のアーカイブ”として
私は、ステージ4のがん患者です。でも、私は「生きる希望を伝える人」でもありたい。
この旅と発信を通して、病気と共に生きる人たちが“自分らしくあれる場”をつくり、「がん=終わり」ではなく、「がん=対話の始まり」となるような、そんな社会のまなざしを変えていく一歩にしたいのです。
動画はその記録であり、私の生きた証であり、誰かの心をそっと支える「灯火」になったらと願っています。
そして、この旅を応援してくれた方々と共に、病気に限らず生きづらさを抱えるすべての人たちが、「ありのままの今」を肯定できる社会を目指します。
この旅は、私個人の挑戦であり、実は誰もが直面する「命とどう向き合うか」の問いへの道のりでもあります。
だからこそ、このプロジェクトはあなたの物語とも、きっとどこかで重なる、あなたを含めた「生きること」を本気で考えるすべての人たちのための物語です。
私が今できるのは、「今の私」を発信すること。そして、それを皆さんと「分かち合う」こと。
どうか、この命の旅に伴走してください。この記録が、私の命の先に続く光となりますように。
—— 一緒に、生きる意味を探しませんか?
そして、同じように悩んでいる誰かへ、「ひとりじゃないよ」「あなたのにも、まだできることがある」と伝えたい。
いつかこの活動が、がん患者やそのご家族にとっての希望の灯となり、「生きる力」を届けられる存在になることを目指しています。
この想いに共感いただける方は、ぜひプロジェクトにご支援いただき、一緒にこの旅を歩んでいただけると嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。
リターンについて
お礼のメッセージ 3,000円
ひたすら応援コース
とっても応援 5,000円
全力応援! 10,000円
本気で応援! 20,000円
応援スポンサー
Aプラン 30,000円
Youtubeでスポンサー様としてお名前をご紹介いたします。
Bプラン 50,000円
Youtubeでスポンサー様としてお名前をご紹介いたします。 また、チャンネルの概要欄にスポンサー様として記載させていただきます。
Cプラン 100,000円
Youtubeでスポンサー様としてお名前と事業内容をご紹介いたします。 また、チャンネルの概要欄にスポンサー様として記載させていただきます。
ご支援の使い道
抗がん剤治療により、肌が真っ赤に荒れてしまったり髪の毛が抜けてしまったりと、人前に出られる状態ではなくなってしまっています。
まずはそのケアをして私自身が希望を持てるようになり、そこから希望を与えるための活動を広げていきたいと考えています。
治療の影響で10分も歩くと疲れて座らないとならない状態で、電車での移動は難しいのが現状です。多くの支援が集まった際には、車での移動のため軽自動車を購入させていただきます。
・医療用ウィッグ購入費用
・肌や口内炎のケア費用
・歯の治療費用
・体調管理に必要な備品やサポート費
・旅費(交通費・宿泊費)
・撮影・編集機材
・YouTube運営の費用
病と向き合いながら自力でできることには限界があります。どうか、皆さまのお力をお貸しください。
スケジュール
2025年
12月28日 プロジェクト終了
2026年
1月〜 自身のケア・配信準備開始、順次リターン実施
3月〜 配信開始、
最後に
がんと生きる——それは苦しく、孤独で、時に絶望しそうになる現実です。でも私は、それを「希望に変える旅」にしたいと思っています。
生きることの尊さを、歌うことの喜びを、誰かとつながることの温かさを一緒に感じ、分かち合ってくださる仲間を、心からお待ちしています。
どうぞ、応援よろしくお願いいたします。




コメント
もっと見る